あやぴーの成長日記

20069(71ヶ月 )

 

 

 

(あやぴーと一緒に作ったお人形。927日。)

 

 

 

    91日(郊外のプール)

    92日(イタリアでも泳ぐ)

    93日(カンヌで)

    94日(二年生になりました!)

    98日(新しい友達)

    99日(お誕生日プレゼントと海)

    910(トリスタン2歳半、オラン11ヶ月)

    911日(秋休みのこと)

    912日(電話番号を聞かれる)

    913日(モナコ)

    914日(絵本)

    915日(予防接種)

    916日(発熱)

    917日(復活)

    920日(教会の広場)

    921日(るいと大ちゃん)

    922日(WEBCAMがやってきた)

    923日(金魚がやってきた)

    924日(るい君とエレナちゃん)

    927日(人形を作る)

    928日(スト)

929日(のぞき見する)

930日(クラス説明会)

 

 

 

91日(郊外のプール)

 

夏休み最後の金曜日。アニーから郊外にあるプールへ行く計画があると誘われたので、私とあやぴーも参加することになった。ニースから車で15分 くらいのところに小さな町がある。そこの町営プールがママ友達の間で流行っているのだ。昨日一緒にプールに行ったメンバー、アニー&ルカ、エンゾー親子、 クリスティーヌ&アリス、ガブリエル親子に加え、マリー&テオ、エンゾー、オリヴィア親子にクリスティーヌ&マイリー親子も合流した。大人3,5ユーロ、子供2,5ユーロという料金は町営プールにしては高めだが、その価値はあるとみんなが言うだけあって、良いプールだった。

 

屋外ながら子供がどこにいても目が届く広さだし、水温もちょうど良い感じ。子供用プールに設置されているすべり台は小さな子から大きな子まで安心して楽しめ る雰囲気。(私も滑ってみた。笑)。泳ぐための大きなプールは深さが段々になっているので、あやぴーは足のつくところで泳ぎに励むことができた。昨日の夜、パパから「足のつかないところへ行くときはママについてきてもらうこと。」ときつく言い渡されていたが、深いところに行く必要は全くなかった。

 

お昼ご飯は芝生の上でピクニック。太陽が一番きつい時間を木陰で過ごせるのは快適だったし、子供達も外なので飽きることなく遊んでいた。午後はまたプールに 戻り、男の子達はすべり台で遊び、あやぴーとマイリーは水中メガネをつけてひたすら泳いでいた。水嫌いだったマイリーが泳いでいるのを見たときは目頭が熱くなった。大人もおしゃべりをしたり、水に入ったりと、楽しい一日を過ごした。

 

夕方、家に帰る途中で小学校に寄った。月曜日から新学期なので、クラス分けのリストが掲示されていた。あやぴーは年度末に担任の先生からお達しを受けていた 通り、一年生との混合クラスだった。しかも、仲良しの友達と校舎が離れることになってしまった。ブーブー文句を言っていたが、ボーイフレンド(?)のエステバンと同じクラスだったと知ると、ちょっと機嫌が直った。

 

 

92日(イタリアでも泳ぐ)

 

イタリアに出かけた。午後はビーチに行くも、雲行きが怪しくなり、冷たい風が吹き始めた。それでもあやぴーは泳ぐと言い張り、私が付き合うことになった。水に入ると意外と温かい。あやぴーとしばらく泳いだあと陸に上がると、また海に戻りたくなるくらい、空気の方が冷たかった。

 

 

93日(カンヌで)

 

るいままからランチの招待を受けた。あやぴーはるい君に会えるので大喜び。家に着くなりプレイモービルで遊び始めた。るい君はたくさんプレイモービルを持っ ているのだ。気がつくとパパ達も遊んでいるではないか!おいおい・・(笑)。子供達はお昼ご飯を食べるや否や再びるい君の部屋に戻り、延々とプレイモービ ルで遊んでいた。しばらくするといい加減飽きたようで、二人でお庭に戻ってきた。ハンモックに横たわり、ゆらゆらゆれながら小休止。午後はパパ達とサッ カーをして遊び、汗びっしょりになっていた。

 

 

94日(二年生になりました!)

 

今日から新学期。初日なので説明会があるのだが、運の悪いことにカルチャーセンターの申し込み日でもある。栗と相談した結果、私がカルチャーセンターの申し込みに行き、栗があやぴーの付き添いをすることになった。カルチャーセンターでは朝7時に行ったのに、既に20人くらい列ができていて驚いた。申し込みを済ませて9時半頃に家へ戻ると、ちょうど栗も帰ってきたところだった。早速説明会の話を聞く。

 

栗も私もあやぴーが混合クラスに入ると初めて聞いたときは大変ショックだった。成績優秀なあやぴーがどうしてそんなクラスに入らなければいけないのか、全く 理解できなかったからだ。(その後、周りの人に話を聞いてみたところ、フランスでは混合クラスと言うのが普通に存在することを知った。子供が実際混合クラ スを経験したという人に話を聞いてみると、上の子は下の子の面倒を見ることによって責任感が強くなり、自信がつき、下の子は上の子たちに刺激されてより多 くのことができるようになる、クラスがよくまとまるなど、誰もが口をそろえて「良い経験になった。」と言っていたので、多少不安は減ったのだが。。。)

 

栗は開口一番に「良さそうなクラスだったよ。」と言った。担任の先生はマダム・マルティー二。誰に聞いても熱心だと評判の良い女の先生なのだが、栗も笑顔が温かく、優しそうな印象を受けたそうだ。クラスの生徒数が少ないことにも驚いていた。(他のクラスは30人近い生徒数なのに、あやぴーの混合クラスだけは18人なのだ。)

 

マダム・マルティー二は父兄を前にし、「皆さんのお子さんは、良い子で、協調性があり、一人で何でもできる子供達です。そのため、この混合クラスに選ばれました。」という話から始めたそうだ。私はそれを聞いて好感を持った。単純だけど「選ばれた」という言葉を聞くと、「あの子は手がかからないから、そっちに 入れとけ。」と適当に配置されたのではなく、先生がちゃんと見てくれていて、この子ならこのクラスでやっていけると引っ張ってくれたように感じるからだ。 「良い子を選んだって言うのは本当だと思うよ。だって説明会の時、クラスが静かでびっくりしたんだよ。ちょろちょろするような子は一人もいないんだ。子供達はみんな先生を見て、ずっとおとなしく話を聞いてたんだよ。」と栗が続けた。あやぴーは前のクラスで腕白坊主に悩まされていたので、、案外こういうクラ スで良かったかもしれないと思い始めた。

 

混合クラスでは理科や社会、体育などの授業は共同だが、国語(フランス語)と算数だけは別に行われる。勉強については後日詳しい説明会がまた開催されるらしいので、その日は参加しようと心に決めた。

 

お昼前に迎えに行く。あやぴーのクラスがきれいな二列行進で校門に出てきた。さすがまじめな子が選ばれたクラスである(笑)。先生を見て、あっと驚いた。栗が見たことのない先生だと言うのでどんな人だろうと思っていたら、昨年プールへ一緒に行っていたクラスの先生だったのだ。しかも、プールではあやぴーのグループを担当されていた。そうか、この先生なんだ。。。

 

帰り道、あやぴーに新しいクラスはどうだったか、先生はどうだったかと聞いてみた。「楽しかったよ。今日は書く勉強とゲームをしたの。先生も優しかった よ。」と言うので、とりあえずホッとした。お昼ごはんを食べた後、いつものように日本語の勉強をしていると、あっという間に学校に戻る時間がやってきた。 校門に連れて行くとアニーにばったり会った。ルカもあやぴーと同じ校舎になったそうだ。(あやぴーの通う小学校は大きな学校のため、一つの学校が二つに分 かれていて、各々に校長先生がいるというややこしいシステムなのだ。)。弟のエンゾーも今日から幼稚園生。初めて会ったときは赤ちゃんだったので、スモッ グを着ている姿は感動だった。しばらく立ち話をしてから家に帰ろうとすると、今度はフランソワのママ、ナタリーに会った。アニーの家と同様、フランソワが 小学一年生、妹のジャンヌが幼稚園年少組になった。

 

ナタリーに「久々だからカフェでコーヒーを飲んでいこうよ。」と言われ、おしゃべりしていたので、家に帰るのが遅くなってしまった。急いで掃除にとりかかる。あやぴーから頼まれているたまごっちの世話もしなければならず、あっという間に夕方になってしまった。

 

夕方のお迎えはお昼と は違ってすごい人。あちこちで声をかけられてなかなか前に進めなかったが、あやぴーのクラスが出てきたので校門に急いだ。昨年同じクラスで仲良しだったル イーズ(&パパとママ)と一緒に途中まで帰り、夏休みの報告をし合ってから、教会の広場に向かった。アニーから集合がかけられていたのだ。(と言っても、 アニーは今日から仕事復帰したので、子供を連れてきたのはお義父さんだったのだが。)。広場のベンチに座ると、あやぴーがランドセルを開いて連絡帳を見せ てくれた。明日は体育の授業があるので、運動靴をズックに入れてくることと運動がしやすい格好で来ることが書かれていた。そして、宿題も出ていた。「Je m’appelle Aya.私はあやと言います。という文を、お手本を見ずにしっかり書けるようにすると言う内容だった。

 

あやぴーは午後のクラスも楽しかったと言った。エロイーズという新しい友達もできたそうだ。夏休みの間、混合クラスのことが頭に重くのしかかり、新学期のことはなるべく考えないようにしていたが、今日一日過ごした様子では、良さそうな感じでホッとした。

 

 

98日(新しい友達)

 

新学期最初の週も、いよいよ終盤。クラスは楽しく、先生も優しいそうで、毎日嬉々と学校に行き、何も言わなくても一人で宿題をする姿にホッとしている。唯一 の悩みは、新しくできた友達エロイーズが授業中に「教えて、教えて。」とうるさくて困ることらしいが、あやぴーは一人っ子なのでこういう経験も必要だと思 う。「いいじゃん、教えてあげれば。」と言うと、「でも、本当にうるさいんだよ。ママは見てないからわからないだろうけど。」とあやぴーが口をとんがらせ て怒るので、なんだか笑ってしまった。そんなにうるさかったら先生が注意すると思うんだけど。。。

 

学校帰りに教会の広場に寄った。新学期が始まってから毎日通っている。たくさん子供がいる日もあれば、一つ下のロリアンと二人と言う日もあるが、あやぴーは きっと一人ぼっちだったとしても、ここに寄らないと気が済まないのではないかと思う。私はいつものようにベンチに座り、ランドセルを開いて連絡帳をチェッ クした。ここに宿題の内容や連絡事項が書かれているのだ。あやぴーは最初私の横でおやつを食べていたが、一つ下のテオとトーマスがやってくるのを見ると大 喜びで立ち上がった。しばらくすると、幼稚園組も登場。マイリーや、双子のアリスとガブリエルなどが各々お母さんに連れられて合流し、一気に教会の広場が にぎやかになった。そこにローラーブレードをつけた男の子が二人加わった。「あの子達、双子みたい。」と誰かが言った。確かに二人の男の子は全く同じ顔を していた。

 

小学生チームはサッカーをするグループと山の中を走り回るグループに分かれ(あやぴーは走り回るグループ)、幼稚園組は砂遊びをしていた。双子のうちの一人 の子が私のところにやってきて、自分はあやぴーと同じクラスだと教えてくれた。エンゾーという名前で、一年生だそう。帰り際、彼らのお父さんと少し話をし た。あやぴーと私の会話を耳にしたお父さん、「日本語で会話されているんですか?」と聞いてきたので驚いた。「何語を話しているんですか?」と聞かれるこ とはよくあるけど、日本語かと聞かれることはまだ珍しい。思わず「日本語わかるんですか?」と聞き返してしまった。「そういう訳じゃないんですけど、言葉 の雰囲気が日本語っぽいなぁと思って。」と、お父さんは言った。すると、エンゾーが「僕だって、パパから英語習うんだもんね。それでママからはイタリア 語。」と口を挟んだ。お父さんはどう見てもイギリス人っぽくなかったのだが、「もしかしてイギリスの方なんですか?それともお住まいだったことがあると か?」と一応聞いてみた。すると、「僕は英国人なんです。」という返事だったので、またまた驚いた。「でも、フランス語がぺらぺらじゃないですか!しか も、英語訛りが全くないし。」と突っ込むと、彼は静かに微笑みながら、「学校生活の大部分をフランスで過ごしているんです。」と教えてくれた。あやぴーと 同じクラスには、オーガニックスーパー仲間であるメキシコ人の息子パオロもいる。今年のクラスも外国人を親に持つ子が案外多そうで、私はちょっとうれしく なった。

 

 

99日(お誕生日プレゼントと海)

 

朝は学校。お昼ごはんはパパと二人でおじいちゃんの家に食べに行った。その帰りに、お誕生日プレゼントを買ってもらうことになっていたので、あやぴーは大張り切りで家を出た。(私からは既にたまごっちをあげているが、パパからはまだ何ももらっていなかったのだ。)

あやぴーのリクエストはキックスケーター。ニース中心街にあるCONTESSOという大きなおもちゃ屋さんに行くと、「もう売ってません。」と言われ、栗とあやぴーは大ショック。どうやら流行は終わってしまったらしい。。。それでも諦めきれずに、ニースエトワールの中のおもちゃ屋さんに行ってみると、そこではかろうじて2台残っていた。店員さんからは、「今は電気で走るスケーターの方が人気ありますけど、本当にこれでいいんですか?」と何度も念を押されたそうだ。

早速、家までの私道をスケーターで走ってきたとのこと。あやぴーは難なくバランスを取り、すいすい走ることができたそうだ。家に着くと、「これも買ってもらったの!」と言って、バドミントンセットを見せてくれた。カンヌのるい君の家で遊んだのが楽しかったらしい。

夕 方はあやぴーのスケーター散歩がてら、近所の海に行くことにした。やはり三輪のスケーターとはスピードが全然違う。海に着くと、大事にスケーターを置き、 水着に着替えた。一週間ぶりの海水浴。今日は波がなかったので、あやぴーも安心して泳ぐ練習ができたようだ。陸に上がった私と石ころジャンケンをして遊 ぶ。グーに似た石、パーに似た石、チョキに似た石を探してジャンケンするという、小石が転がるニースのビーチならではの遊び。負けた方が石を献上すること になっているが、ビーチには無数に石があり、いくら遊んでも勝ち負けが決まらない。途中で私の方が飽きてしまい、栗にバトンタッチしてもらった。

帰りにビーチの近くにある屋台でグラッタ・ケカというニース版カキ氷を購入した。あやぴーはミントのシロップをかけてもらった。「つめた〜い!」と言いながらもうれしそう。カキ氷を全部食べた後は、再びスケーターに乗って爆走し、あっという間に家に着いた。

 

 

910日(トリスタン2歳半、オラン11ヶ月)

 

今日は栗の弟ファミリーをランチに招待した。トリスタンは家に着くなり、「La chambre !(ラ・ シャンブル=部屋)」と叫び、あやぴーの部屋に行きたいことを主張。あやぴーが「仕方ないなぁ。」と言った顔で、トリスタンを自分の部屋に連れて行った。 でも面倒を見るのが嫌いな方ではないので、まんざらでもなさそう。オランはハイハイができるようになり、そこら中を這い回っていたが、あやぴーの部屋には プレイモービルを始めとする細かいおもちゃが結構あるので、連れて行くなら義弟か奥さんのアポちゃんかが一緒の方が良いだろうということになり、しばらく はあやぴーとトリスタンの二人だけで遊ばせておくことにした。

 

アペリティフをお庭で取ることになると、子供達も一緒にやってきた。トリスタンもあやぴーも、オーヴェルニュ地方から運ばれてきたサラミが大層気に入り、 「これで終わりよ!」と注意されても、こっそり食べ続けていた。あやぴーはオーガニックのレモネードを飲み、トリスタンはオーガニックのりんごジュースを 飲んだ。りんごジュースはカルフール(スーパー)で買ったものだが、意外とおいしくて、義弟夫婦もとても喜んでいた。

 

食事では、あやぴーはもちろんのこと、トリスタンもよく食べてくれて、とてもうれしかった。二人は席を立ち、再びあやぴーの部屋に消えていった。大人がコー ヒーを飲む頃に戻ってきて、あやぴーはカステラを食べた。すると、それを見たトリスタンもカステラに手を出した。そのあとあやぴーがメレンゲを食べると、 トリスタンもメレンゲを食べた。どうやらあやぴーのやることを真似るのが楽しくて仕方ない様子。

 

しばらくすると、義弟がオランを連れて、あやぴーの部屋に向かった。あやぴーは義弟が大好きなので、遊べてもらえて喜んでいたことと思う。その後、みんなで お庭に移動。子供達は砂遊びやお子様ボーリングなどをして過ごし、大人はその周りでおしゃべりを楽しんだ。途中、オランを寝せるために、アポちゃんと私で 散歩に出かけ、オランは見事に寝てくれたのだが、帰ってくるときに隣の犬が思い切り吠えたため、オランが目を覚ましてしまった。も〜!と思っていたのもつ かの間、しばらくテラスでバギーを揺らしていたら、オランは再び眠りに落ちた。あっという間に夕方。義弟ファミリーを送りがてら、あやぴーはパパと一緒にスケーター散歩。楽しい一日だった。

 

 

911日(秋休みのこと)

 

お昼前にあやぴーを迎えにいったとき、保険の証明書などが入った必要書類を先生に渡すと、「これでようやく全員分が揃ったわ。」と言われた。最後だったんだ、、とちょっとショック。遅れてすみませんでしたと謝った。そして、謝りついでに、10月 後半の秋休みにあやぴーが何日か学校を欠席することを話してみた。本来なら栗に言ってもらいたかったのだが、「君の方が絶対うまいから。」と押し付けられ てしまったのだ。と言っても、数日のことだし、まだ低学年。大した勉強はしていない。昨年の担任の先生のようにラクラクOKしてもらえるかとちょっぴり期待していたのだが、先生は思いのほか険しい顔をして、「小学校は義務教育で、親の勝手で休むなんて許されないことですよ。」と冷たい口調で言い放った。ひえ〜っ。。。(汗)

 

どうしよう、、と思ったが、旅行の日程は変えられないし、自分達に非があるのは重々承知のこと。また、クラスの進行を妨げられるわけだから先生が愚痴の一つ もこぼしたくなるのは当然である。「秋休みに休むのはこれで二人目なんですよ。少人数のクラスで二人も休まれたら大変なんです。」という先生のお言葉に、 「うちだけじゃなかったんだ。」と喜びそうになったが、ぐっと我慢。一言も口を挟まず、ひたすら頭を下げた。休み中にしっかり勉強させますと約束もした。 私も相当神妙な顔つきをしていたのか、最後の方では先生の方から、「まぁ、あやぴーは出来る子ですから、心配する必要はありません。」とまで言ってくだ さった。「休みに入る2,3日前にもう一度私のところに来てください。学習の進行状況をお話し、宿題についてご説明します。でも、前もって話してくださってありがとうね。」と言う先生に、やっぱり評判どおり真面目な人なんだな〜としみじみ思った。

 

こんなことでいちいち申し訳ないと思いつつも、栗の職場に電話をかけて報告。「大変だったんだよ〜。」と事の成り行きを一通り話すと、「なんだ、うまく行っ たんじゃないか。」と、栗が簡単に言うので気が抜けた。「そうだけど、先生に怒られたのなんて、何十年ぶりだったんだから!」と苦労を主張すると、「いやいや、やっぱりTOMOが話して良かったんだよ。僕だったら、一つや二つ余計なことを言って、きっと先生の心象を悪くしていただろうと思うから。それにしても、さすがTOMOだな。」と感心しつづけているので、これ以上苦労話をするのは止めた。いずれにしても、もう終わったことなのだし。。。

 

夕方のお迎えに行き、あやぴーに先生から休みのことで何か言われなかったと聞いてみた。「何も言われなかったよー。」という元気な返事に安心した。フランスでは(日本もかもしれないけど)、親が気に入らないとその子供に辛く当たる先生がいるという話をときどき聞くので、もしも今回のことであやぴーが肩身の狭い思いをするようなことがあったら、、、とちょっと心配だったのだ。(評判の良い先生だからそんなことはないだろうと思いつつ。。。)

 

今日も教会の広場に寄る。クラスメイトのエンゾーと、双子の弟ロイック、そして彼らのパパも一緒。あやぴーは双子の男子を従えて、その辺りを走り回っていた。今日はママ友達が誰も来ていなくて、父兄はエンゾーのパパと私だけだったのだが、しばらくするとイギリス人ママのデニーズがトーマスを連れてやってきた。一旦家に帰って宿題をやっていたので遅くなってしまったとのこと。デニーズとエンゾーのパパを各々紹介し、二人は少しの間英語で話していたのだが、デニーズはフランス語が上手なので、結局私達の会話はフランス語に落ち着いた。子供達のグループにトーマスと、もう一人幼稚園の年長組の男の子が加わり、グループは5人になった。

 

今日はちょっと変わった男の子がいて(体は大きいけど、幼稚園年長組か年中組)、その子が他の子供達に石を投げたり、木の棒でつついたりするので、目が離せなかった。お母さんが怒鳴りまくっていたが、遠くから怒鳴るだけで、そばに行って真剣に怒ったり、「少しの間そこに立ってなさい!」などと罰を与えるわけではない。子供はそのことをよくわかっているのか、お母さんの言うことを全く聞かずに子供達に意地悪をし続けていた。その子が私の目の前で石をつかんだので、さすがにその時は目の前に立ちはだかって「石は人に投げるもんじゃないよ。」と強く言ってみた。すると素直に石を置いたけど、その後も再び石を投げていたので、もしかしたら理解ができない子なのかもしれない。子供達が文句を言いに来たので、そばに行くと危ないから離れて遊ぶようにとお達しを出した。しかし、子供達には怖いものみたさの方が強いようで、意地悪な子のそばを離れない。そして、またその子が石を投げただの、ぶってきただのと憤慨するのだった。我が家の場合は、あやぴーは一人っ子なので、こういうケンカは実は大歓迎。(もちろん、事故にならないように監視の目は外せないが。。。)。意地悪な子に挑むという目的があったおかげで、みんなで一丸となって遊んでいた。

 

 

912日(電話番号を聞かれる)

 

夕方のお迎えに行くと、クラスメイトのエンゾーがやってきて、「今日はお誕生日会に行くから教会の広場へは行けないんだ。」と言って来た。彼の双子の弟ロイックが校門に出てきたので、あやぴーも彼らと一緒に歩き始めた。すると、あやぴーが「キャッ!」と声を上げた。え?え?え?もしかしてキスされてた?キャ〜!!!!!

 

あやぴーは真っ赤な顔をして、私の方に戻ってきた。「今、キスされてなかった?」と聞くと、「うん。」とあやぴーが答えた。確かにフランスでは友達同士でほっぺたにチュッチュッとキスするのがあいさつだが、これまで親に言われてとかでもない限り、ほっぺにキスしてくる子供はいなかった。私はあわてた。エンゾーは女の子のように可愛いし、礼儀正しくて感じが良い子だけど、要注意。。。(笑)

 

その後、メキシコ人の知り合いと話をしていたら、教会の広場に行くのが遅くなってしまった。「もしかしたら来ないのかと思ったよ〜。」とママ友達のマリーに言われた。今日はマリーとテオ(小学校一年生)、エンゾー(幼稚園年中組)親子しか来ていなかったが、あやぴーはテオと仲良しなので、早速張り切って遊び始めた。いつもはときどきエンゾーがのけものにされて、泣きながら訴えてくるのだが、今日は比較的三人で楽しく遊んでいたようだった。私はマリーと二人でしゃべるのは久しぶりだったので、色々な話をした。第三子のオリヴィアも、もう四ヶ月。ずいぶん大きくなった。

 

途中、おじいさんの怒鳴り声が聞こえた。子供達が何かしたのだろうと思って近づくと、教会のトイレからトイレットペーパーを持ち出して遊びに使っていたことが判明した。即座にあやぴーを叱ったのだが、「だってテオがそうしようと言ったから。」とあやぴーはグズグズ言った。でも、友達が言ったことでも悪いことはしてはいけないと厳しく叱った。トイレットペーパーはおもちゃではない。大切に使わなければならない資源なのだ。それに、紙がなくなって一番困るのは自分達なのに。。。「勝手に叱ったよ。」というおじいさんにお詫びと御礼を言い、これからも子供達が間違ったことをしているときは、遠慮なく叱ってほしいとお願いした。おじいさんとは10年来の知り合いで、優しい人だというのはよくわかっているから。

 

なんだかんだ言って、6時半まで遊んだ。帰り際にエンゾーがあやぴーに電話番号を聞いた。私は思わず振り返った。ナンパ?(笑)。あやぴーも不思議に思ったようで、「なんのために私の電話番号が知りたいのよ。うちに来たいの?」と冷たく言った。すると、エンゾーはもじもじしながら、「うん。あやぴーの家に行ってみたい。」と答えた。あやぴーはため息をついた。「あんたはうちには呼ばないわよ。おちびちゃんなんだから。うちには壊されると困るおもちゃがたくさんあるの。」と腕を組みながら答えた。その様子がとても偉そうで、なんだか笑ってしまった。

 

 

913日(モナコ)

 

電車に乗ってモナコへお出かけ。驚いたことに観光客がまだまだたくさんいて、電車は満席だった。友達とレストラン「TOKYO」で待ち合わせ。10分ほど早く着いてしまったのだが、中に入れてもらうことができた。娘にジュースを、自分には炭酸入りのミネラル・ウォーターを頼み、本を読みながら友達を待った。

 

あやぴーはいつものごとくカッパ巻き。今日もとてもきれいに作って頂けて感激だった。私が頼んだ料理も一緒に食べてもらった。お腹がいっぱいになったようで、お絵かきをし始めたのだが、私と友達が話に夢中になるのが気に入らないのか、一つ絵を描き終わるたびに、「ママ、見てみて。」といちいち私を呼ぶのだった。しかも、必ず話が盛り上がっているところで、「ママ、ママ」と言うのだ。心の中では「もぉ〜っ!」と思っていたのだが、ギャーギャー泣き叫ぶわけでもないし、へそを曲げるわけでもない。この程度で済むのは、よしとしなければいけないと自分をなだめ、娘には「あなたのことも見てるわよ。」と優しく応対しつつ、久しぶりに会えた友達との話も最大限楽しめるように頑張った。

 

レストランを出て友達と別れた後、午後会う約束をしていたもう一人の友達に電話を入れた。小さな公園で待ち合わせ。あやぴーはそこが気に入ってしまい、大きな公園には行きたくないと言ったが、「大きな公園の方が遊具がたくさんあっておもしろいから!」と説得し、歩き始めた。真夏のような日差しだったので、「暑い、暑い」とうるさかったが、ようやく到着。バラが見事なグレース・ケリーのバラ園を通り過ぎると小さな池があった。鳥がいると言うので、持参したクッキーをあげることにした。鴨が食べてくれるので大喜び。そのうち遠くにいた別の鴨達も合流し、あやぴーの周りはにぎやかになった。

 

ようやく遊具コーナーのある大きな公園に到着。あやぴーは私の元をさっさと離れて、遊具で遊び始めた。その後、おやつを食べたり、水を飲みに来る以外は、一度も戻ってこなかった。お昼の時は「ママ、ママ」とうるさかったくせに、子供ってホント現金。。。(汗&笑)。しかしながら、モナコの公園でも「たまごっち」を持っている子には会えなかった。残念。

 

帰りの電車に乗ると、あやぴーは上機嫌で「今日はとても楽しかった!」と言った。私のわがままで友達と会うのにつき合わせちゃったけど、あやぴーもあやぴーなりに楽しんでくれたと知り、とてもうれしかった。

 

 

914日(絵本)

 

今日は珍しく一日雨だったので、教会の広場には寄らないつもりだったのだが、あやぴーがどうしても行きたいと言うので、経由して帰ることにした。子供はもちろんのこと、いつも集っているご老人達も誰一人としていなかったので、あやぴーも納得した模様。おとなしく家に戻ってくれた。

 

家に帰ってきてから、一緒にケーキを作ることにした。今日のケーキは卵・お砂糖抜きのケーキで、作り方も材料も普通のケーキとはちょっと違う。あやぴーもすぐに材料の違いに気づき、「なんでこれを入れるの?!」と驚いていたが、一生懸命混ぜるのを手伝ってくれた。

 

パパの帰宅と共にケーキが焼きあがった。熱いけど試食。おいしい〜!意外に普通のパウンドケーキのようで驚いた。(千茱萸さん、レシピありがとうございます!興味のある方はこちらからどうぞ。→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=212405061&owner_id=47797

 

みんなでケーキを食べながらおしゃべり。栗が「学校の勉強はどう?」とあやぴーに聞いた。「あのね、よくできましたって先生に誉められたんだよ。Je suis fiere de toi.(ジュ・スィ・フィエール・ド・トワ=あなたのことを誇りに思います。)」って言われたの。」と誇らしげに話してくれた。「それとね、先生、日本に住む子に会ったのは初めてなんだって。今日ね、日本の本を読んだんだよ。その本に出てくる女の子が私の名前だったの。」と、本のタイトルと作者名をぺらぺら言うので、栗と私は顔を見合わせて驚き、すぐにインターネットで検索した。それは筒井頼子さんと林明子さんによる本だった。

 

 

   

 

 

ニースで、しかも、あやぴーのクラスで筒井頼子&林明子コンビの絵本が読まれているというのは、うれしい驚きだった。担任のマルティー二先生にますます好感を抱いた。フランス語のタイトルが「Aya」になっていたのも、私たち夫婦にとっては不思議な感覚で、「すごいなぁ、あやぴーの名前が絵本のタイトルになるなんて!」という栗に、私はうんうんと頷き、あやぴーはえへへと笑った。

 

 

915日(予防接種)

 

あやぴーのもとに、「ROR予防接種をする時期が再びやってまいりました。お医者さんのところに行って、予防接種をしてもらって下さい。予防接種後は、この書類にお医者さんからのサインをもらい、速やかにニース市役所にご返送下さい。」というような内容の手紙が来てから数ヶ月が経つ。早くやらせなくちゃと思ってはいたのだが、あれよあれよと時間が経ってしまった。私の破傷風のワクチンに至っては、再接種をと思っているうちになんと三年も過ぎてしまったのだが、あやぴーのワクチンはここまで遅らせることはできない。秋休みの旅行のことも考え、そろそろワクチンを打ちに行こうと決心し、夫の親友のエリックに電話をかけた。(ちなみに、普通の人は多分破傷風のワクチンなどしなくても良いのだと思う。私達は一軒家、しかも古い家に住んでいるので、引越し当時通っていたお医者さんからワクチンを打っておくようにと勧められたのだ。)

 

幸いなことにエリックは我が家の近くで開業している。非常に優秀で、仕事熱心な一般医。あやぴーが十分に大きくなったので、最近は小児科の先生のところを卒業し、家族全員エリックに診てもらっている。あやぴーにとってはお医者さんと言うより「トントン(おじちゃん)」なので、こわがらないという利点があるし、子供もたくさん来ているので、子供の間で流行っている病気や症状にも明るい。むやみやたらに薬を使わないと言う考え方も一致しているし、彼の専門が「植物療法」と言うのも、自然療法を好む我が家にぴったり。そして、一番大切なのは彼の患者さんを大切にする姿勢。自分の時間を割いてでも、そこに患者がいれば、絶対に対応する人なのだ。

 

フランスでワクチンをするのは非常に面倒くさい。前もってお医者さんのところで処方箋をもらい、それを持って薬局で自ら購入する。大体のワクチンは要冷蔵なので、冷蔵庫で保管する。そして、ワクチンを持参して、またお医者さんのところへ行き、ワクチンを打ってもらうというシステム。初めて経験したときは、なんて要領が悪いんだろうと腹が立ったけど、そう頻繁にワクチンを打つわけではないのですっかり忘れていた。

 

今回ワクチンを打つのはあやぴーと私だったが、処方箋をもらいに行くのも、薬局で買うのも、全て栗がやってくれた。仕事帰りで疲れていても、「エリックに会えるからいいんだよ。」と、サッと出かけてくれて、とてもうれしかった。予防接種当日の今日も、早めに帰宅してくれたので、家族三人でエリックのところへ出かけた。本人の希望により、まずはあやぴーからのスタートとなった。あやぴーは「破傷風」と「RORRougeole(ルージェオール=はしか) – Oreillons(オレイヨン=おたふく風邪 – Rubéole(ルベオール=風疹))」のワクチン二本。「痛い方からやろう。」とエリックが提案し、あやぴーに呼吸を促した。あやぴーはやや緊張した面持ち。こわばると体が硬くなって痛いからリラックスするように言った。息を吸ったり吐いたりさせた後、エリックが「息を吸って、吸って、もっと吸って、、、。」と言い、あやぴーはその通りにした。プッと左肩に注射針が入り、「はい、吐いて。」と言うや否や、針が抜かれた。ほんの一秒のことで、栗も私もびっくり。あやぴーも、「え?え?もう終わったの?」という顔をしていた。二本目は逆の右肩に打ったのだが、こちらもあっという間に終わった。

 

次は私の番。あやぴーには偉そうなことを言ったが、私も注射は大嫌い。エリックは注射がうまいとわかっていても、やっぱりこわい。「ほれ、TOMOもちゃんとリラックスして。」と言われてハッと我に返った。そうだ、リラックスしなくちゃ。息を吸って、吐いて、吸って、吐いて、吸って、吸って、吸って、、、、ブチッ。入った〜(汗)と思ったら、もう終わりだと言われた。「え?え?もう終わったの?」と私もびっくりした。全然痛くなかった。。。

 

今日の夜からもしかしたら熱が出るかもしれないから、心配だったら前もって解熱剤を飲んでおくようにと言われ、エリックのところを後にした。その足で、お義父さんの家に向かい、みんなで夕飯にピザを食べた。私はもうどこに注射したのかわからないほど元気だったが、あやぴーは左肩が痛いと言う。「こっちは痛い方って言ってたもんねぇ。。。」と同情しつつ、あまり触らないように注意した。夜はあやぴーも私もパラセタモールを飲んでおくことにした。

 

 

916日(発熱)

 

お昼前からあやぴーがグッタリし始めた。体が尋常じゃない熱さ。エリックに言われていた通り、やはり熱が出てしまったようだ。解熱剤シロップを飲ませ、ベッドに寝かせた。しばらくDVDを見ていたが、そのうち寝入ってしまった。ようやく目を覚ましたのが午後1時半。みんなで昼食とするも、温かいものは食べたくないと言うので、急いでニンジンのサラダを作った。あやぴーの大好物なのだ。栗は「生野菜は消化が悪いのに。。。」と顔をしかめたが、それ以外は食べたくないと言うので仕方がない。パンも一緒に食べてもらい、お水もたくさん飲むように言った。

 

あやぴーは食事が済むとデザートも食べずに再びベッドに戻った。寒い、寒いと震える姿が本当に可哀相で、いっそ私が発熱すれば良かったのに、、、と頑健な自分を恨んだ。しかし、栗から「熱が出るのは体が反応している証拠。良いことなんだよ。」と説得され、ちょっとは落ち着いた。夕方になってもあやぴーの状態はよくならず、お昼に食べたものを全て吐いてしまった。ショック。。。

 

吐いたのが良かったのか、その後は熱が37,8度まで下がり、段々と元気になってきた。それでも、夕飯は食べれないだろうと思っていた。今夜は二軒手前に住んでいるオリヴィエ&ローランス夫妻を招待して、和食を作ることになっている。彼らのところにはマリオンという9才の女の子がいるので、みんなでワイワイと楽しい夕飯になるはずだったが、あやぴーは寝かせようと思っていた。

 

しかし、あやぴーはマリオン達がやって来ると、ベッドから起き上がり、爽快な顔をして現れた。「一緒に遊ぼう!」と言って、マリオンを自分の部屋に連れて行き、呼ぶまで出てこなかった。学校ごっこをして遊んでいたらしい。アペリティフ(食前酒)のおつまみは二人とも気に入ったようでよく食べていた。前菜に作った鶏肉のから揚げとニンジンの胡麻和え、ラディッシュの浅漬けは、マリオンは野菜嫌いなので鶏肉のから揚げしか食べなかったが、あやぴーはこれがさっきまでぐったりしていた人かと驚くほどよく食べた。大好物だったからかもしれないが。。。二人は食事終了と言って、再びあやぴーの部屋へ消えていった。焼き豚を食べるか聞いたのだが要らないというので、デザートのときに呼ぶ約束をした。デザートはローランスが持ってきてくれたチョコレートケーキ。二人ともワシワシ食べ始めたものの、3分の1ずつくらい残し、再びあやぴーの部屋に消えた。その後、おなかが空いたのかまた戻ってきて、おつまみの残り(特にニースの黒オリーブ)をちょこちょこ食べていた。二人とも夜中過ぎまで元気いっぱいだった。今朝は本当に心配したので、元気になってくれてうれしかった。

 

 

917日(復活)

 

あやぴーの雄たけびで朝起きる。時計を見ると8時半。いつもより1時間遅いのは、夜が遅かったせいだろう。もうすっかり熱も下がって元気いっぱい。テレビでお気に入りの子供番組を見てから朝ご飯。午前中はノンビリと過ごした。

 

お昼ご飯を食べるために、近所のブラッスリーに出かける。犬のぬいぐるみ「パトリックさん」を持参。四人席についたので、パトリックさんにも一席あてがわれた。パトリックというので名前かと思いきや、実は苗字なのだそう。名前はマロン。パトリック・マロンさんというのがぬいぐるみのフルネームらしい。パトリックさんは、あやぴーからステーキをもらったり、炭酸入りのミネラル・ウォーターを飲ませてもらったりしてご機嫌だった。途中、本物の犬がいたので交流を図ったが、匂いがしないせいか無視されたのが悲しかった。

 

一回うちに帰ってから、今度は車に乗って再出発。私の希望でRoquebrune – Cap Martin(ロックブルーン・キャップ・マルタン)というモナコとマントンの間にある半島を散歩することになった。今日はヨーロッパ文化遺産の日で、ここにあるル・コルビュジエの休暇小屋が見れると言うので、是非見ておきたかったのだ。マントンから海沿いを走り、半島のふもとで車を停め、ゆっくり歩き始めた。ここはあやぴーがまだ歩けないときからよく散歩に来ていた場所なのだが、最近はずいぶんご無沙汰していた。懐かしい気持ちでいっぱいになる。

 

ル・コルビュジエの休暇小屋は、散歩道の終わりの方にあった。これまでに何度も通ったことのある場所だったが、これまで全然気づかなかった。坂道を下りて小屋に近づくと、すでに見学客がたくさんいて、順番が来るのを小屋の外で待っていた。私達も列に加わり、他の人に続いて丸太小屋に入った。小さい。ものすごく小さい。3,66メートル平方しかないのだ。シンプルな造りの中にアート的な要素があったり、収納スペースを上手にとっていることには感心したが、やっぱりレトロな感じ。当時は画期的だったのだろうけど。窓から見える景色がきれいで、夏休みだけだったらこういう生活もいいかもと思った。(事実、この小屋は夏の間しか使われていなかった。)。あやぴーはと言うと、思いのほか興味を持って見学していたので驚いた。秘密基地みたいだからかな。楽しかったと言ってもらえたので、私もうれしかった。

 

その後、せっかくなので散歩道を歩き進み、ビーチで休憩することにした。あやぴーは洋服で波と戯れていたのだが、危ないのでショートパンツを脱がせ、Tシャツとパンツといういでたちになってもらった。その後、Tシャツも危ないと思い、パンツ一丁になってもらった。それでも危ないと思っていたら、突然やってきた波に逃げられず、あやぴーは腰の位置まで水に埋もれた。案の定パンツは水浸し。全く。。。本人が裸でもいいからまだ泳ぎたいと言ったのと、あまり周りに人がいなかったため、裸で泳がせることにした。あやぴーが水遊びをしている間、栗と私が交互でたまごっちの面倒を見た。ゲームがしたくて取り合いになった。。。(笑)

 

そろそろ帰ることにした。あやぴーのパンツは全然乾いていなかったので、ショートパンツ一丁で歩くことになった。と言うのも、あやぴーが暑いと言ってTシャツを拒否したからだ。海に入れて満足したのか元気いっぱい。昨日の発熱が嘘のようにスキップしたり、小走りしながら散歩道を歩いていた。私は栗とおしゃべりしながら歩いていたのだが、横を見ていたせいで、目の前にある木に気がつかず、思いっきり頭をぶつけてしまった。ゴーンとものすごい音がしたそうだ。頭も痛かったけど、その弾みで噛んでしまった舌がもっと痛かった。栗とあやぴー、唖然。そのあと栗は大笑いしたが、あやぴーは「ママ、大丈夫?」と心配してくれた。優しさに涙。。。

 

車に到着するまで、栗が「目の前に木があるから今度はぶつからないようにね。」「石が転がってるよ。」「犬のウンチがあるから踏まないようにね。」とわざとらしい優しさで導いてくれたのだが、「赤ちゃんじゃないんだから!」とは反論できなかった。私は本当に注意力散漫なのだ。あやぴーにとって反面教師になることを願って。。。

 

 

920日(教会の広場)

 

友達とお茶したあと駆け足で学校に向かった。10分ほど遅れるかと思いきや、ちょうど良いところでバスに乗れたので、時間より3分ほど早く着いた。明日は水曜日で学校がない。学校帰りに教会の広場に寄ることにした。一つ下のテオと弟のエンゾーに、今日はあやぴーの幼馴染であるフランソワも参加した。フランソワのクラスメートのジョリスも妹のセリアを連れてやってきた。子供達はいつものように自由自在に教会中を走り回って遊んでいた。

 

途中からあやぴーのクラスメイトのエンゾーがやってきた。双子の兄弟ロイックも一緒。子供達は合計8人という人数になった。そのせいか、グループが別れた。フランソワはジョリスと二人で遊び(ジョリスの妹セリアもそちらについていき)、あやぴーはテオ&エンゾー兄弟、エンゾー&ロイック兄弟と共に遊び始めた。最近の教会仲間はこの五人なのだ。

 

私はエンゾー&ロイックのパパ、テオ&エンゾーの祖父母(ママのマリーはアパートの組合会議があり中座)と、子供達の様子を見ながらおしゃべりを楽しんだ。私の周りにはオープンで、話のおもしろい人が多いのは恵まれているなぁと思う。

 

結局、子供達は6時半過ぎまで広場で遊んでいた。あやぴーは汗びっしょりで、肌がべたべたしていた。夜はバーベキューだったので、いそいそとお庭に出て、パパのお手伝いに励んでいた。子供の体力は大したものである。

 

 

921日(るいと大ちゃん)

 

今日はお昼からるいままとるい君が遊びに来てくれた。サッカーのクラスを終えた足で直接来てくれたので、るい君のユニフォーム姿を生で見せてもらうことができた。かっこいい〜!すっかりお兄ちゃんでビックリした。将来が楽しみ♪新しく買ってもらったというたまごっちを持ってきてくれたので、あやぴーは大喜び!二人は早速通信し始めた。ご飯の用意をしている間もずっと仲良く遊んでいた。

 

お昼ごはんはなんちゃって手巻き寿司。今朝お魚を買いに行く時間がなかったので具はシンプル。塊になっているスモークサーモン、カニかま、玉子焼き、きゅうり、アボガドや梅しそなどで、あやぴーのリクエストによりタコさんウインナーを焼いた。(友達のびーさんの影響を受け、タコだけでなくカニにもトライしてみた。なかなかグッド。のびーちん、ありがとう!)。子供達は食事の間も冗談を言い合ってゲラゲラ笑いながらご飯を食べていた。何がそんなにおかしいのだろうというくらい・・(笑&汗)。いつものように、あやぴーはものすごい勢いで食べるだけ食べた。しかし、今日はるい君もなかなか良い感じのスピードで食べてくれたような気がする。

 

子供達は食事が終わると、ソファに座って再びたまごっちで遊び、それからあやぴーの部屋に下りていった。るいままと私は色々な話をしながら、ゆっくり食事を続けた。テラスに移動して食後のコーヒーを飲んでいると、大ちゃんの声が聞こえてきた。いらっしゃ〜い♪

 

大ちゃんママとはこないだもお茶を飲んだが、大ちゃんに会うのはかなり久しぶり。あやぴーとるい君も出てきて、「おっ、大!こっち来て一緒に遊ぼう!」とあやぴーが声をかけた。大ちゃんはこの一年で体重が10キロ増えたそうでプクプクしていた。でもそこがまたかわいい。大ちゃんは夏休みに日本の小学校に通っていたそうで、ぐんと日本語の語彙が増えた模様。男の子っぽいしゃべり方をすることにも驚いた。(大ちゃんママから話は聞いてたけど。笑)

 

子供達はお庭に出たり、子供部屋に入ったり、忙しく走り回っていた。みんな汗びっしょり!(笑)。「のど乾いた〜!」と言っては、私たちのところにやってきて、氷を入れた水を飲み干した。大ちゃんママが差し入れしてくれたソフトせんべいも大人気だった。

 

大人は引き続きテラスでお茶を飲みながらおしゃべりしていたのだが、蚊が発生した。しかも次から次に・・・(汗&涙)。蚊取り線香をつけ、蚊よけスプレーをふりかけていたのにもかかわらず、みんな2,3ヵ所刺されてしまった。大ちゃんママはもっと刺されてたかもしれない。ゴメンネ〜。(涙)

 

子供の年が近い友達と集まると、子供同士も楽しいし、学校のことや習い事のことなど、色々情報交換できるのがうれしい。大笑い続きの午後だった。遊びに来てくれてありがとう。またみんなで集まろうね!

 

 

922日(WEBCAMがやってきた)

 

帰宅した栗がWEBCAMを持ち帰ってきた。何でもアメリカ駐在から戻ってきた同僚が、必要なくなったからとプレゼントしてくれたとか。意外だとよく言われるけど、我が家はとってもアナログ。PCも長い間なかったし、DVDプレイヤーも栗の弟からもらったものだし(その後買い換えたけど)、メッセンジャーもスカイプもやっていない。

 

せっかくだからちょっと試してみようと、栗がWEBCAMとマイクを早速PCにつなげてくれた。「あたし、ちょっと歌ってみたい。」とあやぴーが言うので、あやぴーがカメラ内におさまるように設置した。さぁ、スタート!

 

あやぴーは「Pirouette cacahuète(ピルウェットゥ・カカウェットゥ)」という呼び名をされている「Il était un petit homme(イ・レテ・アン・プティ・トム=その昔、背の小さな男性がいた。)」という童謡を振りつきで歌い始めた。(ちなみに、pirouette は「回転」という意味で、cacahuèteは「ピーナッツ」という意味だが、韻を踏んでいて語呂がいいと言うだけで深い意味はない模様。

 

興味のある方はこちらからどうぞ!

歌詞の下の音符のところを

クリックすると音楽が流れます。

http://www.lelutin.com/Il-etait-un-petit-homme.html

 

 

あやぴーは片手にマイクを握り、歌詞に合わせた踊りをしながら歌っていたのだが、途中で歌詞を忘れて立ち止まったり、テーブルの上に置いてあったノートを見ながら(=カメラを見ずにひたすら下を向いて)歌ったり、マイクが邪魔になって体の動きが不自然だったり、突然思い出したように踊り狂ったりと、なかなか波乱万丈な撮影だった。ようやく歌が終わった時には栗も私もホッと胸をなで下ろした。そして、あやぴーの努力を大拍手で迎えた。

 

その後、栗が撮影した様子を再生することになった。私もあやぴーもPCの周りに集まった。大爆笑だった。一生懸命やっているのに笑っては悪いけど、心から笑ってしまった。当の本人も一緒に笑っていた。WEBCAMっておもしろい!新しいおもちゃに大喜びなパパと娘だった。

 

 

923日(金魚がやってきた)

 

栗と私が今の家に引っ越してきたとき、小さな貯水池があるのを見て、魚好きのエリックは引っ越し祝いにと金魚をプレゼントしてくれた。尾っぽがひらひらしたとてもきれいな金魚達だったのだが、つい最近、最後の二匹が突然亡くなってしまった。貯水池が空になり、あやぴーが落ち込んでいるのを知ったエリックは、自分の家の池に住んでいる金魚に赤ちゃんが生まれたらあげるよとあやぴーに約束したのだった。

 

春になってエリックの家に行ったとき、大きな池には金魚がたくさんいた。小さな赤ちゃんもいた。あやぴーは持って帰りたいと言ったが、もう少し大きくなってからの方がいいとエリックに諭され、その日はお庭でつかまえたコオロギだけを持ち帰ってくることになった。それから数ヶ月、あやぴーはエリックに会うたび、「金魚は大きくなった?いつうちに持ってきてくれるの?」と聞き続けた。(この件を通し、子供は約束を忘れないと言うことをしみじみ悟った私だった。。。笑)

 

先週末、予防接種をしにエリックのところに行ったとき、あやぴーはまた同じ質問をした。そして、エリックは「そろそろ持って行ってあげるよ。」と言った。あやぴーはとても喜んだ。そして今日がその日となった。エリックは金魚が入った立派なビニール袋を取り出し、栗に渡した。栗が丁寧に袋を開け、金魚達をそ〜っと貯水池に放した。金魚達は最初はこわがって袋から出ようとしなかったが、少し待っていると無事みんな外に出てくれた。

 

袋があまりにも立派だったので、私はこっそりカティに聞いた。「これ、本当にうちから持ってきた金魚?」。すると、カティが「ごめん、違うんだ。」と答えた。「うちから移動させるのはかわいそうだってことになって、買って来たのよ。」と正直に教えてくれたので、私は恐縮してしまった。「そんなことまでしなくても良かったのに!」と言うと、「約束したのはエリックだもん。当然よ。」とカティ。「確かにそうだけど。。。」と思ったのだが、今回は二人の好意に甘えることにした。エリック、カティ、どうもありがとう。あやぴーには敢えて話さなくてもいいと思うけど、栗には後で言っておかなくっちゃ。。。

 

あやぴーはとてもとても喜んで、何かというと「金魚見てくる!」と言いながら、日が暮れるまで家と貯水池の往復をしていた。エリックから、春になったら赤ちゃんが生まれるかもしれないと聞いたので、「春っていつ?もうすぐ?」と今から心待ちにしている。

 

 

924日(るい君とエレナちゃん)

 

今日はあいにくの曇り空だったが、みんなでバーベキュー・ランチをした。みみんちゃんのご主人に、「うちがバーベキューに来ると、何故かいつも雨じゃない?」と言われて、そう言えば前回はバーベキューからおでんへメニュー変更となり、その前の時も雨だったよなぁと思い出した。なんでだろう。。。(笑)

 

あやぴーはるい君の登場に大喜びし、二人はまたたまごっちで遊び始めた。それからあやぴーの部屋に移動して、その後、全く姿を現さなかった。その間、大人はワインフェアで買ったばかりのニーム産赤ワインを食前酒代わりに乾杯。アニーからもらったオーヴェルニュのサラミをみんなに食べれてもらえて良かった。るいままが前菜を色々持ってきてくれたのだが、オーブンはメレンゲが占領していて、温めるのが遅くなってしまった。そうこう言っているうちに、メルゲーズ(アラブ風ソーセージ)が焼き上がってきた。子供達を呼んで、みんなでテーブルを囲む。るいままがメルゲーズを一人一人のお皿によそってくれて(ありがとね〜!)、メルゲーズにつけるための特製アリッサ・ソースや