ワイン園


Vin de Bellet(ヴァン・ド・ベレ)
ベレのワイン園

一部のワイン通を除いてはフランス国内でもあまり知られていませんが、ニースではVin de Bellet(ヴァン・ド・ベレ)というワインが生産されています。このワインは生産量が少ないけれど、質が高いことで有名。赤、白、ロゼ、どれもあります。

私が行ったシャトー・ド・クレマ以外は全て予約制の模様。当日予約は無理なことが多いので、面倒くさくても1,2日前に連絡するのを忘れずに。車で行ったほうが便利ですが、バスで行くこともできます。帰りのバスの時間を確認することをお勧めします。バス停が見つかるか不安な方は、予め運転手さんに話しておけば降りる場所で教えてくれると思います。でも忘れてしまうこともあるから、まかせっきりにはせず、自分でもチェックすること。

(1世紀前に造られたというChateau Cremat(シャトー・クレマ)のカーヴ)

Château de Cremat (シャトー・ド・クレマ)

442, chemin de Cremat
Tel 04 92 15 12 15
Fax 04 92 15 12 13
http://www.chateau-cremat.com/

月曜日から金曜日までの午後2時から6時まで。(2002年には予約なしで見学できましたが、現在については未確認。各自ご確認下さい。)

シャトーの目の前を通るバスもありますが、本数がとても少ないので、行きも帰りも結構歩くはめになるかも。バスは62番。Le Gros Pin(ル・グロ・パン)というバス停で降りてからchemin de Crematを歩きます。目の前に見える大きなお城がシャトー・ド・クレマなのでそれを目指しましょう。バス停のあたりに看板が出ていて1キロと書いてありますが、実際はもっとあるような気がします。。。

ベレ村で一番ワインの生産量が多いシャトー。ぶどう畑は7キロ離れたところにあるため見学できませんが、お城の周りにも少しだけ畑があります。個人客の場合はお城の中には入れず、蔵とお庭の見学のみですが、それでも結構充実した時間を過ごすことができます。興味のある方には是非お勧め。もちろん試飲もあるし、ワインの購入もできます。赤、白は1本16ユーロ。ロゼは15ユーロ。クレジットカードの使用可。(値段は2002年時のものです。)

TOMOのシャトー・ド・クレマ見学記 (2002年3 月14 日)

 今日は日本から来ている友達とベレ地区にあるワイン園を見に行こうと前から決めていた。予約なしで行けるシャトー・ド・クレマが目的地。しかし、待ち合わせをしたお昼に雨が降り出してしまった(涙)。お昼はニース料理の屋台ルネ・ソッカに行き、外の屋台に座って軽いランチをしたのだが、雨はしのげたが寒かった。。。体を温めにケーキ屋カッパ の喫茶コーナーに入り、ケーキを頂くことにした。雨は相変わらず降り続けていたが、長距離バスターミナルに行く頃にはほんの少しだけど空が明るくなり始めた。どうか晴れますようにと空に念力を送る。

午後2時に出発のはずなのに、待てど暮らせどバスはこない。もしかして突然キャンセルになったとか、、、と不安を抱いていると、ようやくバスがあらわれた。小さなバスだが市内圏なので手持ちの回数券が利用できた。バス内はガラガラだったので、ベビーカーの置き場には困らなかった。街中を離れてからはかなり急な山道を走る。標高400mなだけあって見渡しがよく、緑を楽しめるのがうれしかった。グルグルと周るので途中で具合が悪くなりそうだったが、自分のことよりも車酔いが激しいあやぴーが心配で、なんとか気をそらせるように頑張った。念力が通じて雨も止んだ。

ぽーりーぬさんが前に訪れたときに降りたというバス停で下車。しかし、これでは行き過ぎていたことがわかった。確かに途中でワイン園の看板が見えたのだが、距離感がわからずそのまま乗りつづけてしまったのだった。ショック。。。幸い雨も止んでいたのでお散歩と決め込み、もと来た道を歩き始めた。道にはローズマリーがたくさん茂っていたり、野生のムスカリがあったり、アスパラガスがはえていたりと、楽しくおしゃべりしながら歩いた。バス停6つ分にして、ようやく看板があったところに到着。Chemin de Cremat(シュマン・ド・クレマ)という道に入った。シャトーの看板に1キロと書いてあったので安心して歩きつづけた。この道沿いには民家が多く、桜に似た梅の花があちこちに咲いていてとてもきれいだった。しかし、行けども行けどもシャトーにはたどりつかない(汗)。そのうちあやぴーはベビーカーの中で寝てしまった。目の前に大きな塔があるお城っぽいのがずっと見えるけど、 まさかあれじゃないよね。遠いもんね。と笑っていたのが、段々笑えなくなった。周りの家の番号を見ているとどうやらあれかもしれない。しかも、まだまだ距離はある。連れがいなかったら、あきらめて引き返していたかもしれないが、おしゃべりをしながら時間を忘れるように心がけ、ようやく無事シャトーに到着した。お城らしい門に感動。。。

中に入ってからまっすぐに進み、呼び鈴をならした。中から若い男性と女性がでてきて蔵に案内してくれた。ちょっとした説明の後、自由に蔵の中を歩くように言われた。木の樽がずらーっとならぶ場所は1世紀前にお城が建てられたときから存在していたのだとか。ワイン蔵独特のかびくさい匂いがする。友達が木樽の匂いをかんだので真似してみた。樫の木の樽はバニラのような甘い香りがした。昼寝から起きたあやぴーを放牧しつつ、一周して戻ってきた。友達はワインにも詳しい人なので、彼女からの説明や、彼女とシャトーの人とのやりとりを興味深く聞かせてもらった。

試飲はロゼから。ブラケというベレ独特のぶどうを60%使っているためか、プロヴァンス産のロゼのように食前酒として飲むよりは食事のためのロゼという感じ。さすがにおいしいが、値段もプロヴァンスワインの3、4倍はするので手が出ないと思った。シャトー自体あまりロゼの製造には力を入れていないらしく、年間8000本のみの製造らしい。次の試飲は白。友達の試飲の仕方を真似て、色を見て、香りを楽しんでから飲んでみた。花の香りがする。ロールというぶどうが80% に有名なシャルドネが20%。おいしい。ワイン通ではないぽーりーぬさんと私でも幸せな気分だったが、友達は本当にとろけそうな顔をして飲んでいた。最後の試飲は1999年製の赤。イタリアのピエモンテからやってきたフォル・ノワールというぶどうが大半を占めているのが特徴。くんせいのような独特の味で、私はとてもおいしいと思った。

ドイツ人の団体客がやってきたので、担当者はそちらに行ってしまった。適当に中庭を散歩したり、景色を流れたりしてワインを買いに戻った。団体客は高い塔にのぼって景色を眺めていた。いいなー。友達は赤と白を一本ずつ、私は赤を二本買った。もしかしたら酒屋で買った方が安かったかもと思いながら。。。帰る前にトイレに入ったぽーりーぬさんが、タイルが素敵だと言うので私もあやぴーを連れて行ってきた。ムスティエ焼きの陶器で統一されていて確かに素敵。こうしてシャトーの見学は終わった。

出てすぐにあるバス停の時刻表を見たが、どうやらバスはない。あきらめてもと来た道を歩き始めたが、ちょうど栗が仕事を終わる時間だったので電話をかけてみたら迎えに来てくれることになった。ラッキー。シャトーで待っていてというので、引き返してシャトーの中庭で座って待つことになった。5時15分位に目の前をバスが通ったので、もしかしたら帰りのバスも本当はあったのかもしれない。

Domaine Augier(ドメン・オーギエ)

680, route de Bellet
tel/fax.04.93.37.81.47.
見学は予約制で朝の10時から

長距離バスターミナルから62番のバスに乗ってSt Roman de Bellet (サン・ロマン・ド・ベレ)で降りる。バス停を2、3歩引き返すと左側にある小さな家がそう。ワイン園というより販売所ですが。。。

100年前から同じ家族が4世代に渡って経営している有名なシャトーです。白ワインがたくさんの賞を取っていて有名とか。試飲と販売がメイン。

ぽーりーぬさんのドメン・オーギエ見学記 (2001年4月19日)

TOMOさんのオススメのワイン園の1つ、Domaine Augierに行ってきました!

朝8時30分に長距離バスターミナルの20番のところにとまっている104番のバスに乗りました。Magnanというバス停で62番のバスに乗り換えさせられます。そこからバスは山道をどんどん登っていきます。途中、いくつかのシャトーを通り過ぎ、St Roman de Belletというバス停で降りました。数歩戻るとこの「Domaine Augier」というシャトーの看板が出ています。向かいはオーベルジュになっていました。出発してから約30分での到着でした。

10時に予約していたので時間が1時間近く余ってしまいましたが、目の前のオーベルジュも昼にならないと開かないようだし、近所にカフェなどもありません。バス停の近くに看板があったので、奥に入ってみたところ、小さなスーパー兼パン屋がありました。Belletのワインも売っていましたが皆80フラン以上でとても貧乏学生の私たちには手が出ませんでした。ふ~っ。

天気がよかったので道路沿いをウロウロ歩き、他人の家の庭など眺めて時間をつぶし、やっとシャトーに入ることが出来ました。今回は学校の宿題(ニースのワインについてのインタビュー)が目的だったので、質問をしたり写真をとらせてもらったりしましたが、全て一人でやっているというマダムはとても感じがよくて、私たちの悪い発音でもちゃんと聞き取るよう努力してくれました。

 このシャトーでは白がオススメらしく、毎年コンクールで金賞や銀賞をとっているそうです。試飲したところ、香りがとてもよくてさっぱりとした味わいでした。たくさん飲んでも頭が痛くならなそうな感じです。(ああ、ワインの表現が貧弱でゴメンナサイ)ワインの他にマダム手作りのブドウのジャム(25F)もあったので白ワイン(65F)とジャムを購入してみました。マダムが散歩をするなら2時間くらいワインを預かってくれるというのでその言葉に甘えて散歩してみることにしましたが、本当になにもないので、歩いてColomar(コロマー)という村に向かいました。(30分くらい)ここもカフェ、レストラン、パン屋、薬局、不動産屋、病院、市役所(分署)が各1件という観光スポットは何もない村だったので、レストランで食事をした後、また徒歩でBelletに戻りました。

 暖かかったので周りの山や、植物や、人の家の庭を眺めて歩いているだけでものんびりと気持よかったですよ。春なのでたくさん花が咲いていたし。

 私たちは13時32分にBelletを通るバスに乗って帰りましたが、その前は10時30分のバスがあります。買い付けるだけだったら、10時にシャトー見学を予約して30分後の10時30分のバスで帰れば午前中に悠々ニースに戻ることが出来ます。車で行くのがもちろん便利で早いですが、バスでも半日で済んでしまうので、ワインに興味のある方だったら行ってみてもいいかもしれませんね。バスの本数が少ないので、予め帰りの時間をチェックすることが必須。朝、夕に比べてお昼頃はさらに本数が減ってしまうようです。。。

のりさんのシャトー見学記 (2002年5月27日)

ワインが好きな私にとって、今回の旅行では絶対にシャトーにワインを買いに行
こうと思っていました。そこで、「プルニエ」に載っているDomaine Augierに行くことにしました。これにはぽーりーぬさんのシャトー見学記をかなり役立たせて頂きました。本当に助かりました(^-^)

当初の予定では金曜日の午前中に行くつもりでしたが、木曜日の時点で「プルニエ」をプリントアウトしたシャトーワインのページが見つからず、日本に忘れてき
たのだと思い予約できませんでした。一生懸命慣れない英語でホテルのスタッフにシャトーのことを聞いてみても、みんな知らないと言われ、せっかくのシャトー見学もあきらめなければならないのかと思っていました。金曜日の朝になって偶然プリントが見つかったために、早速ホテルのスタッフに予約の電話を入れてもらおうとしたのですが、残念ながら留守とのことでした。そこで土曜日にも電話を入れてもらったのですがやはり留守で、おそらく日曜日も留守だろうと言われました。

そこで、月曜日(5月27日)の朝になって再度ホテルのスタッフに電話をしても
らったところ、やっと繋がり、その日の午後2時半から3時の間に来るように言われました。

金曜日の時点で長距離バスの乗り場に行き、バスの路線図と時刻表をもらってお
きました。路線図は勝手に取れますが、時刻表はインフォメーションでバスのナンバーや行き先を言うとそのバスに合った時刻表をくれました。

とりあえず2時のバスだと2時35分にSt Roman de Belletの停留所に着くとなっていたのですが、余裕を持って出かける為に、もう1本早い時間の12時25分発のバスで行くことにしました。それだと1時5分に着くそうです。そこで、ホテルを出ようとした時にホテルのスタッフから予約の時間が1時半から2時の間に変更になったと教えられました。長距離バス乗り場に着き、20番のバス亭で待っていると62番のバスが来た為に、運転手に行き先を見せてお金を払いました。

バスは市街地を抜けると山道をぐんぐんと登って行きました。旦那が路線図でバス亭を照らし合わせながら乗っていたので、目的のバス亭の手前でボタンを押して無事降りることができました。バスの運転手が機嫌が悪そうな兄ちゃんでとても教えてくれる雰囲気じゃなかったので頑張って自力で降りました(^_^;

バス亭を降りてキョロキョロしていると、旦那が向こうの家からおばさんがこっ
ちを見ていると教えてくれたので行ってみると、そこが目的の家でした。バスの音がしたので私たちが来たのだと思って出てきたそうです。

さて、予想はしていましたが、やはりここのマダムはフランス語しか話せず、も
ちろんフランス語なんて一切話せない私たちとの会話には相当苦労しました。
お互い身振り手振りで意思の疎通を行い、時にはフランス語会話の本を指差しな
がらなんとかワインを買うことができました(^_^;
私たちは、赤・白・ロゼワインのセットを木箱入りで1セットと白ワインをもう1
本買って帰りました。マダムはぽーりーぬさんの見学記に書いていたように、ワインを預かってくれました。(事前にぽーりーぬさんの見学記を読んでたからマダムの言ってる意味がわかったようなものです)。その間にブドウ畑を見に行くと良いと薦められましたが、結局教えてもらった道が良くわからなかった為に、行くのを断念して、シャトーの周りをうろうろと散策していました。近くのスーパー兼パン屋でベレワインを買って帰ろうかと思っていたのですが、残念ながらお店は閉まっていました。私たちは2時15分のバスに乗って市街地へと帰って来ました。バスの運転手は行きと同じ運転手でした。

日本へ帰国後、旦那が頑張ってフランス語でお礼を言いたいと言って、フランス
語会話の本を見ながらマダムへとFAXでお礼文を送っていました。


Collet de Bovis (コレ・ドゥ・ボヴィ)

370, chemin de Cremat
tel/fax.04.93.37.82.52.
http://www.vin-de-bellet.com/
1人9ユーロ(4,5種類のワインのテイスティング付き)。要予約。
ワインは赤、白、ロゼ、どれも一本15ユーロ。

そのほかにもいくつかシャトーがあります。
興味のある方はベレ村のWEBサイトでチェックしてみて下さい。
http://www.vinsdebellet.com

最終更新日.....2008年6月3日