あやぴーの成長日記
2005年6月(5歳 10 ヶ月)

(マントンへの遠足)
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6月2日(お昼ご飯復活) 6月4日(海水浴、遊び、ピザ) 6月5日(旧市街と海水浴) 6月11日(幼稚園のお祭り) 6月14日(遠足延期) 6月15日(ルイ君のお誕生日会) 6月17日(小学校の入学準備リスト) 6月18日(忙しい一日) 6月19日(朝寝坊&海水浴) 6月20日(幼稚園の遠足) 6月24日(いよいよ出発) 6月25日(日本到着) 6月26日(お墓参り) 6月28日(子猫と金魚) 6月29日(公園でダンベル) 6月30日(公園) |
6月2日(お昼ご飯復活)
私の足の調子が良くなってきているので、給食は終わりにしてもらい、今日から再びお昼ご飯はうちで食べることになった。まぶしい太陽が輝く中、久しぶりにお昼の迎えに行く。風が吹いているので花粉症気味なのがちょっと辛いけど、ゆっくり歩いたので足は大丈夫だった。
あやぴーがずっと「納豆が食べたい!」と言っていたので、リクエストに応じてご飯を炊いておいた。刻みネギを入れた納豆、トマトサラダ、生しいたけのバター醤油ソテー、ねぎのお味噌汁(プラス自分には玉ねぎとワカメのサラダ)というシンプルなランチにあやぴーは大喜び。「やっぱり、ママの作ったご飯が一番おいしい。」としみじみとした様子で言ってくれたので、なんだかうれしかった。(こんな料理で申し訳ないと思いつつ。。。笑)
幼稚園から帰ってくる時は上り階段なので、幼稚園に行く時は階段を下りることになる。この階段をあやぴーと手をつなぎながらジャンプするのが私達の毎日の習慣だった。あやぴーに「ママ、今日は階段ジャンプできる?」と聞かれたので、「ママは足を怪我してるからジャンプはできないんだ。ごめんね。」と答えたのだけど、あやぴーは「ちょっとでもダメ?」と引き下がらなかった。うれしさ消沈。子供ってやっぱり自分勝手。。。(汗&笑)
今週から幼稚園では毎日午後に水遊びをしているそうで、夕方のお迎えに行くと、あやぴーの髪の毛が濡れていた。ちゃんと水着に着替えて遊び、その後また洋服に着替えていることに当り前ながら感心。友達が日本から送ってくれた魔女の宅急便のト−トバッグに水着やらタオルやらを詰めて、しっかり手に持っていた。
今日はクリスティ―ヌがお医者さんに行く日でお迎えに来れないので、私とあやぴーが年少組にマイリ―を迎えに行った。その後いつものようにみんなで教会に向かった。あやぴーはサンダルが滑るのか、二度もスッテンと尻餅をついて泣き、しばらく私のそばでおやつを食べたり、ジャンヌの面倒を見たりして過ごしていた。今日は7月頭に行なわれるフランソワの妹ジャンヌの洗礼式の食事の話で持ちきりで、教会を後にしたのはなんと午後7時だった。最長記録だよねとみんなで大笑い。
夜ご飯のときに、栗があやぴーに給食のない一日はどうだったかと聞くと、「La cuisine de Maman est la
meilleure !(ママの料理が一番!)」とあやぴーが即答した。栗は「Tu as raison, ma
fille.(あやぴーの言う通り。)」と頷いた。
6月4日(海水浴、遊び、ピザ)
お砂場セットが古くなり、パパに新しいのを買ってもらったばかりのあやぴー。「今日は海!」と朝から大張り切りである。のんびりしているうちに時間が経ってしまったので、急いで支度を済ませ出発。電車に乗って隣町ヴィル・フランシュのビーチに行こうとしたのだけど、こんな日に限って切符売り場が混んでいて、私達の順番が来る前に電車がやってきてしまった。一足先にホームにいたあやぴーと私はどきどき。栗が切符を買わずに走ってホームにやってきたものの、無残にも私達の目の前で電車のドアは閉まった。動き出す電車を見て、あやぴー号泣。。。
「普段は遅れたり、勝手に間引き運転するのに、こういう時は時間通りってついてないよね〜。」と言いながら駅を後にした。次の電車は一時間後なので、家に一旦戻り、車で出かけることに決めたのだ。ヴィル・フランシュに行くのはシャクなので、車でしか行けない場所を考え、サン・ジャン・カップ・フェラのビーチはどうかと栗に提案した。ここは小さなビーチなので7,8月になると観光客があふれ返り立ち寄れなくなってしまう場所。行くなら今月に限る。そう言うと、栗も賛成してくれたので、一路サンジャンを目指した。神様が味方してくれたのか渋滞もなく、すぐに車を停める場所を見つけることができた。
やけに大声の人が多いと思ったら、イタリア人ファミリーがたくさん(笑)。こんな小さなビーチをよく知ってるなぁと感心した。あいにくビーチ自体は砂浜ではなかったものの、栗が次々とヤドカリを見つけては、新しい大きなバケツに入れてくれるので、あやぴーはとてもうれしそうで、私のところまでヤドカリを見せに来てくれた。2センチくらいの小さな細長い貝に住むヤドカリがほとんどで、一つだけ丸っこい変わった貝に住む子がいた。でもその子でも大して大きくはない。ちょこまか歩くのを指して、「これは?」と聞くと、それは普通の貝だと言われた。ちょこまか動く子達を見ているのは私にとっても楽しい経験だった。あやぴーのバケツはすぐに周りの子供達の注目を集め、他の子達もみんな一斉にヤドカリ探しを始めた。その後、あやぴーは隣にいた同い年くらいの男の子とボールの投げ合いっこをして遊び、お昼を過ぎたから帰るよと声をかけると、帰るのを嫌がった。でも仕方がない。
お昼は家に帰ってきて、テラスでパスタを食べる。高級レストランで何度もトマトソースのスパゲッティを食べているあやぴーだが、どこのレストランよりもお義父さんのミートソースが一番おいしいと思う。差し入れに感謝。。。
午後はのんびり過ごす予定が、クリスティ−ヌが呼びに来てくれて、パロラおばあさんの家に行く事になった。パロラおばあさんは外出中に骨折をして、現在娘の家で療養中の身なのだ。おばあさんの家に行くと、既に近所のご老人達が集まっていたので、私もおしゃべりの輪に加わった。その間、栗は家に残ってペンキ塗り。あやぴーは、最初は近所の年上の女の子達と遊んでいたのだが、クリスティ−ヌの娘マイリーが合流すると、マイリ−を家に連れて帰り、二人で遊んでいた模様。うちの母が電話をしてきたらしいのだが、「あのね、今ママはお出かけなの。私はマイリーっていう友達が遊びに来てるから、ママがいる時にまたお電話してくれる?」と日本語で答えたそうだ。「しっかりした口調で驚いちゃったわよ〜。」と後で母に言われて驚いた。そういえば、最近フランス語でも電話の応対ができるようになったかも。。。
夕方シャワーを浴びてから、お義父さんの家にご飯を食べに行った。先週に引き続き、今週もトラック屋台のピザ。着いた時間が遅かったので、「直接ピザを買っていくね。」とお義父さんに携帯電話から連絡を入れた。あやぴーはトラック屋台の横にある柵みたいなのに座って遊んでいるうちに、バランスをくずして頭から落ちそうになった。横にいた私がとっさの反射神経で腕を出し、あやぴーの体を回転させることに成功。あやぴーは軽く尻餅をついただけで済んだ。しかし、ショックだったのか泣き始めたので、あやぴーの手を引き、一足先にお義父さんの家に行くことにした。
テラスで一部始終を見ていたお義父さんがとても心配していたので、顔から落ちなかった事を話すと安心したようだった。テラスでおいしいピザを食べ、食後にそろそろ旬のメロンとさくらんぼを食べ、あやぴーは先週同様、お義父さんとカードゲームをして遊んだ。一勝一敗だったそうだ。
6月5日(旧市街と海水浴)
今日は全員朝寝坊。ビーチに出るには遅すぎる時間になってしまったので、歩いて旧市街までランチに出かけることにした。日曜日はほとんどのお店が閉まっているフランスだけど、朝は開いているお店が多くて意外と活気がある。旧市街にあるニース料理の屋台「Rene Socca」の前を通り過ぎると、普段は長蛇の列なのに、珍しく空いていた。時計を見ると11時45分。「TOMO、ここでお昼ご飯にしない?」と栗が言うので、OKと頷き、自分が食べたいものを栗にリクエストして、私はオリーブ屋さんにオリーブとマルセイユ石けんを買いに行った。(これらのお店に関しては「旧市街の歩き方1」をご参照ください。)
買い物を終えて屋台に戻ると、栗達は既に席についていた。私がリクエストした青菜のタルトが二つ(栗も食べるのだろう。)、fritureが一皿(カルシウム補給のために小魚のフライを私がリクエスト)、野菜の肉詰めが一皿(栗が食べたかったのだろう。)、そしてソッカが三皿。「ちょっと、なんでソッカが三皿もあるのよ!私は食べないって言ったじゃん。」と栗に言うと、「だって、あやぴーが自分の分を一つ取ってくれって言うから。」という答え。案の定、あやぴーは口だけで、自分の分のソッカを半分しか食べなかった。仕方ないので、私は青菜のタルトには口をつけず、彼女のソッカを手伝うことにした。残すのはもったいない。食べ切れなかったタルトはお店のお兄さんに頼み、お持ち帰り用の包装をしてもらった。しかし、帰省前にソッカが食べれて良かった〜。
食後のデザート&コーヒーはもちろんフェノッキオ。あやぴーはチュ−イングガムのどピンクのアイスを黄緑色のコーンに乗せてもらっていた。すごい色彩(汗)。私はアイスを食べてから、栗と一緒にエスプレッソを飲んだ。何度繰り返しても飽きることのない旧市街でのひととき。
ゆっくり休んでから家に帰ることにした。太陽の光が強いので、日陰を求めながら歩く。家に着く頃には全員疲れ果てていた。恐るべし太陽。。。
家に戻って少し休憩をしてから、早々にビーチの準備。電車リベンジである。今日は遅れないようにと時間に余裕を持って出発。しかし、私達の予想は外れ、切符売り場は昨日の混雑がウソのようにガラガラだった。早々にチケットを買い終えた私達は、駅のホームでボーッと電車を待つことになってしまった。うまくいかないものである。とほほ・・(涙)。午後4時の電車でヴィル・フランシュのビーチへ。日曜日だったからか、ビーチはものすご〜〜〜く混んでいて、場所を探すのが大変だった。
今日は栗が一番乗り。あっという間に沖の方まで泳いでいってしまった。私はあやぴーのリクエストで腕に浮き輪をつけてあげた。泳ぎの練習をするそうだ。あやぴーは平泳ぎらしい腕と足の動きをして、立派に前に進んでいた。「うまいじゃん!」と誉めてあげると、何度も何度もご披露してくれた。栗が戻ってきたので早々にバトンタッチをし、今度は私が泳ぎに行くことになった。透明な水、広々としたビーチ、周りを囲む緑、、、やっぱりヴィル・フランシュのビーチって最高だな〜と思いながら、たくさん泳いだ。あやぴーは泳ぎに飽きたらしく、栗を引きずり込んで念願の砂遊びに燃えていた。
午後6時を過ぎると段々と人が減ってきた。太陽の光が消え、曇りになると肌寒さを少し感じる。私達は6時40分の電車に乗って家に帰ることにした。帰省まで、まだまだ海を満喫しなくちゃ!
6月11日(幼稚園のお祭り)
今日はKERMESSE(ケルメス)と呼ばれる幼稚園のお遊戯会兼お祭りだった。これまでは夏休みに入るちょっと前に開催されていたのだが、我が家同様、既にバカンスに出発して参加できない子供が多かったそうで、今年は時期を早めたらしい。あやぴーはこの6月で幼稚園を卒業するので、最初で最後のお祭り参加になる。
先生の指示通り、白いタンクトップに短パンを履かせてあやぴーを幼稚園に連れて行った。普段の始業時間より2時間遅い10時半。発表会の後のお祭りで売るために作ったチョコチップクッキーも持参した。中庭に建てられた舞台の前の座席は既にほぼ満席状態。ナタリー達とおしゃべりしていると、栗が登場。みんなで発表会が始まるのを待つ。最前列の前が少し空いていたので、そこに滑り込み、地べたに座って見ることにした。ビデオカメラ片手の父兄が結構多かった。
各クラス、ダンス1回、歌1回の合計2ステージ。4クラスあるので8回に分けられたショーである。マイリ―がいる年少組のテーマはアフリカ。まだ小さい子ばかりなので、ダンスと言うよりは集団歩行。かわいい〜。誰一人ぐずることなくちゃんと動いていたし、アフリカ柄の衣装がめちゃくちゃキュート。恥ずかしがり屋のマイリ―も、ダンス大好きのフロラも、4月生まれで3才になったばかりのマルゴーもちゃんと踊っていた。小さなマルゴーが一番ノリノリで笑えた。
フランソワとルカがいる年中組の衣装は現代風。男の子は白いシャツにジーンズ、紙で出来た黒いネクタイ。女の子は黒いTシャツにカラフルな色のスカートで、スカートと同じ色の髪飾り&ネックレス。私の好きな歌手Dany Brillant の« Quand
je vois tes yeux »という、昔ヒットした曲(どことなくラテンちっく)に乗せてのフォークダンス。年少組と比べると大きな違いがある。1年経つとこうも変わるのかと驚いた。
年中と年長組の混合クラスは白と赤を基調にしたニース風。女の子達はミモザが描かれた黒いエプロンをしていて、とってもかわいかった。ニースの伝統音楽に乗り、色々な組み合わせの踊りを披露。このクラスの踊りが一番良かった。歌の時は担任のバレロン先生が小さなハープで伴奏を務め、とても素敵だった。
我があやぴーのいる年長組は北米インディアン。カラフルな飾りがついた衣装を着て、頭にも羽飾りの王冠を乗せていた。ちょっと前に、あやぴーが家で歌と踊りを披露してくれたのだが、その時は何がなんだかわからなかった。そして、当日の舞台でもそれはあまり変わらなかった。インディアンの動きだと理解できたのは、開いた口に手を当てながら「アワワワワ」と叫ぶ時くらいで、後は音楽が流れる中、「かごめかごめ」をして遊んでいるような感じだった。歌は定番童謡の「Gentil Coquelicot」。こちらはちゃんと歌えていて、私でも理解できた。あやぴーはと言えば、ダンスの時も、歌の時も、ものすごい真剣な顔をしていた。出番が終わり拍手をした時に、「あやぴー!」と声をかけたら、にらまれてしまったほど。。。(笑)
各クラスの発表会が終ると、生徒全員がステージに上がり、今年で定年退職されるバレロン先生のために「Adieu, monsieur professeur」を歌った。各クラスの先生達やアシスタントも皆一緒に。園長先生の音頭で、それまで座っていた父兄達も全員立ち上がり、みんなで斉唱。バレロン先生はメガネを外して涙を拭いていて、その様子を見たら、私も少し泣いてしまった。バレロン先生のクラスになったことはないのだけど。。。(後から話したら、フランソワのママ・ナタリーもやはり泣いてしまったそうだ。)
バレロン先生のお別れのあいさつがあり、花束贈呈。アシスタントと他の先生にも花束が渡されると、園長先生が閉会の言葉。子供達は一旦教室に戻って着替えをし、その後、親が子供を引き取りに行った。いよいよお祭りのスタート!
1枚1ユーロのチケットを前もって購入していたので、まずはメルゲ―ズ(辛いソーセージ)のサンドイッチを買いに並んだ。1つのサンドイッチにつき、チケット2枚。私はスムーズに買えたのだが、私の後では列がぐちゃぐちゃになっていて、殺気だった雰囲気。早目に買っておいて良かった。。。栗とあやぴーに早速サンドイッチを渡し、日陰に座ってまずは腹ごしらえ。遠くにいたクリスティ―ヌ一家、ナタリー一家も合流し、いつもの仲間でおしゃべりしながら飲み食いした。デザートが並び始めたと聞いたので、取りに行った。ケーキとコーヒーでチケット1枚。私はチョコレートと洋ナシのタルト、栗はクレープを取った。自家製でおいしい。
遊びの屋台が4,5種類出ていたので、あやぴーは熱心に遊びまわっていた。釣りコーナーは小さな袋に入ったおもちゃが釣れるそうで大人気。あやぴーは小さな鳥の形をした笛をゲットして喜んでいた。水を入れて吹くとヒューヒューと音がする。チープなおもちゃ達を見て、駄菓子屋を思い出した。
あやぴーはデザートの代わりにスイカを食べ、Mr.Freezeと言ったかなぁ、色々なフレーバーがあるアイスキャンディーを2つも食べた。大人達は引き続きおしゃべり。午後3時を過ぎると、段々と帰る人が出始めた。私達もそろそろ帰ることにした。園長先生に御礼を言って、幼稚園を後にする。みんなでワイワイおしゃべりを続けながら歩いて帰った。楽しいお祭りでみんなとても喜んでいた。私達も参加してよかった。栗とあやぴーは疲れたのか、家に帰ると早々にソファーの上で寝てしまった。
6月14日(遠足延期)
今日は幼稚園の遠足でマントンに出かける日。いつもより早めに起きて、お弁当のサンドイッチを作った。ブリオッシュ生地のバゲットを横に切り、中にオリーブオイルをかけてから具をつめる。トマトとゆで卵、種を抜いたニース産の黒オリーブ。なんちゃってパン・バニャである。出来上がったサンドイッチをアルミホイルで包んでから、ミネラル・ウォーター、ポテトチップスの小袋、フルーツジュースをリュックサックにつめた。この遠足のために購入した、あやぴーの大好きなストロベリー・ショートケーキのリュックサックである。
遠くに見えていた雨雲が、いつのまにか近づいていて、ポツポツと雨が降り出した。全ての支度が整って、あやぴーを起こしに行った時に部屋の窓を開けると、空が暗くて驚いた。灰色の雲が空一面に立ち込めていたのだ。雨足は強くなる一方。こんな天気じゃ遠足は中止だろうなぁと思ったが、一応準備したリュックを持たせて、栗とあやぴーを見送った。私も毎年参加していた遠足だったが、今年は付き添いの父兄が十分いるということで、お役目放免。一日フリーなのだ。いそいそと美容院の予約をし、お昼は友達とランチ。街中でのショッピングも楽しみにしていたのだけど、もしかしたらキャンセルせざるを得ないかも。。。
あやぴーを幼稚園まで送ってきた栗が戻ってきた。あやぴーのリュックサックを手にしている。「やっぱり遠足は中止だって。来週に延期だそうだよ。いつも通り、お昼前に迎えに来いってさ。」と言われた。自分勝手な私は「あやぴー、ガッカリしているだろうなぁ。」ということより、「美容院、ランチ、買い物」という楽しい予定をキャンセルしなければならなくなったことに落胆した。。。
美容院は朝一番の予約だったので行ってくることにした。友達に電話しようと携帯電話をバッグから出すと、ちょうど向こうからかかってきた。「遠足、中止なんじゃないの?」と友達。さすが子育ての先輩である。残念だけどキャンセルせざるを得ないことを伝え、電話を切った。
美容院でのカットを終え、買い物をしてから直接幼稚園に向かう。いつのまにか雨が止んでいて、太陽が顔を出し始めていた。むむむ。。。あやぴーはピクニックを楽しみにしていたらしく、「どうして今日は電車に乗れないの?」と納得がいかない様子。代わりにおうちでピクニックをしようかと提案すると、とても喜んだ。
あやぴーの希望通り、テラスにバスタオルを敷いてピクニック。リュックサックの中味を出した。私は自分用のサンドイッチを急いで作り、あやぴーと同じように、ポテトチップスの小袋とフルーツジュースを持って、バスタオルの上に座った。隣にテーブルセットがあるというのに地べたで食べるいうシチュエーションがおかしかったが、あやぴーが満足したようなので良かった。
食後は折り紙をしたり、あやぴーが赤ちゃんの頃のアルバムを見て過ごした。変な顔をしている写真が気に入ったらしく、何度も何度もその写真ばかり見ていた。いつものように家で食べるお昼ご飯なのに、いつもとは違う感じがする。ピクニックのおかげでのんびり気分を味わえた。
6月15日(ルイ君のお誕生日会)
ルイ君のお誕生日会に呼ばれてカンヌに行って来た。素敵な一軒家でのガーデン・パーティー。大きないちじくの木の下には大人が座れるようにとテーブルと椅子が用意され、その近くには子供達用のおやつや飲み物が置かれたコーナーがあり(飲み物以外はセルフサービス)、ブランコとすべり台がセットになった遊具がある広い芝生の上には、ルイ君のおばあちゃんが子供用のテントやトンネルを設置。大勢の子供達が思い切り走り周れるお庭って日本では考えられないよねと久しぶりに会う日本人の友人達と話した。(犬のアーニ―はおばあちゃん家でお留守番。笑)
あやぴーも他の子供達に紛れて、元気良く遊んでいて、おやつを取りに来る以外は姿を見かけなかった。久しぶりに会うまゆちゃんとはやはり馬が合うらしく、仲良く徒党を組んで遊んでいたようだ。
子供達に飲み物を配りながら発見したことは、おやつの中ではマラバーというチュ―イング・ガムがダントツ人気だということ。でも、ガムが食べたいのではなくて、ガムの包装紙の中に入っているなんちゃってタトゥーがお目当てらしい。子供達は腕に三つも四つも自分でタトゥーを貼って喜んでいた。(あやぴーの腕には二つ。)
しばらくするとお誕生日ケーキの登場。ルイ君のママの友達ナタリーがロウソクに火をつけた。最初はフランス語で歌を歌い、ルイ君がロウソクの火を消し、それからまたロウソクに火をつけて、今度は英語で歌を歌った。ルイ君は二度もロウソクの火を消すことができた。みんなから「おめでとう!」と拍手をされ、ルイ君は照れていたようだった。
ようやく待ちに待ったプレゼント発表の時間である。一つ一つ包装紙を開けるルイ君の周りには黒い人だかりができ、ルイ君が奥に行くと人だかりも全員奥に行き、ルイ君が戻ってくると人だかりも全員戻ってくるという現象に、思わず笑ってしまった。「私のプレゼントを見て!」「今度は私のを見て!」とあちこちからアピール。にぎやかなプレゼント発表である。プレゼントはいかにも男の子!というおもちゃが多く、見ていておもしろかった。
子供達はルイ君のママが作ったチョコレートケーキを食べ、大人はルイ君のおばあちゃんが作ったブルーベリーのタルトを頂いた。手づくりでおいしい。ルイ君のおばあちゃんと会うのは初めてだったが、とてもかわいらしくて優しい人だった。そして、ルイ君のママの友達ナタリーもとても気さくで感じの良い人。親子共々お誕生日会を楽しませて頂いた。帰りはいつきさんが車でカンヌ駅まで送ってくださった。
余談・・・ルイ君が親友だというノエ君を紹介してくれたんですが、と〜っても可愛い男の子で感激しちゃいました。ルイ君のクラスで人気NO.1だというレナちゃんは既にモデルになれるんじゃないかという美しさ。カンヌのお子様達は美しくて品の良い子が多いとお見受けしました。
6月17日(小学校の入学準備リスト)
夕方のお迎えの時、担任のイヴ先生から、小学校入学にあたって用意しなければならない品物のリストをもらった。これはどの公立小学校にも共通しているという一般的なリストだそうで、9月の入学時に担任の先生から別途追加リストが渡されるそうだ。
表示の関係上アクサン記号は省略する。アンダーラインは元々引かれていたものである。
1 grand cartable (大きなランドセル1つ)
筆箱に入れて用意
3 stylos bleus (青いボールペン3本)
1 stylo vert (緑のボールペン1本)
2 crayons gris HB (HBの鉛筆2本)
1 gomme blanche (白い消しゴム1つ)
1 paire de ciseaux a bouts ronds (先が丸いハサミ1つ)
1 regle plate 20cm (20センチの平らな定規)
1 taille crayon avec reservoir (削りカスが収容できる鉛筆削り)
3 batons de colle blanche (a renouveler) (スティック型の白い糊3本)
別の筆箱に入れて用意
12 crayons de couleur (12色入り色鉛筆)
12 feutres a pointe moyenne (12色入り中細フェルトペン)
1 ardoise blanche avec feutres (a
renouveler) et chiffon
(フェルトペン付きホワイトボード1つ、拭き取り用の布)
3 chemises a rabats avec elastique, en
plastique de preference (21×
29,7)
(ゴム付きの折り返し付きファイル3つ。サイズは21× 29,7。できればプラスチック製。)
3 protege-cahiers transparents incolores
(format 24× 32) avec rabats
(無色透明の折り返し付きノート・カバー(サイズは24×
32)3つ)
1 protege-cahiers transparents incolores
(format 21 ×29,7) avec rabats
(無色透明の折り返し付きノート・カバー(サイズは21 ×29,7)1つ)
3 protege-cahiers transparents incolores
(format 17 ×22)
(無色透明のノート・カバー(サイズは17 ×22)3つ)
全てに子供の名前を記入すること。定期的に補填することなどが最後に注意書きされていた。
噂には聞いていたけれど、実際リストを目にしてみて、揃える品物の細かさに驚いた。栗に至っては激怒している。「小学校一年だっちゅーのに、何でこんなに色々必要なんだよ!」、、、確かに。。。「HBの鉛筆2本ってずいぶん細かい指示だよねぇ。」と私が笑うと、「いや、これはまだましな方。僕の時代はHBとBとFと各々1本ずつそろえなくっちゃいけなかったんだから。」と栗が苦笑いした。
彼が一番怒っていたのはリストの一番上、「大きな」にアンダーラインが引かれたランドセル(リュックサック)のことだった。子供達が重い荷物を背負って毎日通学することから、背中に負担がかかりすぎると問題になっている時代に、「大きな」にアンダーラインを引くとは何事か!子供達が重い荷物を運ばなくて済むように解決策を見つけるのが文部省の仕事ではないのか!と鼻息を荒立てて怒っていた。「車輪のついたキャリー型のリュックにする?」と提案すると、「そんなのはダメだ。階段が上れないだろう!僕の小さなあやぴーが、重い荷物を背負わなければならないと想像しただけで、胸がつぶれる想いだ。」とうなだれた。「行きと帰りは私達が持ってあげればいいじゃん。」となぐさめても、「学校の中までは入れないだろう!教室間の移動はどうするんだ!」と逆に怒られてしまった。心配性が再発してしまったらしい。これ以上は何も言うのを止めようと話をそらすことにした。
毎年8月下旬から9月中旬にかけて、大きなスーパーでは文房具コーナーが特別設置される。これまでは、リストを片手に人垣をかきわけながら血相を変えて買い物をする母親や子供達の姿を涼しい顔で見て来たが、今年から晴れて仲間入りすることになった。とほほ。人込みが苦手なので、帰省から戻ってきたらすぐにスーパーに行っておかなくちゃと決意した。
新学期は9月2日(金)。9時集合の後、父兄同伴の説明会が各クラスで1時間ずつ行なわれるそうだ。追加リストの長さによっては栗が暴れそうなので、私一人で行ってくるのが懸命なように思われる。。。
6月18日(忙しい一日)
既に私のブログにも書いたが、忙しい一日だった。栗とあやぴーは午前中庭仕事をして過ごし、正午を過ぎてから昼食を食べにお義父さんの家に出かけた。お義父さんが作るミートソースともしばしのお別れなので、味わって食べた。涙。最近あやぴーはおじいちゃんとカードで遊ぶのが気に入っていて、今日も食事が終わると「カードで遊ぼうよ!」とおじいちゃんを誘い、テラスのテーブルで二人仲良くカードをしていた。栗と私はその間のんびりと一週間分の新聞を読みだめした。
家に帰るとすぐにナタリーから電話が入り、一緒に教会のお祭りに行くことにした。私達が幼稚園の帰りにいつも寄っている教会では年に一度大きなお祭りがあるのだが、参加するのは初めて。栗は家にいるというので、あやぴーと二人で出かけた。ナタリーとフランソワ&ジャンヌ兄妹、ナタリーのママのイヴェット、クリスティ―ヌ&マイリ―母娘、ポカテラおばあさんやカラチおじいさんなどと一緒に、ワイワイ言いながらお祭りの輪に加わった。
お祭りは出店が立っていて、なかなかにぎやか。あやぴーはカモ釣りがやりたいというので、チケットを購入した。2ユーロ。釣りざおでおもちゃのカモを引き揚げると、カモの裏に何か書いてあって、それによって当たるものが変わるらしい。あやぴーは1回目は1点を取得してもう一度遊ぶ権利をもらい、2回目にまた1点を取得し、そして3回目の正直(?)で金魚をゲットした。ほぼ同時にフランソワも金魚を獲得。ナタリ−と私は子供達の面倒を周りに頼み、家に金魚を連れて帰るために各々の道を急いだ。呼吸困難で死なれては困ると思ったのだ。(その後、クリスティ―ヌも金魚を連れて家路を急ぐはめになった。全員おあいこである。笑)
その後もお皿割りや、水鉄砲でロウソクの火を消すゲームや、スーパーボールすくいなど、日本の縁日を思わせる様々なゲームをし、それぞれのゲームで得点の入ったカードをたくさんもらった。(6つのゲームができる総合チケットは1枚2,5ユーロ。)。「得点が集まったらおもちゃと交換できる。」と教えてもらったので、子供達を連れて交換場に向かった。あやぴーは猫の形をしたバスケット、うさぎのぬいぐるみ、トランプ、メイキャップ用のブラシセット、パワーレンジャースの合体人形2体などをもらい、ホクホク顔。その後、別のゲームで大きな猫のぬいぐるみも当てて、両手いっぱいに賞品を抱えて歩いていた。「持ってあげようか?」と言ったけど、「大丈夫。自分で持てるから!」と苦労しながらもしっかり歩き、しっかり遊んでいた。フランソワもマイリ―もたくさん賞品をもらってうれしそう。しばらくしてから木陰の椅子に座り、子供達はアイスを食べ、大人はビールを飲んで休憩。私達は一足先に家に帰ることにした。
賞品を家に置き、水着に着替えてから、お隣の家に出かけた。プールにどうぞと誘われていたのだ。プールには既に先客がいた。隣の隣の家の上の部分に住んでいるマリオン(8才)と、下の部分に住んでいるマリオン(8才)。同い年で同じ名前なので、初めて会ったときは驚いたが、下に住んでいるマリオンはマリオネットと呼ばれているので、混乱することはない。私もプールに入るつもりで水着を着てきたので、子供達の監視係となった。あやぴーは先日お友達の誕生日会でもらったアリエルの浮き輪をつけて大喜び。プロレスのように絡みあって戦う(?)マリオンとマリオネットには近寄ることなく、マイワールドでちゃぷちゃぷ遊んでいた。私はといえば、マリオンとマリオネットの仲裁をしたり、水中でんぐり返しにつきあわされたり、優雅なひとときとは程遠い、体育の授業を思わせるプールタイムであった。暑かったので気持ち良かったのだけど。。。(笑)
一旦着替えに家に戻ってから、再びお隣の家に行って食前酒をごちそうになった。今晩はお隣の家主催のBBQパーティーなのだ。マリオンのご両親もやってきて、みんなでおしゃべりしながら食前酒を頂いた。子供達はおなかが空いていたのかポテトチップスをものすごい勢いで平らげ、おつまみもたくさん食べていた。そのせいで、前菜のピザとゆで卵のサラダで子供達は食事終了。三人はビーチベッドに寝そべりながらおしゃべりしているうちに、いつのまにか寝入ってしまった。楽しい晩餐は午前2時半頃まで続き、各々子供達を背中にしょって帰宅。ハードな一日、お疲れ様。。。
6月19日(朝寝坊&海水浴)
昨日の夜が遅かったので、今朝の起床はだいぶ遅め。私は9時半に起き、続いてあやぴーが10時過ぎに起き、栗に至っては11時半に起きてきた。しっかり睡眠を取ってはいるが、体は疲れているらしく、どうにもスイッチが入らない(あやぴーは違うけど。笑)。ダラダラしていたら、いつのまにか午後2時近くになってしまい、あわててお昼ご飯の用意をする。
ブロッコリーがあったので、久々にブロッコリーのパスタを作った。あやぴーはブロッコリーが大好きなので大喜び。たくさん食べてくれた。しかし今日も暑い。テラスにいるのが苦しくなってきたので、食後のコーヒーは家の中で飲んだ。鎧窓を閉めていると暗くなってしまうが、壁が厚いおかげで熱は通さない。ひんやりとした室内は過ごしやすくて快適だった。
少し昼寝をしてから(あやぴーは自分の部屋で遊んでいた模様)、午後4時の電車に乗ってヴィルフランシュに出かけた。最後の海水浴。あいにく、駅につくと雲が立ち込めていて、空がどんよりとしていたが、せっかくなので泳いでいくことにした。あやぴーは今日もアリエルの浮き輪と共にちゃぷちゃぷ水遊びをし、その後は砂遊びに燃えていた。雷がなり始めたので予定より一本早い電車に乗って家に帰ってきた。来週末は日本だと思うと不思議な感じがする。あやぴーはと言えば、多少の寂しさを感じている私とは裏腹に、日本行きが楽しみで仕方ないらしい。パパは行かないと知っても、全く影響がないようで、パパは少し寂しげだった。。。
6月20日(幼稚園の遠足)
先週、雨天延期となった幼稚園の遠足。日本への出発日が近いので、休ませようかと思ったのだが、それも何だかかわいそうなので、私も一緒に行くことにした。自分の目が届く分には安心なので。。。担任のイヴ先生にそう話すと、「大歓迎ですよ。遠足が延期になってしまったから、来るはずだった父兄が来れなくなりそうなんです。助かります。」と喜んでもらえた。今年はパスしようと思っていたのに、やはり付き添い係を務めることになってしまった。ウィリアムのママ、ミリアムと共に三年間の皆勤賞である。