2000

 

 

 

 

 

 

7

8

9

10

11

12

2001

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2002

1

2

3

4

5

6

7

 

 

 

 

 

 

あやぴーの成長日記

20028(3)

 

3歳のお誕生日プレゼントはキッチン・セット)

 

 

81(レンズです。)

82(よしのちゃんとの一日)

88(お絵かき)

89(ズース)

811(お誕生日は雨)

812(パンツ忘れちゃった)

813(母、叱られる&萌音ちゃん)

814(モナコとヴィル・フランシュ)

822(ヨーグルトトロ)

826(あなぐら)

827(散髪記念日)

828(謎解明&初めてのケーキ)

 

 

 

81(レンズです。)

 

フランス語を学ぶにあたって、日本人に最も難しいと言われている「R」の発音があやぴーはできるようになった。ちゃんとのどをならすような発音になっている。いつのまにマスターしたのか定かではないが、日本語の上達と同じリズムでフランス語も目覚しく上達している今日この頃。朝ご飯の食卓の会話もにぎやか。

 

パパの「Pourquoi ?(ポーコワ=なんで?)」という問いにも答えられるようになった。フランス語では文章 の初めに Parce que(パスク=〜だから)といった言葉を置いてから理由を述べるのだが、このパスクがまだ発音できないようで、いつも「パッスー」と言っている。間抜けでかわいい。同じように発音できないのはgentil(ジョンティ=優しい)という形容詞。いつも「ジョ」ではなく「ロ」になって、「ロンティ」と言っている。よく使うのはこの2文。Papa n’est pas gentil.(パパ・ネ・パ・ジョンティ=パパは優しくない。)そして、 Aya est gentille.(アヤ・エ・ジョンティ−ユ=あやは優しい。)。gentil(ジョンティ)という形容詞をちゃんと女性系に直して gentille(ジョンティ−ユ)と言えるのが驚き。でも、「ジョ」の発音ができないので、あやぴーの場合は「ロンティ」から「ロンティ−ユ」となる。アヤ・エ・ロンティ−ユって言ったら、「あやはレンズです。」とか「あやはレンズ豆です。」っていう意味になっちゃうんだけど(汗)。。。

 

 

82(よしのちゃんとの一日)

 

朝早くにニース西部にある公園で待ち合わせをして、よしのちゃんとすがちゃん(よしのちゃんのママ)と一緒に海に行った。この2週間でよしのちゃんは泳げるようになっていた。顔をちゃんと水につけてバタ足をしている!よしのちゃんのずば抜けた運動神経には会う度に驚かされる。一方、わがあやぴーは海に入っては「つめたい〜!」と陸に上がり、また海に入って水を足につけては陸に上がりの繰り返し。よしのちゃんは、競泳用コースもある大きなプールに行くようになって、大人達が真剣に泳いでいる姿を真似しているうちに泳げるようになったのだそうで、我が家のようにランチ&プールではちゃらちゃらしていてダメなのだと反省した(笑)。

 

お昼前に海を後にして、よしのちゃんの家にお邪魔した。すがちゃん特製のゴルゴンゾーラチーズのクリームソースのパスタをごちそうになった。おじいちゃんのお庭でとれたというさやいんげんのサラダとトマトも一緒に頂いた。よしのちゃんが目玉焼きを食べるというので、すがちゃんとあやぴーも一緒に食べることにしたのだが、その目玉焼きに使われた卵もおじいちゃんのお庭にいる鶏のものなのだ。食後のデザートはぶどう。よしのちゃんはフルーツが大好きなのでたくさん食べていた。

 

食後はおもちゃでちょっと遊んでから、お庭のプールに移動した。プールでもよしのちゃんパワー炸裂。ビニールプールの縁に立ち、そこから何度となく飛び込んだ。顔がぬれようが頭が水の中に入ろうがお構いなし。その勢いにつられて、あやぴーも飛び込みをし始めた。最初はちょっと驚いていたが、よしのちゃんの笑い声を聞いて、あやぴーも大笑いしていた。よしのちゃんは割と大きなビニールプールを所狭しと泳ぎ、背泳ぎのようなものまでご披露。一方、あやぴーはぷかぷか浮くプーさんの浮き輪の上でご機嫌だった。

 

その後家の中に戻り、またおもちゃで遊ぶ。あやぴーは居間にあるよしのちゃんの隠れ家的存在のテントの中を入ったり出たりしているうち、テントから出た瞬間足をすべらせて、思い切り顔面を石の床に叩きつけて倒れてしまった。大泣き。立ち上がるとぶつけた側の目の横に青いたんこぶができていた。すがちゃんが急いでアイスノンを冷凍庫から出してきてくれた。たんこぶの部分を冷やしていると、今度は塗り薬と漢方系の痛み止めを持ってきてくれた。ちょっと腫れていたので心配したが、元気はあるようだったので大丈夫だと判断した。目の横だから腫れやすいのかもね、とすがちゃんにも言われた。薬のおかげか、1時間もしたら腫れがひき、青いたんこぶの青みも消えてきた。

 

おやつには、すがちゃんが初トライしたという杏仁豆腐をごちそうになった。あまり甘すぎずとてもおいしかった。あやぴーもとても気に入ったようでたくさんおかわりしていた。

 

ふと、よしのちゃんが「おばあちゃんのところに行く!」と言い出した。おじいちゃんとおばあちゃんの家は実はお隣。家の裏口からお二人の家にお邪魔することになった。おばあちゃんを見ると、それまでずっと日本語で遊んでいた子供達二人の口からフランス語が出始めた。見事な切り替えに感動。交替で自転車に乗ったり、電動バイクに乗ったり、おじいちゃんの家庭菜園を見せてもらったり、鶏小屋に入らせてもらったりと楽しいひとときを過ごした。その間子供達を見つつも、すがちゃんと私は芝生の上に出してもらった椅子に座っておしゃべり。あやぴーは初めてお邪魔する家だというのに、パンをねだるわ、お水をねだるわ、トイレに行かせてもらうわとすっかりなじんでいた()。おじいちゃんとおばあちゃんはとても良い人たちで、すがちゃんのご主人が優しいのも納得という感じだった。帰りにはトマトと玉ねぎとバジルをたくさんおみやげに頂いた。

 

よしのちゃんの家に戻って少し遊んでいると栗が到着した。よしのちゃんもあやぴーもお昼寝をしていないので眠たそうだった。必ず一度はおもちゃの取り合いでケンカをするが、あやぴーはよしのちゃんが大好きなのだそう。

 

 

88(お絵かき)

 

二日ぶりに家に帰ってきた。あやぴーは家に入るなり「お絵かき!」と叫び、栗に色々なペンが入った容器とノートを出してもらって延々とお絵かきをしていた。その後はお誕生日プレゼントにプロヴァンスのおばさんからもらった犬のおもちゃを散歩。木で出来ていて、なかなかお間抜けな顔がかわいらしい。ひもを持って歩かせるとすずの音がして、なんとも古めかしいかわいさがたまらない。早速「パンダ」と名づけて一緒に寝ることに決めたあやぴー。しようがないので、お尻拭きのウエットティッシュでパンダを拭いてきれいにしてから、持たせてあげた。

 

 

89(ズース)

 

午前中雨が降っていたことと、旅疲れをいやすために、本日は休養日。たまっていた家事を片付けつつ、あやぴーとお絵かきをしたり、コラージュをしたり、静かに遊んで過ごした。

 

お昼ねから起きたあやぴーが「ママ〜、ズース!」と注文してきた。ジュースのことらしい。そのなまり具合がかわいかったので、「はいはい、ズース、どうぞ。」と同じように繰返してりんごジュースを渡すと、「ズースじゃないよ。ジュ−ス!」と直されてしまった。「でも、今あやぴー「ズース」って言ったんだよ。」と教えてあげると、「違うよ。ズースはかわいくないもん。ジュースなの。ジュース!」と逆に怒られてしまった。今一番お気に入りのセリフも登場。「汚い言葉使っちゃだめなんだよ。」・・・そう、これはNHK教育テレビの「ハッチポッチステーション」でジャーニーがグッチさんに言っていたセリフ。1日に10回は聞かされている。意味がわかっているのかは謎だが。。。

 

戸棚を整理していたら、あやぴーの昔の写真が出てきた。パスポート用の写真を自宅で撮ろうとした時のもので、何枚も同じようなポーズで写っている。ただ、髪の毛がおったっていて、恐ろしく変な顔だったので、結局使うことができなかったというお蔵入りの写真。このまま置いといていてもしようがないので、顔の部分だけを切り取り、自分が使っている手帳に3枚ほど貼ってみた。思いのほか可愛い。あやぴーに見せると、「げ〜っ。変な顔!」と言いながらその顔の真似をしてくれた。自分だとわかるようでちょっと照れくさそう。

 

 

811(お誕生日は雨)

 

昨日の夕方、トイザラスに行ってあやぴーのお誕生日プレゼントを買った。自転車を買う予定だったのだが、どうもあまり興味を示さない。VTTっぽいメタリック・グリーンの自転車に乗せたら、すいすいと店内を走り回り始めたのだが、ふと「降りる。」といって、それっきり自転車コーナーには目を向けなかった。すべり台を見ても「これ、ガードリーのじゃん。(garderie=託児所)」と言って素通りだし、運転好きだからと思ってハンドル系のおもちゃを見せても「いらない。」の一言。そんなあやぴーが首っ丈になったのが小屋。童話に出てくるようなかわいい小屋で子供なら3,4人入れそうなもの。中にはガス台などもついているのでお料理好きのあやぴーには持ってこい。もちろんドアや窓は開け閉めができる。しかし、難点は大きすぎること。あやぴーの部屋にならおけるが、いつも遊んでいるダイニングにはおけない。テラスに置いたら通る場所がなくなりそうだし、、、と栗が悩んでいるので値段を見てみたら2万円だった。一気に買う気がうせる栗と私。もっと小さくてもっと安い小屋をあやぴーに見せたのだが、「ダメ。こっちがいいの!ママも入ろう。」といって、2万円の小屋にあやぴーはとどまり続けるのだった。「どうする?買う?」と栗が言い出したが、「だめだよ。いつ遊ばなくなるかわからないものに2万円もかけられない。」とケチな私が口を出した。栗も内心そう思っていたらしく、お互い納得して小屋は買わないことに決めた。

 

自転車のほかに、おもちゃのキッチン用具を買おうと思っていた。よしのちゃんの家で、おもちゃの泡だて器を妙に気に入っていたからだ。しかし、見当らない。「欲しいものに限ってないんだよな〜。」とぶつくさ言っていたら、栗がキッチンセットとやらを見つけた。用具だけでなく本体も付いている。日本のお友達の家に行くたびに遊んでいたキッチンセット。あやぴーにそれを見せると「これ!これ買う〜。」と飛び跳ねて喜んだ。良いプレゼントが見つかってよかった。来週お友達が子供を連れてニースに来るので、チャイルドシートをもう一つ買い、出産したばかりの友人にあげるプレゼントを買ってお店を後にした。

 

帰りの道は混んでいた上に雨が降り出した。急な雨はそのうち止み、家の近くに来た頃には虹が2本も出ているのを見ることができた。幸せな気分。家に帰ってから栗がキッチンセットを組み立てた。コードレスの電話まで付いているのには笑ってしまった。

 

今日の天気予報は雨だったが、朝は晴れていた。肌寒く海に行くような天気ではなかったため、近くの村にある動物園に行くことにした。あやぴーはもちろん大喜び。入り口でえさを買っておいた。最初に見つけたサルにあげようとしたが、動物園のえさは好きじゃないようで食べない。仕方なく、おやつ用にと私が焼いて持ってきたバナナケーキを少しちぎってやったら大好評で、サルがたくさん集まってきた。しかし、「これ、あやちゃんのケーキじゃん!」という本人からの指摘があり、後のケーキは動物にあげず、あやぴーが全部自分で食べた。何回も行っている動物園なのでどこに何があるかわかっているが、それでも動物を見るのは楽しい。新しくできたコーナーもあったりして、退屈することなく回った。段々と空が暗くなってきた。ポツポツと雨も降り出す。時計を見たらお昼前だったので、家に帰ることにした。あやぴーは「あやちゃん、ここでハンバーグ食べるの。」などと抵抗したが、雨の中外のテラスで食べる勇気はない。

 

本当は今日のお昼は家族で集まってと思っていたのだが、栗の弟とその彼女はバカンスでコルシカ島、お義父さんは先日の風邪の疲れがまだあることから、栗とあやぴーと私の三人で昼食をとることになった。お義父さんの差し入れのトマトソースでパスタ。デザートにはあやぴーのリクエストでマスカルポーネの焼きチーズケーキ。ピンクのロウソクを三本立てて持っていったら、あやぴーはなにやらお誕生日の歌を歌いだした。託児所でやっていたのだろう。栗も「ジョワイユザニヴェーセー(Joyeux anniversaire)」と「ハッピーバースデー」の歌をフランス語で歌いだした。あやぴーはロウソクを一本一本吹いた。とてもうれしそうだった。私は実家に送るために写真を撮っていたのだが、あやぴーが全て吹き終えたときに、思わず涙が出そうになった。健康にここまで育ってくれてありがとう。

 

「ケーキおいしいね〜。」とあやぴーは三本ろうそくが立った自分のケーキを元気良く食べてくれた。「ママ、どうぞ。」とロウソクの一本を私のケーキに立ててくれた。あやぴーを昼ねさせてから、栗とエスプレッソを飲みながら色々なことを語った。あやぴーが自分の道を歩けるようになるまで、二人で力を合わせてこれからも子育てをしよう。あやぴーが人生を捧げたいと思えるようなものに出会えるよう、色々なことを経験させてあげよう。来年のあやぴーはどんな女の子になっているかな。

 

 

812(パンツ忘れちゃった)

 

朝一番で洗濯機をかけ、夕飯の支度をしてから、郵便局に行くことにした。その後あやぴーを公園に連れて行けば、よくお昼寝もしてくれるだろう。あやぴーは既にワンピースを一人で着ていたので、急いで身支度を整え、おやつとジュースをバッグの中に入れ、家を後にした。

 

まず雑貨スーパーに行き、ミネラル・ウォーターや洗剤を買った。朝は人がいなくてラクラク。郵便局でもほとんど待たずに済んだ。今回は違う郵便局に行ったのに、また国際郵便用の封筒を売りつけられそうになった。そちらはなんとか断ったが、フランス&ヨーロッパ郵便用の記念切手を勧められて10枚買ってしまった。ジャズ・シリーズ。数年前に亡くなった偉大なジャズマン、ミッシェル・ペトルッチアーニの切手があったから。

 

ようやく全ての用事を終え、公園に向かった。あやぴーより小さな男の子が一人で遊んでいるだけだった。すべり台の上からすべってきたあやぴーを見てびっくり。パンツをはいていないのだ!目が点になりながら、「あやぴー、パンツ忘れちゃったの?」と小さな声で聞くと、「うん、あやちゃん、パンツ忘れちゃったの。」と体をくねらせてあやぴーが答えた。おいおい()。そういえば、家を出てくる時にテラスにパンツが放ってあった。なんでこんなところに、、、と思いつつ、拾って、汚れ物を入れるかごの中に投げた私。かごではなく自分のバッグの中に入れてくればよかった。。。

 

しかし、ノーパン娘はお構いなしに遊びつづける。お尻が見えるっつーのにジャンプしたり、背伸びしたり()。。。私は他のママ達があやぴーがパンツをはいていないことに気が付かないようにと、一生懸命アングルを考えつつ立っていた。ママ達が座っているベンチとあやぴーの間をさえぎるかのように。あやぴーの動きに合わせながら。怪しい親子に見えるのにもいい加減疲れてきたので、学童保育らしい20人ほどの子供達の軍団が公園に入ってきたのをきっかけに、あやぴーをバギーに乗せた。というのも、子供達のうちの一人が水溜りですべって転び、洋服と足を泥だらけにしたのだ。かわいそうだけど瞬間を見て思わず笑ってしまった。先生らしき人たちもみんな笑っていた。その横を静かに通り過ぎ、公園を出た。周りの人たちは泥だらけの子に注目していたので、誰一人あやぴーがノーパンだということに気づかなかった。

 

あやぴーは元々パンツをはくのが好きじゃない。できれば素っ裸でいつも過ごしたいタイプ。お風呂上りも、朝起きてきたときも、いつも裸。でも、外に行くときはさすがに裸では困るということをこれから教えていかなければならない。

 

 

813(母、叱られる&萌音ちゃん)

 

あやぴーが「どんどんどんどんゴロゴロ〜」とお気に入りの歌を歌っていたので、私もお皿をふきながら一緒に「どんどんどんどんゴロゴロ〜」と歌い始めた。すると、歌声をさえぎるかのようにあやぴーが叫んだ。「ママ!あやちゃんお掃除しているから静かにして!」・・・()。どう見てもキッチン・セットで遊んでいるようにしか見えないあやぴーに、「へっ?掃除って誰が?」と思ったが、深く追求して逆切れされても嫌なので、とりあえず「ごめんね。」と言っておいた。すると、「ごめんねじゃないよ。ごめんなさいって言って!」と言われたので、「ごめんなさい。」と訂正した。あやぴーは満足げな顔で「いいよ。」と許してくれた。子供って細かい。。。

 

KAZUさんと萌音ちゃんがいよいよニースに着く。「お昼ねが終わったら、バスに乗って会いに行くからね。」と説明したおかげで、ぐずることなくすぐに寝室に行ってくれた。お互い、どんな反応をするか楽しみ。。。

 

午後三時過ぎに家を出て、KAZUさんと萌音ちゃんが泊まるホテルに向かった。部屋に通してもらうと、萌音ちゃんはベッドの上で寝ているところだったが、話し声が聞こえたからかすぐに目を覚ました。1ヶ月ちょっとぶりの再会。萌音ちゃんはまた大きくなったように思った。あやぴーは楽しみにしていたもんだから、萌音ちゃんと触れ合いたくてしようがないのだが、萌音ちゃんは寝起きだったため、仲良く手をつないだりするのには少し時間がかかった。

 

ホテルを出てお子様達にアイスを食べさせた。案の定溶けたアイスがあちこちに落ちてベトベトになった。ぽーりーぬさんも合流して、三人でLe Pain Quotidienというカフェに向かった。フランス国内に何軒もあるチェーン店なのだが、おしゃれだし、無農薬のものを置いてあったりするので人気がある。エクサン・プロヴァンスで入って気に入ったからというKAZUさんのリクエストで決まった。萌音ちゃんは牛乳、あやぴーとKAZUさんはオレンジ・ジュース、私はアイス・ティー、ぽーりーぬさんはSPAというミネラル・ウォ−ターを頼んだ。KAZUさんはオレンジ・ジュースが絞りたてじゃないことにちょっとがっかりしていた。エクサン・プロヴァンスの店では特に頼まなくてもそれが出たそうなのだ。。。一方、お子様達はテーブルに置いてあるメニューを各々つかんでチャンバラごっこをしたり、大きなテーブルの周りを運動会状態に走っていた。そのうちぽーりーぬさんまで付き合わされるはめになった(汗)。しかし、オーナーらしい女性はニコニコとしていて全然怒る様子もなく、とっても感じが良かった。9月からは子供メニューもできるらしいので、また来ようと思う。

 

城跡公園に子供達を放牧すべく、エレベータ−乗り場に向かった。ところが、受付のおばさんは超感じの悪い人で、あやぴーと萌音ちゃんは無料なのにお金を払わされたためにクレームをつけると、自分が私用電話を切らずに適当に応対していたことを棚に上げ、「子供2人と言った私のせいだ。大人3人のみって言えばよかったのだ。」と大声で延々と愚痴を言われた。全く腹が立つこと。こういうとき、昔なら100倍にして返したのだが、最近は付き合うのが面倒くさい。ひたすら自分の言いたいことを何度も同じ文で繰り返すか、無言で通す。今回も、「いいから、お金を返してください。」とひたすら言い続け、無事ちゃんと払い戻してもらった。当然お礼は言わずに通り過ぎた。馬鹿はどこにでもいる。。。

 

城跡公園内にある児童遊園に入ると、子供達は元気に遊び始めた。その間、大人達はのんびりとおしゃべり。あやぴーは萌音ちゃんのバギーが気に入って、空のバギーを押しながら散歩をしていた。しまいには萌音ちゃんを乗せてバギーを押す始末。一方、今度は萌音ちゃんが押したいと言っても、あやぴーはバギーに座りたくない。しようがないので、萌音ちゃんは、座席にあやぴーの熊のぬいぐるみを座らせて、バギーを押すことになった。あやぴーは先頭に立って指揮。楽しい時間はあっという間に過ぎ、夕飯の時間になってしまうとあわてて家まで帰った。

 

 

814(モナコとヴィル・フランシュ)

 

 KAZUさんと萌音ちゃんとモナコへ。彼女達はニース中央駅から電車に乗り、私達はその次の駅から乗ることになっていた。しかし、乗る予定だった電車は20分遅れと電光掲示板に書かれている。「またかぁ!」と腹を立てていたところにに、KAZUさんから私の携帯電話に連絡が入った。駅で待っていてもしようがないので、KAZUさん達には先発の急行電車に乗ってもらい、モナコで合流することにした。私達は待つこと40分!・・・なんのことはない。予告なしに電車が1本抜かされただけのことだったのだ。これだからフランスの国鉄は当てにならない。ようやく電車に乗り、モナコに到着する頃には、あやぴーはすっかり疲れてぐずぐずと機嫌が悪くなっていた。大人だってイライラするんだもの、子供は尚更疲れるはず。

 

できるだけ早くモナコの王宮に行くべく、全速力で階段の上り道を走った。ベビーカーを押しながらの姿に根性を感じたのか、周りの人たちからも声援を受けてちょっと恥ずかしかった。王宮広場で無事KAZUさん達と合流。おなかがすいたのでとりあえずランチに小さなクレープ屋に入った。それから、グレース・ケリーが眠るモナコ大聖堂の中をちょこっと見学し、本日のメインイベントの1つ、モナコ海洋博物館に向かった。

 

この辺りから見える海は本当にきれいで、KAZUさんと感動しまくっていた。チケットを買い、海洋博物館の中に入り、エレベーターで水族館のある地下に降りた。すると、ものすごい人!思わず目が点になり、どこから食い込んだらよいのか一瞬悩んでしまった。カーニバル時期に行ったときもすごかったが、それも比ではないほどの混みようだったのだ。私は大きな水槽をのんびりと見れただけで満足だったので、あとは子供に合わせて適当に見学した。水族館の後は屋上に行ってモナコの景色を楽しみ、ホルマリン漬けや魚拓といった他のコーナーは見ずに海洋博物館を後にした。海にも行きたかったから。

 

モナコ駅に戻ると電車がちょうど出発してしまったところだった。次の電車を30分待ち、目的地のヴィル・フランシュで降りた。こちらもものすごい人で圧倒されたが、海の青さを見て、やっぱり来てよかったと思った。子供達はずっと「海に行きたい!」と言っていただけあって大喜び。波打ち際の近くに場所を取り、子供達を水着に着替えさせた。萌音ちゃんもあやぴーも早速水の中に入っていく。私達も後を追って水の中に入った。気持ちいい!疲れた体を癒すかのようなちょうど良い冷たさの水だった。しばらくみんなでぷかぷかと遊ぶ。萌音ちゃんが初めてママの手を離して一人で泳いだ記念日となった。ひとしきり泳いでからは陸に戻ってまったり。子供達におやつを食べさせてから、私とあやぴーは一足先に失礼した。

 

 

822(ヨーグルトトロ)

 

昨日は大勢の日本人&日本人の血が入った子供達と楽しく遊びながらも、最後は知恵熱を出してしまったあやぴー。今朝もまだ熱があるようだったので、解熱剤パラセタモールの子供用シロップを飲ませた。甘いので喜んで飲んでくれる。

 

午前中はテレビを見たり、お絵かきをしたりしてのんびりと過ごした。「ママ〜、ハサミどこ?」とあやぴーに聞かれた。そういえばここ2,3日あやぴーの青いハサミが見つからない。「あやちゃん、ハサミどこに置いたの?ママはわからないから自分で探して。」と言っても、「嫌、ママが探して!」と言って聞かないあやぴー。どこに行ったんだろう。いつかひょっこり出てきそうな気もするが、ベランダからお庭に落としたことも考えられるから後で見に行かないと。。。

 

お昼は「カレーのお姫様が食べたい!」というので、白飯に友達が持ってきてくれたカレーのお姫様をかけてあげた。私が作ったお豆腐を一口食べさせたら、「まずい!」としかめっつらをされた。ひどい(涙)。。。食事が終わったので、「デザートはプリンにする?ヨーグルトにする?」と聞くと、「ヨーグルトトロ!」と元気な返事が返ってきた。そういえば、あやぴーはヨーグルトのことをいつもヨーグルトトロと言う。不思議だ。。。

 

 

826(あなぐら)

 

2,3日前から「あなぐら」という言葉が妙に気に入っているあやぴー。理由は謎。意味もなく文章の前後に「あなぐら」という言葉を入れる。「くまさんと一緒に遊んでて。あなぐらで。」とか、「あなぐらに一緒に行こう。」とか、「あやちゃん、おやつ食べてね。ジュース飲んで、あなぐら体操して。」とか。。。今日も袋に入った小さなお人形を出して12役で遊んでいたあやぴーは、袋を指差して、「あなぐらで一緒に寝よう。」とやっぱり言っていた。思い切って「ねぇ、あなぐらって何?」と聞いてみた私。あやぴーは「あのね〜、これ!」と袋を指差すだけだった。

 

気になった私は辞書を引いて意味を調べてみると、「あなぐら(穴蔵・穴倉)=地中に穴を掘ってものをしまっておく所」と出ていた(三省堂・明解国語辞典より引用)。地中ではないが、あやぴーはおやつやおもちゃをこっそりしまっておくことがよくあるから、あなぐら好きなのも頷ける。

 

 

827(散髪記念日)

 

今日も「あなぐら」ブームは続く。「ママ〜、ちょっとあなぐらでテビリ見ていい?」と言われた私。「もうちょっとでご飯だからテレビはダメだよ〜。」と返事をした。文章から「あなぐら」という言葉は抜かして理解すればよいのだ。

 

ずっと見つからなかった青いはさみが1週間ぶりに発見された。色画用紙の中に入っていたらしい。あやぴーは自分で見つけて得意げな顔。「ママ、はさみがあったよ!あやちゃんの青いはさみだよ。」と、とてもうれしそう。早速色画用紙を小さく切って遊んでいた。私はその間にお昼ご飯の用意。すると、あやぴーが「ママ〜、あたま切ったよ〜。」と言った。「はいはい、そうね〜。自分で切れたのね〜。」と機械的に相槌を打ってからふと我に戻った。あたま???

 

嫌な予感がしてあやぴーのところに行くと、あたまではなかったが、髪の毛を自分で切っていた。髪の毛が多い子なので、どこを切ったのかは全然わからなかったが、チョッキンされた髪の毛が床に落ちているのを見て驚いてしまった。かなりの量。腹を立てつつも、もくもくと床をはいて、お昼ご飯の支度に戻った。でも、あやぴーのニヤリとした顔に不安を感じ、振り返ってみると、案の定また髪の毛を切っているところだった。んも〜っ(怒)!今回はさすがに私も切れて、勝手に髪の毛を切るならはさみは捨てると宣言した。あやぴーは大切なはさみが捨てられては困るので、早々に散髪はやめ、レゴ遊びに切り替えてくれた。

 

 

828(謎解明&初めてのケーキ)

 

「あなぐら」の謎が解けた。何気なく聞いていた童謡CDの中に「野ねずみ」という歌があって、その歌詞が「いっぴきの野ねずみが、あなぐらにおっこちて、、、」というものだったのだ。これか!と一人で感心してしまった。今日もあなぐら人形とやらを一生懸命探すあやぴー。もはや、「穴」の意味はまったく関係なく使用している。。。

 

またこっそりと散髪にもチャレンジした模様。床のふき掃除をしていたら昨日には確かになかった髪の毛の束が落ちていたのだ。いっそ私があやぴーの髪の毛を短く切ってしまおうか。。。

 

お昼はふりかけご飯、目玉焼き、トマトときゅうりのサラダ、わかめのお味噌汁。きゅうりが好きなのでたくさん食べてくれる。そういえば、私も子供の頃、野菜の中できゅうりが一番好きだったな〜。

 

お昼ねが終わってから粘土や絵の具をして遊んだ。その後に見たビデオが子供の料理番組だったため、あやぴーも自分でおにぎりが作りたいと言い出した。ちょうど白飯もあまっていたし、番組で作ったように作らせてみたら大成功!あやぴーは自分で作ったおにぎりをおいしそうに食べていた。手にご飯がついてしまったから洗いたいとキッチンの流し場にやってきた。いつもは台を持ってきてその上に乗って手を洗うのだが、あやぴーの背の高さを見て、ふと「あやぴー、背伸びして手を出してごらん。」と言ってみた。すると、そのままの姿勢で手が洗えることがわかった。もう台に乗らなくても良いのだ。。。夏の間に背が伸びたと思っていたが、本当に大きくなったんだなぁとしみじみ。

 

手を洗うと、今度はケーキが作りたいという。泡だて器を片手に「しゃかしゃかやってみたいの。」とあやぴー。ケーキかぁ、、、と冷蔵庫や食料棚を見て材料を探し、栗の粉で作るヨーグルトケーキを一緒に焼いてみることにした。味は素朴だけど混ぜるだけで簡単にできる。あやぴーが使いやすそうな高さの台に銀色のボールを置き、材料を私が少しずつ入れていく。まずはヨーグルト。あやぴーは泡だて器を持ってしゃかしゃかと混ぜる。そして小麦粉、栗の粉、お砂糖、サラダ油、ベーキングパウダー、最後に卵。あやぴーは最後まで飽きることなく一生懸命混ぜてくれた。私が最後の仕上げとしてよく混ぜ合わせ、焼き型を出してきて、あやぴーと一緒にボールを持ち、生地をその中に入れた。「ママと一緒ね。」と、あやぴーはとてもうれしそう。仕上げに干しレーズンを加えることにした。手に握った干しレーズンをを生地に向かって投げる。乱暴な作業なのであやぴーは大喜び。やめてというまでずっと投げつづけてくれた。最後にレーズンが生地の中に入るようへらで調整し、温めておいたオーブンに入れて40分焼いた。その間もあやぴーは「ママ、ケーキ見たいから抱っこして。」とオーブンの中を何度ものぞいていた。栗が帰宅した。「おっ、いい匂いがするね〜。」とケーキの香りに気が付いたので、「あやぴーが作ったのよ。」と教えてあげると、あやぴーははずかしそうに体をくねって、「すごいでしょ。」と一言自慢した。

 

焼きあがったケーキは一旦外に取り出して、夜ご飯のデザートにすることにした。あやぴーは猛スピードでご飯を食べ終え、「ケーキ!ケーキ!あやちゃんのケーキが食べたい!」と催促。みんなの分切り分けて食べてみた。うん、おいしい!栗の粉の匂いが懐かしい気分にさせるスポンジケーキ。次回は干しレーズンの他にナッツ類も加えてみようと思った。

 

今まではお料理やお菓子作りのお手伝いと言っても、遊ばせておくだけで、本当に食べられるものを私の助けなしで作ったことがなかった。このケーキの生地はあやぴーがほとんど一人で作ったのだ。私は最後の仕上げまぜしかやらなかった。いつのまにか、おにぎりが作れるようになり、自分で背伸びして洗面台で手が洗え、ケーキの生地を作り、そのケーキを大人1人分食べるようになった。。。子供はあっという間に成長するというけれど、本当にそうだと思う。そして、今日はその成長の一瞬を見落とさないでよかったとしみじみと思った。

 

 

 

 

HOME