あやぴーの成長日記
2005年4月(5歳8ヶ月)

(あやぴーが撮った画像です。)
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4月4日(寄り道&おさがり) 4月9日(補助なし自転車) 4月13日(ついに泣く) 4月15日(てっぺんまで登る) 4月18日(教会で遊ぶ) 4月19日(カステル公園でピクニック) 4月20日(Mom) 4月21日(グラースに遠足) 4月23日(トリスタン歩く) 4月29日(最近の習慣) |
4月4日(寄り道&おさがり)
今日も幼稚園の帰りに教会の広場に寄ることにした。ナタリーとフランソワ(年中組)&ジャンヌ(もうすぐ2才)姉弟、クリスティ―ヌとマイリー(年少組)といういつものメンバーに、アニ―とルカ(年中組)&エンゾー(もうすぐ2才)兄弟が加わり、みんなでワイワイしながら教会へ向かった。
子供達は車が入らない場所に着くと、一目散に土手目指して走って行ったが、年少組のマイリ―は腕にギプスをはめていたため、私達と一緒にベンチに座り、一人おやつを食べ始めた。転んで骨にヒビが入ってしまったのだとか。
フランソワとルカはクラスメートだということもあり、仲良く二人で走り回り、あやぴーもその中に入って楽しそうに遊んでいた。ジャンヌとエンゾーはまだ小さいので各々自分の世界。私達ママは、週末の報告から、仕事のこと、学校のこと、花粉症のことなど、色々な話題を次から次にしゃべりまくり、時々みんなでおなかを抱えて笑ったりして、何だか学生時代に戻ったような楽しいひとときだった。
帰り際に、あやぴーが着れなくなった服を大き目のものはマイリ―に、小さ目のものはジャンヌにとそれぞれ紙袋に用意していたので、クリスティ―ヌとナタリーに渡した。先週末に近所に住むマリオン(8才)のママがたくさんおさがりをくれたので、少し洋服の整理をしたのだ。
それまでおとなしくベンチに座っていたマイリ―、時分にもらった洋服が気になるらしく、紙袋をごそごそやり始めた。「うちの子、結構洋服にうるさいのよー。」とクリスティ―ヌが言うので、「気に入らないのがあったら返してくれていいからね。」と言っておいたが、どうやらどれも大丈夫だった様子。マイリ―がうれしそうに微笑んでいたのでホッとした。クリスティ―ヌはキティちゃんの赤いフリース地のベストが気に入ったと言うので、それは日本から送ってもらったものだと教えてあげると、ますます喜んだ。キティちゃんはやっぱりここでも有名なキャラクターらしい。ナタリーもすごく可愛いと誉めてくれ、「マイリ―が着終わったら、うちに回してね。」と今からクリスティ―ヌに頼んでいた。
気が付くともう6時。急いで帰途につく。途中で栗にばったり出くわし、子供達から歓声があがった。今日は比較的おとなしかったマイリ―もキャーキャ―言い、栗にまとわりつきながら家路を歩いた。
4月9日(補助なし自転車)
あやぴーはこれまであまり自転車に興味がなくて、4才のお誕生日に買ってあげた自転車にも数えるほどしか乗ったことがなかった。しかし、最近幼稚園で補助なし自転車の練習をしているとかで(本人談)、にわかに興味を持ち始めた様子。せっかくなので、散歩がてら港の方まで自転車の練習をしに行くことにした。
家を出ると栗がいきなり自転車の補助輪を外した。あやぴーに「乗ってみな。」と言うが、いくら何でもそれはスパルタというもの。案の定あやぴーはぐずぐず言い始めた。栗が背中を支えてあげながら走らせてみたのだが、思うようには進めない。歩道だから人がいるし、横断歩道のたびに段差を越えなければならいからだ。あやぴーは港に着くと、もう嫌だと泣き始めた。
「かわいそうだから広い場所に行くまでは車輪つけてあげなよ。」と私は提案した。栗はブーブー言ったが、仕方ないと思ったのか、背中にしょったリュックサックから後部車輪を取り出して自転車につけてあげた。3分も経たずに港の広場に到着。「さ、これから練習するから車輪取って。」と栗に頼むと、「だから、あと少しだから頑張れって言ったのに。俺はもう嫌だ。つけたいなら自分でつけてくれ。」という言葉が返ってきた。ごもっとも。。。「ごめん、ごめん。私じゃできないから、やっぱり栗がやってよ。」と低姿勢でお願いすると、「これからは物事の後先をちゃんと考えて行動してくれ。」と私に言いながら、付け直したばかりの車輪をまた外してくれた。
私は自分が自転車の練習をしたときのように、そして弟に教えてあげたときのように、あやぴーが走る間、座席の後ろを持っていてあげたのだが、どうも気に入らない様子。栗が「そんなんじゃダメだよ。」と言うので、交代したのだが、やはりうまく行かない。とうとうあやぴーが「自分でやるから。」と宣言。栗も私も一人で進むあやぴーの後ろで待つことになった。
最初は自転車をまたぎ、地に足をつけて自転車を動かしていたあやぴー。ふっと座席に座ると、すらすらと自転車をこぎ始めた。そしてあやぴーが乗る自転車はどんどん前に進み、広場の一番奥まで行くと、ゆっくりUターンをして、私達の方まで戻ってきた。「あやぴー、すごいねぇ!もうできるようになったじゃん。」と言うと、あやぴーはうれしそうに笑い、また自転車をこいで私達の元を離れていった。港の広場を、何度も何度も飽きることなく回っていた。
新しい自分の世界をまた一つ見つけた娘がまぶしく見えた。それと同時に、自分達の力を必要とせず、一人で前に進む娘にちょっとばかりの寂しさをおぼえた。きっと栗も同じ気持ちだったと思う。ともかく、今日はあやぴーが車輪なしで自転車が乗れるようになった記念すべき一日であった。
4月13日(ついに泣く)
数日前から仕事の関係で、朝早くに家を出て、夜遅くに家に帰ってくる生活が続いている。今朝はあやぴーがまだ寝ていたので会っていないし、今日は会議が長引いていつもより帰りが遅くなってしまった。
夕方、帰宅が遅くなる旨を栗に電話で伝えたとき、あやぴーが「ママに会いたい。」とぐずっているということを聞いていたので覚悟はしていたが、帰宅した私の顔を見るなり、あやぴーは「ママ、ママ、あやちゃん、さびしかったの。もうパパはいいから、もっとママと一緒にいたい。」と言って、大粒の涙を流し始めた。
私はあやぴーを抱きあげてからソファに座り、もうすぐ仕事が終わること、仕事が終わったらたくさん遊んであげることをあやぴーに約束した。「ママのお仕事が終わったら、パパはどうするの?まだお休みなの?」と聞いてきたので、「パパはお仕事に戻るのよ。」と言うと、あやぴーが「ヤッター!」と大喜びした。栗は「どうせ、俺なんかその程度の存在だよ。」といじけてしまった。子供って。。。(苦笑)
遅い時間だったので、急いでテーブルについて夕飯。栗が作ってくれたのはライスサラダ。トマトやツナ、アボガドなどが入っていてとてもおいしかったのだけど、あやぴーはアボガドが苦手のようで、よけながら食べていた。食事が済むとあやぴーに絵本を2冊読んであげて、その後二人でカルタをして遊んだ。あっという間にあやぴーが寝る時間がやってきたので、歯を磨かせ、トイレに行かせてから、寝室に連れて行った。
私はようやくスーツを脱ぎ、お化粧を落としてから、翌日の準備をした。あやぴーといた時は感じなかったが、仕事の疲れが出てきているのを感じたので、シャワーは明朝に浴びることにして、早々に寝床についた。本日あやぴーと過ごした時間は1時間未満。切ないけれど、好きな仕事だから仕方がない。明日も頑張らなくちゃと自分に喝を入れた。
4月15日(てっぺんまで登る)
ようやく仕事が終わった。と言っても、まだ後のフォローが残っていて、必要事項をまとめたり、関係者にメールを送ったりと、まだまだ頭は仕事モード。それが終わると、お休みを頂いていたサイトの方に着手。栗は食材の買い出し。あやぴーは私の横でおとなしくお絵かきをしたり、お人形遊びをして過ごしてくれた。
お昼は栗とあやぴーが頑張ってくれた御礼に、友達のお店「天田」に二人を招待することにした。お昼のお弁当は平日だけなので、栗は普段食べられないから、良い機会だと思ったのだ。あやぴーは大張り切りで自転車持参。私達はあやぴーの後ろをゆっくり歩きながらお店に向かった。
おいしいお弁当を頂いてから(プラス、私は仕事関係のお友達一押しの抹茶アイスをデザートに食べて幸せいっぱい!)、午後はシャトー(旧市街の丘)に行くことにした。ガリバルディ広場から延々と車道を歩く。上り坂がきつくてあやぴーは一人で自転車を漕げなかったため、栗がずっとあやぴーの背中を押してあげていた。最後の方は平たんな道で、あやぴーは一人ですいすいと遊具コーナーに向かい、ベンチに自転車を置くと、早速クモの巣みたいな紐のジャングルジムに乗り始めた。
最初は下の方をちょろちょろしていたのだが、何かひらめくものがあったのか、いきなり上を目指して登り始めた。何故か観光客らしき大人が(英語圏出身と思われる若い男性二人組)、上に登っていたせいで、ジャングルジム全体がかなり揺れていたので、「子供のための遊具なのに!」と栗と二人で憤慨していたのだが、あやぴーはジャングルジムが揺れている間は一ヶ所に静止し、男性が下に行ってしまうと、また一歩一歩上に進んでいった。「あやぴーって、意外としっかりしているよね。」と栗に言うと、「うん」だか「ふん」だかつれない答えが返ってきて、「あんな高いところに登るのは初めてじゃない?」と続けると、今度もあまり反応がなかった。心ここにあらず、である。栗は突然ベンチから立つと、ジャングルジムまで走って行った。万が一のために下で待っていようと思ったのだろう。心配性な父である。。。
あやぴーはとうとう頂上にたどり着いた。すごい、すごい、初めてのこと!あやぴーがこちらを見たので、手を大きく振って「見てるよー!」と合図をした。栗が私の方を振り返ったので、「すごいねぇ!」と言い合った。
木登りもそうだけど、登るときより降りる方が恐かったりする。栗と私は緊張しながらあやぴーを見守った。しかし、何の問題もなく無事一人で降りてくることができた。自転車に続き、ジャングルジムも制覇。あやぴーの成長を目の当たりにすることが多い今日この頃である。
4月18日(教会で遊ぶ)
午前中はお掃除からスタ−ト。あやぴーが手伝ってくれたのでいつもより楽しい掃除となった。その後二人でお茶を飲みながらボードゲームをして遊んだのだが、今日は勝ち続きであやぴーはご機嫌だった。お昼ご飯にはクリームソースのパスタを一緒に作って食べ、各々のんびり過ごした後、近所のスーパーに買い物に出かけた。パン屋に寄ってから教会に向かう。
教会の敷地に入ると、ルカが手を振って待っていた。弟のエンゾーはマイペースで砂遊び。あやぴーはルカに誘われ雑草が生い茂るコーナーに走って行き、私はお母さんのアニ−としゃべっていると、じきにクリスティ−ヌ&マイリ−親子もやってきた。ちょうど、クリスティ−ヌの友達も子供を2人連れて遊びに来ていたのと、ルカの昨年のクラスメートで引っ越してしまったけどバカンス中におばあちゃんの家に遊びに来ているというロリアン&クレモンス姉妹も登場し、かなりにぎやかになった。
日は出ているものの、風が冷たい。クリスティ−ヌは早く帰りたがったのだが、マイリーがあやぴーと一緒に帰ると言い張ったので、結局6時近くまで遊んでから、みんなで一緒に帰宅した。
4月19日(カステル公園でピクニック)
日本人の友達と誘い合って、カステル公園でピクニック。ここのところあまり天気が良くない日が続いていたので結構心配だったのだが、お昼が近づくにつれ黒い雲が遠のき、太陽が見えてきた。良かった。。。
友達親子と一緒に公園に行く。一番乗りだった。とりあえず荷物を置いて他の人を待とうと話していると、すぐに全員集合。あやぴーは遊具コーナーで遊んで帰ってきた後、持参したお絵かきセットを広げてお絵かきしていたところだった。せっかく公園に来ているのにお絵かきって・・。(汗)
お友達が遊具コーナーで遊び始めたので、あやぴーも合流。ちょっと落ち着いたところでお昼ご飯にした。友達から色々ごちそうになったのだが、私は超手抜きでおにぎりとゆで卵オンリーのお昼ご飯だったため(しかも、水加減が悪かったようで、ご飯が固かった。涙)、誰にも何もさしあげることができなかった。とほほ。
子供達はご飯を食べ終わると、再び遊具コーナーに戻っていき、おやつを食べるため以外に戻ってくることはなかった。カフェテリアでエスプレッソをテイクアウトし、大人はゆっくりコーヒータイム。お友達が作ってくれた抹茶のシフォンケーキをおいしく頂いた。
しばらくすると突然風が吹き始め、日が雲に隠れると、急に寒くなった。冬のようである。しばらく震えながら我慢していたのだが、どうにも止みそうにないので、ちょっと早いけど解散にしようかと片付けを始めた。子供達は名残惜しそうだったけど、風邪を引いたら困るので仕方がない。
公園の出口でお別れを言いつつ話をしていると、また太陽が出てきて暖かくなったので、せっかくだからとカフェテリアでお茶することにした。子供達は大喜びで公園に戻り、今度は芝生の上をゴロゴロ転がったり、草をむしったりして遊んでいた。とは言うものの、結局冷たい風が止むことはなく、寒いまま公園を後にすることになった。しかしながら、あやぴーはとても楽しかったと喜んでいた。
4月20日(Mom)
あやぴーが突然私のことを「mom(マム)」と呼び始めた。「エルモと毛布の大冒険」という映画が好きで、いつも英語で見ているから、ようやく学習成果が出てきたのかしらと思っていたら、そうではなかった。全く違った。と言うのも、私がマムになったのと同時に、栗はパップになったからだ。英語だったらダディと呼んでいたはず。。。
どうやら、MAMA(ママ)のAを抜かしてMAM(マム)、PAPA(パパ)のAを抜かしてPAP(パップ)、単純にそれだけのことだったらしい。ただ、フランス語で「パップ(Pape)」というとローマ法王のことを意味するので、街中でパップと大声で呼ばれたら恥ずかしいだろうなぁ、、、と栗に同情しつつ、彼の困った顔を想像してニヤニヤ笑ってしまった。(栗、ごめん。)
4月21日(グラースに遠足)
友達親子とカンヌで待ち合わせ。友達おすすめのチョコレート屋さんに行くと、子供達は卵の形のチョコレートをおばさんからもらった。二人とも大喜び。その後カフェでランチ。子供達はお絵かきに興じ、比較的良い子。揃ってデザートはパスし、おばさんからもらった卵のチョコを食べると言い始めた。あやぴーが速攻でチョコを口に放り込んだため、私はどんなチョコだったのかもよく見れなかったのだが、友達の子供はのんびりしていたため、友達が「ママの大きなチョコと交換しない?」と駆け引きを始めた。しかしながら商談不成立。高級チョコレート屋さんのチョコを子供がおいしそうに食べる姿を私達ママは見ているしかなかった。。。
先月末に開通したばかりの電車に乗って一路グラースへ。ところが、電車は15分遅れ。いきなり出足をくじかれたが、少しベンチで待ったあと、ちょっと早めにホームに行っておくことにした。これが正解。電車は10分も遅れないうちにやってきたからだ。ガラガラの電車に乗って出発。2階建ての電車だったので、当然2階に席を取った。子供達は友達からグミの小さい袋をもらってうれしそう。最初は対面になっている4人がけの席に私達と一緒におとなしく座っていたが、子供達はそのうち席をあちこち移動し始めた。電車に乗るのが楽しくて仕方がないというようだった。
あっという間にグラースの駅に到着。駅から出ている無料のシャトルバスで中心地に向かった。幸い観光案内所がすぐそばにあったので、地図をお願いすると、おばさんが「ここが現在地で、ここがカテドラルで、、、」と見どころに印をつけながら説明してくれた。友達と各々地図を手にしながら、子供の手をひいて旧市街に向かった。
途中から知っている道になったのでホッと一安心。かわいいお洋服がおいてあるお店を外からのぞいたり、フラゴナールという香水会社が経営しているインテリアのお店を見たり(かわいいものがいっぱい!)、ぶらぶら歩きが楽しい。その後、公園に行き、しばし子供達を放牧してから、旧市街に戻ってお茶を飲むことにした。
道中、ガチャガチャの機械があり、友達は子供にパワーレンジャーのガチャガチャを、私はあやぴーにディズニ−・プリンセスのガチャガチャを買った。(あやぴーはアリエル希望だったのにジャスミンが出てきて、少しがっかりしていた。)。噴水がある広場のカフェで、子供達はアイスを食べ、友達はカプチーノ、私はミントのシロップをペリエで割ったものを飲み、のんびりと休憩。私はTシャツ一枚になった。暖かくて気持ちがよかった。
そろそろ帰る時間になったので、カフェを後にし、シャトルバスの停留所に向かった。ほどなくバスが現れ、子供達は自分達は立つと言って、ご老人に席をゆずった。駅に着くと、ちょうど電車が出発するところだったので、駅員さんに急がされて電車に飛び乗ったのだが、それは我が家まで行かない電車だったことが判明。ガーン。。。
子供達は行き同様、帰りの電車も大いに楽しんだようだった。途中、羊とヤギの軍団がいたりして、和やかな気持ちになった。カンヌの駅で友達が次の電車まで一緒に待ってくれたのだが、次の電車も15分遅れというアナウンス。これだからフランスの電車は当てにならない。。。
電車を待っている間、子供達は遠くにある自動販売機まで走っていったり戻ってきたりを繰り返し、私達はそんな彼らの様子を微笑ましく見ていた。突然、あやぴーの叫び声がホームを包んだ。「マ――――ム!」・・・(汗)。周りにいた人達がこちらを見た。振り返る人もいた。そして、あやぴーと私の顔を見比べると、誰もが「あぁ、外国人なのね。」と納得したようだった。でも、違うんです。英語のMomではないんです。。。友達は笑い飛ばしてくれたが、私は恥ずかしかった。昨日栗のことを思って笑ったバチが当たったのかもしれない。。。
4月23日(トリスタン歩く)
お義父さんを連れて、義弟夫婦の家に遊びに行った。家に入ると、トリスタンはちょうど離乳食のデザートを食べているところだった。鼻をふがふがさせて、口呼吸をしている。風邪がまだ治っていないらしい。かわいそうに。。。
ママのアポちゃんがトリスタンが歩き始めたことを教えてくれた。もう2,3週間前からだそうで、そう言いながらそれまで抱っこしていたトリスタンを床の上に立たせた。私が腰をおろして両手を広げると、「タタ(おばちゃん)、タタ」と言いながら、私のところまでひょこひょこ歩いてきた。感激〜!
歩き始めたせいか、トリスタンはぐぐっと縦に伸びたような気がする。それまでぷっくりしていたほっぺや、ぷよぷよだった腕や足がなんとなく細くなり、赤ちゃんだった顔つきも段々子供らしくなってきた感じ。アポちゃんにそう言うと、「前髪を切ったからかもね。」と言われた。そう言われてみれば、前髪がそろっている。しかし、髪の毛の量が少なく、色も薄いので、相変わらずキューピー人形のようなトリスタンだった。
お昼ご飯はピザ・パーティー。近所においしいピザ屋さんがあって、それを私達にも食べさせたいと、弟が栗を連れてピザを買いに行った。フランスではピザをシェアせずに一人一枚食べるのが普通なのだが(=自分の分だけ)、弟達はシェアするのが好きらしい。何種類か異なるピザを選び、ナイフで8等分くらいに切って、各々好きなように取って食べるということになった。
一つ取って食べてみると、さすがにおいしかった。皮が薄くて、でもどの部分も安定した固さ。具もしっかり乗っていて、ちょうど良い感じである。栗やお義父さんもおいしいと言ったので、弟達はとてもうれしそうだった。あやぴーは無言になって一人わしわしピザを食べ、ほとんど一枚分平らげた。快挙!ピザを食べ終わると、アポちゃんがトリスタンを寝かせに行った。私同様、ただ単にベッドに入れるだけでさようなら、という寝かしつけなので、すぐに戻ってきた。
デザートはアポちゃんが用意してくれていた苺。旬なのでとてもおいしかった。その後、私が持参したチョコレートのシフォンケーキ。生クリームもソースも何もなかったので、やや寂しかったが、よく膨らんだし、喜んでもらえたのでよかった。
コーヒーを飲みながらおしゃべり。あやぴーはトリスタンがいなくなってつまらなそうにしていたが、一人で絵を描いたり、ぬいぐるみで遊んでいたりした。ようやく大好きなトントン(義弟)が合流してくれたので大張り切り。ぬいぐるみ遊びに付き合ってもらったようだ。その間、大人は大人でおしゃべり。トリスタンが起きてからは、あやぴーはひたすらトリスタンに引っ付いていた。赤ちゃん用のおもちゃでも目新しいようで、一緒にトリスタンと子供部屋で遊んでいた。トリスタンはハイハイをしたり、つたい歩きをしたり、時には一人で歩いたりしながら自由に動き回り、あやぴーはその後ろを飛び跳ねながら練り歩いていた。
4月29日(最近の習慣)
幼稚園の帰りにみんなと待ち合わせをして、教会の敷地に寄るのがここのところの日課である。主要メンバーはいつも同じ。年少組のマイリ−とマイリ−のママであるクリスティ−ヌ、年中組のルカとルカのママであるアニ−(+ルカの弟エンゾー)、年中組のフランソワとフランソワのママであるナタリー(+フランソワの妹ジャンヌ)、そして私達親子。時々ゲスト・メンバーも入る。ナタリーが仕事の時はご主人のアンリや、ナタリーのママのイヴェットが来るし、ポカテラおばあさんが合流することもあるし、他の親子が加わることもあるし、マイリ−のパパのリシャ−ルもほぼ毎日顔を出している。
子供達は教会の敷地に入ると、全員ものすごい勢いで走り始めた。おやつを食べるとき以外は、草むらで探険ごっこをしたり、宝物探しをしたり、あちこち走り回ったりと、ひとときも落ち着くことがない。おちびのエンゾーとジャンヌも、同い年同士少しずつ遊ぶようになってきた。微笑ましい風景である。子供達の様子を目で追いながら、大人もおしゃべりを楽しむ。毎日会っているのでこれと言ってニュースがあるわけでもないはずなのだが、何故か話題が尽きない。
いつも同じメンバーで過ごしているからか、10日ほど前から年少組のマイリ−が大きく変わった。それまでは極度の恥ずかしがり屋で、誰とも口をきかず、いつもママの後ろに隠れてばかりいたのだが、いつしか子供達の群れに入るようになり、他の大人にも寄ってくるようになった。マイリ−はこれまでの時間を取り戻すかのように人一倍おしゃべりとなり、それと同時に笑顔でいることがぐんと増えた。
私が子供だった頃も、こうやって近所の友達と毎日のように遊んでいた。色々な年齢の子供が混ざって、一つの社会になっていた。楽しかった日々。あやぴーも大人になったときに教会の敷地で遊んだことを思い出すことがあるだろうかと考えた。まだまだ先のことだけど。。。
6時を過ぎると、そろそろ帰ろうかということになったのだが、準備ができるまでにいつも15分はかかる。最初にルカ&エンゾー兄弟と別れ、そこからフランソワ&ジャンヌ、マイリーと一緒に階段を上る。フランソワ達と別れた後、あやぴーはマイリ−と一緒に私道をダッシュ。マイリ−の家を通り越し、その先に住んでいるマミーことパロラおばあさんの家に向かうのだ。そこでジュースをもらって、一日の報告をするのがお約束。時間があるときはお絵かきをして遊ぶこともある。
最終的に家に帰るのは6時45分とか7時とか。4時半に幼稚園を出てから、実に2時間以上も寄り道しているのである。しかも毎日。。。家に戻ると、あやぴーは庭作業をしている栗に合流し、その後お風呂に入ってから夕飯。最近は日没の時間が遅く、9時頃になっても周りが明るいのだが、毎日体力を消耗しているあやぴーは、決まった時間になると、おとなしく寝る準備をしてくれる。そんな訳で、夜はとても日本語の勉強をするような雰囲気ではなくなってしまった。最近は、お昼ご飯を食べ終わった後に読み書きの勉強をしている。平仮名に続き、カタカナもようやく全部書けるようになった。
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