ニース風サンドイッチ「パン・バニャ」
材料(1人分)..... 円形のパン 1個(なければ 自分が食べれる量のフランスパン)、トマト 1~2個、玉ねぎ みじん切り少々、黒オリーブ、アンチョビ、オリーブ油、塩、こしょう、(お好みでバジルのみじん切りやゆで卵、ラディッシュの薄切りやレタスなど)
1) パンを横半分に切って 両面をパかっと 開ける。
2) パンの白い部分を 少しむしって(そのままだと 具があふれてしまうので)、
オリーブ油 を少し かける。(このおかげで、固い皮も 食べる頃には 柔らかくなるんですよ。)
3) トマトを 縦2つに切り、そこから 薄切りにする。
4) 薄切りトマトを パンの中に(=下になる部分の 白身の上に)ちょっと 重なってもいいから、敷き詰める。その上に、玉ねぎの みじん切り、アンチョビ、種を抜いた黒オリーブを 好きな料乗せる。(この写真では小さな玉ねぎ1/8 個分、油につかっているアンチョビ2つ、黒オリーブ 5個使いました。)
お好みでゆで卵を輪切りにしたものや、バジルのみじん切り、ラディッシュやレタスなどを加えてもオッケー。今日はゆで卵1個分とバジル3枚を加えてみました。
5)すこし オリーブ油をまわしかけて、塩、こしょうして 出来あがり。
6) パンを閉じて、上からぎゅっと 強すぎない程度に 押さえる。すぐに食べてもおいしいけど、アルミホイルに包んで15分以上置いてから食べると、パンが柔らかくなっていて、それぞれの材料がよくなじんでいておいしいです。持ち歩く場合は油分が出ないようにきっちり包装すること。
アンチョビではなく ツナでも おいしいですよ。
大口を開けて、わしわし食べましょう!
パン・バニャという名前はニース語なんですよ。「浸したパン」という意味で、元々はオリーブオイルをかけたパンのことを示していたんだそうです。今では丸型パンのサンドイッチとも言えるパン・バニャ、ニースにいらしたら、パン屋さんやカフェなど、街のあちこちで見かけることと思います。ニース人の夫は「レタスが入っているものは邪道」と言ってはばかりませんが(笑)、自分の好きなものを好きなように入れちゃいましょう。食欲が落ちる夏のランチに最高です!