プロヴァンス生地
Tissu Provencal(ティスー・プロヴァンサル)- プロヴァンス生地
カラフルで明るい柄が多い南仏生地。日本ではなかなか手に入らず、値段も高いと聞いています。現地だと生地の種類も多いし、お店の人とやりとりしながら自分の目で選んで買うのが楽しいかと思います。手芸好きの方も、そうでない方も、興味があったら観光ついでにお店をのぞいてみては?
このページは北米在住のM.Yさんの報告から生まれました。ありがとうございます。これから、お店の名前や営業情報をチェックして、また、自分でも探しながら、少しずつリストに加えていく予定ですので、どうぞよろしくお願いします。
(プロヴァンスの伝統的なサントン人形と南仏生地の小物がきれいに陳列されたLe Chandelierのショーウインドー)
情報をご利用される方々へのお願い
お店の開店時間、定休日、バカンス休業時期などは更新した時点での情報です。
変更があるかもしれませんので、その点はどうぞご了承下さい。
このページは私が歩いて探しただけでなく、たくさんのお友達やニースを観光された方からの
ご報告で成り立っています。皆さんもご旅行中に素敵なお店に出会ったら、是非教えて下さい。
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ニース・旧市街
●Le Chandelier(ル・シャンドゥリエー)
7, rue de la Boucherierue du Marcheを北上すると左手にあります。
(ニース観光情報「旧市街の歩き方(2)」をご参照下さい。)
M.Yさんからのご紹介です。(2004年3月)
.....日本の雑誌でも読者からの紹介の形で取り上げられたことがあるお店のようです。Valdrome(ヴァルドローム)という会社の南仏生地で出来たものを多く取り扱っていますが、生地も販売しています。Valdromeがどういう会社なのか(いわゆるブランド品なのかどうか)、当方全く知識がないのでよく分からなかったのですが、Valdromeの生地は1メートル38ユーロと突出して高額でした。さすがに躊躇しましたが、ペーズリー柄を初めとして、細かめの美しい模様に一目ぼれし、姉の出産祝いも兼ねて、結果的に3種類のプリント生地を購入しました(当初の安上がりに済ませようという目的はここで完全に崩れ去ってしまいました・・・)。お店のマダムは英語はお話になりませんが、近くのマダムの知り合いのおじさんが通訳に来てくれました。なお、確かもう少し安めのプリント生地も置いてあったと思います。(TOMOより.....Valdromeは南仏生地ファンの間ではとても有名なマークで、素材、織り方、こだわりの模様などに定評があるそうです。)
ピッサラディエールさんからのご報告(2009年8月)
.....Le Chandelierさんに行ってきました。ニース旧市街には南仏生地の小物をあつかっているお店はたくさんあるのですが、こちらは、私のような素人目にもあきらかに素材のよさが際立っていました。地中海を思わせるあざやかなブルーの大中小の敷物(花瓶敷きなどに使える)を購入しましたが、「とってもきれい!」と母も大変喜んでいました。お値段的にはやはりお高めかもしれません。でもこの人には!という方へのお土産ならお勧めいたします。お店のマダムも親切で(実は購入するまで3日間かよった)「ありがとう、また来ていただいたのね。」と、にこやかに応対してくれました。
YUさんからのご報告(2012年4月)
.....Le ChandelierやActuelで南仏の布やグッズを買い込みました。同じ品物がどちらにもある場合は、前者の方はお値段がちょっと高めですね。でも、すてきな店頭のディスプレイを眺めたり、品物がきれいに並べられた店内で、気持ちよくお買い物をするならこちらが良いな、と思いました。ヴァルドロームの花瓶敷き?を買い、プレゼント用にラッピングしてもらいました。
●Actuel(アクチュエル)
1, rue du Pontinrue du Marcheに入って割とすぐ右側。
(こちらも、ニース観光情報「旧市街の歩き方(2)」をご参照下さい。)
外側に南仏生地やグッズ、エプロンなどがババーンと置かれているのですぐにわかると思います。倉庫みたいなお店なので入りにくいかもしれないけど大丈夫。私が行った時はお店の人が親切だった上に、何も買わなかったけど感じの良い対応だったので、また行こうと思ったお店です。
にっこさんからのご紹介です。(2004年4月)
.....母が遊びに来た時に、この「Actuel」という生地専門店でいろいろ買っていました。お店の中にもぎっしり商品が積み上げられていて、ガサガサ探すと掘り出し物(気に入った物)があってりして、楽しかったです。
ゆみさんからのご報告(2009年4月)
.....白と青のステキな模様のテーブルクロスを購入しました。12ユーロでした。安いですよね!Le Chandelierにも入りましたが、ヴァルドロームはやっぱり高かったです^^;。
ニース・歩行者天国界隈
●TOTO(トト)
32, 34, 36 rue de Franceマセナ広場から歩行者天国を最後まで進み、更にまっすぐ歩いて行くと右側にあります。小物を売っているお店と生地を売っているお店と確か2軒並んでいたと思うので、各自ご確認のこと。(入ってみればすぐわかるので、心配ないですよー!)
このお店以外に、メインストリートを北上して、鉄道の高架下をくぐったところにあるAvenue Malaussena(海を背中にして通りの右側)にも、お店があります。ここも小物のお店と生地のお店と二軒あるのでご注意を。
「南仏生地」のみの扱いではないんですが、とにかく生地が安く、品揃えが豊富なので、地元では有名なお店です。雑然としていますが、その分じっくり見れる雰囲気があります。ほしい生地が決まったら、お店の人に声をかけると生地を切ってくれます。言葉が通じなかった時は、メモとペンをもって、数字でコミュニケーションを取るといいかも!
カンヌ
●Cannolive(カンノリーヴ)
20, rue Venizelosカンヌ駅の近くです。駅を背中にして、右側に進み、Monoprixというスーパーをやり過ごすと、
すぐ隣にあります。
にっこさんからのご紹介です。(2004年8月)
.....見かけはお土産屋さんだけど、奥に布製品が沢山あります。マダムが3人くらいで店番をしているのですが、みなさんとても親切で、良いお店だと思います。
M.Yさんのプロヴァンス生地レポート(2004年3月)
南仏プリントの小物をたくさん見かけた私は、「布地を買って帰れば手芸好きな家族が何かしら作って楽しめるだろう+姉の出産も近いしベビー服なども作るだろう(本音:その方が安いだろう)」という貧乏くさい根性から布地を売ってくれるところを探し回りました。
お気に入りのお店「南仏のおみやげ屋」で紹介されていた歩行者天国にある小物のお店では、いずれも完成品のみで布は売っていないとのことでした。
仕方なく旧市街へ。TOMOさんが「旧市街の歩き方(2)」で紹介された裁判所近くからrue du Marcheを入ってしばらく道なりを歩くと右手に山のように商品を外に出している南仏生地やさんが見えます(すみません、名前がよく分かりません)。店内もものすごく雑然と商品が山済みになっているのですが、そこで布地を売っています。
なお、こちらの布地は日本と違い幅が1メートル60センチもあります。種類はそうたくさんありませんが細かめの柄のものがおいてあり目に止まったものがあったのでプリント生地を購入。1メートルあたり確か9.75ユーロくらいです(なお、後述のLe Chandelierを除き、旧市街界隈の布地の値段はおおむねメートル9.75ユーロ程度のようです)。
この他、TOMOさんお勧めのニースの屋台「ReneSocca」の斜め向かいにある南仏布地屋さんでもプリント生地を扱っており、こちらでは比較的大きな柄の布地がたくさんありました。
本当は小物やかばんを作るのに最適なキルティング生地を探していたのですが、プリント生地を扱うお店でも、キルティング生地は扱っていないとのことでした。残念!(もしかすると、キルティング生地を売ってしまうと、あのかわいい小物たちを自宅で作成することが出来るので、それはだめ・・ということなのかも知れません)。まあ、プリント生地があれば、そこからキルティング生地への加工は可能だと思いますが、ここまでくると、もう根性物語みたいですね(笑)。