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あやぴーの成長日記

20043(47ヶ月)

 

 

(自分でひらがなを書くようになってきました!

ありの「り」が鏡文字だけど。。笑)

 

 

 

31(母大忙し、娘大食いの一日)

33(おひなさまのカーニバル)

34(天国と地獄)

35(お医者さんに行く)

312(一日遊ぶ)

314(午後の散策)

315(幼稚園再開)

321(ENTREVAUXに行く)

324(遊ぶ、遊ぶ)

326(すり傷とひらがな)

 

 

 

31(母大忙し、娘大食いの一日)

 

今日はやることがたくさんあるので、朝6時に目覚し時計をかけておいた。一日を始める前に、メールや掲示板のメッセージへの返事を書いておきたかったのだ。2時間後の8時に予定通り全てを終えてPCをしまった。まずは洗濯機を回す。そして、買い物リストを作り、出社する栗を見送ってから、家の中とベランダとテラスの掃除に励んだ。掃除が終わってから洗濯ものをお庭に干し、その後、買い物リストを手に、あやぴーを連れて出かけた。近所での買い物なので、あやぴーにキックボードを持っていくことを許可した。

 

まずはキオスクで毎週買っているテレビ雑誌といくつかの週刊誌を手にし、それからその隣にあるパン屋でパンを購入。あやぴーにおやつをねだられたので、ブリオッシュとクロワッサンも一つずつ買った。あやぴーが早速ブリオッシュを食べ始めたので、キックボードは私が持つはめになった。とほほ。行きつけの自然食品スーパーにも行かないといけない。今週はまた来れるかわからないので、野菜などをたくさん買っておいた。これで買い物は終わり。あやぴーはおなかがすいたと言い、のんきにクロワッサンを食べながら歩く。私はと言えば、食材でパンパンになったリュックを担ぎ、右手にパンの袋、左手にキックボードと雑誌の袋を持ちながら。

 

家に着くや否や、買ったものを冷蔵庫や食料棚にしまった。そして、今日の午後友達の家に持っていくつもりのヨーグルトケーキをあやぴーと一緒に焼き、それから明日の晩に食べる予定のスープの仕込みをした。時計を見るともう12時。急いでお昼ご飯を用意する。と言っても、今日のお昼は超シンプルにブロッコリーとカリフラワーのサラダとハムだけ。もちろんおいしいパンと一緒に。

 

食事が終わってからあやぴーに日本のババに電話をかけさせ、私も少し母と話してから、出かける支度を始めた。朝に焼いておいたケーキや、友達にあげたいものなども忘れないようしっかりバッグの中に入れた。

 

すぐにバスが来たのであっという間に友達の家に着いた。トマス君はまた大きくなった感じ。私の顔を見て笑ってくれたのでとてもうれしかった。あやぴーは持参したお絵かきセットで絵を描いていたが、トマス君のことも気になるらしく、持ってきた絵本をお姉さんぶりながら説明してあげていた。

 

その後、すがちゃんもやってきた。よしのちゃんとりょうた君も、もちろん一緒。ちょっと見ない間にりょうた君がずいぶん大きくなった!もう1歳半というのも驚きだが、しっかり歩くし、飛び跳ねたり、走ったり、行動力がある。よしのちゃんも相変わらず元気いっぱい。

 

しばらくみんなでケーキ&コーヒーを頂きながらおしゃべり。そして、近所の公園に向かった。まだ学校が休みだからかなかなかの混雑。あやぴーとよしのちゃんは公園内を走り回ったり、色々な遊具で遊んだりして過ごした。段々寒くなってきたので公園で解散し、私達は公園の近くにあるアジア食材スーパーに寄って買い物をしてから帰途に着いた。あやぴーは鬼のようにケーキやお菓子を食べていたのに、おなかがすいたと主張し、またパン屋でブリオッシュを買う羽目になった。

 

家に入ると、既に栗が帰宅していた。荷物を解くやいなや、晩御飯の用意を始め、ついでに明日知り合いの家に持って行きたいチョコレートケーキを焼く私を見て、驚いていた。今朝からの流れを話すと、もっと驚いていた。あやぴーが栗と一緒にまたおやつを食べようとしたので、さすがにそれは止めさせた。

 

 

33(おひなさまのカーニバル)

 

近くの街に住んでいる方の家にお呼ばれした。日本人のママと子供がたくさん集まるので、よかったらどうぞと誘われたのだ。友達と待ち合わせをして電車に乗る。電車は10分ほど遅れたのだが、しゃべっていたらあっという間に着いた。駅からも歩いて10分弱。一番乗り。噂には聞いていたが、海が目の前にある、広々としたとても素敵なアパート。呼んで頂いた方とは1年半ぶりの再会だったのだが、大人は全然変わっていないのに、二人のお嬢さん達はとても大きくなっていたので驚いた。子供の一年ってやっぱり大きいんだなぁとしみじみ。。。(しかも、お互いの友達が友達同士だということが判明し、世界は狭いとびっくりした。)

 

お嬢さん達は二人とも、ママ手作りのアリエルの仮装をしていた。あやぴーと大ちゃんも早速持参した衣装に着替える。大ちゃんはスパイダーマン。あやぴーはお姫様。子供のカーニバルの時に着たピアノの発表会みたいなワンピースに王冠をかぶって。小さなトマス君はびっくりしたのか目をきょろきょろさせていた。

 

続々と他の皆様も登場。子供達は既に衣装を着ていたり、その場で着替えたり。女の子はアリエルが3人、お姫様が3人。男の子はスパイダーマンに、ミッキ―と101匹ワンちゃんのダルマシアン、そして騎士。ルイ君は仮装をしていなかったので、合計11人(プラス、赤ちゃんが2名)。なんともにぎやか。レイちゃんは「美女と野獣」のベルの衣装で、素敵な靴から見事な王冠までバッチリ決めていた。

 

工作があるというので、子供達がテーブルに集められた。おひな様作りである。あやぴーはこういうのが大好きなので、説明してくれるママの話をじっと聞いて、手を見て、自分で作っていた。とても楽しそう。ちょっと難しそうな部分は私がバトンタッチ。あっという間に2体出来上がった。周りを見ると、他のママ達もみんな手伝っていて、なおかつ、突っ込みあり、笑いありと、親にとっても楽しい時間だった。

 

お片づけをして、子供達は自由時間。広いテラスで走り回ったり、子供部屋の二段ベッドで戦ったり、ポップコーンやマシュマロを食べたり、おままごとをしたりと、みんな各々自由に遊んでいるようだ。ようやく親もテーブルにつき、おやつを食べながらおしゃべり。とは言え、初めてお邪魔する家なので、どうしてもあやぴーの様子が気になってしまう。時々様子を見に席を立ちながら、おしゃべりに参加させてもらった。

 

電車の時間が近づいたので、先に失礼することにした。バタバタとしていたので、家から持ってきた犬のおもちゃ(TOBY)を忘れたことに電車の中で気がついてしまった。急いで電話をかけたら、幸いまだ友達がいたので、託してもらうように頼んだ。

 

今日はお邪魔しました。楽しい時間をどうもありがとう!(アンド、TOBY、ごめんねー。笑)

 

 

34(天国と地獄)

 

友達のfairyさん母娘がアイルランドからニースに戻ってきた!あやぴーは「まーちゃんとはーちゃんと遊びたい!」と言うし、私もFAIRYさんに話したい事がたくさんある。朝一番に電話をし、午後に公園で会うことになった。幸い、今日は快晴。暖かいので公園日和かも。

 

お昼ご飯を食べ終わってから、ばたばたと支度をしてバスに乗り、約束の午後2時を過ぎた辺りに公園に到着した。まだ学校がお休みなので、公園は大賑わい。ベンチもほぼ満席状態だったのだが、空いている場所をなんとか見つけて腰かけた。あやぴーはキックボードを持参していたので、早速一人で公園内をぐるぐるし始めた。

 

まもなくして、はーちゃんとまーちゃんが走りながら登場。3週間ぶりくらいだからか、二人はまたぐっと成長したような感じがする。fairyさんはアイルランドで髪の毛を切ってきて、シャギーが入ったショートカット姿だった。fairy家のお隣の家のマリー、そしてマリーのお孫さんJBも公園に来ているという。遠くの椅子に座って編み物をしているマリーに手を振ってごあいさつ。JBもしばらく見ない間にぐーんと背が伸びて、男の子らしくなったようだ。

 

はーちゃんとまーちゃんは大好きなJ-Bと一緒に遊べてうれしそう(特におちびのはーちゃん。笑)。あやぴーはマイペースで一人で遊んでみたり、みんなの輪に加わってみたり。最後の方ははーちゃんの手をつないで一緒にシーソーみたいな遊具に乗ったりもしていた。あやぴーはあんまりお世話好きではないのだが、はーちゃんは別みたい。長袖Tシャツをめくっておなかを見せるのがマイブームのはーちゃんは、お人形さんみたいで本当にかわいいのだ。たくさんおやつを食べ、キックボードを交替で乗っているうちに、「そろそろ、まーちゃんの家に行く?」などとあやぴーが言い出した。おいおい、ちょっと図々しいんでないの?・・(汗)

 

「ううん。大丈夫。ちょっと寒くなってきたからうちに行こうよ。」というfairyさんの一声で全てが決定。場所を移すことにした。途中、おいしいケーキ屋さんに寄り、久々に美しいケーキを購入。お店の中には新しくチョコレートの噴水が置かれていて、「キックボードをぶつけないようにしてね。」とお店の人に念を押された(笑)。本物のチョコレートが水のように流れているのだ。ニースでは考えられないおしゃれさに思わずうっとり。。。

 

fairyさんはシューがたくさん乗ったサントノレというケーキ、私は桃のムースのモンブランというお菓子、子供達はマカロンがほしいと言うのでマカロンを少し購入した。お店の人は日本語のあいさつができるのがうれしいらしく、知っている文を全て披露してくれた。

 

fairy家まで歩いて移動。前回に引き続き、今回もまーちゃんとあやぴーは、キックボードを前と後ろに持ちながら、「いち、に、いち、に」とかけ声をかけて歩いていた。その姿があまりにも可愛くて、通りすぎるフランス人のおじいさん達もみんな微笑んでいた。

 

fairy家に入ると、まーちゃんが紙とペンを持ってきてくれたので、子供達は早速お絵かきタイム。各々ピンクの大きなマカロンを食べた後、あやぴーとまーちゃんはそこでギブアップ。青いラベンダーのマカロンと黄色いバニラのマカロン2つは一番年下のはーちゃんのおなかの中におさまった。

 

大人もお茶タイム。丁寧に作られたお菓子はやっぱり違う!お約束の一口交換をしたので、自分の、そしてお互いのケーキの感想などを述べたりして、幸せなひとときを過ごす。fairyさんのアイルランド滞在のお話はいつも楽しくて、まだ行ったことがない国なのに、既にものすごく親しみを感じている。「本当は七段飾りなんだけど、三段にしちゃった。」というおひな様はとっても立派で、一緒に写っていたfairyさんのお友達も、そして、ひいおばあちゃんも、なんだか既に知り合いのような、愛しい気分で画像を見せてもらった。

 

まーちゃんは、自分の名前が平仮名、カタカナ、ローマ字と3種類で書けるようになり、1から20までの数字と、アルファベット全てまで書けるようになっていた。毎日自分でもくもくと勉強するのがマイブームなのだとか。教えていないというからすごい。さすがはまーちゃん!まーちゃんが日課である勉強している間、あやぴーははーちゃんを従えて遊んでいたのだが、二人の騒音に、「ちょっと、うるさい!」とまーちゃんが切れた。そうだよね、勉強の邪魔だよね。。。(笑)

 

いつものように楽しい時間を過ごしていたので、今日もあっという間に栗のお迎えタイムがやってきてしまった。ところが、あやぴーを抱っこした栗が、「すごい熱じゃないか!TOMO、気がつかなかったのかい?」と驚いた。あわててあやぴーの手を触ると、本当に熱い。元気よく遊んでいたから全然気が付かなかった。外で遊んでたから、風邪を引いたのかもしれない。急いで家に帰ることにした。。。

 

あやぴーの目が段々うつろになってきて、それと同時に体が燃えるように熱くなってきた。それなのに「寒い。」とふるえるあやぴー。本調子じゃなかったんだ、、、と落ち込んだが、仕方がない。一緒にお風呂に入ることにした。すると、あやぴーは少しずつ元気が戻ってきて、手を触ってみたら熱が下がっていた。「よかった〜!」と喜ぶのもつかのま、あやぴーのおなかに赤い点々を見つけてしまった。しかもたくさんある。。。

 

水疱瘡だと気付くまでに1秒もかからなかった。私の頭の中には、先週ヴィル・フランシュのお祭りの時に偶然会った、一学年下のテオ君の赤ちんだらけの水疱瘡の顔が思い出された。そして、「水疱瘡が流行っています。」という幼稚園の張り紙も。。。移されたんだ。。(汗)。急いで栗を呼び、事情を話すと、栗も「やっぱり水疱瘡だな。」と頷いた。今、流行っているらしい。

 

テオ君のママから、熱が下がってブツブツが出たらもう終わりだと聞いていたので、そのブツブツを掻かないようにするための軟膏を塗り、明日主治医に連絡することにした。食欲は普通にあるし、元気もいい。あまり心配する必要はなさそうだけど、念のため。

 

栗に「fairyに連絡しとけよ。今日はもしかしたら一番危険な日だったかもしれないから。」と言われた。fairyさんに限らず、今週、私たち母娘に会った皆様、もしかしたら水疱瘡をうつしてしまったかもしれません。小児がかかる水疱瘡は命の危険はありませんが、万が一かかってしまったら、湿疹を見せるために、お医者さんに行った方が良いと思います。かゆみ止めの薬なども、自分で適当に選んだ薬より、先生が処方してくれた薬の方が全然良いので。。。

 

「地獄」というのは大げさだけど、楽しい一日が急に暗転した気分。誰もが通る道だとはわかっているけれど、やはり湿疹だらけのあやぴーを見るとかわいそうになってしまう。早く治りますように。

 

 

35(お医者さんに行く)

 

朝起きたらあやぴーの熱はだいぶ下がっていたが、湿疹は増えている感じがする。念のため、栗にかかりつけの小児科の先生に連絡してもらうように頼んだ。心配はないと言っても、水疱瘡のことを報告しておいた方がいいと思うし、もし診てもらった方が良いなら、その方が私としても安心だから。とは言え、小児科の先生のところの受付のおばさんは電話だとものすごく感じが悪いので、栗も「おれがかけるのかよぉ。」と嫌がってた。しかしあやぴーのためだから仕方がない。それに私がかけるより、若い男性の栗が出た方が話がまとまりやすいのだ。

 

職場の栗から電話がかかってきた。小児科の先生はあいにくバカンス中で不在だったのだが、やはりお医者さんに診てもらった方が良いらしい。しかし、代理の先生はあまり良くないという噂を周りから聞いているので、予約を取るのは辞退したらしい。その代わり、自分の親友に電話をかけるように言われた。栗の親友はうちの近所で開業をしている一般医で、我が家のホームドクターでもあるのだ。

 

親友エリックの携帯に電話をすると、午後に医院の方に来るように言われた。しかし、午後は来た順に受付なので、他の人と同じように待たなければいけない。早い時間はいつもすごく混むので、人の波がおさまる午後3時から4時の間に来るようにと言ってくれた。

 

電話を聞いていたあやぴーは、「嫌、行きたくない。お医者さん嫌い!」と泣き始めた。しかし、嫌と言われても行かなくちゃいけない。何とかなだめて、家を出た。途中、自然食品スーパーに寄ってささっと買い物をし、待合室用のおやつも手に入れて、エリックのところに向かった。

 

中に入ると、待合室はぎっしりとすごい人だった。全員女性で、そのうちの半分ぐらいが子連れ。水疱瘡を移しては悪いと思い、はじに座ったが、あんまり意味がなかったかもしれない。。。この分では1時間は待つと思い、おもちゃもおやつも小出しにしながら、時間を稼いだ。幸い、あやぴーは絵を書いたり、雑誌を見たり、私の腕の中で甘えてみたりと、大騒ぎすることもぐずることもなく、きちんと待ってくれた。おやつには自然食品スーパーで買ったあやぴーお気に入りのフルーツの飲むピュレを2つ、そしてチョコレートのビスケットを食べた。待っている間もひっきりなしに患者が訪れ、待合室は常に満席状態だった。

 

1時間ちょっとしてようやく自分達の番になった。「ごめん。ずいぶん待たせちゃったね。普段はこの時間帯はあまり人が多くないんだけど。。。」とエリックが恐縮していた。しかし、予約をしていたって1時間待つお医者さんも多いのだし、全然気にしていないと言った。それだけたくさんの人がエリックに信頼をおいているのはすごくわかるし、友人の一人として誇りに思う。それより、休みなく働くのは大変だろうなぁと心配なくらいだった。私たちが話しをしていると、あやぴーが「こわい。」と言って、泣き出した。「恐くないでしょ。エリックおじさんはパパの友達なんだよ。」と説明しても、直立不動で前に進まない。

 

仕方ないので、泣きじゃくるあやぴーを抱っこして一緒に診察台の上に座った。あやぴーの背中をめくったエリックは、即座に「これは間違いなく水疱瘡だね。」と笑った。「口の中にぶつぶつはできてる?」とエリックが言うと、あやぴーはあわてて口を閉めた。絶対開かないと口をへの字にして譲らない。「見てないからわからないけど、口の中がかゆいとは言ってないかな。」と私が代わりに答えておいた。もう、あやぴーってば。。。

 

心配な点はただ一つ。湿疹をかきむしって、そこが化膿して傷跡が残ってしまうこと。そのために、湿疹を掻かないようにするための塗り薬と服用薬、熱が出た時のための解熱剤など、何種類か薬を処方してもらった。湿疹がおさまるまでは消毒作用がある石鹸で体を洗うようにと言われ、その石鹸も処方箋に書いてもらった。私はエリックの話を聞きながら、一言も聞きもらすまいとノートにメモしていたのだが、エリックに「メモしなくても、全部書いといたよ。」と処方箋を渡された。見てみると、全部細かく説明書きがしてある。しかもお医者さんには珍しく判読可能な字!さすがエリックだと感動した。最後に、「そうそう、幼稚園は来週いっぱいはお休みするようにね。診断書を書いておくから。」と言われてしまった。がっくり。

 

帰りにアイスを食べさせてあげると約束していたので、エリックの医院の近くにあるショッピングセンターの中のカフェに入り、あやぴーは約束通りアイスを、そして私はエスプレッソを飲んだ。携帯電話が鳴ったので電話に出ると栗だった。心配で早めに帰ってきたらしい。カフェに合流してもらい、帰りにみんなで薬局に寄った。薬局では、「まぁ、また水疱瘡?これで5人目よ!」と驚かれた。1月くらいから流行っている水疱瘡、一旦落ち着いたようだったのだが、まだまだ下火になってはいないらしい。

 

家に帰ってからにっこさんに電話をした。にっこ家のおぼっちゃま達は、二人ともやはり1月にかかったらしい。「湿疹は頭から始まって、段々下におりてくんだって。足の裏の湿疹が乾いたらもう終わりってことらしいよ。」と言われ、ほほ―っと思った。確かにあやぴーの湿疹は頭と顔とおなかに集中していたのだ。電話を切ってから、再びあやぴーの体を見ると、太ももに湿疹が出始めていた。「おりてる、おりてる!」と妙にうれしい気分になった。

 

 

312(一日遊ぶ)

 

ようやく仕事が終わった。最後の日はずいぶん早起きして、家を出かけようとする私に泣いてすがってきたあやぴー。そんな彼女の手を振り払って仕事に行くのは辛かった。水疱瘡の看病を初めとして、今回も栗がよくあやぴーの面倒をみてくれたので大変助かった。数日間だけとはいえ、悲しい思いをさせてしまったので、今日は一日あやぴーのペースで付き合おうと決める。

 

午前中は幼稚園ごっこ。私が先生であやぴーが生徒。二人でテーブルについた。あやぴーは、「先生、勉強ができました。」「先生、こんな絵が描けました。」と、どんどん話しかけてくる。私も先生として応対していたのだが、うっかり「ママはね、、、」と話し出したら、「ママじゃなくて、先生でしょう!」と叱られた。水疱瘡のせいで、今週一週間幼稚園を休まなければならなかったので、あやぴーなりに気になっていたのだろうか。

 

水疱瘡はほぼ完治。熱も下がり、ぶつぶつもかさぶたになり、もうあまり目立たない。午後はfairyさんと公園で子供達を一緒に遊ばせることにした。fairy家にお邪魔することになる場合を考えて、あやぴーとヨーグルトケーキを作った。ヨーグルトケーキは生地が固いので、あやぴーは混ぜるのに苦労していた。今日はブルーベリーを入れて。

 

「お昼ご飯は何を食べたい?レストランで食べてもいいよ。」と誘ってみたのだが、あやぴーは、「ううん、家で食べる。」と即答。ご飯と海苔を家で食べたいのだそうだ。確かにパパと一緒だと白飯を食べる機会はまずない。恋しかったのだろうか。冷凍庫に置いていた餃子を解凍して焼いた。あやぴーは餃子が好きなので大喜びだった。

 

午後、バスに乗ってfairyさん達と待ち合わせしている公園に向かった。あやぴーは、まーちゃんとはーちゃんとの再会に喜び、早速一緒に遊び始めた。fairyさんと私は子供の様子を見つつ、おしゃべり。寒いからか公園にはあまり人がいなかったが、時間が経つと段々人が増えてきた。

 

1時間ほど遊ぶと、まーちゃんが「寒い。」と言い始めた。確かに寒い。あやぴーも図々しく、「はーちゃんとまーちゃんの家に帰ろう!」などと言う。「帰ろう」って・・(苦笑)

 

まーちゃんがバギーに乗り、私はあやぴーとはーちゃんを両手に従えてfairy家まで歩いた。はーちゃんは小さいのによく歩くのでいつも感心する。

 

あやぴーはfairy家のレジのおもちゃが好きなので、お邪魔するなりそれで遊び始めた。「まーちゃんとはーちゃんが手を洗っているから、あやぴーも手を洗おう。」と誘ったが、「嫌。行かない。」の一点張り。「手を洗わないならおやつはないよ。」と脅したが、「じゃあ、おやつはいらない。」と言うではないか。しかし、外から帰ってきて手を洗わないのは困るので、無理やり洗面台まで引っ張っていき、手をむんずとつかんで私が力づくで洗った。あやぴーは反抗しながら大泣き。おとなしくしていれば10秒で済むことなのに。。。(汗)

 

子供たちはfairyさんが用意してくれた苺&生クリーム入りのクレープをおやつに食べてから、また遊びに戻った。(あやぴーに「手を洗ったおかげでおやつが食べれて良かったね。」と話しかけると、照れくさそうな顔をしていた。)。

 

まーちゃんは1週間前に会った時は平仮名&片仮名&数字書きに燃えていたのだが、今のマイブームは塗り絵なのだそうで、一生懸命色を塗っていた。まーちゃんは一旦自分の作業に入ると集中して作業をするので、何と言われても周りとは遊ばない。あやぴーは「まーちゃんが遊んでくれない。」とブーブー言いながら、はーちゃんを従えてレジごっこを続けた。あやぴーはレジについているマイクが気に入っているようで、なにやら怪しい日本語のフレーズを叫んでいる。私たちが耳にしたのは「どっちがすばらしいですか?」という最後の一文。変なフレーズ。レジと関係あることなのだろうか・・(汗)

 

テーブルでおとなしく塗り絵をしていたまーちゃんが急にタオルを握り始めた。よく見るとうつらうつらしている。「ソファに行ったら?」というfairyさんの言葉に、最初はこのままテーブルにいると頑張っていたまーちゃんだったが、とうとうソファーに移動して横になった。そうすると、急にあやぴーやはーちゃんはソファーの周りで音をたてて遊び始めるのだ。子供って・・(汗)。

 

「まーちゃん、眠たいから静かにしてあげようね。」と指示をしたので、はーちゃんとあやぴーはテーブルに戻ってきた。またおやつを食べるという()fairyさんが出してくれたチーズ味のスナック菓子が相当気に入ったらしく、二人して食べまくっていた。そのうちあやぴーは「暑い!」と言って、まず靴下を脱ぎ、それからズボンを脱ぎ、その後長袖Tシャツまで脱いで、遊びつづけた。

 

夕方になって栗が迎えに来てくれた。パンツ一丁姿のあやぴーを見てびっくり。まーちゃんはまだソファーで眠っていたが、あやぴーに洋服を着せてからおいとますることにした。

 

今日のお風呂当番は私。ラベンダーのエッセンシャルオイルを入れて、あやぴーと一緒におしゃべりしながらのんびりとお風呂につかった。食事の前に本を読んでほしいと言われたので2冊読み聞かせをし、夕飯を終えると今度はカルタ遊びに付き合わされた。

 

 

314(午後の散策)

 

久しぶりにAspremontという村から始まる散策コースに行くことにした。ニースからたったの14kmなのだが、道が少しくねくねしていることをすっかり忘れていた私達。出かけに酔い止めを飲ませるのを忘れていたせいか、おやつを食べさせていなかったせいか、あやぴーはしばらくすると具合が悪いから車を停めてほしいと自己申告し、あともう少しというところでは、停車した車から出るなり戻してしまった。大泣き。ニースに戻ることも考えたのだが、今戻ると言うことは、またくねくね道を走らないといけない。お昼間近ではあったが、あやぴーのリクエストに応じてビスケットを少し食べさせつつ(おなかにものが入っていた方が戻しにくいとも聞くし)、村までの道を続行することにした。あやぴーはだいぶ楽になったのか、それからの道では元気そうにしていた。

 

村の入り口にあるパーキングに車を停めて、お昼ご飯を食べるレストランを探したのだが、どこもシーズンオフのせいか閉まっていて、空いているのは数年前に食べておいしくなかったお店一軒のみだった。がっくし。しかし、どうしてもその店には行く気になれなかったので、栗が散歩中の地元の人に聞いてみてくれた。灯台下暗し。パーキングのそばにある小さなレストランを勧めてくれたのだ。

 

中に入ると、80才前後と思われるご老人夫婦が一組に、100才位のおばあさんが一人、もくもくとご飯を食べていた。もの悲しい雰囲気にびびってしまったが、ここ以外に行くところがないので、覚悟を決めて席についた。あやぴーはパスタを食べると言うので先にミートソースのパスタを頼んだ。よっぽどおなかが空いていたのか、私がパスタとソースを混ぜている間に横からフォークを突っつき、わしわし食べるあやぴーだった。

 

栗と私はお得なランチコースを頼む。前菜には栗が温かいヤギのチーズが乗っかったサラダ、私はにしんの燻製とゆでじゃがいものサラダ。にしんを玉ねぎの輪切りと一緒に食べるとおいしい!メインは栗がうさぎ肉のマスタードソース、私は鶏肉の赤ワイン煮「Coq au vin」を頼んだ。「Coq au vin」はとても有名な料理なのだが、自分で作ったことがないので、ありがたく頂いた。飾りっ気はないけど素朴なおいしさ。おばあちゃんの料理みたいな感じである。あやぴーは栗と私にそれぞれ一切れずつねだり、私にはお代わりのリクエストをした。食後のチーズはパスし、デザートには栗も私もリンゴのタルトを頼んだ。あやぴーはおなかいっぱいとのこと。食後にエスプレッソを飲みながら、のんびりと食休み。店内にはどんどんお客が入っていて、気が付いたら満席になっていた。店内の平均年齢もぐっと下がった感じがする。

 

また車に乗って、さらに上に向かった。10分ほど走るとパーキングがあるので、そこに車を停めて、散策開始。そこらここらにすみれの花や野生のムスカリ、クロッカスなどが咲いていて、花好きのあやぴーは大喜び。敷地内に放牧された馬を間近で見ることも出来た。

 

散策コースの入り口には野生のアスパラガスがたくさん茂っている。もう誰かに摘みとられた後かな〜と思っていたのだが、一応持参したビニール袋をリュックサックの中から出した。「一番最初に見つけた人が勝ちだよ!」と言う栗の一声で、三人とも真剣に探し始める。すぐに私が一つ見つけた。近眼だがこういうのを見つけるのだけは速いのだ。。。アスパラガスを探しながら山道をのぼっていく。栗と私はフリースの上着を着ていたのだが、茂みの中に入って行くと、葉っぱが上着にくっついてきてしまうので、それを取り外すのに一苦労。栗が、Gジャンを着ていたあやぴーに、「あやぴーの上着には葉っぱがくっつかなくていいね。」と言った。すると、あやぴーは、「Quand tu seras petit, je te preterai ma veste en jean !(パパが小さくなったら、私のGジャンを貸してあげるわね。)」と答えたので、栗と私は思わず笑ってしまった。

 

思いの他早いうちにアスパラガスを十分採ることができたので、あとは散歩に専念することにした。一旦急な道を上りきると、あとは緩いのぼり坂が続く。キリの良いところで休憩を取った。あやぴーは持参した色鉛筆の箱を開き、コンピューターだと言って、しゃかしゃか打ち始めた。「J’ai recu un mail !(メールが一通来た!)」と喜んでいる。これって、私を真似ているんだろうなぁ、、、とちょっと複雑な気分になった。栗は大笑い。

 

引き続き山道を歩く。ところどころに野生の花を見つけたり、遠くに見える景色を眺めたり、青い空を見上げてみたり、、、周りを見ながらひたすら歩いた。もともと歩くのは好きだけど、自然の中だともっと気持ちが良い。あっという間にいつもの引き返し地点に到着した。しかし今日は何となくまだ歩きたい。時間もある。もっと高い位置に上ってみることにした。あやぴーは「疲れた!帰りたい!」と文句を言ったが、即座に却下された。「バービーちゃんが寒いって言ってる。」というので、万が一の時のために持参したあやぴーのフリースの上着を渡した。あやぴーはバービーをフリースでくるみ、満足そうに抱っこして歩き続けた。

 

頂上にたどり着くと景色の良さに感嘆した。上って良かった!この地方がいかに山に囲まれているかがよくわかる。海がある南をのぞいた三方に山々がそびえ立っているのだ。下方には川や川沿いの町が小さく見えておもしろい。「この山、別の方から降りたら、元の道に着くんじゃない?」と話し、道を探してみるとやっぱり別方向へ下る道があった。安心したのでようやく休憩。あやぴーは、おやつにクッキーを食べ終わると、岩の上に座って、またコンピューターを始めた。今度はBBSに書き込みをしているらしい。。。(汗)

 

頂上にいると風が冷たい。段々寒くなってきたので、山をおりることにした。最初は岩や砂利が多く、歩きにくかったので、栗はあやぴーの手を引いて歩いた。最初に休憩をしたところに着き、更に山道を下っていく。帰りはあっという間に感じられた。途中でまた馬を見て、車に戻ると午後5時半。2時に出発したので、合計30分休憩を入れたとして、3時間は歩いたことになる。栗と私は充実感でいっぱい。がんばってくれたあやぴーに感謝だった。

 

夜ご飯は山で摘ん