ココナッツ入りガトーショコラ


Gateau au chocolat noix de coco
(ガトー・オ・ショコラ・ノワ・ドゥ・ココ)
ココナッツ入りガトーショコラ



材料.....(直径21センチ、深さ5センチのケーキ型を使用しています。)
ブラックチョコレート200g、バター200g、卵3個、小麦粉100g、砂糖140g、
スライス・ココナッツ(noix de coco rape)125g、あればコーヒーエッセンス(Extrait de cafe)1~2滴


作り方


1) オーブンを160度にあたためておく。

2) チョコレートを小さく割る。バターも角切りにしておく。卵は黄身と白身に分けておく。

3) チョコレートを大さじ2杯位の水と共に鍋に入れ、弱火~中火にかけて全部溶かす。

4) チョコレートが全部溶けたら、角切りにしたバターを入れてバターも全部溶かす。

5) 黄身3つ分と140gの砂糖を白っぽくなるまで混ぜる。

6) バター入りチョコレートをそこに入れて混ぜる。

7) そして小麦粉100gを入れて更に混ぜる。

8) コーヒーエッセンス1~2滴たらし、ココナッツを加えてまた混ぜる。

9) 白身3つ分はメレンゲにする(=つのが立つくらい泡立てる。)

10) 生地にメレンゲを入れて、さっくり切るようにして混ぜる。

11) ケーキ型に薄くバターを塗り、生地を入れて20~25分位オーブンで焼く。


フランスの友達に教えてもらって、私が初めて作ってみたケーキの一つです。超簡単!
白身をメレンゲにするにはハンドミキサーを使っているので、準備時間はほんの15分位でしょうか。
焼き終わってからすぐにオーブンから出しておくと中身がどろっとした感じになり、
そのままオーブンに入れとくと中までよく焼けます。フランス人はわりとどろっとした方が好きみたいなので、
私は一旦オーブンから出します。そしてオーブンの熱が下がった頃に再びオーブンに入れて、
お客様にサービスするまで待機させます。しっとりとしていい感じになります。

このレシピはココナッツの歯ざわりが特徴ですが、ココナッツを入れなくてもおいしく頂けます。
お好みでどうぞ。(ココナッツを入れないチョコレートケーキのレシピはコチラから。)



皆さんからの報告

2004年2月けいままさん

..... イメージでは、結構重たいケーキかな?と思ってたのですが、ココナッツがきいている、そしてチョコレートの味のしっかりしたケーキで、夫、子供共に大好評でした。子供はまだ1歳8ヶ月。トイレトレーニングを始めたばかりです。それなのに、「もっと頂戴!」と催促されてしまいました。こんなに食べても大丈夫?本当にいいの?と思うほど、口の周りにチョコをつけて幸せそうに食べていました。もうこれ以上は..とあげなかったら、大泣きされました(笑)。私は、チョコレートの味がこんなにしっかりするのなら、もっと美味しいチョコを使って作った方が良かったかな~なんて思いつつ、もうちょっと...なんて食べていたら、つい食べ過ぎてしまいました。体重計には乗りたくありません(笑)

2002年12月かおりんさん

..... 友達夫婦の家でクリスマスパーティーをやった時、おみやげにチョコレートケーキを作って持って行きました。フランス旅行中に買いだめしておいたカカオ86%の板チョコのおかげで、濃厚でココナッツで歯ざわりのよい(これがとても評判よかった)、とってもおいしいケーキができました。しかし、難点というか失敗が…。その日朝から寒くてストーブをがんがん焚いていたせいで室温が意外に高かったらしく、生地段階で油分が分離し始め、焼き上がりは型の底から油が垂れて来るほど(涙)。油がはけたらそれなりの見た目になりましたが、室温は低めで作るというのが今後の教訓になりました。とほほ。
ついでに書くと、ココナッツスライスは製菓材料を見に行くと、「ロング」と「粉末」の2種類があって、私は粉末を使いました。粉末と言っても本当に粉になってるわけではなくて、「ロング」の方は1cmくらいの長さで、「粉末」の方はその1/3くらいのちましましたココナッツといった感じでした。細かい方がまんべんなく生地に広がっていいかと思って。それにロングよりお得だったんですよね(笑)。あと画期的といえば、チョコレートを溶かす時に湯せんしなくていいことでしょうかね~。