パトリシアのクスクス


Couscous de Patricia(クスクス・ドゥ・パトリシア)
パトリシアのクスクス


材料(8人分).....
●野菜
 玉ねぎ2個、ズッキーニ3本、にんじん2本、かぶ3個、トマト3個
●お肉(アレンジ可能)
 鶏肉の手羽4本、胸肉4枚、仔羊の肩肉(ぶつ切り)350g、メルゲ-ズ(アラブ風の辛いソーセージ8本(仔羊を入れない場合は16本)
●スパイス
 RAS-EL-HANOT(ラ・エル・ハヌー)というクスクス用スパイス小さじ1杯(なければ、カイエンヌ・ペッパー小さじ1/2杯、カレー粉小さじ1/4杯、クミン・パウダー小さじ1/4杯で代用)、あれば粒のコリアンダー小さじ1杯、あればあればアリッサ(=ハリサ。辛い唐辛子のペースト)小さじ1杯
●クスクスのつぶつぶ
クスクス用セモリナを人数分(目安としては、2人分=コップ1/2杯)、オリーブオイル、バター、塩少々



作り方

1) 大鍋に油をひいて、子羊の肩肉を両面焼く。


2) 輪切りにした玉ねぎをフライパンでよく炒めてから、大鍋に入れる。
(仔羊を入れない場合は、いきなり大鍋で炒めてOK。)


3) にんじんは皮をむいて一口大に切ってから、フライパンでよく炒め、
大鍋に入れる。


3) ズッキーニは皮をむかず輪切り。フライパンでよく炒めてから大鍋に入れる。


4) かぶも皮をむいて一口大に切ってから、フライパンでよく炒め、大鍋に入れる。


5) 大鍋に水1,5リットルを入れる。ふたをして30分程煮る。


6) その間に鶏肉をフライパンで両面炒めて、お皿に取っておく。

7) トマト3個は皮をむいて賽の目に切っておく。
(熱湯を沸かし、トマトの後ろに十字の切れ目を入れてから熱湯に入れると、
すぐに皮がむけます。)


8) 30分たったら、大鍋にトマト、鶏肉、クスクス用スパイス小さじ1杯とお好みで
粒のコリアンダー小さじ1杯を入れてから、更に1時間ほど煮る。


・・・ここまでが前日に用意する分です!

当日の準備は、野菜とお肉の煮込みを温めながら、食べる直前に。

9)メルゲ-ズはあちこちフォークで差して穴を開け、食べる前に
油をひかないフライパンで焼き目をつける。


10) 熱湯を用意。クスクス用セモリナを人数分底が深い容器に入れ、
オリーブオイルを回しかけ(セモリナ1カップにつき大さじ1杯)、
バターを小さくちぎってところどころに置く。
(セモリナ1カップにつき10g位かな。お好みで増減して下さい。)
セモリナと同僚の熱湯をかけて、塩を振り、少し混ぜてからふたをして5分間待つ。


11)アリッサをクスクスのソースで溶かしたものを小鉢に入れる。


12) クスクス用セモリナの上に野菜、肉、ソースを盛り付けたその上に
直接辛いソーセージを盛り付ける。
お好みでアリッサの辛いソースをかけ、いっただきま~す!


冬になると無性に食べたくなるクスクス。材料さえ揃えば、意外に簡単にできるんですよ~。成功の秘訣は前日に煮込みを作ること。このレシピはお隣のパトリシアから教えてもらいました。一日寝かせると味が良くなります。ひよこ豆が手に入る人は150gを1時間下ゆでしてから (5) に加えてみてください(缶詰めのひよこ豆を使う場合は、 (9) に入れて下さい。)。お好みで干しレーズン50gをお湯に漬けて、お湯ごと全部 (8) に加えてもグー。「お肉がそろわない~!」という方は、とり肉だけでも大丈夫ですし、野菜だけのベジタリアン・クスクスもおいしいです。

みなさんからのご報告

marie-claireさんからのご報告(2009年2月)

.....クスクス美味しかったです!スパイスがそろわなかったので、マギーのクスクスキューブを使った超手抜きでしたが、ちゃんとあのエキゾチックな香りがしました。レーズンがとっても合いますね!

みみんさんからのご報告(2007年1月)

.....ネット検索して、本格的だけど一番作りやすそうな「プルニエ」のレシピを参考にしました。クスクスは、どう やらインドのカレーのように、家庭の数ほどレシピも存在するようですね。(メニューの選択は、「チュニジア旅行記」を読んでいるので無意識のうちにクスクスを欲していたのでしょう。いつかタコのクスクスにも挑戦していみたいです。)。私は仔羊が苦手なので、レシピのお肉の部分を省き、野菜だけで煮込んでみまし た。コクがなくなるか心配でしたが、一晩置いたのが効いたのか、やわらかいながらもしっかりした味になって良かったです。別途グリルしたお肉類をつけまし たが、違和感なく皆さん食べてくれました。良かった-。おいしいレシピをありがとうね!



メルゲーズが見つからない場合は、代わりにチョリゾーを使っても良いと思います。

クスクス

唐辛子やスパイスが入ったペースト
ハリサ(フランスではアリッサと呼ばれています。)