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ニースのカレンダー

ニースは夏でも朝晩は比較的涼しいので過ごしやすく、冬はヨーロッパの中でも温暖な方に入るのですが、日本と同じように四季があります。このページでは、ニースでの一週間と一年、四季について簡単にご紹介します。私が普段している服装の説明もありますので、よかったらご旅行の目安にご一読ください。


(南仏のシンボル的存在のミモザの花。
毎年1月中旬位から3月上旬頃まで開花します。)


ニースの一週間

日曜日は定休日のお店が多いのでご注意下さい。スーパーなどもクリスマス前など特別な時期をのぞいては日曜日はお休みになります。学校や銀行や公共の機関では、木曜日が祝日の場合、PONT(ポン)と言って、金曜日もお休みにして土日と4連休にします。このシステムで休みになるお店もあります。同様に、火曜日が祝日の場合は月曜日がお休みになることもあります。観光地なのでレストランやおみやげ屋さんはいつでもどこかしらは必ず開いていることと思います。ご心配はありませんよー!

月曜日

市場は全てお休みです。旧市街の市場には代わりにアンティ-クの市場が立ちます。
お店や美容院、レストランもお休みのところが多いので要注意。

火曜日

平常。

水曜日

平常。学校がお休みのところが多いので、街中や公園では、子供や中・高校生の姿が多く見受けられます。
そのせいか、時々水曜日が定休のレストランもあります。

木曜日

平常。

金曜日

平常。夕方に少し道路が混雑する時があります。

土曜日

週末ですが、お店やレストランはほとんど開いています。
土曜日の午後は買い物する人でスーパーもデパートもごった返します。
夜はレストランが混むので、早目に行くか、予約をした方が無難かもしれません。

日曜日

お店が閉まる日曜日です。
それでも、シーズン中の7,8月は日曜日も開けるというおみやげ屋さんがたくさんあります。
一般の店は、夏でも残念ながら日曜日はお休みです。それどころか、夏は一ヶ月位閉めてしまうお店も。。。
市場は立つので、午前中の観光にお勧めです。レストランはお昼は開いていても、
夜は閉まるというところが多いので事前に聞いてみると良いでしょう。
毎月第一日曜日はシャガール美術館が無料になります。


ニースの四季

ニースには日本と同じように四季があります。常夏だと思われている方も多いのですが、ヨーロッパ大陸に位置するので、冬は寒いです。ご注意下さい。以下、ふと思ったことをまとめてみます。皆さんからのご意見やアドバイスもお待ちしております。

意外と太陽の光が強いです。紫外線が気になる方は、日焼け止めクリームや帽子といった日焼け防止グッズをどうぞお忘れなく。朝晩と日中の間の温度差が激しいので、脱ぎ着が楽で、温度調節が取りやすい服がお勧めです。ニースにも花粉があります。花粉症の方は普段飲んでいらっしゃる薬を持ってこられた方が良いと思います。5月は毎年雨が比較的多いような気がします。 →鼻のケア製品情報

太陽の光がとっても強いです!小さなお子様連れの方は、正午から午後2時までは室内で過ごすようにスケジュールを立てましょう。この時間帯、子連れで海辺にいるのは厳禁!大人も子供も脱水症状を起こしやすくなります。のどが渇いていなくてもまめに水分補給をするように心がけましょう。日射病にもお気をつけ下さい。たくさん注意することはありますが、カラッとしていて過ごしやすい夏です。暑いなと思ったら木陰を見つけて休憩しましょう。風がそよそよ吹いていい気持ちです。冷房の効いたデパートやお店で休憩するのも一案です。 →サンケア製品情報

9月はまだ夏のような感じです。暖かい日は長く続きますが、夕方になると冷え込んできます。羽織れるものを1枚持っていると便利。10月中旬から11月にかけて雨が降る事が多いです。 →インスタントのご飯や麺類

温暖な冬です。雪が降るのは数年に一回しかありません。それでもここはヨーロッパ。南国ではありません。冬支度がやはり必要です。車で1時間半も北上すればスキー場がたくさんあります。1月は海が一番きれいに見えるとか。日本に比べるとかなり乾燥しているので、気になる方は保湿ケア製品やハンドクリームをご持参下さい。 →保湿製品情報


ニースの12ヶ月

ニースを始めとしてコートダジュールでは、夏は海があり、冬は比較的温暖という風に、一年中魅力的な場所ですが、私のお勧めは6月と9月。海で泳げるし、観光客もあまり多くないので快適な季節を思いきり楽しめます。質問が多いので新しく洋服の目安も加えることにしました。あくまでも参考程度にお考え下さいね。というのは、気候は毎年同じとは限らないし、暑がりの人もいれば、寒がりの人もいます。当たり前のことだけど、個人差がありますので。。。

1月
1月1日(祭日)ホテル以外のほとんど全てのお店やレストランが閉まるのでご注意下さい。公共交通機関も大幅にカットされます。オペラ座では毎年恒例の新年のコンサートが開かれます。1月上旬から冬のバーゲンが始まります。

毎年1月下旬にモナコ界隈で、モンテカルロラリーというレースが開催されます。最終日は衛兵の交代式が中止になるらしいので、その辺りにご旅行される予定の方は、検索などで事前にラリーの日程をチェックのほど。(Oiさん、ご報告ありがとう!)

私が普段着ている洋服

長袖Tシャツ、セーター、コート。お昼に天気が良いとコートを脱ぐときもあります。朝・晩はかなり冷え込むので、手袋があった方が安心かも。マフラーはお好みで。ときどき寒波が訪れることもあるので、しっかり冬の支度をされておくと心配がないでしょう。(2005年は雪が何度も降る激寒でした。事前に天気予報で気温をチェックしておいて下さい。洋服に貼るタイプの簡易カイロがあると便利です!)
2月
ニースのカーニバルです。(大体、2月の上旬から謝肉祭の火曜日の週の木曜日まで(2月下旬か3月上旬)という感じで開催されることが多いのですが、毎年変わるので要チェック!)。この時期は世界中から観光客が集まってくるので、どうぞホテルの予約はお早めに。カーニバルの最終日が雨の場合、お約束の花火は翌日に持ち越されるようです。マントンのレモン祭りも大体同じ日程。この時期はあちこちで色々なお祭りが開かれて華やかになります。

私が普段着ている洋服

長袖Tシャツ、セーター、コート。お昼に天気が良いとコートを脱ぐときもあります。カーニバルの辺りは、春のような気候でシャツ一枚でいられる時もありますが、急に冬に逆戻りしたかのような寒さになったりもするので、カーディガンなど温度調節がしやすい服装が便利です。(2005年は雪が何度も降る激寒でした。事前に天気予報で気温をチェックしておいて下さい。洋服に貼るタイプの簡易カイロがあると便利です!)

参考「ニースのカーニバル」「マントンのレモン祭り
3月

特に祭日も行事もありません。卒業旅行や春休みの日本人学生達で街が混み合う時期です。航空券は早めに入手した方がよいでしょう。毎年、「Mars aux Musees」という運動の一環で、三月の一ヶ月間はコートダジュールの県営、市営の美術館なら26歳以下の若者や学生に限り無料で見学をすることができます。

Shigeさんからのご報告(2006年3月)

.....現地の天候は全般的に変わりやすかったです。そのなかでも1日快晴の日がありエズに行きました。

Shigeさんのご報告で思い出しましたが、3月は天候が変わりやすいことで有名です。夏のように暑いと思えば、冬に逆戻りの寒さだったりと、不安定なお天気が続き、風邪などが流行りやすい時期です。小さなお子さんや年配の方には、飲みなれた風邪薬をご持参されることをおすすめします。

私が普段着ている洋服

晴れているかいないかで温度がかなり変わるので、2月同様、温度調節がしやすい服装が便利かと思われます。朝晩は寒いけど、もう冬物のコートを着るほどではありません。Gジャンや春もののジャケット、もしくはセーターで十分でしょう。花粉症がある人はつるつるした素材のウインドブレーカーが重宝するかも。

参考「トゥーレット・シュー・ルーのすみれ祭り
4月
イースターのお休みには、世界中から(特にヨーロッパから)観光客が来ますので、ホテルの予約はお早めに。浜辺でのんびりすることが出来始める良い季節です。

私が普段着ている洋服

その年によって違いますが、2002年は途中で冬に逆戻りしたかのような寒さになりました。家の中で暖房をつけたり、冬物のコートを着ていた人もいたほど。ただ、晴れて太陽が出るとやっぱり暑くて、日中はシャツ一枚とか、Tシャツでも大丈夫です。持っていく洋服に一番苦労する時期かもしれません。晴れているかいないかで温度がかなり変わるので、2月同様温度調節がしやすい服装が便利かと思われます。朝・晩はやっぱりまだ寒いです。
5月
祝日が多い月です。特に5月1日(祭日)メーデーはほとんど全てのお店やレストランが閉まり、街がゴーストタウンと化します。公共交通機関も最低サービスしかしないので要注意です。街中では労働組合のデモに当たるかもしれませんが、特に危ないことはありません。また、5月8日も第二次世界大戦終戦記念日。祭日なのでお店は閉まります。カンヌ映画祭、モナコF1グランプリが開催される時期はニースの空港やホテルも、ものすごく混みあいます。予約はお早めに!

私が普段着ている洋服

雨が降ったかと思えば急に天気が良くなったりと、毎年不安定な天気が多い5月です。晴れている場合は半袖や七分袖のTシャツ一枚で大丈夫なのですが、ちょっと日陰に入るとGジャンとかカーディガンといった上着の必要をやっぱり感じます。気温の変化が激しいので、脱ぎ着が簡単なものが好ましいでしょう。晴れるときは夏日のように太陽が強くなりますが、5月は昔から雨が多い月とされています。雨具は必ずご持参下さい。快晴が続けば海で泳いでもよいかもしれません。泳いでみたい方は水着をお忘れなく!

参考「ニースの5月祭り
6月
5月の終わりか6月の頭の月曜日がカトリック系の行事(聖霊降臨の月曜日)で祭日になります。いよいよ海で泳げる時期なので、泳いでみたい方は水着をご持参下さい!ここ数年、ニースでは、ある日を境に一気に暑くなる傾向にあります。夏ばて、気温差から来る疲れに要注意です!

私が普段着ている洋服

夏が始まります!太陽がまぶしい上に、じわじわと肌を刺すので、紫外線対策はどうぞお忘れなく!帽子、サングラスも必須アイテムです。朝・晩は涼しいこともあるので、軽い上着があると良いと思いますが、日中は半袖、もしくはノースリーブ、ボトムはスカートやショートパンツを着ています。(午前中や夕方以降はジーンズやパンツを履くことも。)
7月
7月14日(祭日)革命記念日。お店は閉まります。夜に浜辺で花火が上がります。この日を皮切りにニースの観光ハイシーズンがスタートします。海もレストランもどこもかしこも、ものすごい人となります。暑い!モナコとカンヌで毎年国際花火大会が開催されます。とても素敵だという話です。ニースでは、ジャズ・フェスティバルが約1週間に渡ってシミエの公園で開催されます。豪華多彩なミュージシャンが参加。ジュアン・レパンでは更に本格的なジャズ・フェスティバルが行われます。

私が普段着ている洋服

夏です!暑いです!風通しいの良い夏服を着ましょう。水着の用意だけでなく、サングラスや帽子、日焼け止めクリームもお忘れなく。朝・晩は涼しいこともあるので、ちょっとはおれるものが一枚あると便利でしょう。バーゲンの時期なので、足りないものは買い足してもいいですね。
8月
観光客が多くてにぎやかな1ヶ月です。8月15日(祭日)は聖母マリア被昇天の祝日。ハイシーズンだからお土産屋やレストランは開いていると思うけど、一般のお店はお休みです。夜には革命記念日より盛大な花火が上がります。この日を境に、少しずつ暑さが和らいでくるのが定番。観光客も少しずつ減っていきます。8月後半は雷が鳴り、お天気雨が降ることもあります。

mintさんからのご報告(2006年8月)

..... ニースは8/15でも開いているお店が多いですね。
モノプリもギャラリーラファイエットも20時まで開いていたし、CAP3000にも行けました。旧市街も開いているお店の方が多く、安心して買い物を楽しめました。

私が普段着ている洋服

7月とほぼ同じですが、7月より暑さが少し和らぐような気がします。8月後半は太陽が出ないと涼しいこともあり、かと思えば真夏のように暑い日もあり、洋服選びに困る季節。両方に対応できるような洋服選ぶがお勧めです。
9月
学校の新学期がスタートするので、第2週目位から観光客の数がぐっと減ります。9月中旬位までは海で泳げる日も多いです。

私が普段着ている洋服

9月上旬は夏のようなものですが、雨が降って肌寒いこともあります。朝・晩はだいぶ涼しいので、カーディガンなど簡単に脱ぎ着できる上着があると便利かも。
10月
特に祭日も行事もなし。まだまだ温暖な日が続きます。10月の最終週から10日ほど学校がお休みになるので(Touissant(トゥッサン)という日本のお盆のようなものです。)、そのあたりは少し混むかもしれません。

私が普段着ている洋服

2002年10月はよく雨が降りました。晴れていれば、海で泳いでいる人もいるくらい日中は暖かいのですが(半袖で過ごせることも多々あります。)、太陽が隠れると途端に寒くなります。雨の日はセーターに厚手のジャケットということもありました。朝・晩は結構冷え込みますが、お店やレストランの中は暖かいことも多いので、厚手のジャケットが1枚あると調節できて便利かも。9月に引き続き、脱ぎ着しやすい洋服が便利かと思われます。
11月
11月も祭日が多い月です。11月1日(祭日)万聖節。お墓に菊を供える習慣があるため、花屋では菊がたくさん売られています。11月11日(祭日)第一次世界大戦終戦記念日。お店やレストランが閉まります。観光的にはローシーズンらしく、旧市街などではこの時期にお休みを取るお店が結構あります。

私が普段着ている洋服

お義父さんの話によると11月は雨が多い月だとか。晴れていれば日中は半袖で過ごせる年もありますが、雨だと冬支度が必要です。10月同様、朝・晩は結構冷え込みますが、お店やレストランの中は暖かいことも多いので、調節しやすい服装が便利でしょう。雨具はお忘れなく。
12月
12月に入ると街に少しずつクリスマスの飾りが始まり、マセナ広場には早くもカーニバルに使うイルミネーションが光り始めます。12月中旬からクリスマスまでは、プレゼントを買う人たちで街がごった返します。どのお店も混むと思うので、朝早い時間に行くのがいいかも。パーキングが全て満車なんてこともザラなんですよ・・(汗)。クリスマスからお正月にかけては日曜日を返上して開いている店が結構あるようです。12月24日の夜にクリスマスを祝う家庭が多いことから、この日の夜は開いていないレストランも結構ありますが、クリスマス特別メニューのみという感じで開けるお店もたくさんあります。要チェックのこと。12月25日(祭日)クリスマス当日はホテル以外はお店もレストランも閉まり、街がガランとします。公共交通機関も最低サービスのみなのでご注意下さい。ニースでは、マセナ広場にスケートリンクなどもあるクリスマス村が立ちます。また、アクロポリス国際会議場の方には移動遊園地が出来ます。クリスマス前後がニースが一年で一番寒くなる時期と言われているようです。湿気があるからかな。防寒グッズをオススメします。(参考ページ・・「ニースのクリスマス」)

私が普段着ている洋服

長袖Tシャツ、セーター、コート。12月中旬以降は手袋やマフラーも必需。