白いんげん豆のハーブ煮込み
Ragout de haricots blancs aux herbes
(ラグー・ドゥ・アリコ・ブラン・オー・ゼーブ)
白いんげん豆のハーブ煮込み
材料(6人分).....
乾燥白いんげん豆400g、玉ねぎ (中)2個、にんじん(中)2本、固形スープの素1個、ローリエ(月桂樹)の葉1枚、Herbe de Provence(エルブ・ド・プロヴァンス=ミックスハーブ)適量(なければ、タイム、オレガノ、ローズマリーを混ぜてひとつまみになるように)、オリーブ油 、塩、こしょう
作り方
1) 前の日の夜寝る前に乾燥白いんげん豆を戻す。大きなボールに豆を入れ、たくさんの水を加えて、そのまま置いておく。
2) 玉ねぎは粗みじん切りにする。ニンジンは皮をむいて、いちょう切りにする。
3) 鍋にオリーブ油を大さじ2杯入れて熱してからまず玉ねぎを入れる。
弱火から中火で炒め、しんなり透明になってきたらニンジンを入れ、
更に5分ほどよく炒める。
4) そこに水を切った白いんげん豆を入れて2、3分炒める。
5) かぶる位の水と、固形スープの素1個、ローリエ1枚、ミックスハーブを
ひとつまみ入れる。沸騰したらあくを取り、ふたをして弱火で1時間~1時間半煮る。
6) お豆が柔らかくなったら、塩、こしょうして出来上がり。
冬はよくお豆を食べる我が家なので、重宝しているレシピです。
寒い日にほくほくのお豆を食べると幸せな気分になるし、
シンプルなおいしさが気に入っています。
玉ねぎからなのか、にんじんからなのか、うっすら甘味が出る感じもグー。
(味が淡白すぎる!という方は玉ねぎを炒める時に、にんにく1個分のみじん切りを
加えても良いかもしれません。)
全てが細かく切ってあるので、子供にも取り分けできます。
残った汁ごとスープのように食べてもいいし、汁が嫌な人は豆だけすくって食べてもOK。
白いんげん豆はくせがないので、スープの具としてもありがたい存在です。
寝る前に戻しておけば、次の日の朝一番で調理できるので楽チン。
もちろん、朝一番に調理しなくても、全然問題はありません。
お肉類を入れたい!という方は、人数分のソーセージや鶏肉のささみなどを用意して、
フライパンに油をひいて焼いておきます。それを(4)に加えて一緒に煮込みましょう。
一口サイズに切ったベーコンを(3)で加えても合うと思います。
アクを取る時にハーブも一緒についてきてしまいます。
その際は取り除いた分足してもいいし、足さなくてもいいし、
その辺りはお好みで調節して下さいね。
皆さんからの報告&アイデア
1) ロンドンでお豆を買う場合
..... お豆の煮込み作りました。ロンドンだと白インゲンはButter beansかなあと思い、それとソーセージも炒めて作りましたが、お豆がとろっとしていて美味しかったです。ソーセージを入れると立派なメインになって、寒い冬の食卓にぴったりですね。今日は冷蔵庫にleek(フランスのポワロはこれでしょうか)があったので、玉ねぎの代わりにして、残ったbutter beansを使って作りました。お肉を抜くとさっぱりして、胃にも優しいので、具合が悪い時も美味しく頂けそうですね。スーパーでbutter beansの隣にharicot beansと言うのも先日発見したので次回はそれを使ってみようと思います。 (2004年1月ちびくろさんから) (…フランスのポワロ、leekでOKだと思いますよん。by TOMO).....haricot beansでも作ってみました。butter beansでも美味しかったけど、haricot beansの方が皮が柔らかくて、更に美味しいように思いました。豆も小さめで、TOMOさんの写真にもこっちの方が近いようです。(2004年3月ちびくろさんから)