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あやぴーの成長日記

20039(41ヶ月)

 

 

(平仮名で自分の名前が書けるようになりました。)

 

 

 

92(新学期スタート)

93(多忙の一日)

95(ついに決心)

97(車なしの日曜日)

910(カステル公園)

911(涙は卒業)

914(海辺の散歩)

915(不死身の赤ちゃん人形)

918(激痛)

921(ビーチ)

923(飴を断る)

926(色々あったけど)

929(午後休む)

 

 

 

 

92(新学期スタート)

 

幼稚園の新学期が始まった。寝坊しないようにと740分に目覚し時計をかけておき、745分にあやぴーを起こした。いつものごとく、朝からピーチクパーチクおしゃべりをして朝食が進まないあやぴー。「いいから早く食べなさい。」と栗に怒られてもおしゃべりは止まらない。お茶碗に入れた牛乳とシリアルを平らげるのに30分もかかっていた。。。()

 

洋服の上は年中組のピンクのスモッグ。近所の人からもらったおさがりなので、まだぶかぶかなのがかわいい。猛暑がようやくおさまって、高原の朝のようにひんやりした空気の中、あやぴーは栗の手をつないでいそいそと出かけていった。

 

幼稚園から一旦戻ってきた栗に「どうだった?」と聞くと、特に泣くこともなく、すんなりクラスに入ったとのことだった。今度のクラスは昨年のクラスの隣。新しい園長先生のクラスである。副担任がロレットというとても優しいおばさんなので安心していたそうだ。昨年のクラスメートが半分ほど一緒なのだが、夏休み中に全ての記憶がふっとんだ(らしい)あやぴー、みんなに「AYA !」と呼ばれてもあいさつをせず、誰も座っていないテーブルの椅子に一人腰掛けたそうだ。友達が「アヤ、こっちにおいでよ!」と既に席がいくつか埋まったテーブルに誘ってくれたそうなのだが、「私はここがいいの!」と動かなかったらしい。相当な頑固である。。。()

 

私は午前中エステに行ってきたのだが、思いのほか時間がかかってしまった。お迎えの時間になってしまうのではないかと焦り、競歩のように幼稚園までの道を急ぐ。しかし、そう言う時に限って友達に会ってしまうもの。近所に住むサンドラとパスカルから声をかけられた。二人の息子のイーワンが今年から幼稚園なのだ。あやぴーの幼稚園か、もう一つの大きな幼稚園にするか迷ったあげく、サンドラ自身も通っていたという大きな幼稚園に決めたらしい。サンドラは子供が生まれてから仕事を辞めて、ずっと子供につきっきりだったので、イーワンの幼稚園入学を非常に心配していたのだが、今朝イーワンは「じゃ、行ってくるね。」の一言でクラスの中に消えたらしい。涙は全くなかったとか。「ホントに「じゃ!」の一言だけだったんだよ〜。あまりにもあっけなさすぎて、私の方がその場から立ち去れなかったわ。」とサンドラが憤慨していた。子供より親の方がドキドキなのかもしれない。。。なんて、のんびりおしゃべりしている場合ではないので、あいさつして、その場を走り去った。

 

幼稚園の門はまだ閉まっていたが、周りは親でいっぱいだった。知らない顔もいるし、知っている顔もいる。エマのママがいたので声をかけた。「今年は一緒のクラスじゃないんだよね〜!」と残念がりながら、お互い夏休みの話をした。すると、門が開いた。

 

ドキドキしながら迎えに行く。私は二番目だった。先生は昨日クラス発表の紙を見に行った時にちらっと見かけた人だった。新しい園長先生でもある。昨年のクレール先生は故ダイアナ妃のような清楚な感じの人だったが、今年の先生はおしゃれ好きのようだ。お化粧もばっちりしているし、若い子が着るようなスパンコールで数字が刺繍されたスポーツウェア系の服を着ていた。ただ、見かけとは違って割と落ち着いている感じがする。お迎えも非常にスムーズに運んでいた。慣れるまでは午前中しか通わせない旨を伝え、クラスを後にした。帰り道あやぴーに何をしたのか聞くと、「粘土とお絵かき!」と言う答えが返ってきた。昨年度も毎日この答えだったっけ。。。()

 

お昼ご飯はあやぴーの大好きなカルボナーラのスパゲッティにした。あやぴーは「このパスタおいしいね。」と元気よくワシワシと食べてくれた。「ママはお料理が上手だよね。」と誉めてくれたので、子供のセリフながらうれしくなった。

 

午後はレゴで遊んだり、お絵かきをしていたが、急に買い物があったことを思い出して、外出することにした。行き先は近所のカルフール。中でうろちょろされるのが嫌なので、久しぶりにベビーカーを出して中に座らせた。買い物が終わってから、パン屋でクロワッサンとパン・オ・ショコラをおやつに買って公園に行った。あやぴーはブランコと同じくらい鉄棒に夢中で、と言っても、豚の丸焼きポーズしかできないのだが、喜んで豚になっていた。。。

 

帰りがけに「お絵かきのところに行く!」というので、お絵かき机がある自然食品スーパーで買い物をし、帰途に着いた。途中、クラスメートのソフィーがママと歩いていたのでベビーカーのスピードを上げて追いついた。「AYA!」とソフィーはうれしそう。ソフィーのママと「今度の教室は大きい子のクラスって感じだよねー。」とおしゃべりしてから別れ道に来た。私が「うちはこっちなの。」と言うと、ソフィーが「エロアンもそっちに住んでるのよ。」と言った。エロアンはクラスメートで、金髪のくるくる髪がかわいい男の子。アガットのお誕生日会の時、あやぴーがずっと一緒に土遊びをしていた子である。。。ソフィーのママが「なんだかね、ソフィーはエロアンと結婚するんですって。」と笑いながら言うので、私も「ソフィーは目が高いわね。エロアン、かわいいもんね。」と笑った。

 

ソフィー達と別れて、坂道を上りながら「あやぴーは誰と結婚したい?」と聞いてみた。クラスでどの男の子と仲が良いのか興味が湧いてきたのだ。「うーん」としばらく考えた後、あやぴーの口から出たセリフは、「パパと結婚したい!」というものだった。

 

 このお話はここで切ろうと思っていたのだが、栗に続きを話したら、そっちの方が受けたので追記する。あやぴーに「パパと結婚したい!」と言われて、ちょっとカチンときた私。子供相手に、、、とは思いつつも、「私もパパと結婚したいんだけど。」と挑戦状を叩きつけた。あやぴーは「ダメだよ。パパと結婚するのは私なんだから!」と当然譲らない。でも私も負けずに、「あやちゃんじゃなくてママ!」とふんばった。すると、あやぴーがしようがないなぁと言う顔をしながら、「わかったよ。じゃあ、あやちゃん、パパとママと結婚してあげる!」と言ったのだった。。。結婚と言う意味が全然わかっていないらしい。そんなあやぴーの将来の夢は、「あのね、大きくなったら、パパとママのお布団で一緒に寝るの!」だそうです・・。(汗)

 

 

93(多忙の一日)

 

朝一番でバスに乗り、ニース中心部にある公園に行った。fairyさんと待ち合わせ。早く着いたのであやぴーは遊具コーナーで遊ばせ、私は前にもこの公園で会ったイギリス人のママと一緒におしゃべりをした。fairyさん達が到着し、あやぴーは年が近いまーちゃんと一緒に遊び始めた。もうすぐ2才のはーちゃんは遊具コーナーには行かず、ママのそばでうろうろ遊ぶ。はーちゃんは最近日本語がめきめき上達して、文章でしゃべるからすごい。「きのう、この公園に来たの。」なんていうセリフ、あやぴーが2才前のときには多分してなかったんじゃないかと思う。すごい。

 

おやつタイムにはfairyさんが持参したポテトチップスの奪い合いが起こりそうになったが、女の子三人だと激しい戦いにはならないのがありがたい。まーちゃんとあやぴーは遊具コーナーで遊ぶだけでなく、木の下で葉っぱを拾うのも好き。お昼近くまで楽しい時間を過ごした。

 

午後に別の約束があったので、バスに乗って家に戻る。途中パン屋さんに寄ってお昼に食べるサンドイッチやツナ入りのフーガスなどを買った。お昼ご飯はあやぴーのリクエストでテラス。サンドイッチと水という簡単なランチでも、外で食べると美味しく感じるのが不思議。

 

午後2時頃にフランソワが到着したとポカテラおばあさんから電話が入った。パン屋さんで買ったおやつを持っておばあさんの家に向かう。フランソワの両親のアンリとナタリー、ナタリーのママのイヴェット、3ヶ月になったフランソワの妹ジャンヌも来ていた。あやぴーとフランソワは最初はもじもじしていたものの、すぐに打ち解けて一緒に遊び始めた。この夏休み、山の家で年上のお兄ちゃん達に囲まれていたと言うフランソワは、ゴリラのようないかめしい顔をしてウォッホウォッホとしゃべるのでおかしかった。男らしいと言えば男らしいが、3歳のかわいい男の子にはやはり限界があるような。それに、夏休みで甘やかされて、、、というだけあって、生意気な口を叩いたり、叫んだりする。思わず、あやぴーが「あたしにお尻を叩かれたくないでしょう?だったらちゃんと良い子にして!」と怒り始めた。これって私のセリフなんですけど。。。(汗)

 

おばあさんの家には次から次に近所の人があらわれて、いつものごとくにぎやかになった。途中、一軒家を探しているアンリとナタリーが近くの物件を見に行くことになり中座したので、その間イヴェットとポカテラおばあさんとゆっくり話をした。夕方になって子供達がテラスに出て土遊びがしたいと言い始めたので、おばあさんと私が付き添いに行くことにした。あやぴーとフランソワはシャベルや植木鉢の取り合いをしながらも、楽しく遊んでいた。時計が午後6時を回ったところで、ナタリー達と一緒に帰宅することにした。フランソワはこの9月から幼稚園なので、これからは遊ぶとしたら水曜日だね、と話して別れた。でも毎週遊ぶという訳には行かないだろうな。。。

 

お隣の家の前を通りすぎると、中からパトリシアが出てきた。挨拶をして、おしゃべりをしているうちに、今日がパトリシアの娘カリンの誕生日だということを知った。「突然だけど、夜ご飯食べにこない?」と聞かれて困ってしまったが、「カリンも喜ぶから。」と言われたのでお邪魔することにした。パトリシア達の家族&我が家3名の総勢12名でバーベキュー。あやぴーはお隣の一家が大好きなので大喜びだった。隣の犬ジェシーもあやぴーのことを友達だと思っているらしく、楽しそうに戯れていた。あやぴーは何でもよく食べるが、やっぱりお誕生日ケーキに一番喜んでいた。

 

 

95(ついに決心)

 

フランスの幼稚園は大体午前が8時半から11時半までで、一旦お昼は家に戻り(給食の子は学校に残る)、午後1時半にまた学校に連れて行く。午後は1時半から4時半までなので、再び4時半にお迎えに行くというシステムである。昨年は午前中しか幼稚園に行っていなかったあやぴー。今年も午後通わせるのは週に2回にしようと思っていたのだが、初日と昨日とあやぴーと二人きりで午後を過ごしてみて、やっぱり幼稚園に行かせた方が良いのではないかと思い始めた。午後は日本語教育のために自分で面倒をみたかったのだが、あやぴーがまだ読み書きに興味をあまり示さないので、自分が考えているようには授業が運べないし、家にいるとどうしても私は家事や自分のことが一番になってしまう。それに、一人遊びが好きな子だとはいえ、退屈している時もあるように見受けられたのだ。子供一人の面倒ですらきちんとみれないなんて本当に情けない母親だと思い、昨日はずっと暗い気持ちでいた。普段鈍感な栗にもその様子がわかってしまったようで、あやぴーを寝かせると、考えていることを話せと言ううので、胸の中にある気持ちをしゃべってみた。不本意ながら午後も幼稚園に行かせようと思うことや、自分がしっかりと子供の面倒をみれないダメな母親だということがわかって自分自身にがっかりしたこと、などなど。「君は完璧な母になろうとしすぎているよ。良い母ってなんなのさ?あやぴーを見れば、君がどんな風に彼女と接しているかすぐにわかるよ。あやぴーが伸び伸びとしていて、優しくて、何でもトライしてみようという前向きな性格に育っているのは君の教育の賜物なんじゃないかい?それだけじゃだめなの?」という栗の言葉が心に染みた。私は人には大らかなのに自分自身にはものすごく厳しいところがあって、何事も頑張りすぎてしまう傾向にあるのだ。「幼稚園のことは自分が良いと思うようにすればいい。あやぴーと二人でのんびりしたい時やお出かけしたい時は休めばいいだけのことなんだから。」、、、そう言われてハッとした。そうだよね。幼稚園なんだから時々休んだっていいよね。そう思ったらちょっと心が軽くなった。

 

そうと決めたら善は急げ。早速今日から午後も行かせることにした。お昼前に迎えに行った時に、「今日は午後も幼稚園だからね。」とあやぴーに言い聞かせた。お昼ご飯はお子様カレーとトマトのサラダ。食後は少し一緒にテレビを見て、さあ幼稚園に行こうとすると、あやぴーが「嫌、幼稚園行きたくない!」とぐずり始めた。しかしここで負けてはいけないと思い、何とかスモッグを着てもらって家を出た。

 

年中のクラスはもうお昼寝がないので、直接校庭に子供を連れて行く。あやぴーは私の手をぎゅっと握って離さない。顔見知りの子供達が私達の周りに寄ってきても、あやぴーは完璧無視。「向こうでソフィーと遊んでくれば?」と言っても「嫌、行かない!」の一点張り。帰るに帰れず、校庭をしばらくあやぴーとウロウロしていると、担任の先生がやってきた。あやぴーの手を握って「さぁ、ママはもう帰る時間だからね。」と言った。その途端、あやぴーの顔がくしゃくしゃになり、真っ赤な顔でワーンと大泣きし始めた。私はその姿を正視できず、悲しい思いで校庭を後にした。ママ友達のサリマや副担任のロレットに「そのうち慣れるわよ。」と励まされながらも、鬱々と学校を後にした。

 

その足で郵便局に行ったり、現像を頼んでいた写真を取りに行ったり、自然食品スーパーで買い物をしたり。あやぴーがいないとこうも楽に移動できるのかと驚く。雨が降ってきたので速足で家に戻り、夕方幼稚園に迎えに行った。あやぴーの顔にはもう涙がなかったが、ロレットの話だと結構長い間泣いていたらしい。。。

 

帰り道、「午後は幼稚園で何をしたの?」と聞くと、あやぴーは「何もしなかった。」と答えた。「でも、おやつは食べたんでしょう?」と聞くと、頑として「おやつ食べただけ。あとは何もしなかった。」と言う。「誰と食べたの?ソフィー?」と更に聞いてみると「一人で食べた。友達いない。」などと言うので、ようやくこれはわざと言ってるなと気がついて、それ以上質問をするのは止めた。帰り道の途中で近所のレア・ロイック姉弟とおばあちゃんのシモ−ヌに会い、おしゃべりしながら歩いて行くと、近所の別の人もやってきたので、大人3人、子供5人で集団下校のように帰ってきた。

 

家に戻って少しゆっくりするのかと思いきや、一緒にお絵かきをしたり、お人形さんごっこをしたり、あやぴーの遊びに付き合わされた。栗が帰宅してからは、庭仕事にいそしむ栗のそばで土遊び。お風呂に入って、夕飯を食べた後はレゴ。子供の体力は大したものだ。「ママ、明日も幼稚園?」と不安そうにあやぴーが聞いてきたので、「土曜日と日曜日は幼稚園はお休みだよ。」と教えてあげると、うれしそうに微笑んだ。学校嫌いだった栗と私の子供なので、このリアクションは当然なのかも。。。

 

 

97(車なしの日曜日)

 

先週頭から修理に出している車がまだ戻ってこない。代車システムがないガレージなので、車なしでの週末となった。電車に乗ってカンヌのビーチに行こうかと言っていたのだが、そこまでして遠出をしなくてもいいかということになり、とりあえずソッカを食べにお昼頃旧市街に向かった。観光客がだいぶ減ったニースではあるが、ソッカがおいしい屋台は観光客であふれ返っていた。最初は栗と一緒に列に並んでいたが、空いている席を見つけたのであやぴーを連れて座って待ち、ソッカやズッキーニの花の天ぷらと言った食べ物は栗に持ってきてもらった。飲み物を頼み、料理は手でつまんで食べる。ソッカというのはニース名物のひよこ豆の粉で出来たクレープみたいなもの。あやぴーも大好きなのだ。おなかいっぱいと言いながらも、フランボワーズの素朴なタルトをデザートにして、食後にエスプレッソを飲んでから、屋台を後にした。ブラブラ散歩をする。日曜日なので閉まっているお店がほとんどだったが、旧市街に来るのは久しぶりなので楽しかった。一旦海に出てから、シャトーこと城跡がある公園にのぼることにする。あやぴーは栗に肩車をしてもらおうと必死に交渉していたが、無理だとわかると私の方にやってきて、おんぶしてくれとせがんできた。もちろん私も急な階段をあやぴーをおんぶして登る元気はなかったので、頑張れ頑張れと励まして歩かせた。頂上に着いて公園が見えると、あやぴーは一目散に走り出した。疲れた、歩けないとメソメソしていたのはどこの誰やら。。。

 

ここ最近は遊具コーナーよりクモの巣のようなジャングルジム系の遊びが好きなあやぴー。いつもははじの方につかまっているだけだったが、今日は初めて割と上の方までのぼることができた。年上の女の子と一緒に遊んでいて、その子に励まされて何とか頑張ってみたらしい。栗は昼寝をしながら、私は本を読みながら、時々あやぴーに目をやり、彼女が楽しく遊ぶ姿に微笑んだ。

 

そろそろ電車の時間が近づいてきたので城跡公園から歩いて家の方まで戻った。途中またあやぴーは「疲れた。もう歩けない。おんぶ。抱っこ。」とうるさく言い始めたが、「歩けないなら海には行かないよ!」と脅して何とか最後まで歩かせた。いつも通り午後43分の電車に乗って、お隣のヴィル・フランシュのビーチに向かった。夏休みに比べるとだいぶ人が減ってはきたが、日曜日だからかイタリア人がたくさんいた。

 

水の中に入るとドキッとするほど水が冷たい。先週突風のせいで水温が一気に10度も下がったらしいのだが、それから晴れの日が続いても、もう8月のようには水が温かくならないようだ。水は冷たいながらも透明で、遠くまで泳いでブイがあるロープの上に座っていたら、海の底が見えて恐いくらいだった。魚がちょろちょろしている。遠くに見える白いビーチ、その上にそびえたつようなたくさんの緑、そして青い空。とても気持ちいい。陸に帰る途中も小魚の一群が見えたりして幸せな気分になった。あやぴーはもっぱら砂遊びに夢中で、穴をほったり、自分の体を砂で埋めたりして遊んでいた。

 

午後5時を過ぎると太陽が隠れてしまって急に寒くなりだした。周りの人は一斉に帰り支度を始め、ビーチはくもの子を散らしたように一気にガラガラになった。私達はノロノロとビーチにあるシャワーを浴び、洋服に着替える。ちょっと早いけどやはり帰ることにした。駅に向かう途中の道でヴィル・フランシュに住んでいるフランス人の仕事仲間に出会った。「久しぶり−!子供、大きくなったねぇ。」と言われ、お互い近況報告をした。いつものように午後640分の電車で家に戻る。一駅なのでラクラク。栗と「あと何回泳げるだろうねぇ。」と話した。夏の終わりはいつも寂しい。。。

 

 

910(カステル公園)

 

遠くに住んでいる友達が子供を連れてカステル公園に来ると連絡をくれたので、お昼ご飯を食べ終わってからあやぴーを連れて出かけた。キックボード(スクーター)を持っていくというので、「いつものごとく途中からは私が運ぶんだろうなぁ。。。」と思いつつ、OKサインを出したのだが、結局カステル公園まで自分で責任を持って運んでくれた。びっくり。前はキックボードを途中で渡してくるだけでなく、「疲れた!おんぶ!」とうるさかったのに、今日は一言もぐちゃぐちゃ言わず、キックボードに乗らない時はよれよれしながらも自分の肩に担いで歩いていたので、思わず私の方から「キックボード持ってあげようか?」とまで言ってしまった。ところがあやぴーは、「ううん、大丈夫。自分で持つよ。ママ疲れちゃうでしょ。」と言うではないか。一瞬耳を疑ってあやぴーの顔を見つめた。「ね、大丈夫だから。自分で持つから。」とまた耳にした時は、しみじみとうれしくなった。やっぱり成長しているんだなぁ。。。

 

友達が既に約束をしていた遊具コーナーに来ていたので、早速合流した。男の子ばかりだったのであやぴーはちょっと恥ずかしそう。男の子たちは元気良くアスレチックのような遊具で遊びまわっていたが、あやぴーはキックボードで遊具の周りを延々と走り回るばかりだった。日差しが強く暑かったので子供たちはよく水を飲みに戻ってきたが(にっこさんが持って来たピーチ味のアイスティーが大人気)、のどの渇きをうるおすや否や、再び遊具に戻っていった。もう一人の友達Yさんがコーヒーを魔法瓶に入れてきてくれていたのでごちそうになりながらのんびりとおしゃべり。にっこさんの差し入れのおせんべいは子供たちに大好評で、あっという間になくなってしまったが、私が持って来たチョコレートのクッキーは、みんな笑顔で「いらない!」と答えてくれた。しくしく・・(涙)1,2時間ぶっ通しでキックボードに乗っていたあやぴーも、いい加減飽きてきたようで、持参したお砂場遊びセットで少し遊んだ。Mさんの息子のR君も一緒に付き合ってくれた。

 

夕方になった頃に大ちゃんがやってきた。パワー全開で早速男の子たちと遊び始めた。大ちゃんのママもおしゃべりの輪に加わり楽しんでいたところに、あやぴーが泣きながらやってきて、「疲れたからもうおうちに帰りたい。テレビ見たい。」と嘆願するので、そろそろ失礼することにした。

 

帰り道は行きとは違い、「キックボード重いからママ持って。」「抱っこ!おんぶ!」とそれはそれはうるさいものだった。やっぱりこんなもんだよね・・(汗)。途中からは「やっぱり自分で持つ。」と言ってキックボードに乗り始めたのだが、転んでしまい、ひざをすりむいて大泣きした。疲れていたのだろう。。。家に着いたので、手を洗わせてから、ひざを消毒し、ご希望のビデオを見せてあげた。日本から戻ってきてから昼寝をしなくなったのだが、ビデオやテレビを見ながらのんびり休む時間は貴重なひとときのようだ。

 

 

911(涙は卒業)

 

先週の金曜日に初めてあやぴーを午後も幼稚園に連れて行った。「ママ、ママ」と大泣きする我が子を振り払うようにおいてきた私。これから午後の幼稚園にも慣れるまでは、まだまだ長い道のりだろうと思っていた。

 

翌週月曜日。何とか頑張ろうと自分を奮い立たせていたのに、「午後は先生がいないのでクラスはありません。」とのこと。ぎゃふん。あやぴーは午後幼稚園がなかったので大喜びだった。

 

そして火曜日。お昼ご飯を食べに戻る道を歩きながら、「今日は午後も幼稚園に行くよ。」とあやぴーに言い聞かせた。「なんで?」と聞いてきたので、「あやちゃんはピンクのスモッグのクラスだから(=年中さん)、そういう決まりなのよ。」と言ってみた。「ふーん、そうか、そういう決まりなんだ。」と一応納得はしていたあやぴー。「そういう決まり」というセリフが気に入ったらしい。

 

ところが、お昼ご飯を食べ終わって、さあ幼稚園に戻ろうという時間になったらグズグズし始めた。「幼稚園行きたくないの。もっとテレビ見たい。」と泣きながら言ってきたので、私の方も「もうテレビは終わり。幼稚園に行かないといけないの!」と負けずに強く出た。あやぴーはすごすごと部屋から出てきながらも、「このお洋服好きじゃない!違うのを着る!」と午前中に着ていたワンピースを脱ぎ捨てた。「この態度は何?!()」と思いながらも、はいはいと違う洋服を出す。いつもは自分で着るスモッグも、自分で履く靴も、一切私任せ。「シュシュ(あやぴー語「おしゃぶり」)と熊さんのぬいぐるみを持っていく!」と言い張るので、おしゃぶりとぬいぐるみを探してあやぴーに手渡し、ようやく家を出ると、「疲れたからおんぶして!」と言い始めた。いい加減切れそうになったが、なんとか機嫌よく幼稚園まで連れて行かないといけない。しかも、あやぴーがぐずぐずしていたせいで時間ギリギリだった。このまま不機嫌にだらだら歩かれたら遅刻してしまうので、階段までと決めて、おんぶしてあげることにした。その先は一人で歩いてもらったのだが、「行きたくない。」「幼稚園好きじゃない。」「疲れた。」「家でママといたい。」と、口を開けば不平・不満のセリフ。「こりゃ〜、今日も幼稚園でごねるだろうなぁ。」と想像したら、ため息が出た。。。

 

幼稚園に着くとちょうど門が開くところで、「いざ苦行の地へ!」と気を引き締めながら、あやぴーの手を引いて園庭に向かった。すると、あやぴーがおしゃぶりを口から外し、手にしていた熊のぬいぐるみと共に「はい、どうぞ。」と私に渡してきたのだ。そして、ぎゅっと抱きついてきた後、「じゃ、ママ、後でね。」と言い残して自ら園庭に消えていった。・・・。あまりの早業に私はキツネにつままれたような思いになったが、こういう時に限って担任の先生も、ママ友達も周りにいない。思わずホールにいた昨年の担任のクレール先生と昨年の副担任のミッシェルおばちゃんをつかまえて、事の次第を報告し(誰かにしゃべらないといられない状態だったのだ。笑)、もしかして夢なんじゃないかというフワフワとした足取りで幼稚園を後にした。家に帰ってきてから速攻で栗の職場に電話したのは言うまでもない。しかし、あやぴーは本当にもう泣かないのだろうか?火曜日はたまたまだったのではないだろうか?私の不安はまだ完全にとりのぞけてはいなかった。夕方迎えに行った時、担任の先生に午後の様子を聞くと、「大丈夫。楽しそうにしていましたよ。それにあやはとても優しい子です。」というお言葉をもらった。性格のことは聞いてないのでどうでもよかったが、午後も楽しくしていたんだなと安心した。

 

水曜日は学校がない日なので、1日飛ばして木曜日。一旦お昼を食べに家に戻ってきて、食後にテレビを見るのが日課になりつつある。出かける時はテレビを切らなければいけないので、やっぱりぐずぐず言うのだが仕方ない。火曜日のようにおしゃぶりと熊のぬいぐるみを持って家を出た。そして、幼稚園の建物に入ると、やっぱり火曜日と同じようにおしゃぶりと熊のぬいぐるみを自ら私に渡し、涙なしであっさりとお別れしたのだった。夕方迎えに行くと、今日はクラスメートのお誕生日会をしたのだとうれしそうに報告してくれた。

 

今年からは午後も幼稚園に通わせることに対し、あれこれ心配して、色々な思いを自分の中に巡らせていたが、やっぱり行かせることにしたのはよかったと思う。結局あやぴーが泣いたのは、たったの1日だけだった。

 

914(海辺の散歩)

 

少し咳をするあやぴー。鼻水も出ている。今週末は残念ながら海水浴は止めておこうということになった。しかしながら、動きたい盛りの子供を抱えながら一日を家で過ごすのはあまりにも大変すぎる。栗とあれこれ考えてから、今日はマントンのホテルにランチに行くことに決めた。温水プールがあるホテルなのだ。太陽の下、温水の中で泳ぐ分には問題がないだろう。予めホテルに電話予約を入れてから、家を出た。ようやく修理工場から出てきた私達の車に乗り込む。相変わらず古いし、汚くなる一方だけど、私達の思い出がたくさんつまった大切な車。

 

道路を走り出してからすぐに嫌な予感がした。黄色いTシャツを着た人達が交通整理をしていたのだ。今日がニースでトライアスロンが行われる日だったことをすっかり忘れていた私達。それにしても、まさかこんなところまでコースになっていたとは!高速に乗るまでの道はあちこちで封鎖され、「選手が見えるよー!」なんて喜んでいたのもつかのま、動かない道にイライラ、唯一通れる道には車が殺到して悶々、ランチの時間に遅れないかドキドキ、、、さまざまな思いが胸をよぎった。ようやく高速に乗るとウソのように道はガラガラで、思ったより早く着くことができた。こうなることがわかっていたら、渋滞ももう少し大らかに構えていられたのに。。。

 

ホテルのレストランは満席。私達の席は空いている席の最後の一つだった。予約をしておいてよかった。。。もう1時近かったのであやぴーはおなかがすいていた様子。テーブルに出されたパンやオリーブをわしわし食べだすので恥ずかしくなってしまった。私達はコース料理を頼み、あやぴーにも「Menu enfant sage」という「良い子のためのコース」とやらを頼むことにした。テラス席なので料理と料理の間、あやぴーは椅子から下りて中庭を走り回ったり、落ち葉を拾ったりして遊んでいた。

 

強い風が吹き、段々と寒くなってきた。私は万が一にと持ってきたカーデガンを羽織る。さっきまでしっかり出ていた太陽が雲に隠れることもあり、空模様はどうも不安定である。「いくらプールが温水でも、この寒さでは泳ぐのは無理かもね。」と栗と話し始めた。あやぴー、がっくり。

 

結局、食事を終えてから、また車に戻り、マントンとモナコの間にあるCAP MARTIN(マルタン半島)を散歩することにした。海沿いの道を走っていると、普段は穏やかな海がだいぶ荒れていることに気がついた。やっぱり風が強いのだ。車を停めて歩き出すと、海が岩にあたって弾けるしぶきが顔にかかり、うわっと驚くことが何回かあった。きれいに舗装されたCAP MARTINの散歩道は平坦なので子供にも歩きやすく、海を見ながらのんびり歩いていると、あっという間にゴール地点の海岸に到着した。

 

砂浜ではなく、小石の浜。栗のリュックサックに入れてきたバスタオルを敷いて横になった。あやぴーは水辺で遊び始めたので、水着に着替えさせ、長袖のパーカーを着せた。栗もあやぴーのように咳をするので泳がないことに決めていたが、私は何となく泳ぎたくなった。昨晩雨が降ったので水が冷たいかもしれないが、試す価値はある。周りを見ても、水の中に入ることを躊躇している人はそれほどいないし。。。あやぴーに「ママは泳いでもいいの?」と聞かれたので、「うん、ママは風邪ひいてないからちょっと泳いでくるね。」と水の中に入った。思いの他冷たくない。ただものすごい波なので、沖には出ず、海岸沿いを横に泳ぐことにした。あやぴーは最初心配そうな顔で私のほうを見つめていたが、また水遊びに戻っていった。

 

水から上がってシャワーを浴び、バスタオルに戻ってから一眠り。その間栗があやぴーと遊んでいてくれたようだ。目が覚めて時計を見たらもう午後5時半。そろそろ帰らないといけない。帰り支度をして元来た道を引き返した。犬を散歩させている人もたくさんいて、あやぴーはすれ違うたびに犬の頭をなでていた。動物が大好きなのだ。帰りも大体1時間ちょっとでパーキングまで着いた。行きも帰りもあやぴーが一人で歩き続けることができたのはうれしい収穫だった。

 

帰りはしばらく一般道を通り、モナコから高速に乗った。あやぴーはあっという間に眠りに落ちて、家に着いてもしばらく起きなかった。お疲れ様!

 

 

915(不死身の赤ちゃん人形)

 

午後幼稚園に行く前はやはりぐずぐず言ったものの、今日は私に「さようなら」も、「行ってきます」もなく、あやぴーは一人でずんずんと園庭に入っていった。寂しい。。。たまたま目が合った昨年の副担任ミッシェルおばさんに「寂しいよぉ。」と泣いた真似をすると、「ははは、お母さんがそうやって泣く方が心配がなくていいね。」と笑われた。。。

 

色々買い物をしてから夕方のお迎えに行こうと思っていたら、家を出るのが遅くなってしまったが、あやぴーと約束していたブツを持っていかないことは許されない。おしゃぶりはジーパンの前ポケットに、赤ちゃん人形は後ろポケットに入れたことを確認してから、一目散で走って出かけた。まずは雑貨スーパーに寄り、ミネラル・ウォーターやトイレットペーパーなどの日用品を買い、それからキオスクに行って雑誌を数冊買い、隣のパン屋でパンやおやつを仕入れた。時計を見るとギリギリセーフ。小走りに幼稚園に向かった。教室から出てきたあやぴーに、「ママ、赤ちゃんのお人形はどこ?」と聞かれてハッとした。ジーパンの後ろポケットにそれらしき感触が全くなかったのだ。走っているうちにどこかに落としてしまったらしい。。。(汗)

 

「あやぴー、ごめん。ママ、どこかに落しちゃったみたい。」と正直に話すと、あやぴーが泣きそうな顔になった。「もう一回ママが通った道を歩いてみよう。もしかしたらあるかもしれないから。」と言うと、あやぴーはすぐに「うん!歩こう、歩こう。」と乗り気になってくれたが、フランスではものを落したら二度と見つからないことが日常茶飯事。赤ちゃん人形が見つからず、がっくりするあやぴーの姿を想像し、自分の雑な性格を恨んだのだった。。。

 

幼稚園から、時計を巻き戻しにするかのように元来た道を引き返す。しかも地面を見ながら。パン屋に行き、横のキオスクを通り、雑貨スーパーまで行った。スーパーでもどこでもないと言われ、「私がなくしてしまったんだから、新しいのを買ってあげるべきだなぁ。。。」と肩を落として歩いていると、あやぴーが「ママ、あったよ!お人形があった!」と叫んだ。「えっ、どこどこ?」と地面を見ると、ガソリンスタンドの入り口に黒くなったお人形が落ちていた。すすをかぶったように黒い。見つけることができたのはラッキーだったが、手放しでは喜べない状況である。「車にひかれたに違いない!あやぴーがショックを受けて泣いちゃったらどうしよう。。。」と心配しながら、さささっと赤ちゃん人形を拾い上げると、横にいたあやぴーは、「ワハハ!赤ちゃんすごい黒いねぇ。おもしろ〜い!」と笑い出した。ワハハって?!・・・私だったら絶対泣いていたと思うので、あやぴーのこのリアクションはかなり謎だったが、泣かないで済んだのはよかった。その後もずっと「すごい色だねぇ。どうしたんだろう?おうちに帰ったらお風呂に入れてあげようね。」と言っていて、普段は「おんぶ!」、「おなかすいた!」とうるさい帰り道を何事もなく普通に帰ってこれたのは思いがけない怪我の功名だった。しかし、もし赤ちゃんの汚れが落ちなかったらどうしよう。。。

 

家に帰るとまず私が石けんで人形を洗ってみた。幸い、全ての汚れが落ちて、赤ちゃんの肌は元の肌色に戻った。よかった。次はあやぴーママの出番。日本から持ち帰ってきたメルちゃんのお風呂に水を張ってあげたら、その中に赤ちゃん人形を入れ、よく体を洗ってあげていた。タオルで体をふいて一件落着となった。

 

(教訓・何でもかんでもポケットに入れないで、バッグを持つようにしよう。)

 

 

918(激痛)

 

朝はいつもの通り栗と幼稚園へ。大きなお人形を持っていったのだが、先生から特別許可がおり、今日はお人形もクラスに参加することになったらしい。お昼に戻ってくる道では、「今日はお人形さんとお絵かきしたのよ!」とあやぴーがうれしそうに話してくれた。お昼はふりかけご飯とハムと切干大根の煮物。あやぴーは切干大根の煮物が大好きなのでたくさん食べてくれた。デザートにりんごとヨーグルトを食べ、いつもの通り食休みを兼ねてテレビを見てからまた幼稚園に出かける。今日は午後出て行く時に全くぐずらなかったので驚いた。また大きな人形を持っていったのだが、午後は副担任のロレットから特別許可がおり、あやぴーはお人形を胸に抱いてスキップをしながら幼稚園の中庭に消えていった。うれしいんだろうなぁ。。。

 

私は家を出たついでに色々な用事を済ませ、一度帰宅してから、午後4時半のお迎えにまた出かけた。既に門が開いていたので急いで中に入る。先生があやぴーを呼ぶと、うなだれた感じであやぴーが出てきた。おなかが痛いらしい。学校のドアを出た時点でとうとう泣き出した。学校の中に引き返し、トイレに連れて行ったのだが解決策にはならなかった。なんとか励まして歩かせようとしたのだが、あやぴーは金切り声をあげて泣き叫び続けるばかりで、一向に足が前に進まない。仕方がないので、あやぴーをおんぶをして帰ることにした。15キロの体、抱っこはさすがにもう自信がないが、おんぶなら多少長めに歩ける。一旦おとなしくなったあやぴーだったが、途中、思い出したように叫び泣くところを見て、自分の腹痛時を思い出した。間違いなくトイレだろう。。。

 

家に着いたら気持ちが悪いというのであわててトイレに連れて行ったが嘔吐はせず。トイレも出ない模様。とりあえず私達の布団に横たわらせる。ちょうどテレビでは子供番組をしていたので、それを見ながら休むことになった。水が飲みたいというあやぴーのために私はキッチンに向かった。

 

トイレだとはわかっていたが、あまりにも痛々しく泣くので、一応栗の職場に電話を入れてみた。「やっぱりトイレだろう。お茶とか温かいものを飲ませておけば?」と言われたので、あやぴーの好きな日本茶を入れて、水ではなくお茶を一緒に飲もうと私達の寝室に向かった。あやぴーがテレビを見る横で、私は雑誌を読んだ。お茶が少し冷めた頃、あやぴーは一口飲んで、「おいしいね。」と笑った。1時間ほど休むと、「ママ、おなかもう痛くない!上に行って一緒にお絵かきしよう!」と言い始めた。さっきまでヨレヨレで泣き叫んでいた姿はどこへやら。とりあえず安心して、一緒にお絵かきをすることにした。スーパーに行ったついでに買った新しい12色入りのサインペンを見て、あやぴーは「ママ、ありがとう!」と喜びの声をあげた。

 

帰宅した栗が「あやぴー、おなか痛いんだって?」と聞くと、「ううん、もう痛くないよ。パパ、あやちゃんのお絵かき見て!そうだ、ブランコで遊ぼうよ。お庭にいこ!」と元気にお返事をした。しかし、栗に「お庭?ダメダメ。また風邪引いたら困るし、おなかが痛かったんだから、今日はおとなしく家の中にいること。」と一喝され、またすごすごとお絵かきに戻った。

 

いつもの通り栗とお風呂に入り、夕飯にはねぎとじゃがいものポタージュを飲み、食後にチーズとヨーグルトを食べてから、またお絵かきを続けた。その後「勉強する!」と言うので、ちょこっと一緒に平仮名を書く練習をした。寝る時間になったので歯磨きとトイレを済ませてから、ベッドに寝かせた。結局トイレの問題はまだ解決できていないような気がする。。。

 

 

921(ビーチ)

 

週末はただでさえ寝坊気味。その上ごろごろしていたらあっという間にお昼になってしまった。日曜日はレストランでランチをすることが多いだが、ここ数日栗の肝臓の調子があまりよくないので、レストランでしっかり食事をするのはやめておいた方がいいよね、ということになった。しかし、冷蔵庫の中にはこれといった食材もない。いずれにせよ午後からはヴィ