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あやぴーの成長日記
2003年4月(3歳8ヶ月)

(初めての親友アガットのお誕生日会)
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4月1日(友達と公園) 4月2日(アガットのお誕生日会) 4月3日(フランソワのお誕生日会) 4月4日(キックボードとお出かけ) 4月10日(クラス写真) 4月12日(おじいちゃんの家で) 4月16日(カステル公園バカンス・バージョン) 4月17日(フランソワと) 4月22日(犬にかまれる) 4月23日(ユーゴーのお誕生日会) |
4月1日(友達と公園)
パリに行く友達を送りに行くのに電車に乗った。あわてて駅に向かったため、ベビ―カーをつんのめさせてしまい、あやぴーは地面に顔面を打ってしまった。幸い、鼻とおでこをすりむいた程度で済んだが、深く深く反省した。あわてんぼうにもほどがある。。。いつまでもぐずぐず泣いていたあやぴーだが、「ママ、鏡見せて!」というので私の手鏡を持たせると、自分の顔をのぞき込み、傷がついていないことを確認したら、ようやく泣き止んでくれた。
ニース中央駅の横のカフェで友達とお茶。友達とおしゃべりしているというのに、「ママ―、今日どこにお出かけするの?」「ママ―、あやちゃんすべり台で遊びたい!」とうるさい、うるさい。しんみりするどころではなくなってしまった。まったく(怒)。。。友達を電車まで送りに行って、お別れをしてから駅の出口に向かった。あやぴーが歩き出したばかりの頃に出会い、いつも遊んでもらっていた友達。また一人大切な人がニースを離れてしまう。。。涙が出そうになるのをこらえて歩いているというのに、あやぴーは「ママ、これからすべり台に行こうか!」と満面の笑顔。子供って。。。
友達のなおちゃんがいつも行く公園の近くだったので、いるかなーと思って寄ってみたらバッタリ会った。なおちゃんは帰るところだったのだが、ちょびっと一緒に遊んでもらうことにした。まーちゃんとはーちゃんも元気。久しぶりに会うからか、まーちゃんが大きくなった気がした。
ベンチに座ってちょこっとおしゃべりし始めたら、知っている顔がやってきた。フランソワとおばあちゃんのイヴェット!「TOMOとこんなところで会えるなんて!」と感激されてしまった。私もびっくり。確かにフランソワ一家の引越し先はこの近くだけれども、まさか会うなんて思ってもいなかったのだ。フランソワはあやぴーを見て大喜び。早速一緒に遊び始めた。段々と子供が増えてきて、まだ子供の大暴れワールドにもまれていないまーちゃんは少し恐がり始めた。一方、我が家の猿は所狭しと走り回っている。その隙にあやぴーのキティちゃんの携帯電話をまーちゃんに貸してあげることにした。しかし、まーちゃんとはーちゃんの姉妹で取り合いになってしまった。も、もうしわけない。。。最後にはその様子を発見したあやぴーが、「これ、あやちゃんのじゃん!」と取り上げてしまったからさぁ大変。「ちょっとなんだから貸してあげなよ。」と言っても、「い・や!」の一点張り。まーちゃんに大泣きさせるはめになってしまった。ごめんね。。。
そろそろ家に帰ろうと席をたつと、フランソワが遠くでぶーたれている。お別れのあいさつに向かうと、「僕、怒ってんだよ。だってあやが帰っちゃうんだもん。本当に怒ってるんだからね。」と腕組をして、しかめっつらで私に言った。「でも、あさってまたポカテラおばあさんの家で会えるでしょう?フランソワのお誕生日会なんだから!」と言ってなぐさめた。当のあやぴーは誰にもお別れをせず、ベビーカーに乗ってすっかり休憩モード。社会性の「しゃ」の字もない態度には毎回呆れる。「ほら、バイバイって言って!」と言っても、「い・や!言わないの!」の一点張り。こんなんじゃ友達できないよー。。。(汗)
散歩をしつつ歩いて家に帰ってきた。最近昼寝を拒否しようとするあやぴーなのだが、まだまだ疲れると興奮するので、何とかベッドに入れて、寝かせることに成功した。
4月2日(アガットのお誕生日会)
あやぴーの幼稚園ライフで初めてクラスメイトのお誕生日会に誘われた。仲良しアガットの4歳を祝う会なのだが、今月末にアガット一家が引っ越してしまうため、お別れ会も兼ねている。今朝起きてみると雨こそ降っていないものの天気が悪い。強風も吹いている。10時半過ぎに念のためアガットのママに電話をしたら、「もちろん予定通りやるわよ〜!」と元気の良い返事をもらったので、あやぴーと私は風邪を引かないように冬支度をして出かけた。会場はカステル公園。指定された場所に行くと、ちょうどアガット達が到着したところだった。「アヤヤ〜!」とアガットのお兄さんのユーゴーが子犬を連れてやってきた。ファニーというその犬は昨日アガットの家にやってきたばかりなのだとか。かわいい!アガットのママは「もっと早く来たかったんだけど遅れちゃって。。。」と焦っていた。お目当てのピクニック用テーブルに荷物を運ぶのを手伝う。子供たちはあっという間に遊具コーナーに消えた。風があるので注意をしながら食べ物をテーブルに並べていると、続々と子供とママ達がやってきた。みんなプレゼントを持ってきていたので、私もバスケットの中にプレゼントを入れた。ユーゴーのクラスの友達もたくさん来ていたが、お迎えの時に会うママばかりだったので緊張することもなかった。
あっという間に12時の鐘がなった。第一水曜日だったのでサイレンもなり、かなりうるさかった。子供たちを呼んで、テーブルにつかせてから、飲み物を配り、サンドイッチを食べさせた。あやぴーは普段うちでは買わない炭酸飲料やポテトチップスに大喜び。私は飲み物のサービス係となり、みんなの給仕に務めた。子供たちは食事が終わるなり、早々と遊具コーナーに戻っていったので、今度は大人が椅子に座り、のんびりおしゃべりしながら残りを食べた。私は顔見知りのエマのママとおしゃべりしていたのだが、エマのママが、体を通して心の悩みを直すと言う昨日聞いたばかりの職業に就いていることを知り、驚いた。
あやぴーは買ったばかりのお砂場セットを持参していたので、周りの遊びの輪に加わることなく、一人でずっと遊んでいた。トホホ(涙)。しばらくすると、クラスメイトの男の子エロアンにシャベルを貸してあげたようで、二人でずっとお砂場遊びをしていた。アガットは何人かの女の子を従えて学校ごっこをしていた。アガットが担任のクレール先生になり、生徒を昼寝させるというシーンが延々と繰返されていた。ユーゴーは自分の友達と公園を走り回り、エマは一緒に来たお姉さんと遊んだり、趣味という小石集めに従事していた。段々雨雲が散り、天気がよくなってきた。それにしてもすごい数。親と子供で30人はいただろうか。。。
プレゼントを開けてからバースデイケーキを切り分けた。あやぴーはケーキより家で食べないグミやマシュマロに夢中になっていた。そしてまた早々にお砂場に消える。エロアンはケーキにも振り向かずずっと砂場にいたのだが、シャベルを取り上げられてしまったみたいで泣いていた。かわいそうに。。。取った取られたはあるものの、なかなか楽しくみんなで遊んでいたようだ。涙あり、ケンカあり、親からの叱咤あり、流血あり、おもらしありの楽しい会で、先輩ママたちがする学校の噂話やアシスタントの物まねなどに私もたくさん笑った。
夕方になり、一人帰り、二人帰りと段々人が減ってきた。あやぴーがようやくお砂場から離れてくれたので、エロアンのキックバイクを借りて練習をした。その後、アガットとアガットのご近所のお姉さんモルガン(8歳)とあやぴーを連れて、もってきた野菜のくずをヤギにあげに行って戻ってきたら、すっかり最後の一人となっていた。昨日あまり寝ていないので急に疲れを感じ、アガットのママにお礼を言って帰ることにしたのだが、結局同時に帰ることになった。歩いて家まで帰るとどっと疲れが押し寄せた。あやぴーはまた「お昼ねしない!」と言い張っていたが、ベッドに入れるとあっという間に寝てしまった。
4月3日(フランソワのお誕生日会)
フランソワのお誕生日は先週だったのだが、私が仕事で不在だったため、今週また誕生日会を開いてもらうことになった。朝一番でポカテラおばあさんから電話が入る。突然不動産屋さんが家に来ることになってしまったので、お昼ご飯が終わってから1,2時間フランソワを預かって欲しいとのこと。もちろん二つ返事でオーケー。フランソワとおばあさんは1時半頃にやってきた。よく考えてみると人様の子供を預かるのは初めての経験でドキドキ。それでも、フランソワは小さな頃から知っているし、人見知りしない性格なので心配はない。あやぴーがお庭で遊びたいと言うので二人を連れてお庭に降りた。私が目を光らせていなくても、自分達で意志の疎通をしながら楽しく遊べるお年頃なのがありがたい。その間、私は私で野菜の種を小さなポットに蒔いたりして自由に過ごした。家の中に入ってからも、お絵かきをしたり、キッチンセットで遊んだりと退屈せずに過ごしていた模様。ふと、フランソワが「僕おトイレに行きたいんだけど。」と私に言った。あわててトイレに連れて行く。男の子はどうやってトイレをするんだろう、、、と困ってしまったので、本人に任せると、便器に座ったのでそのままにさせておいた。しかし、おしっこをふき取らなければならない。初めての経験にちょっぴり赤面した私だった。(変な話でごめんなさい。。。)
ポカテラおばあさんから電話が入ったので、二人を連れておばあさんの家に向かい、一旦自分ひとりでケーキとプレゼントを取りに家に戻り、それからまたおばあさんの家に向かった。テーブルの上にはおばあさんが作ったプルーンのジャムのタルトやポテトチップス、グミのほか、ケーキ皿やグラスなどがきれいにセッティングされていた。私が持ってきたケーキを見ると、「おおお〜っ!」と一同歓声が上がった。生地を混ぜたあやぴーは「私が作ったのよ!」と誇らしそう。
近所のおじいさん、おばあさんが集まったのだが、病気で2ヶ月前から入院していたサロモンおばあさんが亡くなったばかりで、みんなふさいでいたため、フランソワとあやぴーの笑顔が良い薬になったようだった。その後、同じアパートに住むフランス語の先生エリーズもやってきて楽しいおしゃべりは続いた。夕方6時にフランソワのおばあさんのイヴェットが迎えに来たので会はお開き。あやぴーはその日お昼寝はなしだったが、興奮することもなく元気にしていた。
4月4日(キックボードとお出かけ)
お昼前にあやぴーを幼稚園に迎えに行くと、アガットのママやウィサルのママと一緒になった。「楽しいお誕生日会だったね〜。」とみんなでおしゃべり。アガットは私達があげた夏物のサンドレスを早速着てくれていたのでうれしくなった。「すごい気に入ったみたい。お誕生日会の日の夜から着たっきりなのよ!夜もこれで寝るって言うから困っちゃう。」とアガットのママが話してくれた。みんなで一緒に歩き、アガットの家の前に来ると、「ちょっと待ってて。」と言われた。何かと思って待っていると、「これ、もういらなくなったから。」とキックボードを持ってきてくれたのだ。「ええ〜っ!これはさすがにもらえないよ。」と断ると、「いいの、いいの。アガットはお誕生日におじいちゃんとおばあちゃんからバービーのキックボードをもらったから、これはもういらないのよ。捨てるんじゃもったいないから、もってないのなら是非使って!」とアガットのママも引き下がらない。あやぴーは大喜びして早速キックボードの上に乗っている。申し訳なく思いつつ、今回も頂くことにした。。。フランス語ではキックボードのことをtrotinetteと言うので、あやぴーはフランス語風にトロチネットと呼ぶ。私もそう呼びそうになりながらも、日本風にキックボードと言うように心がけている。日本に帰ったときトロチネットと言っても、誰にも理解してもらえないから。。。
ソース焼きそば風スパゲッティをお昼ご飯に食べてから、バスに乗ってまーちゃんとはーちゃんの家に遊びに行った。この前遊びに来た時ははーちゃんがお昼ねしていたのだが、今日は二人とも起きていた。あやぴーは玄関に入るやいなや泣き出して皆を不思議がらせたが、すぐに泣き止んでまーちゃんと遊びだした。自家製のおいしいカフェオレを飲みながら大人はおしゃべり。途中、お隣のおばあちゃんとお孫さんが顔を出して、アイスの差し入れをしてくれた。子供達は大喜び!「もっと!」とあやぴーがねだったが、おなかが痛くなると困るのでダメと言った。小さなはーちゃんはアイスをぐちゃっと手の平でつぶし、それを顔に塗ったくってしまった。一瞬のうちに手と顔がチョコレート色に!友達は「ダメじゃない!」と言いながらも優しく対応していて尊敬した。はーちゃんがその後お昼寝。その間あやぴーとまーちゃんは二人で遊び、はーちゃんが起きてからは二人とも子供の寝室に移動して、まーちゃんのベッドの上で遊んだりしていた。今回もあっという間にお迎えの時間。仕事帰りの栗の登場である。日本語で思いっきりおしゃべりしたのですっきり気分で家に戻り、夜は友達が貸してくれたビデオを早速鑑賞した。栗はところどころしかわからないのだが、それでも結構楽しく見れた模様。
4月10日(クラス写真)
クラス写真ができあがってきた。あやぴーの顔を見ると、一人だけ怒っている。栗が「どうして怒っていたの?」と聞いたら、写真を撮る前に花壇のチューリップを折った子がいたので怒っていたとか。真偽のほどは定かではないが、あやぴーはあやぴーなりに理由があったらしい。。。
向かって左はあやぴーが愛して止まない担任のクレール先生。右側のおばさんはアシスタントのミッシェル。ママ達の間では愛想が悪いことで有名なのだが、何故か栗と私には優しいおばさん。クラスメートは上段左から、アルジェリア人の両親を持つウィサル(アガットのお誕生日会メンバー)、サラ、あやぴー、仲良しのソフィー、ファニー、小さくておとなしいマルゴ。中段左から、おしゃれなフィオナ(お誕生日会メンバー)、エマ(お誕生日会メンバー)、両親がパキスタン人のニラニ―、アガット(お誕生日会の主役であり、あやぴーの一番の仲良し)、ルドヴィック、あやぴーが泣いているとかばってくれるカミ−ユ、ソフィエン。一番下の段左から、クラス一の暴れん坊バスチャン(お誕生日会メンバー)、お誕生日会でずっとあやぴーと砂遊びをしていたエロアン(お誕生日会メンバー)、新しく入ってきた転校生バスチャン、パパがかっこいいテオ、ママがヤンキー系のマリック。アクセル(Axel男の子)、アクセル(Axelle女の子)と、数名お休みの子もいた模様。
今日は雨が降っていたのでフランソワはポカテラおばあさんの家に来なかったのだが、私とあやぴーはそれでもおばあさんの家に遊びに行くことにした。あやぴーは「これ、おばあさんに見せる。」とドレス着用(汗)。。。コーヒーを飲みながらお昼のメロドラマを一緒に見て、それからおばあさんがオレンジのマーマレードを作っている途中だったので、みんなで台所に移動しておしゃべりした。あやぴーはキャンディやら、チョコレートやら、ポテトチップスなどたくさんおやつをもらって上機嫌だった。
4月12日(おじいちゃんの家で)
今日はおじいちゃんの家に行くのにバービー人形とワゴンを持参。ワゴンの上にバービー人形を乗せて得意げに押している。おもちゃ屋さんのチラシを見て、「お人形用のベビーカーが欲しい!」とねだられたのだが、これ以上おもちゃを増やす気にはなれず、即刻却下。仕方がないので、あやぴーなりに知恵を働かせてこうなった模様。おじいちゃんには「今日は私の赤ちゃんを連れてきたのよ。」と自慢していた。
お昼ご飯はローストビーフとじゃがいものロースト。じゃがいもはお代わりもしてよく食べてくれた。その後に出してくれた白アスパラガスもたくさん食べたためか、デザートはパス。さっさと椅子を降りて遊び始めた。
あやぴーはおじいちゃんの寝室のベッドの上に乗り、お人形ごっこをするのが大好き。おじいちゃんの家におきっぱなしにしている赤ちゃん人形と持参したバービー人形を会話させるために、私が呼ばれた。「これでしゃべって。」とおもむろに赤ちゃん人形を渡される。お人形ごっこが昔から苦手な私は、大層苦労しながら現実ではない会話を続けるはめになった。途中で嫌になって寝室から脱出し、廊下を走ってリビングのテーブルの下に隠れた。ところが、あやぴーの目線が低いことを忘れていた私。まんまと見つかったどころか、あやぴーもテーブルの下に入ってきて、「ここもおもしろいね。」などと言い始めたので、さっさとテーブルから出ることにした。ふぅ。。。
「さぁ、家に帰ろう。」というときになって、あやぴーが「イチゴ食べる!」と言い始めた。まったくもぅ。。。しかし、あやぴーに甘いおじいちゃんは、「そうか、そうか。食事の後は食べなかったもんな。」と目を細めてイチゴを出してくれた。小皿いっぱいに入ったイチゴを全て平らげると、今度は「ヨーグルトも食べる!S’il te plait,
Papie !」とおじいちゃんにねだった。(S’il te plait(シル・トゥ・プレ)=英語のPlease、Papie(パピ―)=おじいちゃん 。何かものをねだるときはお約束のフレーズ。)。それを食べ終えると「ヨーグルトもう1個!」とお代わりを要求してきたのだが、栗に「おなかが痛くなるから止めなさい。」と止められて、あやぴーはすごすごと椅子を降りた。帰りは私が車を運転したのだが、「ママは運転がうまいね。」と誉めてくれた。意味がわかっているのか、わかっていないかは謎なのだけど。。。
家に帰ってきてからはお庭で遊ぶあやぴー。最近隣の家のパトリシアとトニー夫婦が庭仕事をしていることが多く、あやぴーは家の境のフェンスにしがみついて、延々と二人を相手に話しつづける。たいそう迷惑な隣人なのだが、その間栗と私は好きなことをしていられるので、あやぴーを止めることなく自由にさせている。二人に申し訳ないと心で謝りつつ。。。
4月16日(カステル公園バカンス・バージョン)
Paques(パック=復活祭)のお休みに入ってから、毎日公園に行っている。月曜日はカルフールのそばの公園、火曜日は友達とネグレスコホテルの方の公園。今日は風が強そうだったので花粉症の私には外出が辛いと思い、お庭で遊ばせればいいかと思っていたのだが、あやぴーは案の定「今日も公園行こう!」と大張り切り。「お庭で遊んでくれば。」と言っても、「一人じゃ嫌。ママも来て。」と言うので、自分のやりたいことができないムードを感じた。それならばと外出することに。自己中な母である。。。
「大きい公園と小さい公園とどっちがいい?」とあやぴーに質問してから、つまらないことを聞いてしまったと気が付いた。答えは当然、大きい公園。カステル公園に行くことになった。あやぴーはキックボードを持っていくと言ったのでちょっと考えた私。あやぴーの成長にかけてみることにした。私が一人の時はいつもベビーカーに座らせてカステル公園に行っている。ベビーカーなしであやぴーを連れて行くのは初めての経験なのだ。距離的には大したことないのだが、登り降りの坂道が急激なので簡単な道ではない。
案の定、途中から私がキックボードを持つはめになったが、それでもカステル公園までぐずることもなく自分で歩いてくれた。あやぴー、偉いぞ!
お休み中なだけあってかなりの人出。あやぴーは再びキックボードに乗り、遊具コーナーに向かった。あちこちで幼稚園の知り合いのママに会い、声をかけたり、かけられたりしながら座る場所を探す。あやぴーは、アスレチックみたいな遊具で遊んだり、持参したお砂場セットで砂遊びをしたり、キックボードに乗って遊具コーナー内を走ったりして楽しんでいた。途中ものすごい風が吹いたが、心配したほど花粉症の症状は出なかった。
しかし、おやつを持って来るのを忘れてしまった。ショック・・(汗)。あやぴーと午前中に焼いたブルーベリージャム入りのヨーグルトケーキを持っていこうと思っていたのだが、公園に行く前にあやぴーが食べるというので私も一緒に試食をし、それでいいかと思ってしまったのだ。甘かった。。。しばらくは水とジュースでごまかしていたが、おなかがすいたとうるさいので、売店兼カフェに行くことにした。するとまあ不思議。おなかがすいたはずのあやぴーは何故かアイスを食べるという。それもペンの形のアイスと指定付き。。。お休みだからいっか、、、と甘い心でご希望のアイスを買ってあげ、ベンチに座って食べさせることにした。
週末やお休みの間は、小さな電気仕掛けの電車が公園内を走る。あやぴーに「乗ってみる?」と聞いたら、元気よく「うん!乗ろう。乗ろう。」という答えが返ってきた。親も乗れるらしいので私も一緒に。2人で2ユーロ。運転手のおじさんが20セントおまけしてくれたのだ。緑が多い公園の中をゆっくりゆっくり電車が走る。時々電車にひっかかろうとするローラーブレードの子供がいると電車はストップして、運転手のおじさんがバックミラー越しににらみを聞かせる。子供達があわてて電車から離れたところでまた再出発。風が心地よく、レトロな気分になる楽しい電車だった。公園内を3周して終わりとなった。
「今度はあっちの飛行機に乗りたい!」とあやぴー。ぼろい飛行機がぐるぐる回るアトラクションもあるのだ。あやぴーがもうちょっと小さかった頃にチケットをまとめて買って乗せたのだが(その方がお得なので。笑)、かなり恐かったようで以来絶対乗りたがらず、チケットはずっとそのままになっていた。今日はたまたまその中からチケットを2枚持ってきていたので、乗せてあげることにした。最初は空を飛ぶハンドル付きのロケットを男の子と相乗りで。二回目は空を飛ばない赤い飛行機に乗った。どうしても赤じゃないとダメなのだと言って。。。
気が付いたらもう5時半。帰り道は最後の方「おんぶ、おんぶ。」とうるさかったが、何とか家まで一人で歩いてもらった。あやぴーにとっても、私にとっても、普段の公園が遠足気分で楽しめた午後だった。
4月17日(フランソワと)
今日こそは家にいようと決めていたのだが、お昼ご飯を食べ終わってから少しした頃に近所のポカテラおばあさんから電話がかかってきた。「フランソワがあやぴーを待っているんだけど。」とのこと。そう、今日は定番の木曜日。フランソワが来る日なのだ。あやぴーに「もしかしたら今日はフランソワがいるかもしれないよ。」と言ってあったので、あやぴーは自ら夏物のふりふりワンピースに着替え、暑苦しいのに白いタイツをはき、ピンクの帽子をかぶり、日本のおばあちゃんが送ってくれたばかりのキティちゃんのショルダーバッグを肩から下げて、準備万端。私もいろいろバッグに詰め込んで、急いで家を出た。
ポカテラおばあさんは毎日欠かさないというメロドラマを見ているところだった。コーヒーとチョコレートをごちそうになりながら、私も一緒にメロドラマを見ることにしたのだが、子供がいるとうるさくて会話が聞き取れない。そこで、カラチおじいさんがフランソワとあやぴーをキッチンに連れて行って遊んでくれた。感謝。。。
メロドラマが終わってから、みんなでテラスに出た。今日も良いお天気である。あやぴーもフランソワも帽子をかぶっていたのだが、念のために二人の顔に日焼け止めクリームを塗っておいた。二人は小さな頃からの友達だし、お互いよくコミュニケーションが取れるようで、一緒に土遊びをしたり、サッカーをしたり仲良く群れて遊んでいる。
しばらくすると、おばあさんがおやつを出してくれた。ポテトチップスとチョコレートのクッキーだったのだが、子供達はチョコレートのクッキーは拒否し、ポテトチップス一本やりだった。フランソワは甘いものより塩辛いものの方が好みらしい。もちろんあやぴーも大喜びで、「おばあさん、私はシュエップスね!」と図々しく飲み物までリクエストする始末だった。フランソワとあやぴーは水で割ったシュエップス(ジンジャーエールみたいな炭酸飲料)を各々もらい、隣同士に座って、もくもくと飲み食いしていた。先に食べ終わったのはあやぴー。椅子を降りるなり、おなかをさすりながら「Je n’ai plus
faim !(おなかいっぱい=ジュ・ネ・プリュ・ファン)」と言い、テラスでスキップし始めた。フランソワもその後に続き、また仲良く二人で遊び始めた。
おばあさんにあやぴーのことを頼み、一旦家に帰って床磨きをしてから、またみんなのところに戻った。しばらくするとご近所のエリーズが来て、それからフランソワのパパのアンリが迎えに来た。あっという間に夕方になっていた。ポカテラおばあさんがあやぴーに編んでくれた毛糸のベストをもらって家に帰ってきた。
4月22日(犬にかまれる)
今朝アガットのママ(ナタリー)に電話を入れた。今週末にいよいよ引っ越してしまうからだ。「明日ユーゴー(アガットのお兄さん)のお誕生日会をするから、あやぴーを連れて参加してくれる?」と言われた。あやぴーはユーゴーが好きなので喜ぶだろう。即座にOKした。「で、今日は何か予定ある?」と聞かれた。今のところ予定はないと答えると、それなら午後にでも一緒に公園に行こうということになった。午後2時に待ち合わせをして電話を切った。午前中に掃除、洗濯、夕飯の支度を済ませ、お昼ご飯を食べてから公園に向かった。
休みなので相変わらず公園は混んでいる。あやぴーを放牧していると、ユーゴーが「TOMO〜!」と叫びながらキックボードで登場した。ナタリ−とアガットも子犬のファニーを連れて後からやってきた。アガットはお誕生日にもらったバービーのキックボードを持参。「あやや〜!」とあやぴーを見るなり大喜びのアガット。二人は一緒に遊んだり、別々に遊んだり各々のリズムで公園を満喫していたようだ。ユーゴーは手に包帯をぐるぐる巻きにしていた。何でも昨晩子犬のファニーに思い切り手をかまれて、緊急病院に行ったのだとか。。。
ナタリ−と私がおしゃべりしているところに、また別のママ(マリーズ)がやってきた。しばらくするとマリーズの友達がまた現れ、、、と、結構な人数になってきたところで、ナタリーが私に「うちでお茶飲まない?」と耳打ちした。皆にあいさつをして、子供達と一緒に大移動。途中、ナタリーがユーゴーのかまれ傷を手当てするための一式を薬局で購入。その間私は、子犬のファニーとアガットとあやぴーと外で一緒に待っていたのだが、こんなかわいい子犬がかむなんて、、、と信じられない気持ちだった。狩猟用の犬だからねぇ、、、とナタリーはため息。
「ダンボール箱だらけでごめんねー。」と言うものの、ナタリーの家はとても素敵なインテリアだった。薄いグリーンを基調としたローラ・アシュレイのカタログに出てきそうな雰囲気。アガットは早速あやぴーを自分の部屋に連れて行った。CDをかけてダンスをしたり、おしゃれなアガットにピン留めやネックレスやブレスレットをつけてもらったり、女の子らしい遊びをしている。ナタリーはユーゴーの包帯を変え、私はその横に座っておしゃべりに付き合った。それから天気が良いのでテラスに行き、ユーゴーが出してきたミニ・ペタンクセットで一緒に遊んでいると、ものすごい悲鳴が聞こえた。あやぴーだ!
手を抑えて異常な泣き方をしている。アガットが「ファニーがあやぴーの手を噛んだの。」と報告してくれた。かまれた傷を探す。ユーゴ−と全く同じ場所を噛まれていた。でも、ユーゴーの傷に比べるとかなり浅く、血も出ていない。幸いテーブルには消毒セットが一式そろっていたので、それを拝借してあやぴーの手を消毒し、バンソウコウをつけた。ナタリーは怒り狂ってファニーを蹴飛ばし、しかりつけた。「ごめんね。ごめんね。本当にごめんね。」と謝ってくれたのだが、責任はきちんと見ていなかった私にある。反省。。。(涙)。あやぴーは段々と落ち着いて、またアガットと部屋に戻っていった。「ファニーに近づいちゃだめよ!」と一応注意しておいた。ファニーはテラスに隔離。少ししてからおいとますることにした。
ナタリーの家を後にして、おもちゃ屋さんに向かった。ユーゴーのお誕生日プレゼントを買わなければならない。パワ―・レンジャースというゴレンジャーみたいなのがお気に入りのようなので、バイク付きの模型を買った。あやぴーが「あやちゃんにもプレゼントする?」と、赤ちゃんセットやら粘土セットやらを必死に持ってくるので、その都度「あやちゃんはお誕生日じゃないし、クリスマスももう終わったから。」と断るのに苦労した。しかし、今日はかわいそうな思いをさせてしまったので、小さなバッグに入った赤ちゃん人形を買ってあげることにした。小さいけど哺乳瓶やマグカップもついているのだ。
八百屋に行く途中で栗の親友の妹サンドラとそのお母さんに出会った。サンドラの息子エヴァン君はもう2歳半!「あやぴーが通ってる幼稚園はどんな感じ?」と、幼稚園話で盛り上がった。赤ちゃんの頃しか覚えていないエヴァン。不思議と両親よりも栗の親友(彼にとってはおじさん)に似ているのだった。。。
スーパーで買い物をして、野菜を買って、パンを買って、ようやく家に着いた。ジョギングから帰ってきた栗にあやぴーが犬にかまれた話をすると、「ひどい犬だ!」とものすごく怒っていた。狂犬病のことが気になっていたのでそのことを話すと、手から血が出ていなかったのなら問題はないだろう、野良犬じゃないし。」と言われた。明日ナタリーに確認してみよう。栗には「明日は何があっても犬には近づかせるなよ!」と言われた。
4月23日(ユーゴーのお誕生日会)
今日はアガットのお兄さんのユーゴーのお誕生日会。カステル公園でおやつ会なのだが、昨日ナタリ−と話しているうちに、お昼に公園で落ち合って、一緒にピクニックランチをすることになった。私がお昼ご飯を作っていくと宣言。あやぴーにキックボードやらお洋服、靴など、たくさんお下がりをもらっていたので、本当は家に招待したかったのだけど、その時間がなさそうなので、少しながらも御礼をしたかったのだ。
お弁当を持って公園に向かう。今日はキックボードではなく、あやぴーをベビーカーに乗せて。ピクニック・テーブルを見ると、アガット達が既に来ていた。紙でできたクロスをテーブルに敷くのを手伝って、しばらくするとお昼を告げる大砲がなった。お弁当をテーブルに並べる。のり巻きや太巻き、のりが食べられないと困るので海苔なしのおにぎり数種類、鶏肉の唐揚げ、たこさんウインナ―とミニトマト。野菜が足りないと思ったが、急なことだったので思うような買い物ができなかったから仕方がない。
アガットはあまり食べないということで、やっぱりあまり食べなかった。それでも鶏肉の唐揚げとウインナ―は食べてくれた。あやぴーは慣れたご飯なので何でもまんべんなく食べ、ユーゴーも海苔は嫌がったが、おにぎりをたくさん、そして鶏肉の唐揚げも気に入ったようでわしわし食べてくれた。ナタリ−と私はおしゃべりしながら子供達が残したものを食べるという感じ。でもナタリーが喜んでくれたのでよかった。「皆にもお昼に来るように言えばよかったねー。」と話していると、早速一番目のお客がやってきた。ユーゴーのクラスメイトなので幼稚園の年長さん。「私達もピクニックしようと思ってちょっと早めに来たの。」とお母さんがナタリーに話し、それからお互い自己紹介をして話をした。2時を過ぎた頃からどんどんゲストが到着し、子供達がだいぶ多くなって、みんなバラバラに遊び始めた。ユーゴーを初めとする年長組は更に男女に分かれ、アガットとあやぴーともう一人年少の女の子は三人で遊んでいた。遊具コーナーに行ったり、お砂遊びをしたり、キックボードを順番に乗ったり。子供達は退屈することなく公園内をかけずり回っていた。
お誕生日ケーキを子供達用に切り分け、ナタリーが子供用のシャンペンを開けた。瓶を見ると「発泡りんごジュース」と書いてある。かわいい。テーブルの上には飴やグミ、クッキーやチョコレートなどがあって、遊んでいた子供達もしばしテーブルにおとなしく座っておやつを食べた。ママ達にはコーヒーが配られ、ケーキを食べながらおしゃべり。混血の子が他にもいたので、国籍の話や二ヶ国語教育の話になった。
5時になったので、ナタリ−とアガットにお別れを言い、みんなにあいさつをして、公園を後にした。あやぴーはわかっていないと思うが、ナタリー達は土曜日に引っ越してしまう。もう会うことはないだろう。最後のお別れだったのだ。また良い友達が見つかるといいね。。。