Transport (トランスポー)
ニースの交通手段

交通手段について、これまでたくさんの質問を頂きました。簡単にですが、ニースの観光や生活で恐らくお目にかかると思われる交通手段についてまとめてみました。

＝陸路＝

1.徒歩

ニース市内の観光にはレンタカーを借りる必要はありません。道は混んでいるし、駐車するスペースはないし、地元民は運転のマナーが悪いし、路上荒らしもあるしと、むしろ心配なことばかりです。ニースの旧市街や街中の観光を決めた日は、車は置いて、歩いて周られることをお勧めします。

2.バス

Ligne d'Azur

（ニースのバス会社。WEBサイトは仏、英、独、伊。）

ニースは地盤の関係で地下鉄がありません。トラムが開通しましたが、まだ一本だけなので、ニース中心街以外へ行くときはやっぱりバスが便利。バスとトラムは共通券で、お互い乗換えをすることもできます。ガンガンに乗る予定の方は1日券がお勧め。また、空港バスを利用すると、バス＆トラムの1日券がくっついてきます。こちらもお得です。

一つだけ要注意。ニースのバスは夜遅くまで運行しません。ほとんどのバスが午後8時台に終了します。その後はNOCTAMBUSというバスが30分おきに出ているのですが、路線が4つしかなく、昼間のバスと番号も変わってしまいます。NOCTAMBUSに乗ってみたい方は、あらかじめ上記のWEBサイトか、オフィスでチェックされることをお勧めします。

市内のバスの乗り方

運転手さんにお金を渡し、チケットをもらいます。入ってすぐにある刻印機にチケットを入れます。（これをやっておかないと検札の人が来た時に罰金を課せられます。）74分以内なら、無料乗り換えが1回できます。ただし、往復するための戻りはダメで、純粋に乗り換えのみです。ご注意を。

時刻表の読み方

時刻表に出ている時間は始発地点の出発時間です！始発地点から出発の場合は問題ありませんが、そうでない場合は自分で計算する必要があります。時刻表の右側に停留所間の平均走行時間が出ているので、出発時間にそれを足したものが通過時間となります。ご注意下さいね。（道路状態によって早かったり遅かったりするので、あまり当てにならないこともありますが。。（苦笑））ちなみに、時刻表は上から平日、真ん中が土曜日、一番下が日・祭日だったと思います。（みちえさん、アドバイスありがとうございました♪）

回数券の買い方

キオスクで買える回数券は10回乗れて10ユーロ。複数の人が使えることができるカードなので、便利ですよー。私がよく行くのは歩行者天国の入口近くのアーケードにあるLigne d'Azurのオフィスなのですが、トラム開通で停留所の自動販売機でもカードが買えるようになったので、これからは自動販売機で購入することが増えそうです。（トラムの自動販売機ではトラム・バスの共通1日券や7日券も買えますが、お札が使えません！コインかカードのみなのでご注意下さい。）

皆さんからのご報告

●あっこさんより(2008年5月)
..... 今回は空港で「Pass 7 jours」を購入して使い倒しました。トラムもバスも使えるので、本当に便利ですね。平日は本数も多いし、バスターミナルや国鉄駅までなどに行くのにも 使いました。ただ、いつ乗っても混んでます（笑）。４日くらいの滞在でも、空港バスを往復使われるのであれば「Pass 7 jours」がお得でいいと思います。　

●tomotomoさんより（2011年9月）
..... ニース空港で７日間乗り放題のパス（15ユーロ）を購入し、トラムもバスも乗りまくり。エズ・マントン・チュルビー・モナコ・ヴァンスに行きました。このパスは100番マントン→ニース、116番ニース→チュルビー、114番チュルビー→モナコは対象外で別途１ユーロ払いましたが、空港の往復とバス停までのトラムにもがんがん乗れるのですごくお得だと思いました。

3.長距離バス

昔からの長距離バスターミナル、2011年1月にクローズしました。今後はニース東部とニース西部に一つずつバスターミナルが設置され、そこからトラムに乗って中心街に入るようになります。と言っても、トラム同様、工事は数年に渡ると思われます。その間、長距離バスの発着所はニース市内に点在されます。ご注意下さい。（→長距離バスターミナルの移動に伴い、「ニースの長距離バスターミナル」というページを作りました。詳しい情報はそちらをご覧下さい。）

1日券や7日券が使えるところと、使えないところがあります。Ligne d'Azurのオフィスや長距離バスターミナルに路面図入りのパンフレットが置いてあると思うので、手に入れておくと便利かもしれません。

皆さんからのご報告

meggyさんより(2009年9月)

.....2009年9月12日から約１週間ニースとその周辺を旅行して昨日帰国しました。HP中に「サンポールへのバスは行きは一日券（あるいは７日券）が使えるが帰りは使えなかった。ヴァンスからの帰りは使えた」との記述がありました。私はフランス語はわからないのですが、以下私なりに解明（おそらくこうであろうという推測）をお伝えします。
　バスの一日券を発行しているのは、Ligne d'Azurというバス会社ですが、ヴァンス行きの400番のバスはこの会社とTAMという会社の共同運行です。TAMのHPからダウンロードできる路線図を見ると、ニースからカーニュ・シュール・メールまでとヴァンスはLigne d'Azurの運賃が適用されますが、カーニュ・シュール・メールからサンポールまでの区間から乗る場合は、TAMの運賃が適用されるようです。従って、サンポールから乗る場合はLigne d'Azurの一日券は使用できず、ヴァンスから乗る場合は使用できることになります。（ちなみに、ヴァンス発ニース行の94番のバスにスーツケースを持って乗り込もうとしたところ、「これは急行だからスーツケース持込はできない。400番に乗りなさい」と言われました。乗客のおじさんも英語でそう説明してくれたので、運転手の気まぐれではないと思います。また、スーツケースの持込みは大きさに応じ1ユーロ・または5ユーロかかります。）
　同様に100番のバスも、モナコ-マントン間から乗る場合は、Ligne d'Azurの運賃は適用されないようです。
一方、エズ村行きの112番のバスはTAMにより運行されていますが、Ligne d'Azurの運賃が適用される（＝一日券が使用できる）、とLigne d'AzurのHPからダウンロードできる時刻表に記載されていました。と、路線によってケースバイケースのようですが、何れにせよ片道１ユーロなので、旅行中はありがたく路線バスを何度も利用させていただきました。

モリムーさんより(2009年9月)

.....長距離バスの1ユーロルートについてご報告します。ここのReseau Ligne d’Azur のPDFを開くと、左上にバスのNo.がずらーっと並んでいるのですが、その下に「Lignes TAM acceptant la tarification Ligne d'Azur」という小さい一覧がありまして、ここに出ているのが１ユーロで行ける範囲みたいです。路線図と合わせて見ると、とても活用し易いと思います。「このラインはここまでだったら1ユーロなんだなー」って感じで。
　それにしても、ヴァンスへはサンポールドヴァンスを通り越して行くのに、何故ヴァンスが１ユーロで、サンポールが1ユーロじゃないのかが不思議です。でも、ニースに初めて行く方はこの範囲内で観光する事も多いと思うので、知っていたら安くて便利に使えて良いですよね。

C.Nさんより(2008年11月)

.....ニース以外は、のんびりバス旅行で、モナコ・マントン・カンヌ・アンチーブ・エズ・ビルフランシュシュルメールに行ってきました。全て、１ユーロ、往復しても２ユーロ。すばらしい！ニースからアンチーブは１時間半、カンヌまでは2時間かかりました。バスは、観光局で時刻表をもらっておいたのですが、バスターミナルででも時刻は確認した方が良いと思います。エズに行くとき、乗ろうと予定していたバスが時刻表と異なっていたので。。。

4.電車（SNCF)

ストや遅れが恐いものの、電車はやはり速いです。ニースからのお勧めはカンヌやマントン、ヴィルフランシュなど。モナコも電車で行った方が時間の節約になります。子供は3才までが無料で、有料になるのは4才からです。子連れの方は料金が25％オフになったりするので、窓口で子供を見せつつ頼んでみてください。一駅だと割引はないのですが、遠出をした時の25％は結構大きいですよー。

フランス語でコミュニケーションを取る自信がない方は、以下の文を書き写して窓口の人に見せると良いかも。「子供を連れています。」という意味のフランス語です。「Je suis accompagné(e) d'un enfant.」

その後「お子さんは何才ですか？」と聞かれると思うので、答えられる人は数字で、答えられない人は指で示して教えてあげましょう。

エズは無人駅です。自動発券機があるので心配はないと思いますが、心配な方は往復切符を買っておいた方が良いかもしれません。お札は使えないので小銭が必須。もしくはカード支払い。心配な方は往復切符を買っておくとよいでしょう。

自動発券機の使い方（2005年。kosuke君＆Tさん、ありがとう！）

.....使うのは「ボタン」と「スクロール用のハンドル(と呼ぶのかな)」のみ。
1) 目的地の選択。画面左に主要駅名が書いてあるので、そこでスクロールをまわし、駅を選びます。もしリストになければ、「autre destination」を選んで、アルファベットの頭文字を選ぶ画面にいき、Vで始まる駅名の場合はVをえらんでボタンを押す。すると、Vで始まる駅リストがでてきますので、スクロールして選択。

2) 目的地→割引の種類（割引がない人はplein tarifを選ぶ)→片道（aller simple）か往復か（aller retour）→チケットのクラス（1等か2等か）→乗車日

(もしかしたら順番が前後しているかも。。)
3) 次の画面でチケットの印刷イメージがでてきます。そこで枚数の指定。
4) いよいよ支払いです。お札が使えないのでご注意。また、カードもフランスのものしか使えないし、カード自体使えないということもよくあるので、小銭をご用意のこと。

とにかく、くるくるまわす→ボタンを押して決定→次の選択肢→くるくる→決定
という順になっています。間違えたら、左にくるくるまわすと、どんどん戻っていきます。

プロヴァンス・アルプ・コートダジュール線.... ニースを走るフランス国鉄ローカル線のサイトです。最初の画面のフランス地図から南東部「PROVENCE ALPES COTE D'AZUR」をクリック。上にあるメニューの中から「TELECHARGEMENT FICHES HORAIRES」をクリックすると、電車の時刻表がダウンロードできます。半年に一回時刻表が変わりますのでご注意。英語のページは長距離線にしかまだ使えないような。。。


チケットについて　（2011年1月 penさんからのご報告）
．．．．．国鉄のチケットですが、窓口で買ったチケットは問題ないのですが、自動券売機で買ったものは時々改札の感度が悪く、なかなか反応しないこともあるそうです（地元の人に聞いたらそう教えてくれました。）。あきらめずに何度もトライしてみることが重要のようです。ちなみにモナコの駅で苦労していました。。。

5. レンタカー

ガイドブックにはあまり出ていない小さな村や、遠出をしたい時は車があると便利です。フランスなので左ハンドル、右側通行。優先は右側になります。マニュアル車が主流なので、レンタカーもオートマ車をリクエストしない限り、マニュアル車が出てくると思います。オートマ車希望の方は予めリクエストのこと。

フランスでは免許の書き換えがないので、ご老人でもゆうゆうと周りを見ずに運転したり、多少ぶつけても何も言われないのが安心ですが、その一方でニースの人の運転マナーの悪さはかなり有名です。例えば左折や右折をするのにウインカーをあげないとか。。。(汗)

車上荒らしがいますので、車内を出る時は絶対に貴重品を置いていかないようにして下さい。また、運転している時は必ずドアの鍵を閉めること。（→ニース観光情報「治安」をご参照ください。）

6. トラム（tramway)

2007年11月24日（土）にようやくトラムが開通しました。現在、ニース北部～メインストリート～ガリバルディ広場～ニース北東部というコース一本のみなのですが、これから少しずつ路線が増えて行くそうです。（このトラム工事に四年かかっているので、次の路線が出来るのはやはり四年後でしょうか。。。苦笑）

トラムの乗り方

停留所にある自動販売機で必要なチケットを購入。車内に乗ると刻印機があるのでそこにチケットを入れます。（これをやっておかないと検札の人が来た時に罰金を課せられます。）74分以内なら、無料乗り換えが何度でもできます。バスに移動するのも可。ただし、往復するための戻りはダメで、純粋に乗り換えのみです。ご注意下さい。

チケットの買い方

チケットは停留所にある自動販売機で購入できます。「SOLO」は一回券（2008年2月中旬、トラムもバス同様1ユーロに値下がりしました！）、「10 voyages」は10回乗れる回数券（複数人で使用可。10ユーロ）、空港バスの使用もできる「Pass 1 jour」は一日券（4ユーロ）、空港バスの使用もできる「Pass 7 jours」は七日券（15ユーロ）。カードでの支払いは2ユーロ以上から。パーキングとトラム往復がセットになったPARCAZUR（2ユーロ）というカードもあるのですが、詳細はまだ確認していません。（このカードを使って車をパーキングに停めてトラムに乗ると、パーキングが無料になるそうです。利用された方がいらっしゃいましたら、ご報告頂けるとうれしいです♪）

7. vélo bleu　（レンタル自転車）

パリのVelibに続き、ニースでは2009年の7月半ばからレンタル自転車のサービスが始まりました。市内90ヵ所に合計900台の自転車が設置されています。詳しい情報はコチラからどうぞ。（皆さんからのご報告もお待ちしております！）

8．タクシー

ニースのタクシーはものすご～く評判が悪いのですが、ニース市がこれではいけないということで、悪徳タクシー撲滅運動が繰り広げられています。そのせいか、最近はぼったくられたという話をあまり聞かなくなってきたのですが、まだ中には悪い人もたくさんいると思うので、タクシーに乗ったら、メーターから目を離さないようにしましょう。降りる時には必ず「ファクチュール、シル・ヴ・プレ」と請求書を頼むこと。

目安としては空港から街の中心まで40ユーロ前後、駅からマセナ広場まで20ユーロ前後だという話です。これは普通料金の値段なので、夜中や朝早くはもっと高くなると思います。また、その時の交通状況や、使う道、何人乗っているか、荷物の有無によっても値段が変わるので、あくまでも参考程度にどうぞ。ニースのタクシーの基本料金自体がフランスの他の街よりも高く設置されているんだそうです。それが既にぼったくりと地元民でさえ言ってますが苦笑）。だから、「ぼられた～！」と思っても、実は正規料金というケースも多々ある模様。

T.Sさんからのご報告（2004年5月）

.....ニースのタクシーはボラれることが多いと聞いていたので覚悟してたのですが、私たちは大丈夫でした。空港からホテル（ニース市内）まで乗ったのですが、ドライバーは女性で、多少は英語も通じました。金額も21ユーロ＋かばん代でした。（渋滞はしてません）。ニースに夜8時着の飛行機だったのですが、4月だと8時でもまだ明るく、全く不安はかんじられませんでした。

NKさんからのご報告（2012年5月）

.....空港からホテルまでのバスはわかりやすかったのですが、街中のバスはわかりにくかったです。また、時刻表通りにこないことが多く、ホテルの人が歩いてでもトラムの利用を薦めたのが良くわかりました。また、タクシーを2回使用したのですが、2回とも、まずメーターを開始したのを確認し、その後 メーターが普通に上がっていくのを見た後、そろそろ着きそうだな、というところで金額を確認して大体のお金を財布から取ろうとしている隙に運転手さんの手がメーターに行き、降りる直前になって、いきなり金額が上がっている、というパターンでした。最初は、ワインをマセナ広場近くで大量に買ったためタクシー を利用したところ、降りる直前まで5ユーロ位だったのが、着いた時に10ユーロでした。ドライバーの人に、こんなに近いのに！？という疑問をいうと、ミニマムチャージがあるんだ、ということでしたが、座席にはミニマムチャージは、6ユーロ位のような説明でした。また、同じパターンで、駅前から乗った時も降りる直前にメーターをチェックして10ユーロを用意していたところ、15ユーロにいきなりあがりました。どちらも、運転手さんの手がメーターにあったことがとても気になります。近い場所ですと嫌がられることもあることは理解していますが、今までの経験で南ヨーロッパの人はタクシーを頻繁に使うので、短距離でもOKと思ったのですが、私の思い違いだったのでしょうか？どちらにしろ、今度ニースに行く時には絶対にタクシーを利用しない方法にしたいです。一方、バスは結構な距離でも1ユーロとお得ですね！

＝空路＝

飛行機

フランス国内やヨーロッパの他の都市に移動する時に便利です。

格安飛行機のEasy Jetが大人気。我が家でもロンドンとパリに行くのに利用しましたが、いたって普通の機体だったし、スタッフの方達も感じが良かったし、なんと言っても値段が気に入りました。安い分、座席指定がなかったり（早いもの順）、ドリンクサービスがなかったりしますが、フライト時間が短いので全然気になりませんでした。（ドリンクや軽食は有料で頼めます。）

ただ何人かの友人の話によると、フライトがものすごく遅れる時があること、またチェックイン・タイムにものすごく厳しいと言う話です。数分の遅れでも認めてもらえないとか。そのため、Easy Jetを使って、その後別の航空会社の便に乗り換えると言うことはあまりお勧めしません。

Easy Jetのサイト
http://www.easyjet.com サイトは英語、仏語を初めとした、ヨーロッパの数ヶ国語言語で対応。チケットはWEB販売のみという話です。チケットの発送はなく、出発日にカウンターに行って、予約番号とパスポートを見せると言うシステム。初めての時は不安だったけど至ってスムーズでしたのでどうぞご心配なく。国内便でも子供のパスポート（身分証明書）が必要ですのでご注意を。

皆さんからのご報告

taokiさんより(2008年2月)　パリーニース間

.....2008年1月27日より、CDG空港のeasyjetのターミナルがＴ２－Ｂ２に変更になりました。又、Ｔ－１とＴ－２間はバスはなくなり、電車（無料）になっています。

ネコのコネコさんより(2007年12月)　パリーニース間

.....パリ空港のターミナル1、2、3の移動は、現在 CDGVALという無料の無人交通システムでの移動となっています。各停留所にはエレベーター、エスカレーターが備え付けられていますので、荷物を持っての移動でも心配ありません。

ターミナル1に到着の場合、荷物を受け取って到着出口を出て、36番のエレベーターで（2007年7月現在、出口左手前方の柱の後ろにあります）、商店階（Niveau boutiquaire）まで降りると、CDGVALの乗り場がすぐそばにあります。

　ターミナル2に到着の場合、RERとTGVの駅のそば（Niveau 4・駅へと降りる前です）に乗り場があります。（ターミナル2Fへの連絡通路のすぐそばですが、少しわかりにくいかもしれません。）

どちらの場合も、下車は2つ目の停留所、「Terminal 3, Roissypole」です。

仏語、英語の車内放送と車内案内表示があります。

出口は1つ（RERのCDG1の駅のすぐそばです）。出たら右のほうへと歩いていき、RERの駅の改札、切符売り場の前を通り過ぎると、右手に建物の外への出口があります。その出口を出て、左手にバスターミナル、右手に Hotel Ibis を見ながら、「Terminal 3」の案内表示にしたがって5分くらい歩いていくことになります。途中、横断歩道があり、それを渡って、トンネル（自動車専用道路の下）をくぐると、左に箱のような建物が見え、それがターミナル3です。

余談ではありますが、パリ市内からエールフランスのバスで空港へ移動なさる場

合、ターミナル1で下車、中のエレベーターで商店階まで降りて...というのが一番いいと思います。（運転手さんから、そうするように指示されたお客さんがいました。）

しま猫太さんより(2006年5月)　パリーニース間（ANAからの乗り換え）

.....プルニエの「交通」から情報を得て、EASY JETのサイトで予約。とても簡単。パリCDG（シャルル・ド・ゴール空港）19:30→ニース21:05。
　ANAの到着するTerminal1からTerminal3に移動。Terminal3へ入ると、航空会社のブースが並んでいます。このときEasy Jetのブースにいたお兄さんは、とても対応が親切で助けていただきました。チェックインカウンターは左側。31とか32だったと思います。長い列ができてました。なにせ、機内持ち込み荷物の規格の枠に、いちいち係員のお姉さんがカウンターから出てきて、荷物を突っ込んでみたりしているので、時間がかかるのです。。。
　予約番号とパスポートを見せると、チケットを渡されます。これにA,B,Cが手書きで書いてある場合は、バスに乗る順番のグループだそうです。（毎回あるわけではないらしいですが。）
　チケット・パスポートを見せ、セキュリティチェックを受けます。ベルトはカゴへ。全員体を丁寧にタッチされます。

　ゲート上部にバスに乗るグループ名が表示され、順に乗車。ゲートを出るとき、チケットとパスポートチェック。常連のおじさんは、運転手の横に立ち、私に「ここが一番だよ」と言ってて、到着すると飛行機に駆け込んで行きました。私も続きました。（そこまでしなくても良かったんですが。笑）。尚、飛行機の入り口でもチェックがあるので、チケットはしまわないこと。

　機内サービスは無いけど、短い時間なのでまったくOK。機体もきれいだし、着陸もお上手でした。夕暮れの海岸上空を、ぐーっと旋回していくときなんて感動ものでした！

＝海路＝

船

Trans Cote d'Azur Nice
Quai Lunel, Port de Nice
（イギリス人の散歩道を空港と逆側（東方面）にずっと歩いて行きます。大きな慰霊をやり過ごし、ニースの港が見えてきて、しばらくすると右側にあります。マセナ広場の辺りから徒歩で15～20分位でしょうか。）
Tel.04.92.00.42.30
http://www.trans-cote-azur.com/（仏語・英語・伊語）

もくさんからのお勧めです(2004年7月)　

...ニースであまりガイドブックに書いていないおすすめが、ニース発午前9時のサントロペ行きの船です。 ガイドではサンラファエルまで鉄道で行って、そこから 船かバスとあるんですが、それだと片道4時間はかかります。ニース発の船では片道2時間半でサントロペに着き、 現地の滞在時間も5時間くらいあったので町を観光するには十分で、スノッブな雰囲気を楽しんできました。
私達はラッキーなことに、当日港に行ってチケットが買えましたが、結構人気なようで、ほぼ満員でした。予約しといた方が無難かもしれません。 といっても、半数の人は途中にある鉄仮面の島（Saint Margurite島） 降りてしまい、その後、カンヌでおなじ位の人が乗ってきました。従って、ニース－鉄仮面の島－カンヌーサントロペという 経路で運行していました。 海からみるコートダジュールの各都市の様子もまた格別 ですし、なんといっても海風にあたって爽やかなのが良かったです。
　サントロペでは、ブリジット・バルドーが取り巻き達と飲んだくれていたというカフェで昼食を取り、たくさんあった土産物屋を 冷やかしたりして過ごしました。スノッブを気取って サンダル履きで行ったのですが、結構山坂があって、足が痛くなってしまったので、靴の方が良いかもしれません。

船の詳しい情報は「遊覧船」のページ、プチトラン、2階建て観光バスの情報は「観光用乗りもの」のページでご覧下さい。