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あやぴーの成長日記

200112(24ヶ月)

 

 

(「てんとう虫」あやぴー画)

 

 

 

12月1日(シェ・パピ−)

12月5日(お気に入りの遊び)

12月7日(くるま!)

12月11日(やさしいだよ。)

12月14日(おしごと)

12月20日(クリスマス会)

12月25日(パパ・ノレット)

 

 

 

12月1日(シェ・パピー)

 

おじいちゃんの家で。シェchezというのは「〜の家で」という意味で、あやぴーはおじいちゃんのことを「パピー(papy)」と呼んでいる。ぺぺ(pepe)という呼びときもある。お昼ご飯を食べに行くので車に乗った。最近は道がわかるようで、半高速に乗ろうとすると「パピー!」とあやぴーは大喜びする。

 

栗の弟とその彼女も来てのにぎやかなランチとなった。あやぴーはおじいちゃんのローストビーフが大好きなのだが、しっかり焼かないと食べないので、お義父さんはあやぴーと私用にウェルダン状態のもの、残りの人たち用にレア状態のものと二種類作ってくれていた。あやぴーのために買ってくれる食後のヨーグルトを食べ終わると、おじいちゃんと手を洗いに行くのが習慣。お義父さんもうれしいみたいで、いそいそと二人して浴室に向かっている。

 

おじいちゃんの家に置きっぱなしにしている三輪車に乗ったり、おままごとセットで栗の弟を相手におままごとをしたり、ミルク飲み人形の世話をしたりとあやぴーは休むことなく忙しく遊んでいたが、やっぱりお絵かきが一番好きみたいで、長い間ずっとスケッチブックに向かっていた。

 

 

12月5日(お気に入りの遊び)

 

最近のあやぴーのお気に入りはお絵かきとコラージュとキーボード(電子オルガン)。お絵かきと言っても相変わらず丸と線ばかりなののだが、唯一「てんとう虫」の絵は光っている。コラージュは「おかあさんと一緒」を見ているうちにやってみたくなったらしい。最初は折り紙を三角に切ったものをノートに適当に貼らせていたのだが、最近はスーパーのちらしを利用。私が携帯電話やオレンジジュース、自転車などの写真を切り取ってあやぴーに渡すと、自分で写真の裏側にスティックのりをつけて、ノートの好きな場所を選んで貼っている。時々間違えて写真の方にのりを貼ってしまうこともあるのだが()。。。ものの名前を覚えるという点でもスーパーのちらしは使える。

 

あやぴーの部屋には栗の弟が置いていったキーボードがある。私がスイッチを入れると、あやぴーは大張り切りで演奏を始める。のっている時はキーボードを弾きながら歌まで歌う。私が横でキーを叩こうものなら「ママ〜、だめ〜!」と、ものすごい勢いではじきとばされる。

 

お昼ご飯は野菜入り焼きビーフンとハム。ハムと野菜は全部食べたが、ビーフンはあまり気に入らなかったらしい。昨日の残りのブルーベリー入り焼きチーズケーキを2回もおかわりした。

 

午後に二重窓を取り付けてくれる業者の人達がやってきた。ご近所のオリヴィエ君のお父様とその同僚の方なのでいたってアットホームなムードだったのだが、あやぴーはオリヴィエ君のお父様のグレーの作業着が恐かったらしく大泣きしてしまった。おじ(い)さん達が帰るころにはあやぴーもすっかりなれた様子だったが、やっぱりフランス人に対しての人見知りの方が激しいと思った午後だった。

 

 

12月7日(くるま!)

 

お昼頃あやぴーを託児所に迎えに行った。ちょっと前から保父さんが一人いる。さわやかな好青年で、「今日はあやぴーと長話したんですよ。僕はフランス語で、彼女は日本語だったけど。」と笑いながら話してくれた。「あら、おかしいですねぇ。あやぴーは普通アジア人にしか日本語を話さないのだけど。」と答えると、「実は、僕のおばあちゃんはベトナム人なんです。アジアの血が入ってるってわかったのかな。」と言われた。さすがに、そこまであやぴーが見抜いたとは思えないが、託児所でもちゃんと可愛がられている様子に安心した。

 

お昼はますとねぎのクリームソースのパスタ。「もっと〜。」「ちょっと〜。」とお代わりしていくうちに、私と同じ位の量を食べたので驚いた。前まであまりお魚が好きじゃなかったのに、今日は「おさかな〜!」と言いながらよく食べてくれた。

 

お昼寝を終えてから郵便局経由で近所の公園に行った。子供はもう一人いただけだったが、その子と一緒に楽しそうに遊んでいた。小さなジャングルジムに乗れるようになって大喜び。おやつをあげてから少し寒くなってきたので帰ることにした。途中、小さなパーキングを通ったので「ぶーぶー、いっぱいだね〜。」と私が話しかけると、あやぴーに一言「くるま!」と直された。そう、「ぶーぶー」じゃなくて「車」よね()。。。そんなあやぴーだけど、寝る時はどうしても「おやすみくさい。」と言ってしまうのだった。

 

 

12月11日(やさしいだよ。)

 

あやぴー午前中託児所。まだ私が外に出られる状態ではないため、栗がお昼休みを使ってあやぴーを迎えに行き、家に戻ってきてくれた。会議がない日でよかった。。。お昼は切り干し大根の煮物と鶏肉の照り焼きにご飯。あやぴーが鶏肉をたくさん食べてくれたのでうれしかった。不思議なことに切り干し大根の煮物も大好きなのだ。

 

お昼寝が終わると遊びの時間。病にふした私に気づく余地もなく、今日もあやぴーは車ごっこに夢中。どういう遊びかというと、私は体育すわりをして手はひざに置く。あやぴーが近づいてドアを開け(=私の腕を上にあげ)、車の中に入る(=私のお腹に座る。)。ドアを閉める(=私の腕を下ろしてひざの上に乗せる。)。キーをつける真似、運転する真似をしてから、ドアを開けて車を出る(=私の腕をあげて、そこから外に出る。)。。。戻ってきて車のドアを開け、また車に乗る、ドアを閉めてエンジンをかける。車を運転してからドアを開けて車を降りる、、、ひたすらこの繰り返し(汗)。。。こっそり本を読もうと試みたものの、あやぴーの運転中は両腕がひざの上にないとダメなようで即座に腕を奪われてひざに置かれてしまう()。こうして、私は30分も1時間も何をすることもできず、ひたすら車になっているといるのだ。。。

 

思わず、あやぴーのお得意のフレーズ「いやだね〜、パパね〜、いやだね〜。」というのを真似して、「いやだね〜、あやぴーね〜、いやだね〜。」と言ってみたら、「あや、ない!やさしいだよ。」と反論されてしまった。「そうだね、あやぴーはやさしいよね。」と言うと満足げに微笑んだ。

 

 

12月14日(おしごと)

 

雪という天気予報は外れたがすごい強風なので託児所はお休みさせた。一緒に「おかあさんと一緒」のビデオを見ていると「くるま〜!」と車ごっこをやろうとねだってきた。「また〜?」と私が言うと、「うん、また。」と素直に答えるので笑ってしまった。壁にもたれて座り、ひざを曲げた。手をひざの上に置いてそれがドア代わり。ふと、あやぴーはいつも私の左の手を上げて、左側から車に乗ることに気が付いた。フランスの車は左ハンドルだからか。。。降りる時もいつも左から。右側の手はひざを離れることはない。そう思っていたらあやぴーが右側に登場。私の背中でこちょこちょ小細工している。もしかして、これはベビーシートを触っているのだろうか。あやぴーのベビーシートは確かに後部座席の右側にある。子供って本当によく見てるんだな〜。

 

「パパ、いないね。」と言うので「そうだね。」とあいづちを打ったら、「おしごと。」と一言言った。おしごと!!!「おしごと」という言葉を聞くのは初めてだったので大感動。誉めてあげて、おもしろいから何度も言わせせてみた。

 

一緒に本を読んでいたら動物がたくさん出てきた。「これは?」「ねこ〜。」「パンダ〜。」「キリン。」「シャンシャン。」・・・シャンシャンって(汗)。フランス語で犬のことをchien(シャン)というので、あやぴーはシャンシャンとつなげて呼ぶことが多いのだ。「シャンシャンじゃなくて犬だよ。」と教えてあげたので「いぬ」と言い直した。最近は一つのものにはフランス語と日本語と二つ言い方があるとわかってきたみたい。ちょっと前だったら頑として「シャンシャン!」と言い張っていたことだろう。その後に出てきた動物についても「パンパン」といい始めてから自分であわてて「うさぎ。」と言い直したし(フランス語ではlapin(ラパン))、「ヌヌース」といいそうになってから「くま」と言った(フランス語の子供言葉でnounours(ヌヌース)は熊)。

 

お昼ご飯はゴマ油で炒めたねぎを乗せたかじきまぐろの照り焼き。初めてのかじきまぐろで心配したが「おにく、おいしいね〜。」とたくさん食べてくれたので良かった(お肉じゃないんだけど。汗)。そのせいか、あまりご飯は食べなかった。

 

昼寝をさせるためベッドに寝かせたが30分立っても歌い声が聞こえる。そのうち叫び始めたので、あやぴーの寝室に入ったら、ベッドの上に正座していた。「こらっ、だめでしょう。昼ねの時間なんだから寝なさい。」と怒ったら泣き出した。泣いたってしようがない。横にならせお布団をかぶせて頭をなでてあげたら眠そうに目を閉じた。作戦成功。

 

 

12月20日(クリスマス会)

 

託児所の「サンタクロースを囲んでのおやつ会」に参加させた。他の催しもの同様、親は入れないので、普段預けるのと全く同じ形。昨年サンタさんを見て大泣きしたあやぴーだったが、今年は泣かずに済んだようだった。保母さんのキャロリーヌとそんな立ち話をしてから教室に入っていくと、子供達がもう一人の先生オディ−ルとマットレスの上におとなしく座ってクリスマスの音楽を聞いているところだった。あやぴーが「ママ!」と叫びだし、子供達の緊張が取れてみんな勝手に動き始めてしまったので悪いことをした。帰り際にサンタさんからのおやつ袋とみかんを一つもらった。先生達に「楽しいクリスマスを!」とあいさつして出てきたが、明日も行くことをふと思い出して恥ずかしい気分になった。これは私がよくやる失敗で、木曜日なのに「よい週末を!」とか挨拶することもしばしばある。。。

 

帰り道であやぴーにサンタさんがどうだったか聞くと、「こわい!」と何回も言った。泣きはしなかったものの、サンタさんはあやぴーにとってワクワクする存在でもないようだ。お菓子の袋をにぎりしめて「ボンボンさん、食べる。」と言うので、「パパが帰ってきてから見せてあげようよ。」というと、「パパ、ない。あや!」と嫌がった。取られてしまうとでも思ったのだろうか。あやぴーはアメ(キャンディ)のことを何故か「ボンボンさん」という。フランス語でアメのことをbonbon(ボンボン)というからなのだが、どうして「さん」付けするのだろうかとても謎。

 

お昼は白菜とにんじんとベーコンを入れたソース焼きそば風スパゲッティ。かなりおいしくできたので、あやぴーはわき目もふらず一生懸命食べてくれた。

 

お昼寝をしてから夕方パロラおばあさんの家に寄った。おばあさんの家では黒板に白いチョークで絵を描くのが気に入っているあやぴー。「C’est un bateau ?(セ・タン・バト−=これ、船?)」とおばあさんがあやぴーに聞くと「Non, c’est bateau pas !(ノン・セ・バト−・パ=船じゃないよ。)」とあやぴーが答えた。文法的に間違っている。本来なら否定形のpas()bateau(バト−=船)の前に来なければならない。日本語のしくみだと「船じゃない。」と最後に否定形が来るからか、あやぴーはいつもこうしてフランス語をしゃべる。もちろん栗が耳にすればすぐさま直すのだが。。。あやぴーはパロラおばあさんの家でもトイレをするようになった。石けんで手を洗わないと気がすまないらしく時間がかかる。3回目に「トイレ!」と叫ばれた時、家に帰ることにした。すると、あやぴーがなんやらフランス語でおばあさんにあいさつしたのだ。おばあさんと私は顔を見合わせた。「今、「A Demain !(ア・ドゥマン=また明日)」って言ったよね?!」二人で驚いていると、あやぴーがまたはっきりと「A Demain !」と発音したのだった。ここのところ日本語もフランス語もすごい勢いで習得しているあやぴーに驚かされることが多い。

 

 

12月25日(パパ・ノレット)

 

託児所のクリスマス会以来、あやぴーの頭の中では「サンタさん=おやつをくれる」という公式が成り立った模様。しきりとサンタさんに会いたがるようになった。フランス語でサンタクロースのことは「ペール・ノエル(pere noel)」というのだが、子供用語では「パパ・ノエル(papa noel)」とも言う。そして、何故かあやぴーは「パパ・ノレット」と呼んでいる。私にはちゃんとサンタさんと言ってくれるので、ノレットが何なのかとは、深く追求しないことにした。

 

朝、日本の母が送ってくれたプレゼントを開けた。キティちゃんのラメ入りぬいぐるみで、右手を押すとクリスマスの歌を歌ってくれる。ほっぺが赤く光るのにもあやぴーは大喜びだった。ちょうど母から電話があったのであやぴーに代わると、パパ・ノレットがキティちゃんをくれたと話しているようだった。母はあやぴーがしっかり話すので驚いていた。

 

11時にお義父さんを拾って、アンティ−ブに住む栗の弟の家に向かった。外が寒かったのでフリースのジャンパースカートとタイツをはかせようとしたら、嫌がってものすごく泣かれたが、しようがないので無理やりはかせた。そのせいか、あやぴーは道中ずっとむくれていた。。。

 

義理の弟の家に着くと大きなクリスマス・ツリーがお迎え。弟の家に常備してあるぬいぐるみセットで遊び始めた。皆とご飯を食べて、デザートになってから、あやぴーへのプレゼントを弟の彼女と開けることにした。まずはプロヴァンスのおばさんのプレゼントから。リクエストしていた木のパズル。くまの型が4体あって、それぞれ頭と胴体と足の部分に分かれているのだが、笑っている顔だったり、怒っている顔だったり、ブーツだったり靴だったりとなかなか組み合わせを楽しめそうなパズルだった。それとおしゃれな絵のシール・ブック。あやぴーにはちょっともったいない感じもしたが、シールを貼る行為が大好きなので本人は喜んでいた。

 

それから、また別にパズル2種類。今度は動物の絵とアルファベットを組み合わせなければいけない教育的なパズル。Aane(アン)=ロバ)からZzebre(ゼブル)=しまうま)までちゃんと動物があるのに感心した。そして野菜と果物の絵と数を合わせるパズル。0のところには何も絵が描いてなくて、4のところには4本トウモロコシがある。「これは誰からのプレゼント?」と彼女に聞くと、「私のお母さんから。」と言われてびっくりした。何でもあやぴーの大ファンだそうで「クリスマスを祝うなら是非プレゼントを持っていって。」と言付かったのだそう。ありがたいことです。。。

 

すっかり興奮状態に陥ったあやぴーが最後のプレゼントを見て狂喜した。弟と彼女からのプレゼントは布で出来た牧場セット。組み立てるのも、動物の囲いも、マジックテープでラクラク。牛、豚、羊、鶏など牧場のおなじみの動物のぬいぐるみがついているのもかわいかった。あやぴーは動物が好きなので早速遊び出した。声を変えながら得意の一人二役。

 

私達からは特別なプレゼントは渡していないが、結局たくさんプレゼントをもらえて大喜びのあやぴーだった。昼寝などするはずもなく、帰りの車で沈没するまでは走ったり踊ったり遊んだりと忙しい一日だった。

 

 

 

 

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