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あやぴーの成長日記
2004年4月(4歳8ヶ月)

(ちり紙アート「あじさい」)
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4月2日(しらみ騒ぎ) 4月4日(従兄弟との対面) 4月5日(苦悩と安堵) 4月6日(ようやく終了) 4月7日(食い倒れオフ) 4月11日(トリスタン生後14日) 4月15日(学習帳の閲覧会) 4月20日(充実の午後) 4月24日(初泳ぎ) 4月26日(モナコ動物園) 4月28日(パーク・フェニックス) 4月30日(ちり紙アート) |
4月2日(しらみ騒ぎ)
ようやく仕事が終わった。いつものように有給休暇を取った栗があやぴーの世話と家事を担当。フランソワのお誕生日会も私の代わりに参加し、みんなで楽しい午後を過ごしてきたらしい。ちょっとジェラシー。。。
今朝はあやぴーが幼稚園に行っている間、栗はジョギング、私はヨガのクラスに行って来た。お昼ご飯はお義父さん特製のミートソースでパスタ、食後のデザートには苺を食べた。栗とエスプレッソを飲みながらおしゃべりしているうちに幼稚園に連れて行く時間になったので、あわてて家を出る。午後はお迎えの前に栗と二人で近所の園芸店に行き、お庭に植える野菜の苗を購入した。
栗とあやぴーの帰りが遅いと家で待っていると、ようやく門が開く音がした。しかし、家の中に入ろうとするあやぴーに、「中に入るな!」と栗が叫んだ。どうしたのだろうと思って外にでると、なんとあやぴーがしらみをもらってきてしまったと言うではないか。大ショック!
2,3週間ほど前だろうか。「生徒の中にしらみを持つ子が出ました。お気をつけ下さい。」という張り紙が幼稚園の掲示板に貼られた。日本では考えられないことだが、フランスの学校ではしらみの問題が定期的に起こるという。私の周りでも経験者の友達がたくさんいる。昔から何度となく聞いていた話だったので驚きはしないが、心配ではある。
「しらみ注意」の張り紙を見て以来、我が家では常にあやぴーの髪の毛をチェックして、しらみの存在に気をつけてきた。あやぴーの髪の毛は普通のシャンプーと抗菌作用があるシャンプーと交互にして洗い、髪の毛の地肌を見ながら念入りにブラッシング。あやぴーのクラスではこれまで2人の生徒からしらみが発見され、3日間休むように言い渡されたらしい。それでも張り紙は一向に消える気配がない。しかし、もしかしたらもう大丈夫なのではないかと思い始めた矢先のことだった。
幼稚園からの帰り道、栗はあやぴーから、ニラニ―が今日一日中ずっと頭をかいていたことを聞いたらしい。先生がニラニーの髪の毛をチェックしたら、やっぱりしらみがいたとか。そう話しながら頭をかくあやぴーを見て、不審に思った栗は即座にあやぴーの髪の毛を見たところ、何か動くものを見つけてしまったのだ。家に帰ってきて、あやぴーをテラスに立たせ、ブラッシングをしつつ髪の毛をよくチェックしてみたら、3匹のしらみを見つけたそうだ。卵はなかったらしい。お昼にチェックした時には何もなかったので、午後の3時間の間にもらってしまったようだ。一番の仲良しであるニラニーと一緒に遊んでいるうちに移ってしまったのだろう。もちろん、ニラニーもクラスの誰かからもらったに違いない。あやぴーのクラスでは今日だけで4人の生徒が3日間の登園禁止を言い渡されたというから。。。
栗がしらみ用のシャンプーを薬局に買いに行く前にあやぴーの髪の毛を切ると言い始めた。私は日本に行くまではあやぴーの髪の毛を切りたくなかったので猛烈に反対した。しかも栗が切るなんて絶対に嫌!同じ切るなら美容院に行かせたいと言うと、「しらみは全部取ったとは言え、いつまた再発するかわからない。髪の毛が短い方が見つけやすい。」と、栗も譲らない。しらみがうなじの部分にたまるのは有名な話だから、髪がうなじにかからない方が良いというのだ。「それに、あやぴーはショートカットの方が似合う。前髪もうーんと短い方が顔が前面に出てかわいい。」とも言った。栗の話を一通り聞いて、ロングヘアにさせたいという私の希望がぐらついてきた。しらみ騒ぎはまだ続くかもしれないから、日本に行くまではうなじ辺りの長さのおかっぱヘアでもいいかと思い始めた。「わかった。私が切っておく。」と栗に宣言し、薬局に行ってもらった。しかし、人一倍不器用な私。うまく切れるだろうか。。。
あやぴーは私の不安を感じ取ったのか、「パパに切ってもらいたい。」と私に言った。その発言にかちんと来たので、あやぴーに贅沢を言わないように言い渡し、おとなしく椅子に座ってもらった。失敗しないように少しずつ少しずつまっすぐ切る。後ろが終わってから前髪に突撃。あやぴーがちょろちょろ動くので、はさみに気を付けながらサササッと切り、量が多い前髪は美容師さんの真似をして軽くすいてみた。ようやく終了。思ったより速くできた。自己満足ながらなかなかうまく切れた気がする。初めてのおかっぱカットは、栗が言ったようにあやぴーによく似合っていた。
ご褒美にゴディバのチョコレートを1つ食べさせてから、一緒に庭に出て、花の種を蒔いた。薬局から帰ってきた栗は、あやぴーの髪の毛を見て驚いた。「TOMO、うまいじゃないか!美容院に行く必要なんか全然ないよ。これからも君が切ればいい。しかし、あやぴーはやっぱりショートカットが似合うなぁ。」と喜んでいる。あやぴーはパパから「かわいい。」と言われて、とてもうれしそうだった。
お風呂タイムにはあやぴーだけでなく、栗も私もしらみ用のシャンプーで髪の毛を洗った。家庭内でしらみを移し合うのを避けるためである。薬局で買ったシャンプーは、しらみとしらみの卵を殺すだけあって、手がチクチクした。5分ほどそのままにしてから流すのだが、目に入れないようにと栗からうるさく言われたので気をつけた。お風呂から出たら念入りに髪の毛をブラッシング。明日もこのシャンプーを使った方がよいらしい。今日着ていた洋服、シーツ、枕カバー、布団カバーなど、髪の毛の接触があったものは外に出しておいた。明日高温で洗おうと思う。今日が金曜日で本当に良かった。幼稚園に行かなければリスクがないから。それにしても、しらみってどこで発生するんだろう。。。
ご参考までに、栗が買ってきたシャンプーの名前は、Pyreflor « shampooing
antiparasitaire » contre poux
et lentes(しらみはun pou/des poux 、しらみの卵は une lente/des lentesと言います)。Laboratoires Clement-Thekan から出ているもので、8,47 eurosだったそうです。
4月4日(従兄弟との対面)
お義父さんの家でお昼ご飯を食べてから、アンティ―ブに住む栗の弟夫婦の家に行った。こないだの日曜日3月28日の夜に男児を出産した義妹アポちゃんが、昨日の夜に退院したらしい。本当は私達は友達との先約が入っていたし、昨日の今日じゃ義妹も疲れているだろうからと来週末辺りに行くつもりだったが、お義父さんはそれを許さなかった。早く孫の顔が見たくて仕方がないらしい。お義父さんは急に何があってもおかしくない高齢なので、止むを得ず、我が家が予定をキャンセルして、お義父さんの都合に合わせることになった。アポちゃんのママもマルセイユから来ているというし、仕方がない。。。
12時にお義父さんの家に行き、お昼ご飯を食べて、コーヒーを飲んでから午後1時に出発。1時間後の2時に弟夫婦の家に着いた。二人はまだお昼ご飯を食べている途中だったが、温かく迎えてくれた。弟がベビーベッドから生まれたばかりの赤ちゃんを連れてきてくれた。濃紺の目をしたかわいい男の子。52,5センチもある大きな赤ちゃんである。名前はトリスタンに決めたそうだ。愛称があれば愛称をプルニエ用に使おうと思っていたのだが、愛称はつけず、そのまま名前を呼びたいというので、これからも本名で登場する予定。トリスタンには2つのミドルネームがある。合計すると3つの名前はどれもローマ系の名前らしい。フランスではミドルネームにおじいさんやひいおじいさんの名前をつけることが多いが(女の子の場合はおばあさんやひいおばあさんなど)、弟夫婦は我が家同様、全く関係のない名前をつけたようだ。
でも、アポちゃんのママがいない!おかしいと思って聞いてみたら、「退院は家族水入らずが良かったから、ママには金曜日にマルセイユに帰ってもらったの。」と言う答えだった。私のフランス人の女友達はお母さんにべったりの人が多いので、アポちゃんのさらりとした態度には驚いた。しかし、アポちゃんママがマルセイユに帰ってしまったと知っていたら、予定をキャンセルせずに来週末にしたのに、、、と思った。お義父さんにしてやられたり。それでもお義父さんのうれしそうな顔を見たら、親孝行をして良かったのだと思い直したのだけど。
トリスタンはおなかがすいた時以外は泣かないらしい。夜もよく寝るのだとか。栗の弟がミルクをあげたら、早々に寝てしまった。アポちゃんから出産後すぐの写真をデジカメで見せてもらうと、やはりあやぴーにも雰囲気が似ていた。目の辺りはアポちゃんの亡くなったお父さんに似ているらしい。
あやぴーの反応はと言えば、、、実は全く反応をしなかったのだ。トリスタンがずっと寝ていたのであんまり近寄る機会がなかったのもあるが、いつもの通り大好きな栗の弟にたくさん遊んでもらったので大満足だった様子。トリスタンが栗の弟夫婦の子供であるということは理解したようだが、従兄弟という概念はまだ腑に落ちないようである。
アポちゃんは帝王切開だったのにもかかわらず、いたって元気だったのだが、それでも出産後は心身共に疲れているだろうからと、キリのいいところで引き揚げることにした。それでもなんだかんだと長居をしてしまったのだが。私のところにアポちゃんにとたくさんの御祝いメッセージが届いたことを伝えると、弟と一緒にとても喜んでくれた。「良かったら画像を送るよ。」と言ってくれたのだが、「サイトに子供の画像は絶対ダメ!」と栗が却下した。
栗の弟はこれから2週間休暇を取り、アポちゃんは年末まで育児休暇を取るらしい。優しいママと面倒見の良いパパの下に生まれたトリスタンは、本当に幸運な男の子だと思う。よく食べて、よく寝て、どんどん大きくなってね。
4月5日(苦悩と安堵)
しらみ用のシャンプーはあまり効果がないようだ。夜の一回では足りないのかもと、一日二回朝と晩にシャンプーをするようにしたが、状況はあまり進展しない。もちろんしらみの数は減ったが、シャンプー後に髪の毛をブラッシングすると必ず一匹は見つかってしまう。今朝も念入りにあやぴーの髪の毛をチェックしたら、またもやしらみの卵が見つかった。どうして治らないんだろうと絶望的な気持ちになった。しらみの卵はいくらシャンプーをしても死なないというのは聞いていたが、卵があるのはしらみが生きているという証拠。しらみ自身も死んではいないのではないかと栗とうなだれた。幼稚園に行かせて迷惑がかかると悪いので、今日はお休みをさせることにした。私のフィットネスのクラスも当然お休み。あやぴーは病気ではないので元気一杯。朝からうるさくて大変。。。
10時頃にお風呂に入れて、しらみ用のシャンプーをさせた。私も一緒に洗髪。シャンプーをつけたまま5分ほどじっとそのままにするので、その間、あやぴーの頭皮を見てみた。すると、真っ赤になっている。もしかしたらしらみのアレルギーなのかもしれない。いや、掻きむしった後なのかもしれないと、くら〜い気持ちになった。髪の毛を水でよく流した後にブラッシングをしたら、しらみは見つからなかったが、やはり卵はあった。朝見たばかりだというのに、何ていう速さで広がるんだろう。。。(涙)
お昼ご飯を食べてから、心配になってfairyさんに電話をし、相談に乗ってもらった。まーちゃんはあっという間に治ったらしい。よく聞くと、fairy家ではシャンプーではなくてスプレータイプのしらみ取りを使用したとのことだった。うちもスプレーにすればよかったのかも。そもそも、初日に栗に任せっぱなしにして、自分があまり見なかったのも長引いた一因ではないか。あの時私がもっとしっかり対処していたら、早く治っていたかもしれないと今更ながら深く後悔した。。。
夕方に買い物がてら公園に向かった。あまり人がいなかったので、中で遊ばせることにした。いつもは子供がたくさんいる遊具がガラ空きだったので、あやぴーはここぞとばかり独り占めして楽しんでいた。ただ、すごい風だったので花粉症の私には辛いものがあり、早々に引き揚げ、雑貨のスーパーと自然食品スーパーをはしごして、キオスクで雑誌を買ってから家に戻った。
帰宅した栗に、しらみの卵がまた見つかったこと、あやぴーの頭皮が赤くなっていること、fairy家ではスプレー式のものを使ったことなどを話した。栗はあやぴーの頭皮を見て驚き、「スプレーを買ってくるよ!」とすぐさま薬局に行ってくれた。しかし、帰宅した栗が手にしていたものは、しらみ取りではなくリンスだった。なぜ???
「大丈夫、もう心配はないよ。これが通常の過程らしいから。」と笑顔の栗。薬局の人に状況を報告したら、「強いシャンプーなのに一日二回も洗うから頭皮が赤くなるんですよ!」と怒られたそうだ。本来しらみの卵は目には見えないらしい。だが、その卵も段々と時間が経つにつれ大きくなり、目に見えるようになっていく。そこで取り外しておけば問題はないのだが、そのままにしておくと卵が15日後に孵化し、しらみが大発生するのだとか。
「一番効果的なのは、シャンプーした後にリンスをすること。そうするとしらみも卵もつるつる滑って落ちるんです。そして、その後に髪の毛をくしできちんととかして下さい。そうそう、くしも洗わないとダメですよ。しらみ用のシャンプーを使って下さいね。」とアドバイスされたそうだ。最後に、「卵を見落とした時のために、しらみを最初に見た日から8日後と15日後に、もう一度しらみ用のシャンプーをすれば心配はないでしょう。」と言われたらしい。今一度卵の孵化を防ぐということなのだろう。「リンスを使えばしらみや卵がつるつる落ちる」と言うくだりは、信用して良いものか悩むところだが、頭皮が赤くなったのがシャンプーのせいだというのは納得した。良かれと思ってしたことが裏目に出てしまった。あやぴー、ごめん。。
大きな卵は言われなくても全部手で取っている(と言っても、もうあまりないのだけど)。しらみが孵化しないうちは、よその子に移す心配はないんだわ、、とちょっと安心した。今週は予定がたくさん入っていて、もしあやぴーの幼稚園をずっとお休みさせるとしたら、大幅にスケジュールを変えなければいけなかったし、もし他の子に移す危険があるとしたら、子供同伴の約束はキャンセルしなければいけなかったからだ。全てが落ち着くまではまだもう少し時間がかかりそうだが、ようやく希望の光が見えてきた。
4月6日(ようやく終了)
昨晩は頭皮のことを考えて、しらみ用のシャンプーはせず、リンスだけにしたらしい。今朝髪の毛をチェックしてみたら、シラミも卵もなかったので、安心して幼稚園に送ることができた。私はその足で街中に出かけ、日本&パリから来ていた友達と落ち合って、みんなで朝食を食べた。おしゃべりに花が咲き、あっという間にお昼のお迎えの時間が近づいたので、あわててバスに乗って、幼稚園に向かった。
先生から何か言われないかと少しドキドキしたのだが、何も言われなかった。今日はニラニ―がお休みだったので、あやぴーと二人で家まで帰る。お昼ご飯の後にも頭皮を観察してみたのだが、やはり何も見つからない。ようやくシラミ騒動に終止符が打てそうだ。ほっとして午後も幼稚園に送り出した。
夕方のお迎えの時もやはり何も言われなかった。帰宅した栗に、そろそろ大丈夫そうだと話すと、栗もとても喜んでいた。今日のお風呂でも、しらみシャンプーはせずにリンスだけ。このまま8日後まではリンスだけにするかもしれない。赤くなってしまった頭皮を元に戻してあげないとかわいそうだから。。。夕飯はカレーライスだったので、アサヒドライで、栗と乾杯した。
4月7日(食い倒れオフ)
今日はmimosaさんにランチのご招待を受けた。電車の切符を買おうとしたら、窓口のお姉さんに、「ニース中央駅で爆弾騒ぎがあるので、電車は今のところ不通ですが。。。」と言われた。一瞬焦ったが、既に経験があることだったのですぐに気を取り直した。前回と同じだとすれば、復活するのにそれほど時間はかからない。「大丈夫です。切符下さい。」とお願いした。電車は予定通り来たので、「な〜んだ。」と思ったが、やはり先へは進まなかった。さっき聞いたことと同じ内容のアナウンスが入り、大勢の人が電車を降りていったが、私達はそのまま座り続けた。多少不安には思ったが。。。15分ほどして電車が動き出したので、待っていて良かったと思った。ニース中央駅では中央改札が閉鎖されているのか、電車から降りた人たちはホームの端っこの方に集められていた。ニースという街はあまり緊迫したムードがないのだが、こういう経験をすると嫌な世の中だなぁと思う。もちろん、ストとは違ってフランス国鉄のせいではないし、問題があれば未然に防いでもらうのが一番なので、文句はないのだけど。。。
電車を降りて、気持ち良い海岸沿いを散歩しているうちにmimosa家に到着した。あやぴーは家に入るなりレイちゃんとうれしそうに遊び始めた。部屋の中にいたかと思えば、お庭に出たりとなかなか忙しい様子。mimosaさんの家からはとてもきれいに海が見える。風は強かったが、青い海を見ていると花粉症を忘れるかのように心が落ち着いた(実際は全然落ち着かず、鼻をかんでばかりいたのだが。涙)。広いお庭には花が咲き乱れ、素敵なインテリアはホントうっとり。
AKKOさんと私はお料理をするmimosaさんを囲みながらおしゃべりに励んだ(「しゃべってないで手伝え!」って感じですが。汗)。食材選びや作り方だけでなく、ちゃっちゃとした手際の良さなど、見ていると本当に勉強になる。アンチョビのトーストは是非真似させてもらいたいし、私もエシレのバターを買おうと決めた。ドーブもとてもおいしかった。付け合せのフェットチーネにはバターだけでなく、お庭で摘んできたセージが絡めてあるのも真似したいし、イカのサラダには涙だった。イカを食べるのは久しぶりだったから。。。本当に本当にどの料理もおいしくて感動だった。うれしくてたくさん食べてしまい、おなかがパンパン。
子供達はピンクのドレスを着たリカちゃん人形の取り合いをして叫び始めたのだが、mimosaさんがピンクのドレスを着たバービーちゃんを2つ出してきてくれたので、なんとか騒ぎがおさまった。その後は二人は仲良くチョコレートを食べたり、デザートに出されたオレンジを一緒に食べていた。
しばらくしてTOSHIさんが登場。おみやげにおいしそうなマカロンと美しいチョコレートケーキを持ってきてくれた。チョコレートケーキを冷蔵庫で冷やしている間、昨日私があやぴーと作って持参したバナナケーキをまずは食べ、それからマカロンの試食。いつのまにか子供達もササーッとやってきて、あやぴーはラズベリーのマカロン、レイちゃんはピスタチオのマカロンをガブッと食べていた。もっとほしいとねだられたが、「これは大人のだから、まずはバナナケーキでも食べて。」と何とか子供達の注目をマカロンからそらそうと試みた。子供達はバナナケーキに満足すると、椅子からおりて、どこかへ遊びに行ってくれた。大成功。。。(笑)
おいしいものは一人で食べてもおいしいけど、大勢の友達とワイワイ言いながら食べる方がもっとおいしく感じられる。「レモンのマカロンがうまい!」と言うmimosaさんや私に対し、「私はもっと酸っぱい方が好みだな。これ甘すぎ。」とTOSHIさんがコメントしたり、「これ、何かなぁ。」と悩んでいると、「コーヒーじゃない?」とAKKOさんが言って、「ほんと、コーヒーだ!」とみんなで頷いたりと、座談会のごとく盛り上がった。しばらくするとmimosa家のご主人様も帰宅。甘いものが大好きなご主人様も、マカロンをワシワシ食べていた。風邪でやつれていたご主人様のお顔、マカロン・パワーのおかげか、いつのまにか笑顔に変わっていた。
ジャジャーン!うやうやしく再登場したチョコレートケーキは、普通のケーキ屋ではあまり見かけないようなおしゃれな形。有名なチョコレート屋さんのケーキだからだろうか。デコレーションには金箔も使われていてゴージャスである。TOSHIさんが切り分けてくれたので、早速一口食べてみた。一瞬シーンとした後、「う、うまいっ!」と大感激!チョコレートのムースがメチャクチャおいしい。下にはキャラメルのムースも敷かれていて、更に下にはサクサクとした生地。重いんだろうけど重さを感じさせないバランス。あまりのおいしさにチビチビ食べつつ、お皿についたチョコレートまでスプーンでしっかりすくって完食。しかも少しお代わりまでしてしまった。おなかははちきれそうだけど幸せ〜!
日が長くなってきたので気が付かなかったが、そろそろおいとまする時間。帰りはTOSHIさんとAKKOさんと三人で駅まで歩き、反対方向のTOSHIさんを見送ってから、AKKOさんと私はニース行きの電車に乗った。ニース中央駅ではオリエント・エキスプレスが停まっていた。豪華な車両を外からだけでも見れてラッキー。ニースが出発地なのだろうか。
4月11日(トリスタン生後14日)
先週末のように、お義父さんの家でランチをしてから、弟夫婦の家に赤ちゃんを見に行った。車の中では、あやぴーにせがまれて延々とじゃんけんをするはめになってしまった。じゃんけんばかりを連ちゃんでするのはおもしろくないので、何か他にないかしらと考えてみると、「お〜て〜ら〜のお〜しょ〜さんが か〜ぼ〜ちゃ〜の〜た〜ね〜を〜ま〜き〜ま〜し〜た。」で始まる歌と手の動きがついたじゃんけんを思い出したので、そちらを教えることにした。あやぴーはあっという間に歌をマスター。遊んでいる間に弟達が住む街に到着した。復活祭の休みだからか、三連休だからか、アンティ―クの大きなマーケットが開催されているからか、アンティ―ブはいつもとは比べられないほどのすごい人出で、車を停める場所を探すのに一苦労だった。
弟達の家に着くとトリスタンは寝ているところだった。みんなでテーブルにつき、弟が買っておいてくれたケーキを食べ、コーヒーを飲みながら、今週のトリスタンの様子についての報告を受けた。お義父さんは目尻を下げながらうれしそうに話を聞いていた。あやぴーはものすごい勢いで小さなケーキを3つ平らげると、一人椅子を降りてソファに移動し、お絵かきをし始めた。
弟達は先週に比べるとすっきりした顔をしていたので、普通に世間話をしたり、出産祝いにもらったというデジカメ用の写真プリンターやDVDプレイヤーを見せてもらったりと、のんびりした時間を過ごした。栗の弟は栗より更に面倒見がよく、どんな時でもあやぴーと一緒に遊んでくれることを忘れない。あやぴーは大好きなトントン(おじさん)をしばらくの間独り占めできて、とてもうれしそうだった。
トリスタンが起きたので、ミルクタイムを見せてもらうことにした。義理の妹アポちゃんがソファに座ってトリスタンにミルクをあげる間、私とあやぴーはお向かいに座ってその様子を静かに見ていたのだが、自分の授乳時代を思い出して、温かい気持ちになった。幸せなひとときだったなぁ。。。トリスタンはミルクを飲み終えると寝始めてしまったので、そろそろおいとましようかと帰り支度をしていると、アポちゃんが「やっぱり寝なかった。」とトリスタンを連れてやってきた。
「ちょこっとだけ抱っこさせてもらってもいい?」と言うと、アポちゃんがどうぞどうぞとトリスタンを渡してくれたので、首に気を付けながら抱っこしてみた。かるい〜!まだ目は見えないようなのだけど、大きな青い目がこちらをじっと見ている。ゆらゆら揺らしてあげるとうれしそう。あやぴーが「私にも見せて!」と言って来たので、トリスタンを見れるように中腰にすると、「かわいいねぇ。」と言っていた。時々高い声でしゃべりかけると、ちゃんと反応する。新生児特有の甘い香りや、小さな手、小さな爪、全てが愛らしく、また全然泣く様子もなかったので、長いこと抱っこをさせてもらった。
オムツを替える時が来たので、オムツ替え台にトリスタンを連れて行き、栗の弟とバトンタッチした。なんとなく腕が痛い。もちろん痛いと言っても大したことはないし、幸せいっぱいなので、全然気にならないけれど。トリスタンは先日の検診で4200gだったとか。新生児にしてはなかなかの重量である。(あやぴーの健康手帳を見たら、19日目で3900gだった。)
行きで「お寺の和尚さん」の歌をマスターしたあやぴーにねだられて、帰りの道でも延々と「お寺の和尚さん」+じゃんけんをさせられた。普段ならちょこっと車の中で昼寝をするのだが、今日は全く寝なかった。家に着くと「トリスタン、かわいかったねぇ。」としみじみ語っていたが、お風呂に入り、夕飯を食べると、さすがに眠くなってきた模様。寝る時間になったら文句も言わずに歯を磨き、トイレを済ませた後、自らベッドに入っていった。
4月15日(学習帳の閲覧会)
朝、幼稚園にあやぴーを送ってきた栗が、家に戻ってきてこう言った。「今日の夕方、幼稚園で学習帳の閲覧会があるんだって?先生が「もう奥さんには話してますけど、念のため。」って教えてくれたんだけど。」・・・なぬー?!そんな話は聞いてない。全然聞いてない。そういえば、前回の閲覧回も告知されたのが3日前だった。ひどい!ひどすぎる!もう予定を入れちゃってるよ。行けないじゃん。腹が立って、怒りが爆発した。しかし、栗に怒りをぶつけるのはお門違い。本人にそう言われて恥ずかしくなった。確かにそうだ。。。
前回、周りは親子でわいわいと学習帳を見ている中、一人でぽつんとしていた(ように見えた)あやぴーが不憫だったから、できるなら行ってあげたい。でも私だって友達に会いたい。お互い旅行やら仕事やら帰省やらで何ヶ月も会えなかったのだ。どたキャンはしたくない。どうしよう。。。栗は「行けないなら行かなくてもいいじゃないか。共働きの家庭は絶対無理なんだから、あやぴーが一人ぼっちということはありえないよ。いつも通り4時半に迎えに行けばいいさ。」と言うんだけど。。。
色々考えて、4時には間に合わないとしても、できるだけ早く駆けつけることにした。最悪4時半になったとしても、学習帳は一日預けてくれるので家で見ればよい。「友達との予定をキャンセルしてまで張り切って参加するほどのものでもないよ。たかが幼稚園なんだから。」と一貫して言い続けてくれた栗に救われた。
久しぶりに会った友達とおいしいケーキを食べつつ、ガガガ―ッとおしゃべりをし、ふと時計を見たら3時50分だった。「TOMOさん、そろそろ行く時間?」と聞かれたので、今朝の出来事を話すと、「それは行った方が良いですよ。あやぴーちゃん待ってると思うし。」と友達も言ってくれたので、「じゃあ。」と急いで帰ることにした。
普段は歩いて帰るのだが、ちょうどバスが来たのでそれに乗った。4時15分頃に幼稚園に着く。同じクラスの父兄があちこちにいたのだが、声をかける余裕がなく、一人で門の中に入った。玄関は鍵で閉められていたので、ブザーを押して開けてもらい、廊下を走ってあやぴーのクラスに向かった。すると、25人ほどいる生徒のうち、既に来ていた父兄はたったの4人だった。。。
あやぴーの姿を探すと、ちょうど本人と目が合った。「ママ!」と言って、あやぴーが立ち上がった。私はあやぴーの横に座り、ノートを見せてもらうことにした。いつもとは席順が違うけど、顔見知りの子が周りに多かったので、みんなにごあいさつ。アヤオと呼ばれるもう一人のあやぴーもいたので、アヤオ!と声をかけると、さささーっと走り寄ってきて、「私のノートも見てみて。」と開き始めた。そうすると、アヤオの横にいたイネスも「私のノートも!」と開き始め、お向かいのドリアン君も「僕のも見てよ!」とめいめいに説明し始めた。あやぴーは危機感を感じて、「ママー、ママ―、あやちゃんのノートが先!」と腕をひっぱる。私は4人のノートを交互に見た。しかし、見るだけではダメなのだ。「きれいに書けたねぇ。」「これは魚?」「それは何色か知ってる?」など、一言二言コメントしないと、子供たちが納得しない。今日は友達と会ってたくさんしゃべってきたつもりだったけど、それ以上のおしゃべりをすることになってしまった。。。
その後2人ほど父兄が入ってきたが、それでもクラスの4分の1にも満たさない数だったのではないだろうか。4時半になったのでお迎えの父兄がやってきたが、クラス内には入らず、子供を連れてそのまま帰る人がほとんどだったし。お迎えに来たのがおばあちゃんでがっかりして泣いている子供もいた。「閲覧会だったら、もっと前にちゃんと言ってくれないと。」と先生に話している。やはりみんな知らなかったのだ。でも、先生も大変だと思う。子供4人相手でこれだけ疲れるんだもの。1クラス全員を相手に一日中過ごすなんて、子供が好きじゃないとやっていけないと思う。重大なことならともかく、そうでないことに連絡ミスがあったとしても仕方ないかと思い直した。
帰宅した栗に、閲覧会に父兄が全然来ていなかったことを話した。栗は学習帳を見ながら、「数字やアルファベットをしっかり勉強してるんだねぇ。」と感心していた。ちゃんとできたページには笑顔マーク、できなかったページには泣き顔マークがついているのだが、あやぴーのノートは前期同様ほとんどが笑顔マークだった。まじめなのだ。「これ見るだけなんだろ?4時きっかりに行かなくて正解だったね。」と栗は笑った。そして泣き顔マークがついているページの一つが実は先生のミスであり、本当はあやぴーが正解していたことを発見して喜んでいた。
4月20日(充実の午後)
お昼にfairy