06 EN SCENE (ゼロ・シス・アン・セーン)
(ピエロ劇団「Compagnie de lŽArpette」のお芝居) 2007年4月7,8,9日の三日間、アクロポリスで14時から23時まで様々な舞台やイベントが開催されました。なんと全て無料!私も二つほど舞台を見てきました。素晴らしい作品に触れるチャンス。毎年開催されているようなので、来年も是非見に行こうと思っています。
NICE ACROPOLIS(ニース・アクロポリス国際会議場)
2008年3月22,23,24日
1)行き方
車の場合...
MAMAC(ニース近現代美術館)のパーキングに停めて歩き。5分くらいでアクロポリスに着くと思います。アクロポリスの周りはトラム工事をしているところもあるので、すぐ近くに路上駐車の場所を探すのは大変かもしれません。トラムの場合...
「Acropolis」下車。ガリバルディ広場を背中にして左側に進むと大きな建物があり、それがアクロポリスです。
マセナ広場から北東の位置。マセナ広場からだと徒歩30分くらい。ガリバルディ広場からだと15分くらい。
2)楽しみ方
プログラムの中から興味のある作品を見つけて、見に行くだけ!人気のありそうなものを見に行くときは早めに行きましょう。アクロポリス国際会議場の中に入ると、劇場がいくつかあるので、どの劇場で行われるのか要チェック。ちなみに、一番大きな劇場(多分)APOLLONは階段上って左手。さらに階段を上ったところにあります。開始時間の14時には人がたくさんいます。少し並ぶのも覚悟しましょう。(夕方になると入口がグッと空いてきます。)。また、手荷物はX線検査にかけないといけないので(特に手さげカバンやリュックなど)、荷物は少なめに行きましょう。会場内には広いカフェと何ヶ所かにトイレがあります。
3)連絡先
Conseil Général Alpes-Maritimes Tel.0 805 560 660
http://193.48.79.10/cg06_V3/cms/06enscene2008/index.php
(それぞれの日のイベントスケジュールは画面上部一番右の「Le Programme」をご覧下さい。)
4) 2007年の報告(TOMO)
2007年4月9日(土) "LIFEFORMS" Système Castafiore
音楽、演出 : Karl BISCUIT
振付 : Marcia BARCELLOS
照明 : Julien GUERUT
美術 : Jean-Luc TOURNE
衣装 : Christian BURLE
ダンサー : Grégory ALLIOT, Mikael BAUDOUIN, Jean-François BIZIEAU, Caroline
CHAUMONT, Denis GIULIANI, Daphné MAUGER。その他、LES DANSEURS DU CANNES JEUNE BALLET.
ニースの「OFF JAZZ」でダンスの先生をしているイギリス人の友達デニーズから、この舞台がオススメだと言われて見に行くことにしました。でも、公演は夜。どうしようかな~と思っていると、午後に行われる最終リハーサルも見学できることがわかりました。最終リハーサルでは、大体、舞台装置も衣装もつけて、本番のようにやるものなので、仲良しの友達と一緒に、プログラム通り、午後2時に劇場へ入りました。ところが、リハーサルは既に始まっていました。でも、普段着の人ばかりだったんです。。。(汗)
リハーサルと言うより、単なる練習風景みたいでした。でも、合唱隊の歌は素晴らしく、ダンサー達の踊りが素敵で(ウォーミングアップしている姿にもほれぼれ!)、飽きることなく見ていました。演出家の人と舞台の人たちのやりとりも興味深かったし、振り付け師の女性がダンサーを指導する様子も面白かった。小道具さんがいて、照明さんがいて、音響さんや裏方さん、様々な人の力で舞台が成り立っているのだとしみじみ思いました。
しかし、いつまで経っても練習風景のままで、最終リハーサルに入る様子がありません。ただでさえ少ない観客が一人席を立ち、一人立ちと、少なくなっていきました。私達も一旦席を立ち、他を見に行ってみることにしました。
たまたま、出入り口のところに関係者の方がいたので、「最終リハーサルだと思っていたんだけど、見れなくて残念でした。」と声をかけると、「ちょっとおして てね。でも、6時まではリハーサルだから、4時半頃には最終リハーサルになっていると思うよ。」と教えてもらいました。
他のイベントを ちょこちょこ見に行ったんですが、あまり面白いものもなく、知り合いとバッタリ会って挨拶したり、会議場の中をブラブラ見学して過ごしました。午後4時に 始まるパフォーマンスを見てみようかと待っていたのですが、時間を過ぎても全然始まる様子がないので、「やっぱりダンスに戻ろう。」ということになりまし た。
中に入ると、ちょうど舞台の幕があがったところでした。今度は皆さん衣装を着ていました。舞台も本物っぽい。いよいよ最終リハーサルが始まったみたいです。間に合って良かった!
私と友達は前の方に行き、見やすい席に座りました。合唱隊の歌声が素晴らしく、ダンサーの踊りも素晴らしく、様々な小道具を使っているのも面白く、衣装も斬新、かつ個性的。からくり箱が次々と開かれるような感じでした。一つのダンスが始まるたびに、驚き、ため息をつき、しばし見入る。そんな時間を過ごしました。途中で映像が入るのもかっこよかったし、かと思うと、奇妙な踊りがあり、奇妙なキャラクターが出てきたりして、飽きることがありませんでした。 「LIFEFORMS(生物形態)」、納得のタイトルです。色々なものが融合した、そしてその融合が見事に成功をなしている舞台でした。(途中で『ものの け姫』の「人間食う、人間食う、人間倒したい。だから人間食う。」というオドロオドロシイ声(日本語)が出てきてビックリしたんですけど!笑)
時計を見ると、なんと夜の7時半!最終リハーサルが始まってから、3時間半が経っていました。。。(苦笑)
リハーサルが最後まで行ったあたりで、切りが良いので席を立ち、出口に向かいました。たまたま音響のところにいた男性と目が合ったので、素晴らしい舞台だっ たと御礼を言うと、「君達、もしかして午後ずっといた?」と聞かれたので、「一度外に出たけど、大体ずっといました。最終リハーサルは最初から見てた し。」と答えました。自分達でも笑っちゃったんですが、本当に午後からずっとこのダンスを見ていたんですよね。夜7時半まで。。。(笑)
で も、その方(多分演出家)はとても喜んでくださって、「夜の本番も見ていってくれたらいいのに!」と言ってくれたのですが、あいにく都合で帰らなければな らないと答えました。でも、リハーサルでも十分に楽しめたこと、素晴らしい作品だったことを直接伝えることができて良かったです。
本番は もっともっと素敵だったと思います。幻想的な雰囲気に浸れたのではないかと思います。でも、美しい本番の裏には多大な労力と努力がある。そのことを見れた のは、私にとって大きな収穫でした。そして、ダンスにしても、歌にしても、人間が作り出す芸術は本当に素晴らしいと思いました。(Tちゃん、お疲れ様でし た!笑)
2007年4月10日(日) "Sur la corde à linge" Compagnie de lŽArpette
演出 : Oliver DEBOS
脚本 : Christel Giumelli, Aurélie Péglion, Oliver DEBOS,
出演 : Christel Giumelli, Aurélie Péglion
今日は晴れたり曇ったりと落ち着かない天気だったので、夕方から家族でお芝居を見に行くことにしました。昨日に引き続き、国際会議場のアクロポリス。今日はピエロ劇団「Compagnie de lŽArpette(カンパニー・ドゥ・ラーペットゥ)」 による喜劇「Sur la corde à linge (シュール・ラ・コード・ア・ランジュ=洗濯ひもの上で)」を見ました。この劇団は夫のお気に入りなのです。。。
本当は10才以上という制限があったのです が、娘は観劇に慣れているし、おとなしいタイプなので、連れて行くことにしました。でも、年齢の低い子供もいたし、赤ちゃん連れの人もいたので全然OKで した。小さな子達が10才以上という年齢設定の演目にじっと耐えられるかは謎ですが。。。
舞台で演ずるのは二人の女性。一人は可愛らしい 感じの女性で、もう一人はすらっとしたエレガントな女性。でも、ピエロなので二人とも鼻に赤いボールをつけています。衣装も、表情も、動き方も、ギャグ も、シューレアリストな笑いの連続で、あっとういう間に終わってしまいました。思い切り笑って爽快!
帰り際、二人の女優さんが出口でみんなに挨拶をしていたのですが、うちの夫が通った時、「あなたの笑い声は最高でした。どうもありがとう!」と御礼を言われ ていました。夫に会ったことのある方は想像がつくと思うのですが、彼の笑い声はかなり強烈で誰もが振り返るほどなんですよね。。。(汗&笑)
「今日も得しちゃった♪」とホクホクだったんですが、その一方で「無料」と言うのはよくないような気もしました。フランス人は「無料」に弱い人達で(フランス 人に限らないとは思いますが、この国では特にそう感じさせる何かがあるような。苦笑)、そのくせ、無料のものには感謝しない。大切にしないところがあるよ うに思えます。「10才以上」と書いてあるのに、小さな子供や赤ちゃんを連れてくるのが良い例だし、劇が始まる前に劇団の主宰者から、「演目は一時間で す。出入り口が舞台のすぐ横なので、退室は緊急時のみにしてください。」という注意があったと言うのに、途中で退室する人が後を耐えませんでした。これって、日本だったら相当顰蹙だと思うし、フランスでも有料だったらありえないはず。。。
と、色々考えるところはありましたが、やっぱり「06 EN SCENE」は素敵なイベント。来年も見に行きたいと思います♪


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