あやぴーの成長日記

200611(73ヶ月 )

 

(算数の本から)

 

 

 

1019日から114日はチュニジア旅行につき、子育て日記はお休みです。

 

116日(学校再開)

118日(るい君と遊ぶ)

119日(たまごっちの電池)

1111日(ピクニック)

1112日(海で泳ぐ)

1114日(オセロ・デビュー)

1115日(エレナちゃんと遊ぶ)

1116日(ママの誕生日)

1118日(海で泳ぐ)

1119日(従兄弟の家に行く)

1121日(プール授業一回目)

1125,26日(イタリア一泊旅行)

1127日(日仏算数事情)

1128日(プール二回目)

 

 

 

116日(学校再開)

 

Toussaint(トゥッサン=万聖節)の休みが終わり、学校が再開した。お昼に迎えに行くと、今朝は一年生がメインで勉強したので二年生はお絵かきだったとあやぴーがうれしそうに話してくれた。(注・・あやぴーは一年生と二年生の混合クラスにいる。)。休み時間は昨年のクラスで仲良しだったルイーズとおしゃべりして過ごしたらしい。チュニジア旅行のために4日間学校を休ませたので大丈夫だったかなと心配していたが、あやぴーは至って普通通りだったので安心した。

 

月曜日のランチはバゲット・サンド。サンドイッチの具を用意して(今日はイタリアン・サラミ、トマト、ピクルス)、焼きたてのバゲットに好きなように挟んで食べる。あやぴーはバゲットが大好きなので、予想通りたくさん食べてくれた。

 

学校が終わってからはメキシコ人のクラスメイト、パオロとパオロのママと一緒に教会の広場に行った。一学年年下のロリアン&クレマンス姉妹もやってきた。冬時間になったので日が暮れるのが早い。5時半過ぎにみんなとお別れし、家に帰ってきた。あやぴーはいそいそと宿題を済ませた。

 

 

118日(るい君と遊ぶ)

 

今日は国鉄のストでカンヌ行きはキャンセルになりそうだったのだが、あやぴーにごねられ、また私もるいままに会いたかったので、頑張ってバスを乗り継いでカンヌへ行くことにした。ニース空港から高速リムジンバスに乗ったのだが、初めての経験にあやぴーはかなりびびっていた。しかし、週末にカンヌへ行くときはいつもパパの運転で高速道路を走るので「ここ知ってる!」と言い始め、30分もせずにカンヌに着くとようやく笑顔が戻ってきた。バスを降りてから、るいまま家まで5分もかからなかったのだが、ぼーっとしていたため通り過ぎてしまった。あやぴーに「ママ、ここだよ!」と言われてハッと気がつき、あわてて道を引き返した。すると、偶然にもるいまま登場。「あっ、TOMOちゃんだ!と思ったのに、通り過ぎて行くからびっくりしちゃった〜。」と笑われた。驚かせてすみません。。。(笑)

 

るい君はまだサッカー教室から戻ってきていなかったので、あやぴーはるい君のたまごっちを借りてしばらく一人で遊んでいた。(るいままは私達のためにるい君のお迎えをママ友達に頼んでおいてくれた。申し訳ない!)。るい君が戻ってきた声がすると、あやぴーは大喜びで玄関にかけつけた。2,3週間ぶりの再会。サッカーのユニフォームに全身を包んだるい君はとってもかっこ良くて、思わず「おおお〜っ!」と歓声を上げてしまった。また大きくなったみたいな気がするが、あやぴーと見比べると全く同じ。そう、二人は初めて会ったときから身長が同じなのだ。(るい君は一つ年下だけど。。。)

 

るい君がサッカーのユニフォームを脱ぎ、シャワーを浴びると、早速二人は一緒に遊び始めた。お昼ご飯のために一旦遊びを中断したものの、食べ終わるとまた二人で遊び始めた。不運にもあやぴーのたまごっちの電池がたまたま切れてしまい(あやぴー大ショック。苦笑)、念願の再交信は叶わなかった。しかし、二人はお絵かきをしたり、ただ単にキャーキャー言いながら走り回ったり、るい君がお誕生日にもらったプレイモービルのラジコンで遊んだり(るい君はとても優しい子なので、あやぴーに遊ばせてくれた。)、いつものように楽しく過ごしているようだった。そのおかげで、私もるいままとゆっくりまったりおしゃべりすることができた。二人の子供達に感謝!(笑)

 

夕方、るいまま達と一緒にお店に寄り、水泳に行くるい君を見送ってから、カンヌ駅に向かった。帰りは6時半の電車。冬時間なのであたりはもう真っ暗だった。変な感じ。途中で車窓に雨がかかっているのを見て心配したが、ニースに着いたときは雨は上がっていて(もしかしたら、ニースでは降っていなかったのかも)、無事に家まで帰ることができた。楽しい一日だった。

 

 

119日(たまごっちの電池)

 

学校帰り、久しぶりに大勢の仲間が教会の広場へ集まった。子供の病欠を取って仕事を休んだアニーと長男のルカ(病気なのは次男のエンゾー。アニーのお母さんが一緒に留守番しているそうだ。)、マリー&テオ、エンゾー親子、ローレンス&エンゾー、ロイック親子、アーレ−ヌ&パオロ親子に私達。男の子達はサッカーをしていたが、あやぴーは同じクラスのエンゾーと、テオの弟エンゾーという二人のエンゾーを従えて走り回っていた。しかし、いつものように途中でテオの弟エンゾーとケンカになり、憤慨していた。

 

暗くなってきたので家に帰る。栗がカルフールへ行くことを知ると、あやぴーが「私も行きたい!」と言い、二人で行ってくることになった。昨日カンヌで切れてしまったたまごっちの電池を買わなければならなかったのだ。しかし、二人が家に帰ってきて、栗がたまごっちの中を開けてみたら、買ってきた電池と全然違うものが入っていた。唖然。。。(買う前にちゃんと調べないところがいかにもO型夫婦。汗)。しかし、栗が「そうだ、日本で買ってきた小さなたまごっちの電池は?!」とふと気づき、小さなたまごっちを開けてみたらビンゴ!同じ電池が中に入っていた。応急処置としてそちらの電池をあやぴーのたまごっちに入れ替えた。しかし、遊びたくてうずうずしていたあやぴーが、たまごっちを栗の手から奪って早速ゲームをしたために、「以前の記録をキープする」という項目が押せず、また一からやり直すことが決定した。あやぴーは落ち込むかと思ったが、意外とそうでもなく、いそいそと赤ちゃんたまごっちの世話をしていた。

 

 

1111日(ピクニック)

 

いつも教会の広場で一緒に遊んでいる学校の仲間たちとピクニックに出かけた。メンバーはあやぴーのクラスにいる双子の男の子エンゾー、エンゾーの双子の兄弟ロイック、二人の両親ローレンスとナタリー。あやぴーのもう一人のクラスメイトのパオロとメキシコ人ママのアーレーヌ。あやぴーの一つ下ながら幼稚園時代から仲良しのテオ、弟のエンゾー、二人の両親ラファエルとマリー。6ヶ月になるオリヴィアも連れて。そして私達三人。アーレーヌは車がないのでうちの車に乗っていくことになった。

 

行き先はPlateaux de Justice(プラトー・ドゥ・ジュスティス)という県指定の大きな森林公園。最後に来たのはまだあやぴーが赤ちゃんだった頃かもしれない。懐かしくなった。パーキングに車を停め、ローレンスがピクニックにおすすめという場所に向かってみんなで歩き始めた。あいにく天気はいまいちだったが、子供達はそんなことお構いなしに走っていた。しばらく山道を登ったところでコースを外れ、枝などを押し分けながら小さな道を進んでいくと、目の前に突然原っぱが広がった。「すご〜い!」、「こんなところがあるなんて知らなかった!」、「ピクニックテーブルまであるじゃん!」と一同大騒ぎ。ローレンスは「えへん。」という顔をした。

子供達は花より団子なので、自然を見渡すこともなく口々におなかが空いたと叫んだ。母達が一斉にテーブルの上で各々持参したランチを広げ始めた。私はバゲットにタプナードを塗ってあやぴーに手渡し、朝一番で作った鶏のから揚げと、ミニトマトとラディッシュを、みんなもつまめるように並べた。鶏のから揚げは大人気で、最初は親に言われてしぶしぶ味見した子供達もどんどんお代わりしてくれてうれしかった。もちろんあやぴーもたくさん食べてくれた。

 

子供達は食事が済むとサッカー組とバドミントン組に分かれた。あやぴーはパパにバドミントンのネットを設置してもらい、クラスメイトのエンゾーと一緒にバドミントンを始めた。栗とローレンスも子供達に加わって、親子ダブルスをしていた。そのうち、子供達がバドミントンに飽きたのか、全員サッカーの仲間入りをした。メキシコ人ママ・アーレーヌも「私もやる!」と言って走り寄った。息子のパオロは足が速くてサッカーがメチャクチャうまいのだが、アーレーヌもとても上手なのでびっくりした。

 

子供達はサッカーを中断して時々おやつを食べに来る以外は、その辺を走り回ったり、木で作られた小屋みたいなところで遊んだりと、誰一人として親を呼びに来ることはなかった。私にとって栗がサッカーをする姿を見るのはもしかしたら初めてで(栗はフランス人にしては珍しいことにサッカーに全く興味がないのだ。)、双子のパパのローレンスもサッカーとは無縁な風貌。そんな二人が子供達と一緒に駆け回っているのを見るのも楽しかった。

 

私はママ軍団に入ってまったりとおしゃべりしていたのだが、どうにもこうにも寒くなってきたのでサッカーに入れてもらうことにした。最初はゴールとして活躍していたのだが、あやぴーがサッカーに飽きてバドミントンをしたいと言うので、ちょうど合流したマリーにゴールを代わってもらい、あやぴーと二人でバトミントンをした。段々うまくなってきたみたい。最後の方は長く続けることができた。

 

日が暮れる前に山を下りなければと言うことで、5時頃に片づけを始めた。山道にはところどころ鉄棒やうんていがあり、子供達は押し合いへし合いしながら各々遊んでいた。遊具がなくなるとひたすらダッシュ。午後の間中ずっと動いていたと言うのにまだエネルギーがあり余っているようで驚いた。

 

パーキングでみんなとお別れし、私達はアーレーヌとパオロ親子を乗せて出発した。夕日に照らされた空がとっても赤くて、パオロとあやぴーは大興奮。キャーキャーと騒ぐので耳をふさがなければならなかった。注意をしつつも、「よっぽどうれしいんだなぁ。楽しかったんだなぁ。」と微笑ましい気持ちになった。二人を家まで送ってから、家には帰らずお義父さんの家に直行した。夕飯はピザ。デザートにはお義父さんがあやぴーのためにいつも買っておいてくれているアイスクリームを食べた。眠たくなってきたので食後にコーヒーをもらい、少しのんびりしてから家に帰ってきた。親子共々楽しい一日だった。

 

 

1112日(海で泳ぐ)

 

お昼は我が家の食堂とも言える近所のレストランでランチ。あやぴーはいつものようにキッズ・メニューを頼んだ。今日はステーク・アシェ(牛ひき肉のステーキ)とフライドポテトを頼んでいたが、おなかが空いていたのか「小さい!足りない!」と言い、パンにバターを塗ってひたすら食べていた。デザートはチョコレートのアイス。二種類選べるのだがチョコレートしか要らないと言い、普段は途中で残すのに今日はしっかり平らげた。最近本当によく食べる。それなのに全然太らない。変わってもらいたいくらい。。。

 

一旦家に帰ってから水着の用意をし、近所のビーチまで歩いていった。顔なじみの人たちにあいさつをしてからあやぴーを水着に着替えさせる。あやぴーは私と一緒にさくっと水の中に入り、そのままちゃぷちゃぷ泳ぎ始めた。わが娘ながらなかなかの根性。そのまま見ていたい気もしたが、早く泳ぎたかったので栗にあやぴーのお世話をお願いし、先に一人で泳がせてもらうことにした。「ご飯を食べたばかりで心配だから」と栗に沖に出ないように言われたのでビーチと平行して横に泳いだ。冷たい水が気持ちいい!しばらくして陸に戻ると、あやぴーは足のつくところで引き続き栗と一緒に泳ぎの練習をしているところだった。

 

栗とバトンタッチし、あやぴーと二人陸に上がった。あやぴーは先週同様、石造りの壁でロッククライミングを始めた。7歳児にしてはなかなかやる。あまり高くまで上らないよう注意した。日が暮れて寒くなる前にもう一度みんなで泳ぎ、それからシャワーを浴びて(あやぴーは家で浴びるからいいとパス)、洋服に着替えた。

 

帰り道、いつも立ち寄るスタンドでカキ氷を買ってほしいとあやぴーがねだってきた。「こんな寒いのにカキ氷?!」と私は聞きなおしたが、カキ氷がどうしても食べたいのだと言う。えええ〜っと思ったけど、スタンドに行くと3,4人の人がカキ氷を買っていた。あやぴーは夏の定番ミントの緑色のシロップをかけてもらって上機嫌。「つめたい〜!」と笑いながら全部一人で食べた。すごい。(笑)

 

家に着いてからゆっくりとお風呂に浸かり、夕飯はあやぴーのリクエストで作った温かいおそばを食べた。具は鶏肉とネギ。栗と私は七味唐辛子をかけて食べた。体がぽかぽかしてきた。あやぴーは夕飯を食べる前から目がトロンとしていたのだが、食事が終わるや否や歯磨きをしてトイレを済ませて寝てしまった。昨日も今日もよく体力を使ったから、疲れていたのに違いない。

 

 

1114日(オセロ・デビュー)

 

学校から帰ってくると、横浜の叔母から絵手紙が届いていた。あやぴー宛に一枚、私宛に一枚。あやぴーの絵手紙の方は手塚治虫さんの切手が貼られていて、文章も小学生レベルのわかりやすさで書かれていた。あやぴーは漢字も読むことができて、とてもうれしそうだった。叔母の配慮に感謝。

 

いつものようにお昼ご飯の前に日本語の勉強をする。まずはカタカナや平仮名の復習と漢字。それから長文読解。最後に算数。長文読解と算数はドリルを使っているのだが、一日一ページ(見開きの片方)と決めているので、全部で20分もかからない。バカンス中はフランス語が優勢になり少し心配だったのだが、ニースに戻ってきて一週間が経ち、日本語の勉強もようやく再び軌道に乗ってきた。私との会話だけでは語彙が増えないので、そういう意味でもドリルを使うのは刺激になる。(日本にいる先輩ママ友達のアドバイスに感謝!)

 

私達が使っているドリル

くもんの小学生ドリル1年生のかん字・・・・・日本で本人が選んだドリル。漢字は私があやぴーの様子を見ながら、興味を持てる順番に教えているので、ドリルを毎日一ページという風には進められないのですが、巻末に一年生で習う漢字の一覧表があるのと、読み書き両方学べるのがいいので、ある程度漢字の量がまとまったら使うというスタンスにしています。

くもんの小学生ドリル1年生の長文読解・・・・・オススメ。かん字ドリルをくもんにしたので、長文読解も同じシリーズにしたのですが正解でした。このドリルは日本語を読む勉強にもなるし、ただ読むだけでなく理解するということにもつながります。日常生活では使わない擬音語や語彙も出てくるので説明が大変なときもありますが、その分手ごたえを感じます。今後も長く続けようと思っています。

学ぼう!算数 低学年用 上・・・・・算数は学校でもやるので、敢えて日本語で教えなくてもいいかなって思っていたんですが、日本の友達が「この本いいよー!」と教えてくれたので、買ってみました。カラフルなイラストでの説明つきなので、子供が興味を持って取り組むことができるようです。「算数は楽しい!」って思ってくれたらいいなと思って使っています。

 

今日はどの勉強もスムーズにできて、「もう終わりなの?」とあやぴーが驚いたほどだった。覚えた漢字も60個に達した。日本語学習は必ずしもうまく行く時ばかりではない。あやぴーのやる気がない時はこちらが厳しく言ってやらせないといけないし、時には泣かせてしまうこともある。わからない時は忍耐強く説明しないといけない。だけど、こうやってスムーズに行った日は本当にうれしい。やりがいのある任務だとつくづく思う。。。

 

さて、あやぴーの学校水着が見つからずあちこち探していたら、携帯用オセロが出てきた。これは栗が初めて日本に来たときに東急ハンズで買ったものだからもう10年以上も前のもの。箱は黒ずんでいたが、中身は大丈夫だった。オセロを見たあやぴーが「私もやってみたい!」と言うので、お昼ご飯の後に遊んでみることにした。ルールを説明しながら本人の好きなようにやらせてみる。それはまずいんじゃない?という時は注意しながら。。。一回目はあやぴーの大敗だった。しかし、二回目になるとあやぴーは私の動きを見て真似するようになり、差が縮んできた。あやぴーは栗と私の子だけあって、ゲームが好き。トランプやカルタ、UNOといった定番に、新しくオセロが加わったのはとてもうれしいことである。

 

 

1115日(エレナちゃんと遊ぶ)

 

あやぴーにせがまれて歩行者天国にあるハンバーガー屋さんQUICK(クイック)」でランチ。お子様セットについてくるおもちゃはMECCANOとのコラボものだった。大工工事が面白そうな上に完成品が動物だったため、お子様セットを二つ頼み、二種類違う動物を入れてもらうことにした。あやぴー大喜び。食後、コーヒーを飲みに友達のパン屋さんに出かけると、あやぴーはそこで早速おもちゃの組み立てを始めた。一つ目はなんとか自分で作れて、二つ目に取りかかった。しかし、二つ目はどうもうまく作れず、癇癪を起こし始めた。私は友達とお話し中だったので、今は手伝えないから後にしてと厳しく言い渡した。フランスでは、大人の会話に子供が口を挟むことは良しとされていない。用事がある場合は、大人の話が終わるまで待たないといけないのだ。(あやぴーにも小さな頃からそう躾けているので、普段は全く問題がないのだけど。)

 

友達のお店を出てから、せっかく街中に来たのでブラブラとお店を見ながらみみんちゃんの家まで歩いて行った。そして、いつものごとく約束の時間より早く着いてしまった。みみんちゃんは予め「早く来てもいいから。」と言ってくれていたけど、エレナちゃんの食事タイムにぶつかってしまった。ゴメン。。。エレナちゃんの気が散ると悪いので、あやぴーと二人でサロンで待つことにした。QUICK(クイック)でもらった二つ目のおもちゃに取りかかる。一つ目よりちょっと複雑だったこともあり、ほとんど私が組み立てる羽目になった。でもあやぴーが喜んでくれたので良かった。

 

食事を終えたエレナちゃんが現れた。なんだか大きくなったみたい。でも相変わらずお人形さんみたいな可愛さである。あやぴーはエレナちゃんを車に乗せ、シートベルトを締めると、後ろから押し始めた。毎回この遊びから始めるのがお約束になっている模様。家中を移動した後、また元の位置に戻ってきた。昔はされるがままのエレナちゃんであったが、今日は違う。よくしゃべるのだ。もう車はいいとか、おりるとか、おしっこが出たとか、ちゃんと自分の意思を伝えられる。ビックリした。

 

私達の存在になれると、おしゃべりはヒートアップした。動物のパズルを一つずつ持ってきては、「くまさん」「かばさん」「おうまさん」、、、と説明してくれるし、真剣に本を見ている姿も印象的だった。集中力があるという証拠だからだ。頭の良いご両親から生まれてきた子だから当然と言えば当然なのかもしれないけど、まだ2才にもなっていないのにすごいなぁと感心した。少し会わない間にずいぶん成長したなぁと目を細めてしまった。

 

おやつの時も驚いた。お水を飲み終わったエレナちゃんが、「これで最後。」と言ったのだ。「おわり」とか「おしまい」ではなくて、「最後」という言葉が出てくるなんて、、と感心した。みみんちゃんお手製のキャロットケーキは自然な味がとてもおいしくて、おそるおそる一口食べたあやぴーも(←味に保守的)、もっと食べると言うほどだった。私が持参したマカロンも一緒に食べて、楽しいおやつタイムとなった。

 

エレナちゃんはお絵かきも好きだそうで、あやぴーも大喜びでエレナちゃんと一緒に絵を描いたり、本を読んだり、お人形で遊んだり、楽しく過ごしているようだった。エレナちゃんにとってもそれは同じらしく、ひたすらあやぴーの後ろをくっついて、あやぴーの動きを真似していた。二人は顔を見合わせてケラケラ笑っていた。あっという間に日が暮れてしまった。年は違えど女の子同士で仲良く遊んでくれていたので、私もみみんちゃんとおしゃべりを楽しむことができた。ここのところ、みみんちゃんとはあやぴーが学校に行っている間に会うことが多く、あやぴーからずっと「ママ、ずるい!私もエレナちゃんと遊びたい!」と言われていたので、今日は大満足だった様子。楽しかったと喜んでいた。みみんちゃん、エレナちゃん、どうもありがとう!

 

 

1116日(ママの誕生日)

 

 

(お誕生日にもらったカード)

 

今日は私の誕生日。朝一番でそう言うと、あやぴーが「お誕生日おめでとう!」と言って、顔中にキスしてくれた。小さな体を抱き寄せる。こんなに大きくなってくれてと温かい気持ちになった。涙。お昼ご飯はお義父さんお手製のミートソースでパスタを食べた。食後、あやぴーから「はい。」と紙を手渡された。そこには、「ままのはだきれい!」と書かれていた。ハートの中にお花が三つ。お誕生日のお祝いにしては不思議なカードだが(笑)、ありがたく頂くことにした。

 

午後一番で小学校に送り届け、夕方にお迎えへ行った。いつものように教会の広場に寄り、日が暮れるまで子供達を遊ばせてから家に帰ってきた。あやぴーが学校で木工用ボンドのようなものが必要だと言うので、栗とあやぴー二人でスーパーへ買い物に行くことになった。ついでに、ちょっと重いものもいくつか買ってきてもらうことにした。

 

あやぴーが栗にコソコソ話をしていて、それは明らかに私のお誕生日関連だろうと思われたが、見て見ぬふりをした。きっと夕飯後に歌と踊りのショーを二人で披露してくれるのだろうと容易に想像がついたからだ。

 

しかし、私の予想は外れた。帰宅した二人からそれぞれ花束を渡されたのだ。びっくり!!!あやぴーからはあやぴー自身が選んだという赤と白の二色使いのチューリップ。栗からはバラとミモザの花束。まさか花をもらうとは思っていなかったので、本当にびっくりした。そしてとてもうれしかった。あやぴーのアイデアに、栗の心遣いに心から感謝だった。

 

夕飯はゆっくり煮込んだビーフシチュー。普段はあまりお肉を食べないあやぴーがおいしいと言ってお代わりまでしてくれたのでうれしかった。栗も喜んでくれた。今日はボジョレー・ヌーヴォーの日でもあり、我が家ではBouchardのものを飲んだ。やっぱりバナナの味がした。バースデー・ケーキは「チョコレートがいい」と言うあやぴーのリクエストで「チョコレート・タルト」を作ったのだが、日本のレシピなので甘さ控えめでおいしくできた。生クリームのデコレーションはあやぴーにお願いしたのだが、思うように生クリームが出てくれず、大笑いし始めたので縁からだいぶ外れてしまった。仕方ないので「女の子の顔にしよう!」とアレンジする。最終的にはそれなりにまとまったのでホッとした。栗がロウソクに火をつけて、あやぴーと二人で「ハッピーバースデー(仏語版)」を合唱してくれた。私はふうっとロウソクの火を吹き消した。生んでくれてありがとう、生まれてきてくれてありがとう、わがままな私に毎日付き合ってくれてありがとう、友達でいてくれてありがとう。。。たくさんのおめでとうをもらって、たくさんのありがとうを言った、幸せな一日だった。

 

 

1118日(海で泳ぐ)

 

午前中は学校。お昼のお迎えは栗が行き、二人仲良く帰ってきた。今日はとても良い天気だったので、ランチは讃岐ひやむぎと野菜のかき揚げにした。あやぴーはかき揚げが大好きなのでたくさん食べてくれた。食休みをしてから、近所のビーチへ出かけることにした。あやぴーは自転車に乗って。ササーッと猛スピードで走っていくあやぴーだが、「道路は一人で横断してはいけない。手前で必ず立ち止まり、私たちが来るのを待つこと。」と昔から厳しく言い聞かせているので、今日もきちんと私たちを待っていてくれた。三人揃って道路を渡ると、またササーッと一人お先に自転車をこいでいった。

 

土曜日だったせいか、昨晩激しい雷雨だったせいか、ビーチはいつもより空いていた。水着に着替えると一目散で水の中に入るあやぴー。今日はなかなか暖かかったこともあり、すんなりと水の中に入ることができた。しかし、風があるのか波が高かったので泳ぐというよりは波遊びという感じだった。陸に上がってからは、きれいな石を探したり、いつものようにロッククライミングに挑戦。あっと言う間に夕方になった。

 

一旦家に帰ってから、お義父さんの家へ出かけた。あやぴーがひっきりなしに鼻をかむので、「こんな体調の子をビーチに連れて行くなんて!」とお義父さんから叱られた。私も今日はあやぴーは泳がない方が良いと言ったのだが、あやぴーは父親譲りの石頭だし、栗が「熱があるわけじゃないし、鼻以外は普通なんだから。」と言うので、それ以上は抵抗しなかった。「月曜日に体調崩したら、あなたが面倒見てよね。」とだけは言っておいたのだが。。。

 

海に行くとおなかが空く。あやぴーは家でたくさんおやつを食べていたせいか、夕飯のピザはあまり食べなかった。お義父さんがそれ見たことかと「やっぱり具合が悪いんだよ。」とお小言をもらしたが、デザートのアイスはしっかり食べていたので大丈夫そうである。しかし、夜のお出かけにサンダルと言うのは冬の間は禁止にしなければ。パパを真似るのはいいけれど、体のつくりが違う。こんなことで風邪をひくのはいけない。11月も後半なのに、夏を思い起こさせる一日だったが、朝晩はやはり寒くなってきている。

 

 

1119日(従兄弟の家に行く)

 

栗の弟夫婦からの招待を受けてアンティーブまで行ってきた。お出迎えはあやぴーの従兄弟であるトリスタン。28ヶ月で、来年9月からは幼稚園生。少し見ない間にずいぶん大きくなったし、しっかりしてきた感じ。金髪だった髪の毛が栗色になっていたので驚いた。

 

お昼ご飯はカネロ二。カネロ二を食べるのはすごく久しぶりで、一家そろって感動してしまった。あやぴーもよく食べたし、トリスタンもあやぴーと同じくらい食べていた。栗はお代わりもしていた。食後のグリーンサラダに松の実が入っているのはこの家風。あやぴーはグリーンサラダが大好きなので、わしわし食べていた。それにつられて、トリスタンもトライしていた。デザートのチェリーのクラフティは二人で半分ずつ。甘さ控えめでとてもおいしかった。

 

食事が済むのを見計らったかのように、お昼ね中だったオランが雄たけびをあげた。オランは先月1才になったばかり。2週間前から歩き始めたそうで、今日もひたすら歩く練習をしていた。相変わらず髪の毛があまり生えていないのが悩みだそうだが、つぶらな青い透明な瞳を見たら女の子だとすぐにわかる。最初は大勢の人に戸惑っていたオランもしばらくすると慣れてきて、あやぴーやトリスタンと遊び始めた。

 

最初は子供部屋にいた子供達、、、いつのまにか次々におもちゃを居間に持ってきて、居間で遊び始めた。中には音のうるさいのもあり、「お願いだから向こうで遊んで!」と懇願しなければならないほどだった。そんな中、私たちのチュニジア旅行のこと、彼らのサントロペでのバカンスのこと、お互いの近況などを話しあうことができた。コルシカ島のみかんを食べ始めると、オランがものすごい勢いで泣き始めた。「もしかして、みかんがほしいの?」とアポちゃんに聞くと、コルシカ島のみかんが大好物なのだと言う。アポちゃんが皮をむいて食べさせるとオランはすぐに泣き止んだ。「そうだ、子供達そろそろおやつだよね。」とアポちゃんがりんごのコンポートをトリスタンとあやぴーに渡すと、オランがまた泣き始めた。ものすごい騒音。「もしかして、、、」というと、アポちゃんが笑った。「そう、コンポートも大好物なの。」・・・なんてわかりやすい子なんだろうと栗と私は大笑いした。オランはコンポートをもらってご機嫌になった。

 

日が暮れてきたのでそろそろ家に帰ることにした。今日は昨日の晴天とは一転してどんよりとしたお天気だったため、お昼からずっと家の中にいたのだが、こうやって家族と過ごす日曜日もいいなと思える一日だった。なによりも、甥っ子のトリスタンが私のことを「タタ(おばちゃん)TOMO」と呼んでくれるようになったので、可愛くて可愛くて仕方ないし。(といっても、トリスタンは私よりあやぴーの方がお気に入りのようなのだが。。。涙&笑)。

 

 

1121日(プール授業一回目)

 

今年もプールが始まった。と言っても、あやぴーの学校にはプールがないので、二クラス合同で学校から大型バスに乗り、旧市街にある市営プール(もちろん温水。笑)に行く。昨年は付き添い希望の父兄が多く、私は一度しか参加させてもらえなかったのだが、今年は希望者が少なかったようで付き添いメンバーに決定した。ほかに、レアのママとルカのママが来た。もう一つのクラスはCP(一年生)で、いつも教会で一緒に遊んでいるルカやテオ、双子のロイックのクラス。テオのママのマリーも付き添いなので、赤ちゃんのオリヴィアを連れて来ていた。

 

子供達をトイレに行かせてから子供達を大型バスに乗せるお手伝いをした。シートベルトもちゃんと締める。昨年一緒だった子も結構いるので、「あやぴーのママ、私のこと覚えてる?」「こないだ公園でもあったよね。」など、子供達が次々に話しかけてきてくれた。あやぴーのクラスは元々の人数が少ないし、混合クラスのために自立した子を多く入れたというだけあって、さくっとバスに乗ることができた。マルティーニ先生の仕切りも見事だった。その後に一年生のクラスが入ってきた。私たちもシートベルトをつけるお手伝いをした。こちらの担任の先生はマルティーニ先生とは対照的で、大雑把な方である。子供達もぼーっとした感じの子が多く、一年の違いは大きいんだなぁ、うちのクラスの一年生の子は大人なんだなぁと思った。(注・あやぴーのクラスは一年生と二年生の混合クラス。クラスの3分の2が二年生で、3分の1が一年生である。)

 

いよいよ出発。トラム工事のせいで車道が規制され、交通渋滞を引き起こしていたため、旧市街のプールに行くまでにかなり時間がかかった。バスからプールまでの道のりは、昨年の要領で自分のクラスだけを担当すればいいのかと思っていたが、もう一つのクラスが全くまとまらないために、両方を見なくてはいけなかった。マルティーニ先生もこれにはムッとしていたらしい。私は子供達から質問攻めだったので、周りを見る余裕はなかったのだけど。。。

 

ようやくプール到着。先生方が諸手続きを終えると、男子と女子に分かれて更衣室に入った。男子の方はルカのママとマルティーニ先生、女子の方はレアのママと私で担当した。一番大切な仕事はゴム帽子を頭にかぶせること。あやぴーが一番に着替え終わったので、まずは娘から挑戦と苦戦していると(ゴム製だからか、なかなかすんなりとは頭に入ってくれないのである。涙)、レアのママがコツを教えてくれた。目から鱗!それ以降はスムーズにかぶせることができた。

 

一人バスタオルを忘れた子がいて、マルティーニ先生が「昨日あれほど言ったのに!」と激怒。かわいそうなので、あやぴーに体を拭き終わったらその子にバスタオルを貸してあげるよう言った。そのほかに帽子を忘れた子も一人いて、マルティーニ先生はますます激怒。幸いにもルカのママが予備の帽子を持っていたので、その子は帽子を貸してもらえることになった。マチルドは耳の手術をし終えたばかりで、オーダメイドの耳栓をつけなくてはならない。マチルドのパパから以前そういう話を聞いていたので、注意して見るようにしていたが、マチルドは自分で箱の中から耳栓を取り出し、しっかり耳につけていた。ゆっくりながらも、「自分でやる!」という決意が感じられて微笑ましい気持ちだった。プールを楽しみにしていたんだろうなぁ。。。着替えの仕方や洋服の置き方などにも一人一人個性があっておもしろい。あやぴーは自分の洋服を持参したリュックの中に入れていたのでホッとしたが、そこら辺に投げ捨てている子も結構いて驚いた。こういうところでも、家でのしつけやその子の成長具合がわかると思った。

 

子供達をプールに送り出した後は、ロビーのガラス窓から子供達の様子を眺めた。父兄はプールの中に入れないのである。子供達は最初体育座りで指導員の話を聞いていたが、しばらくすると二つのグループに分かれた。小さいプール組と大きいプール組。それぞれでテストが行われている。あやぴーは小さいプールの方にいたので、私はそちらしか見ていなかったのだが、大きなプールの方を見ていたマリーが「やだ!」と大声をあげた。大きいプールの方で子供がおぼれかけたらしい。ぶくぶくと沈んでいく子供に指導員が棒を差し出したが、その子がなかなか棒につかまらないので心配した。もちろん大事には至らなかったが、指導員がいてもプールでは何が起こるかわからないということを実感した。

 

さて、小さいプールではついにあやぴーの番が来た。いつものように平泳ぎをするあやぴー。顔に水をつけて泳ぐこともあった。あやぴーは指導員から大きなプールへ行くように言われた様子。プールの外は寒いのか、ブルブルしながら速足で大きいプールの方へ向かった。その後、大きなプールでのテストを終え、あやぴーはどうやら一番上のクラスに入ることになった。マリーの息子のテオは一年生ながら100メートルくらい平気で泳いでしまう子。彼が一番上のクラスだと言うのはわかるが、あやぴーは5メートル泳げるか泳げないかというレベルなので、一緒にしちゃっていいの?と思ったのだが、このクラスには泳げる子と言うのが少ないのかもしれない。テオとあやぴーの他には、メキシコ人のパオロ、双子のエンゾーとロイックもいるそうで、いつも教会で遊んでいる仲間が大集合となった。

 

終了時間が近づいてきたので、更衣室に行って子供達を出迎えた。どの子もブルブル震えている。髪や体をすばやく拭いて洋服に着替えるように言った。遅い子には手を貸した。あやぴーがバスタオルを使い終えると、忘れたという子に貸してあげた。こんな時でも「マダム」「あやぴーのママ」と色々な子が色々な話をしてくる。女子はおしゃべりで作業が進まないせいか(笑)、男子より少し遅れて更衣室を出ることになった。毛糸の帽子を頭にかぶらせてプールを出る。ところが、もう一つのクラスが全く出て来ない。かなり待たされたために、子供達が風邪を引かないか心配だった。二クラスようやくそろったところで、子供達をバスまで連れて行き、再びシートベルトのお手伝いをした。うちのクラスの子供達はみんな一人で出来るので、もう一つのクラスの子供達を手伝う方が忙しかった。。。(汗)

 

夜、あやぴーとお風呂に入りながら今日のプールのことを話した。タオルを忘れた子(ティファニー)と帽子を忘れた子(オセアン)は学校に帰ってきてからマルティーニ先生にこっぴどく叱られたそうだ。その後、ティファニーはあやぴーに「あなたのお母さんはブス。優しくない。タオルなんか貸してもらわなくて良かったのに。」とぶちまけたとか。あやぴーは「ひどいよね。優しくないのはティファニーだよね。」と怒っていた。私はちょっと驚いたが、こういうリアクションがあるのも理解できるので、いくつか思うところをあやぴーに話した。ティファニーは先生に怒られて嫌だったのではないか、普段あまりママに可愛がってもらっていないのではないか、だからあやぴーがママと仲が良いのがおもしろくないのではないか、、、というようなこと。あやぴーはそうかもしれないと頷いた。ティファニーはよく親からぶたれていて、家でも家事をたくさんやらされているのだそうだ。もちろん、子供の話だからどこまでが本当かはわからない。だけど、当たっている部分はあるような気がする。ティファニーは一人でプールの支度をしてきたのだ。親は点検しなかったのだ。あやぴーも一人で準備したけど、私がちゃんと点検したし、朝にもう一度確認した。まだ小さな子供なのだから。だけどそう考えない親もいるし、忘れてしまう親もいるのだ。。。(付き添いをしていた他のママ達とももっぱらその会話だった。)「ティファニー、ちょっと可哀相だね。」という結論に至ったのだが、だからと言って人の恩を仇で返すのはいけない。あやぴーが来週はティファニーにタオルを貸したくないと言うので、私もそれでいいと同意した。

 

そのほかに印象に残った子の話もした。マルゴーとノエミー。ギャルのような口調で延々としゃべり続けるおませな女の子達。二人とも全身をばっちりコーディネイトしていて、メチャクチャかわいい二人である。「でも、優しくないんだよ。マルゴーもノエミーも。」とあやぴーが言った。休憩時間に絡んでくることがあるらしい。私はふと思うところがあった。そしてそのことをあやぴーに聞いてみた。「あの子達、あやぴーと同じ年?上なんじゃない?」・・・案の定、私の推理は当たっていた。二人とも三年生に進級できなくて、もう一度二年生をしている子達だったのだ。なるほどーと思って、「ママにも経験があるんだけど、クラスの中には成績の良い子がうらやましい、にくたらしいって思う子がいるのよ。だけど、勉強で勝つことができないから、わざと意地悪したりするわけ。多分、あやぴーは年下なのにいつも先生に誉められているのが悔しいんじゃないかな。。。」と言うと、あやぴーは「そうかもしれない。」と頷いていた。

 

そのことがきっかけに、あやぴーはクラスの他の子の話もしてくれた。マチルドの耳のことも知っていたし、ジェレミーが病気を患っていることや、チボーのママが亡くなった原因についても話してくれた。(私は今朝レアのママから話を聞いて涙だったのだが。。。)。あやぴーの新しいクラスのことはまだわからないことばかりだったので、今日はとても収穫があった。色々なことを見聞きし、考えさせられた一日だった。ただ単にプールの付き添いをしてきただけだと言うのに。。。

 

「来週はどうする?もしママが来るのが嫌だったら先生にそう言っておくけど。」と、念のためあやぴーに聞いてみると、「私はママに来てほしい。ママ大好きだから!」と言って、私に抱きついてきた。私は幸せなママだと思った。私もあやぴーも健康と家族と生活に恵まれている。小さなことで腹を立てたり悲しく思ったりしてはいけないのだと反省した。

 

 

1125,26日(イタリア一泊旅行)

 

ジェノバの近くにあるアウトレットに一泊で行って来ました。その時のお話はこちらからどうぞ。(→ニース健康生活「プチバカンス記Serravalle Scrivia」)

 

 

1127日(日仏算数事情)

 

あやぴーに「ママ、今日ね、算数の授業でretenue(ル(R)トゥニュ)って習ったんだけど、日本語ではなんて言うの?)と聞かれた。「retenueって、抑えることとか、差し押さえることとか、色々と意味があるけど、算数で使うの?」と聞きなおした。「そうなの、あのね。。。」とあやぴーが一生懸命日本語で説明してくれた。でも、理解できない。計算式を書いて説明してくれても申し訳ないことに全くわからなった。あやぴーはため息をついた。そして、「ママ、あやちゃんの日本語がまだまだだからちゃんと説明できなくてゴメンね。」と言った。私はびっくりした。小さかった頃は、私に理解してもらえないと怒って癇癪を起こしたものだが、ずいぶん成長したものだと驚いた。優しい心遣いにホロリ。「違うの、違うの。わからなかったのはあやちゃんのせいじゃない。ママは算数が得意じゃないし、理解力が足りないせいだと思う。でも頑張って説明してくれてうれしかったよ。どうもありがとうね。」と励ました。「そうだ、辞書を見てみよう!」と仏和辞典を開いてみると、「retenue(女性名詞)」の最後の意味として、「(数学)(足し算などで次の位への)繰上げ数」と書かれているのを発見した。「繰上げ」のことだったんだ!あやぴーに「繰り上げ数だって。この「数

」は算数の「数」だよ。」とすぐに教えてあげた。あやぴーは「へぇ。」と言って、「繰上げ数、繰上げ数」と繰り返した。(注・・・お友達のおがたさんに「retenueは繰り上げ数ではなく、繰り上げ算ではないか。」と言うご指摘を頂きました。ありがとうございます。)

 

その後、いつものように日本のドリルで勉強した。算数のページでは三桁の数字が始まった。あやぴーはそれを見て、「ママ、これ知ってるよ!これはunité(ユニテ)と言って、こっちはdizaine(ディゼン)、それからcentaine(ソンテン)って言うんだよ。」と教えてくれた。そっか、それなら話は早い。「日本語だと、unité(ユニテ)は「一の位」、dizaine(ディゼン)は「十の位」、そしてcentaine(ソンテン)は「百の位」、そういう風に言うんだよ。」とドリルを見せながら教えると、あやぴーは予想通りすぐに理解した。とてもうれしそうだった。自分でもう一度数字と文字をノートに書き、「unité(ユニテ)は一の位」と言って頷いていた。先輩ママ友達の話によると、日本とフランスでは算数のやり方が違うことがあり、しばしば驚くそうなのだが、似ているところもあるようだ。ボギャブラリーの面でも、やはり算数のドリルも買ってきて良かったと思う。日本の友達のアドバイスに心から感謝。(ぶしさん、どうもありがとう!)

 

 

1128日(プール二回目)

 

プールの付き添いのため、940分に学校に行くと、子供達が既に外に出ていて歩き始めているのを見てびっくりした。あわてて猛ダッシュ。遅れていないはずなのにおかしいなぁ、、、と思いながらも、一応先生に詫びると、「先週は帰りが遅くなったから、今日は少し早めに出ることにしたんです。」とのこと。聞いてないんですけど。。。(汗)。案の定、他のママは一人しかいなくて、マリーもルカのママもいなかった。先生がレアに「あなたのママはどうしちゃったの?」と聞くと、「今日はママ来ません。」とレアが答えた。今度はマルティー二先生が「聞いてないんですけど。。。」とすだれ顔になった。もちろん、私も聞いてません。でもここはフランス。。。

 

大型バスに子供達を乗せるところで、マリーとルカのママがあわててやってきた。二人とも「先週と同じ時間に来たのに。」と当惑していた。子供達を大型バスに乗せる。先週とはやり方が違うので子供達は戸惑っていたが、なんとか出発。バスを降りてからは、先週とは見違えるほどの手際の良さで、スムーズにプールまで歩くことができた。

 

今日はマルティー二先生と私が女子更衣室を担当した。帽子のかぶせ方で戸惑っていると、マルティーニ先生が「ちょっと見てて。」と言って、お手本を示してくれた。おおっ、お見事!しかも簡単そう!レアのママが教えてくれた方法よりもっとやりやすく、本当にするっと頭にはめられる。おもしろくて、次から次にとトライさせてもらった。今日は先週タオルを忘れたティファニーは欠席で、帽子を忘れたオセアンはちゃんと帽子持参だった。

 

子供達をプールに見送ってから更衣室を出る。中には入れないので、ロビーの窓ガラスから中の様子を見学した。あやぴーは泳げる子のグループなので大きなプール。早速一人一人泳ぎ始めた。まず、15メートルほど平泳ぎをする。すると、フラフープのようなカゴのようなものが浮いているので、水に潜ってそこを一つ一つ通過し、また15メートルほど平泳ぎをしてプールを出る。すいすい泳ぐ子もいたし、後から来た子に抜かされる子もいた。あやぴーは一番最後。きっと心配なのだろう。泳げても4,5メートルがいいところなので、途中でギブアップするはず。。。あやぴーが飛び込んで泳ぎ始めた。意外としっかり泳いでいる。沈んでない。ドキドキしながら見守った。すると、無事フラフープまで到着した。やった、やった。こんなに泳げたのは初めてじゃない?!ロビーで一人興奮してしまった。あやぴーはフラフープも無事通り抜け、次の15メートルもしっかり泳いでプールを出た。うわ〜ん、すごい。よく頑張ったねぇ!(涙)

 

次はまた同じコースだが、背泳ぎにトライするよう言われた模様。あやぴーはまじめなので、一生懸命背泳ぎにトライしていた。水が顔にかかるのを見てドギマギしてしまったが、あやぴーは一旦平泳ぎの体勢に戻った後、また背中を下にして泳ぎ始めた。親と一緒だと甘えん坊なのに、クラスではちゃんとやってるんだねぇと目頭が熱くなった。

 

次はクロール。・・・(汗)。「そんなに休みなく泳がせたら疲れてしまうではないか!」と一人で憤慨していたが、これが最後だった。水泳の先生は子供達にFRITE(フリット)と呼ばれる細長いスチロールの棒(アクアポール)を一人一人持たせた。子供達は今度は横に一列になり、短い幅を背泳ぎで何度も往復した。フリットを持っているせいか、普通に泳ぐより楽そうで、あやぴーも足をキックしてしっかり進んでいた。

 

あっという間に40分のクラスが終わった。更衣室に戻って子供達の着替えを見守り(よっぽどのこと以外、全て自分でやらせるようにと先生から注意されつつ。苦笑)、プールからバスまで子供達を移動させ、座席に座らせて、学校まで戻った。家に帰ってきてからいつものようにドリルをやらせたのだけど、今日はぐずりがちだった。プールで疲れたのだろうなあぁと思ったが、決めている分はしっかりこなしてもらった。お疲れ様!

 

 

 

 

 

 

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