赤ピーマンのマリネ


Poivrons à l’huile(ポアヴロン・ア・リュイ-ル)
赤ピーマンのマリネ


材料.....
赤ピーマン3~4個、にんにく2個、オリーブ油たくさん、塩少々、
サラダ油少々(ピーマンをオーブンで焼く時に使用)


作り方

1) オーブンを200℃にあたためておく。赤ピーマンは洗って、水気をとっておく。
にんにくは皮をむいてから芯をとり、みじん切りにして小皿に取っておく。

2) オーブンにいれるお皿に アルミホイルを 敷いて(きらきらする 方が上に)、
その上に 手で薄く油を塗った 赤ピーマンを乗せる。(油を塗ると 皮がはがれ やすいので、
くぼみのところにも 念入りに 塗ること。)

3) オーブンで 30分 焼いて、黒くなったり 膨らんで皮が はじけてきたら、
一旦 オーブンから取り出して 赤ピーマン を横にねかせる。
(大体上下が焼けているので、向きを変えるのです。)とっても 熱いので ご注意下さい。

4)向きを変えてから 20分位焼く。(皮が 膨らんできたら OKなので、15分くらい過ぎたら
時々焼け具合をチェックすること。)

5) 焼きあがった赤ピーマンは、するすると皮がおもしろいようにむけるんですよ。


フランス在住の方への裏技
.....オーブンから赤ピーマンを速攻でビニール袋に入れ(透明ビニールではなく、
スーパーの買い物袋)、ぎゅっと口を結びます。そのまま放っておくこと15分。
中を開けると、皮がおもしろいようにむけるのですよ!不思議~。
しかも、ピーマンの熱はだいぶ冷めているので次の作業もしやすいです。

ただ、私が使用しているスーパーのビニール袋はリサイクル仕様になっているので、
多少の熱には動じない代物です。このようなビニール袋が見つからない方は、
S&Rの母さんから下記に頂いたアイデアをご利用ください。

6) 皮を全部むいてから、縦に細切りする。幅は お好きなように。
私は いつも1~2センチ位に切ります。もちろん種は抜き取ること。


7)赤ピーマンは切りながら 深さがある お皿に並べていく。
一面が埋まったところで、にんにくのみじん切りを散りばめ、塩を軽く振る。


8) 赤ピーマンがなくなるまで、赤ピーマン、にんにく、塩の繰り返しを続け、
最後にオリーブ油 をひたひたにかける。少なくとも 半日は冷蔵庫に入れとくと
味が染みて おいしいですよ。(私は食べる前日に作ります。)


ニースの夏に欠かせない前菜です!赤ピーマンの甘いおいしさをたんと召し上がれ。
オーブンで焼くのと、皮をむくのが面倒くさそうだけど、オーブンはタイマーをつけておけばその間他のことができるし、皮は簡単にむけるんですよ。初めて作る時は赤ピーマン2個とにんにく1個で始めてみたらよいかもしれません。ちなみに、このレシピは黄色いピーマンにも応用できますが、緑のピーマンは甘くないので難しいかも。

お義父さんはこの赤ピーマンのマリネに ワイン・ビネガーを ふって食べるんですよー。油漬け アンチョビと一緒に食べる人もいます。サラダに 入れたり、ツナやアンチョビや 生ハム、バジルと言った具を 加えてから パスタに混ぜて食べてもおいしいですよね。残ったオリーブ油はサラダのドレッシングに二次利用しています。使いまわさないともったいですもんね(笑)。

皆さんからのアイデア

ビニール袋を使わずにピーマンの皮を簡単にむく方法
.....我が家は赤ピーマンのマリネが好きでよく作るんですが、ピーマンを焼いたあと、ふた付きの小さなお鍋等に入れ15分ほど入れておくだけでも綺麗にピーマンの皮がむけますよ。(小さなお椀にラップをかけても大丈夫でした。)そこにたまったピーマンエキス(?)をマリネ液に入れるとさらにおいしさアップ(ホントに!!!)です。TOMOさんのようなビニール袋をお持ちでない方、一度お試しください。(2003年8月S&Rの母さん)