新しいレストラン
ニース旧市街の新しいレストラン
長距離バスターミナルの向かいに、老舗の宝石店があったのですが、いつのまにかブラッスリーになっていました。雰囲気は良さそうだけど、広いテラス席と言い、ニース料理を謳ったコースと言い、観光客狙いのお店かなぁと思って、なかなか入る気になれませんでした。ニースのレストランは当たり外れが大きいし。。。
ところが、知り合いのピエールがこのお店のシェフをしていたんです。ビックリ!私がピエールに出会ったのは、彼がニース東部にあった幻の名店「50 (Cinquante=サンカント)」のシェフをしていた時代。ピエールの直球勝負かつ洗練された香りのするお料理のファンになり、毎週のようにお店へ通っていました。他の常連さんからピエールがミシュラン三つ星レストランで働いていたことを聞き、やっぱりね~と納得したほど素晴らしい料理人なのです。
そのピエールのお料理がまた食べれる!と言うことで、家族で行ってきました。メチャクチャ素敵!テラス席も、二階席も、ニースとは思えないほど落ち着いたインテリアです。(トイレも!笑)
便利な場所にあるし、ピエールが指揮を取るお料理は自信をもってオススメできるし、パティシエさんが経営に加わっているので、デザートは全部自家製。美食店かと思うほどの充実度です。ランチにも、午後のお茶タイムにも、夕方に一杯飲むときにも、ディナーにも、どんなシーンにも使えます。若い人中心のサービスも感じが良い人ばかりで、いつも楽しく過ごしてます。テーブルとテーブルの間が広いので、子連れでも心配ありません。皆さんも是非いらしてみて下さい!
Le Gaglio (ル・ガリオ)
2 PLACE SAINT-FRANCOIS 06300 NICE
Tel 04 93 85 42 13
http://www.restaurantgaglio.com/
毎日営業。
営業時間はランチ12時~14時半、ディナー19時~23時。
(ラストオーダーはそれぞれ閉店時間の1時間前位だと思います。)
14時半から19時までは食事はできませんがお店は開いていて、
自家製デザートでお茶したり、おつまみを食べながら
アペリティフ(食前酒)を飲むことは可能。
トラム「Cathedrale - Vieille Ville」下車。
ガリバルディ広場に向かって歩いていくと右側にあります。
長距離バスターミナルの真向かいにある角のお店です。
私達はいつもアラカルトで取ってますが、平日のランチコースは超お得。
また、土日もOKなニース料理のコース(前菜、メイン、デザート)は19ユーロ。
是非メニューをチェックしてみて下さいね!
2 PLACE SAINT-FRANCOIS 06300 NICE
Tel 04 93 85 42 13
http://www.restaurantgaglio.com/
毎日営業。
営業時間はランチ12時~14時半、ディナー19時~23時。
(ラストオーダーはそれぞれ閉店時間の1時間前位だと思います。)
14時半から19時までは食事はできませんがお店は開いていて、
自家製デザートでお茶したり、おつまみを食べながら
アペリティフ(食前酒)を飲むことは可能。
トラム「Cathedrale - Vieille Ville」下車。
ガリバルディ広場に向かって歩いていくと右側にあります。
長距離バスターミナルの真向かいにある角のお店です。
私達はいつもアラカルトで取ってますが、平日のランチコースは超お得。
また、土日もOKなニース料理のコース(前菜、メイン、デザート)は19ユーロ。
是非メニューをチェックしてみて下さいね!
お料理のご紹介
(夫と娘の定番になりつつあるXXLサイズのリブステーキ。豪快です!)
ニース料理のコース
前菜
ーAssortiment de toasts a la Provencale (プロヴァンス風トースト盛り合わせ)
ーSalade Nicoise (ニース風サラダ)
から一つチョイス
メイン
ーGnocchi frais au pistou (生パスタ(ニョッキ)のバジルソース)
-Filet de rouget poele a la Nicoise (ヒメジ(魚)のフィレ、ニース風ソテー)
から一つチョイス
デザート
ーTarte du jour (本日のタルト)
ーVerrine du jour (本日のガラス容器に入ったデザート(ムース、クリーム系))
前菜、メイン、デザートで19ユーロです。
平日のランチコース
Entree-Plat(前菜とメイン)、Plat-Dessert(メインとデザート)の二品で13,90ユーロ。
Entree - Plat - Dessert(前菜、メイン、デザート)の三品で17,90ユーロ。
お料理の質や量を考えると、かなりお得です!!!
一品料理
ピエールの素敵なお料理を少しずつここでご紹介していきたいと思っています。でも、何を頼んでもおいしいと思うので、気になるものがあったら是非トライしてみて下さい。尚、お料理は季節ごとに変わります。ここでご紹介しているものがメニューにない時もあるかもしれませんが、どうぞご了承下さい。ENTREES 前菜
Terrine de foie gras mi-cuit maison, chutney de mangues(長いのでテリーヌ・ドゥ・フォアグラでOK)...ニースでフォアグラ?・・・と思って、あまり期待していなかったんですが、なかなかおいしくてうれしい驚きでした。マンゴーのソースもバッチリ。オススメですョ!Salade Cesar (サラッドゥ・セザー)...シーザーズ・サラダです。こじんまりしてますが、一瞬ガッカリかもしれないんですが、鶏肉やベーコン、ゆで卵が入っているので、一品で栄養満点。アンチョビベースのソースが良い感じです。シーザーズ・サラダ好きの方は是非試してみて下さい。(でも、男性には少なすぎるかも!)
VIANDES 肉料理
Entrecôte XXL cuite à la plancha, sauce poivre ou gorgonzola(アントルコット・イクスイクスエル)...特大サイズのリブステーキです。ソースはペッパー(poivre=ポワーヴル)かゴルゴンゾーラ(gorgonzola=ゴーゴンゾラ)。わらじのように大きいので食べ応えあります。自家製ポテトフライ付。お肉をがっつり食べたい方に。Suprême de pintade farcie aux cèpes sauce "grand mère" (スプレーム・ドゥ・パンタード)...ほろほろ鳥のセップ茸詰め。クリーミーな「おばあちゃんの」ソース。夫が気に入って、一時期こればっかり頼んでいました。THEフランス料理という感じの一品です。
Tartare de boeuf(タルター・ドゥ・ブフ)...牛肉のタルタルステーキ。フライドポテトがついてきます。マイルドな調合。生肉に抵抗のない方、ユッケ好きの方は是非トライしてみて下さい。
Hamburger/Cheeseburger du Gaglio (チーズバーガー・デュ・ガリオ)...お友達オススメのガリオ特製チーズバーガー。がっつり系ながら、付け合わせがフライドポテトではなくパニス(ニース料理。フライドポテトに似てますが、ひよこ豆の粉で出来てます。)。感激。
Daube de joue de boeuf et ses raviolis nicois (長いので、ドーブ・エ・ラヴィオリでOK))...牛ほほ肉のドーブ(赤ワイン煮込み)。ラビオリと共にニース料理の大定番です。トロッと溶けるようなお肉が魅力。是非トライしてみて下さい!
Magret de canard au miel (マグレ・ドゥ・カナール・オ・ミエル)...鴨肉のハチミツソース。鴨肉と甘い味ってホント合いますよね。しかもコルシカ島のハチミツだったような。焼き加減、夫は「Rose(ロゼ)」と頼んでいました。一切れもらったのですが、絶妙なおいしさ。秋ならではのお料理なので是非!付け合せはポレンタです。
Saucisses perugines au vin rouge et echalotes (ソーシス・ペルジーヌ・オ・ヴァンルージュ・エ・エシャロット)...ニース名物の丸っこいソーセージ。冬場は赤ワインとエシャロットに込みです。夫も娘も私も大・大・大ファン。小さなココットにいくつかソーセージが入ってくるので、是非一皿頼んでみて下さい。付け合せはポレンタ。とうもろこしの粉で出来たピューレのような食べものなんですが、これも感激のおいしさです。ソースをかけてお召し上がり下さい。どっしり来るのでご注意を!(笑)
Saucisses perugines aux deux olives (ソーシス・ペルジーヌ・オー・ドゥー・ゾリーヴ)...2011年夏の新作?ソーセージ煮込みはグリーンオリーブとブラックオリーブ入り。個人的には冬の赤ワイン煮、春先の白ワイン&マスタード煮の方が好み。一人で一皿頼むと途中で飽きます(苦笑)。シェアする分には良いかも。
POISSONS 魚料理
Calamars, supions et poulpes a la Nicoise (カラマー・スピオン・エ・プルプ・ア・ラ・ニソワーズ)...ニース風イカとタコの煮込み。トマトと赤ワインベースのソースで、ニース特産の小さな黒オリーブも入ってます。栗曰くおばあちゃんの味。ほっこりと温かいお料理です。付け合せはゆでジャガイモ。PATES パスタ類
Risotto aux saint-jacques et a l'encre de seiche(リゾット・オー・サンジャック・エ・ランクル・ドゥ・セッシュ)...帆立貝のソテーが乗ったイカ墨の黒いリゾット。お米の感触と言い、味と言い、至福のひとときでした。Papardelle noires aux gambas et persil(パパーデル・ノワー・オー・ガンバ・エ・ペーシル)...2012年夏のお料理。黒い色をしたパッパルデッレというパスタにエビとミニトマトが入っています。ソースはオリーブオイルベースでパセリと多分ニンニクも少々。不思議とコクがあって飽きない味。パスタはきちんとアルデンテ。エビもプリプリ。また食べたいと思う一品です。
デザート
私的にはニースで一番です!高級ケーキ店のケーキ、高級レストランのデザートをはるかに超える素晴らしさ。全てパティシエさんによる手作りなので、その日によって置いてあるものが異なります。また、お値段もモノによって大幅に変わるのでご注意下さい。メニューを観察したところ、日替わりなのは、8ユーロのケーキが一種類、4,8ユーロのケーキが一種類、フルーツタルト。パンナコッタとマスカルポーネのクリームは、ソースや付け合わせが時々変わる感じ。それ以外のティラミス、フルーツサラダ、Moelleux au chocolat(チョコレートケーキ)、Creme de marron(マロンクリーム)などは常時品のようです。
(初めて見たケーキはMiroir(ミロワー=鏡)。可愛い色と形で即決。とってもおいしかったです♪)
Miroir (ミロワー)...オペラのフランボワーズ版?可愛いピンク色が光ります。ニースではなかなか出会わない洗練されたお味に大満足でした♪
Paris Brest (パリ・ブレスト)...夫沈黙。こんなにおいしいパリ・ブレストを食べるのは久しぶりだと唸ってました。以来、パリ・ブレストがあると、必ず頼むように。
Millefeuille (ミルフォイユ)...ミルフィーユ。夫が「またパリ・ブレストを!」と張り切っていた日はあいにくパリ・ブレストがなくて、代わりにミルフィーユを選んでいました。夫はミルフィーユ好きなので、かなりうるさいんですが、自家製の皮がサクサクで、とてもおいしかったそうです。
Eclair au chocolat (エクレー・オ・ショコラ)...チョコレートのエクレア。日本と違って、フランスのチョコレートエクレアは中のクリームもチョコレートです。ケーキの中でチョコレートエクレアが一番好きという娘が大絶賛していました。
Creme de mascarpone (クレーム・ドゥ・マスカーポーン)...マスカルポーネのクリーム、と言うかムース。最初に言ったときは、桃のコンフィ(Confit de peche)付きだったのですが、その次に行った時はベリーでした。サービスの女性からオススメされただけあって至福の味でした。
Fraisier (フレジエ)...8ユーロとデザートメニューの中では一番高かったんですが、かなりこじんまりしています。苺のショートケーキみたいなのを想像していたので一瞬ガッカリしたのですが、こんな上品なケーキはニースのレストランでは滅多に見かけないので、オーダーして良かったと思いました。
Caraibe (カライブ)...ピスタチオ入りの緑のスポンジケーキにトロピカルフルーツのムース(黄色)や白いクリームが挟まっていて、トップはパイナップルムース(黄色)。西洋すぐりの赤が光ります。ほうずきも食べれます。最初、ピスタチオ入りのスポンジケーキと聞いて、重いのかなぁと思いきや、全くそんなことはなくて、ぺロッと食べれてしまいました。夏らしい一品。
Pim's (ピムス)...Luというお菓子メーカーが出しているクッキーを思い出させるオレンジ入りのチョコレートムース。濃厚なチョコレートのムースの中に、オレンジの爽やかさが光ります。味もだけど、見かけもおしゃれ。(ちなみに、この日、夫はパリブレストを2つも食べました。笑)
Tarte tropezienne (タルト・トロペジエンヌ)...丸いブリオッシュ生地の中に固めのカスタードクリームっぽいクリームがサンドされたお菓子。サントロペ発祥なのでこの名前がついています。パティシエさんが作っているだけあって洗練されたお味。一番はやはり元祖のお店のものですが、ここのも決して悪くない。むしろ、ニースで食べた中では一番納得のものかも。
Macaron(マカロン)...巨大マカロン。ピエール・エルメのイスパハンを彷彿させるようなピンクのマカロンのときはおいしくてうれしかったけど、ペパーミントグリーンのを食べたときはイマイチでがっかり。このお店ではケーキの方が良いかもです!