動物園


Zoo(ゾー


(緑が多いサン・ジャン・カップ・フェラの動物園)


ニース近郊にある動物園は、入場料が高く、車がないと行きにくいところが多いのですが、自然に囲まれた動物に優しい環境をとなると、なかなか難しいのかなと思います。えさをあげられるところが多いので、子供も大喜び。大人も童心に返ります。楽しいですよ!(^ ^)


ニース近郊


Zoo du Cap Ferrat(カップフェラ動物園)

117, boulevard du General de Gaulle
Saint-Jean Cap Ferrat(サン・ジャン・カップ・フェラ)
http://www.zoocapferrat.com


2009年春現在
入場料.....大人15ユーロ、子供11ユーロ(3~10才)、3才未満の幼児は無料
開園時間.....午前9時半から午後5時半まで(夏は7時まで)


TOMO家ご用達の「動物に優しい動物園」です!
根本的に小型、中型動物しかいないし、自然を再現した檻なので、動物達が不幸せに見えません。
トラや豹は可哀相だなぁと思っていたんですが、サーカスの狭い檻に閉じ込められていたものや、
不法で飼われていたものを動物園が引き取ったのだそうで、それを聞いたら納得しました。
やぎの放牧コーナーがあるので、パンくずを持っていくのをお忘れなく。
それ以外の動物へは、入り口で売っているえさをどうぞ。
動物に喜ばれる果物を持参するのも手です♪

この動物園は、入場料が高いのがネックなのですが、
それは公的機関から援助を受けずに経営しているからなんです!
一歩中に入ると、動物にしろ、植物にしろ、本当によく管理が行き渡っているので、
高い入場料を払ってもその価値はある素敵な動物園だと私は思います。
遊具が置いてある公園コーナーもあるので、子供がエネルギーを発散することもできます。(笑)

残念なのは車でないと行けないこと。
サン・ジャン・カップ・フェラの半島に入っていき、「ZOO」という標識に従っていくとすぐに着きます。
大きな無料パーキングがあります。

園内のカフェテリアはオープンテラスでとても気持ちの良い場所です。
お値段も決して高くありません。パニーニや各種サラダなど軽食も食べれるし、お菓子やアイス、
冷たい飲み物や温かい飲み物などがそろっています。
園内にはピクニックコーナーも少しあるので、お弁当やおやつを持参するのも手だと思います。


毎週水曜日、土曜日、日曜日、祭日、また学校のお休み期間は午後に動物の餌付けを見ることができます。
午後2時半・・・ loutres カワウソ
午後3時半・・・ émeus エミュー
午後4時・・・lémuriens きつねザル
午後4時半・・・ ours 熊
午後5時・・・ pélicans ペリカン
午後5時半・・・ tigres トラ


2009年4月11日にイースターのイベントが行われます!
...入口で渡されるクイズに回答すると、チョコレートのお菓子がもらえたり、
レストラン横に設置されるヒヨコのコーナーで自由にヒヨコを触ったり。
エッグペイントやメーキャップのアトリエ、ジャグリングのパフォーマンスもあるそうです。


Jardin Animalier(モナコ動物園)

Terrasses de Fonvieille
Monaco(モナコ)


2009年春現在
入場料.....大人 4ユーロ、子供(8~14才)2ユーロ、8才未満は無料)

開園時間.....
+3月1日~5月31日...午前10時~午後12時、午後2時~6時
+6月1日~9月30日...午前9時~午後12時、午後2時~7時
+10月1日~2月28日...午前10時~午後12時、午後2時~5時
(チケット販売は午前、午後とも閉園時間の45分前に終了)

王宮に登る坂道には登らず、向かって右側に進んでいきます(ニース方面に戻る感じ)。
「Jardin Animalier」という標識に従ってエスカレーターを降りると左側に入り口があります。
王宮のすぐ下なんですよ!

初めてモナコ動物園を訪れた時は、「なんてひどい動物園なんだろう!」と
激しく憤慨したことを覚えています。セメントと鉄格子で作られただけの
小さなスペースに大型動物が閉じ込められていたから。
お金がある国でもこの程度なのね、とひどくがっかりして、
モナコに行くことすら嫌になってました。。。

それから5,6年してあやぴーが生まれ、更に数年後、再びこの動物園を訪れました。
相変わらずスペースは小さいままでしたが、いくつかの大型動物が姿を消し
(動物愛護団体からの抗議の声を汲み取り、他の動物園に移動させたという話)、
その代わり小型動物が増え、環境の改善がかなり見られました。
2004年に数年ぶりに行ってみたところ、更に良くなっていたような気がしたので、
プルニエでもご紹介することにしました。

まずは良心的な値段に感謝。
動物が身近に見れること、岩場の狭い土地が上手に区画されているので
のんびり散歩しながら鑑賞できること、海が目の前に見えることなど、
都会型動物園としては十分にその役割を果たしていると思います。
檻もだいぶ改善されていて、動物に優しい環境になってきましたよー。

入り口で動物にあげるクッキーを売っていますが、
野菜や果物、レタスの葉っぱなどを持参されると動物が喜びます。

入ってすぐのところにあるワオキツネザルはお母さんが小さな赤ちゃんを
抱っこしながら歩いてて、3匹のブタが同じように尻尾を振っていたり、
ワラビーが飛び跳ねながらエサを食べていたり、、と小型動物を間近で見れるので、
子供はもちろんのこと、大人も楽しめます。
トイレや遊具コーナー、食べものや飲み物が買える自動販売機あり。

海洋博物館と動物園のどっちか一つを選べと言われたら、
間違いなく海洋博物館を選びますが、時間に余裕がある方、
子供の放牧が必要な方にはお勧めです。
動物園の帰りには、エスカレーターを更に降りて右側の建物に入ると
有名なスーパー「カルフール」があるので、余力が残っている方はどうぞ。
ニースのカルフールとは客層も品揃えも違うという噂。。。


ニース市外

Parc zoologique de Frejus(フレジュス・アニマルパーク)

Le Capitou - route de Bonfin
Frejus(フレジュス)
http://www.zoo-frejus.com/


2009年春現在
入場料.....
大人 14ユーロ、子供(3~10才) 9,5ユーロ、3才未満は無料

開園時間.....
+6月1日~8月31日...午前10時~午後7時 (チケット販売は6時まで)、
+3月1日~5月31日、9月1日~10月31日... 午前10時~午後6時 (チケット販売は5時まで)、
+11月1日~2月28日...午前10時半~午後5時半 (チケット販売は4時半まで)


ニースから高速に乗ってカンヌ方向に向かいます。カンヌを過ぎて、次の料金所Frejus(フレジュス)で高速を降ります。「Parc zoologique」の看板に従って行くと5分で着きます。車以外では難いかもしれません。

20ヘクタールとサファリパークのように広い動物園です。
栗が子供の頃はサファリパークのコーナーが大部分だったとか。
水牛の地区は大して恐くないけど車での入場が義務付けられています。
それ以外の部分は柵の外から見学する動物園方式。
園内は車で周ることもできるし、結構ハードだけど歩いて周ることもできます。
パーキング近くにカフェや売店があります。トイレにおむつ替え台がないのが残念。

ここはゾウ、きりん、ライオン、トラ、水牛、しまうま、ラマなど大型動物が多いのが特徴。
一つ一つの動物の区域が広いので動物がのびのびとしていること、また自由にえさがあげられるのがうれしいです。
サルや、熱帯の鳥もたくさんいます。サルは動物のえさ(クッキー)よりも、パンやピーナッツの方が好きみたい。
のんびり周って3時間ほど。冬は閉園時間が早いし、外にずっといると寒いので、
気候が良い時期にいらっしゃることをお勧めします。



ページ最終更新日.....2009年3月24日