あやぴーの成長日記

20082(86ヶ月 )

 

 

       

(陶芸教室で作った「馬」)

 

 

 

21日(リヨンのお友達)

22日(お誕生日会)

23日(るい君とWii

24日(ディクテ)

25日(呼び出し)

26日(陶芸教室)

28日(学校最終日)

29日(海)

210日(ミモザ祭り)

211日(バカンスの月曜日)

212日(二日連続)

213日(パパとの一日)

214日(漢字とKAPLA

215日(パーク・フェニックス)

216日(イタリア)

217日(ニースのカー二バル)

219日(マントンのレモン祭り)

220日(花のパレード)

221日(ギア付き自転車)

222日(自転車と海)

225日(ドルチェアクア)

226日(学校再開)

227日(陶芸教室)

229日(代理の先生最終日)

 

 

 

21日(リヨンのお友達)

 

今日はリヨンから来ているお友達がうちに来てくれた。前もって5才の女の子と、2才の男の子がいると伝えておいたので、「一緒に遊べそう!」と楽しみにしていたあやぴー。5才のジャスミンちゃんと、2才のシュウ君がやってきたら、もう大興奮!飛び跳ねるわ、変な顔をするわ、奇声をあげるわで、動物園のサルを見ている気分になった(苦笑)。初めのうちは、シュウ君とあやぴーの間でプレイモービルを巡る攻防戦(?)があったものの、思いのほか仲良く遊んでいて微笑ましかった。魔の2才児なはずのシュウ君もメチャクチャ可愛かったし、5才のジャスミンちゃんは女の子らしく、静かにビデオを見たり、あやぴーと一緒にお絵かきを楽しんでくれた模様。あやぴーは小さな子達のパワーに圧倒されつつも、怒ったり、仕返ししたりはせず、始終お姉さんらしい対応を貫いていた。その姿を見て、成長したなぁとしみじみ思った。寝る前、あやぴーから「プレイモービルがグチャグチャになっちゃったから、明日の朝片づけを手伝ってくれる?」と言われたので、もちろんと約束した。

 

 

22日(お誕生日会)

 

週末は朝起きたらまず漢字。あやぴーと二人ベッドに入り、10分弱勉強している。土、日と二日休むと忘れてしまうので、二年生の漢字が終わるまではこのリズムで行かないといけない。漢字が終わった後、「ママ、プレイモービルのお片づけ!」と言われたので、一緒に手伝った。昨晩、シュウ君のために出したぬいぐるみや遊具をしまうだけで終わりかと思いきや、そうではなかった。私の目から見るとなんら変わりのないプレイモービルの街だが、あやぴーにとっては一つ一つ設定が決まっているらしい。あやぴーは、「ここは動物のコーナー。」とか、「こっちは先生が教室で授業の準備をしているところ。」、「車はパーキング。」などと言いながら、プレイモービルの配置を直していた。ただ単にグチャグチャ置いてあるのかと思ってたけど、ちゃんと決まりがあったんだぁと感心した。(でも、これ以上プレイモービルの街が広がりませんように。。。汗)

 

午前中は用事があってお出かけ。家に帰ってきてからお昼ご飯を食べ、あやぴーはクラスメイトのエステバンのお誕生日会に出かけた。エステバンとは小学校一年の時からずっと同じクラスで、一時期あやぴーのボーイフレンドという噂もあったが、エステバンの片思いらしい。お誕生日会は午後5時までだったので、ちょっと過ぎてから迎えに行くと、もうみんな帰った後で、あやぴーが最後の一人だった。エステバンと二人、PSPをしていた。エステバンのママと少し話してから帰途に着いた。エステバンのママも言っていたが、今年のお誕生日会はこじんまりだったそうで、チボー(1,2年の時クラスが一緒だったエステバンの親友。私もプールの付き添いに行っていたので仲良し。)、マリア、あやぴーにエステバン。四人だけだったとか。

 

家で少し休憩してから夜はお義父さんの家に行った。みんなで毎週恒例のピザ。栗も私も少し熱っぽくて、そんなときに外出して大丈夫かなぁと心配だったのだが、大丈夫だった。お義父さんのアパートは最上階と言うこともあって、暖房がメチャクチャきつい。いつも半そでを着て行って、それでも窓を開けてもらうほどなのだが、悪寒が走る体にはその暑さがありがたかった。家に帰って来てからホメオパシーの薬を飲んで早めに寝た。

 

 

23日(るい君とWii

 

朝起きたら元気になっていた。良かったー。栗も復活らしい。良かった、良かった。今日はるいままファミリーが遊びに来てくれた。るいままのお腹がグンと大きくなっていて感激。触らせてもらったら、ますます感激。この中にぷちるい君がいるんだなー。とっても楽しみ!

 

大人が挨拶をしている間、子供達はあっという間にあやぴーの部屋に行ってしまったので、アペリティフは大人だけで。天気が良かったらベランダでと思っていたけど、あいにく小雨が降り始めてしまった。今日はアラブ料理。前菜はブリック(三角の春巻きみたいなの)で、メインはクスクス。どちらも数年ぶりに作ったので緊張したが、喜んでもらえたのでうれしかった。ただ、クスクスの粒を戻すときに塩を入れ忘れてしまったのが大失敗!ソースがおいしかっただけに残念!(涙)。優しいるいままとるいぱぱは、「塩をかければいいよ。」と言ってくれたけど、口の悪い栗にはガンガン突っ込まれた。とほほ。子供達はと言えば、るい君もあやぴーも二人揃ってクスクスに入れたカブがダメだったようで、見事に残していたが、思ったより食べてくれたのでホッとした。

 

子供達はデザートを終えると、Wiiで遊びたいと言い始めた。そろそろ良いかということで栗が設置。るい君は持参した自分のコントローラーと、「スーパーマリオ ギャラクシー」を紙袋から取り出し、テレビのある部屋に持っていった。二人は最初、あやぴーの「マリオ&ソニック 北京オリンピック」で遊んでいたらしく、猛ダッシュしまくりで汗だくになっていたそうだ。すごい〜!(笑)。その後の「スーパーマリオ ギャラクシー」は一人ずつ交代で。イメージがきれいで驚いた。映画みたい!

 

子供達はデジカメ撮影大会もしていた。るい君が写真を撮り始めると、あやぴーも「私も撮りたい。ママ、カメラ貸して!」と言って、バシャバシャ色々な写真を撮り始めた。自分の撮った写真を画面で見れるのがうれしいみたい。二人は画像を見せあいっこして盛り上がっていた。

 

帰り際、お腹が空いたと子供達が言い始め、るいままが持ってきてくれた高級焼き菓子をバクバク食べ始めた。ちょっと〜、もっとゆっくり味わって食べてよ!(苦笑)。この二人、子供なのにおいしいものを知っているから侮れない。。。(苦笑)

 

るい君があやぴーに「スーパーマリオ ギャラクシー」のソフトを貸してくれることになった。「本当にいいの?」とるいままに確認を取ると、「いいの、いいの。どうせ一人じゃ遊ばないから。」と言う答えが返ってきた。あやぴー、大喜び。るい君が帰った後、今度はパパと一緒に「スーパーマリオ ギャラクシー」で遊んでいた。

 

久しぶりに温泉の素を入れて、ゆっくりお風呂に使った後、残り物で夕飯。「そう言えば、今日は節分だったねぇ!」と思い出し、母が日本から送ってくれた節分用の豆を取り出した。鬼のお面をかぶるのはもちろん栗。「これ、子供用じゃないの?小さすぎるよ!穴が合わないから外が見えないよ!」と不満気だったが、手を引いてベランダに移動。私は鬼めがけて思い切りお豆を投げた。「いたっ!いたたたっ!なんでオレに投げるんだよ!」と栗が悲鳴を上げた。豆まきは鬼に投げるものなのだ、それが日本文化なのだと説明し(笑)、あやぴーと一緒に「鬼は外〜!福は内〜!」と言いながら豆を投げた。少しすると栗もお面を外し、お庭に向けて豆を投げた。寒いので早々に切り上げ、家の中に入ってから少しずつお豆を食べた。夕飯後だったので、年齢の分だと多すぎるから各自二粒ずつ。気持ちと言うことで。あやぴーはまずいと顔をしかめたが、栗はなかなか気に入ったようだった。今年も母のおかげで節分をすることができた。お豆とお面、どうもありがとう!

 

 

24日(ディクテ)

 

先週は10点中4点しかとれなかったディクテ(dictée=書き取り練習)だが、今日は満点だった。やっぱりちゃんやればできるんじゃん!あやぴーは気を抜くとすぐにそれがわかる。これからも注意してみてあげなければ。。。

 

日本語の方も山あり谷ありなのだけど、一応は前に進んでいる。今日は漢字勉強の後にお話作りをさせてみた。あやぴーは『だるまちゃんとてんぐちゃん』ならぬ、『だるまちゃんとうんこちゃん』と言う話を作り始めた。ちょっと〜!(汗)・・・でも、これも経験かと思い、そのまま話を進めてもらうことにした。毎日少しずつ書かせていこうと思う。出来上がりはどうなるのかな。ちょっとコワイ。。。(苦笑)

 

 

25日(呼び出し)

 

夕方のお迎えに行くと、あやぴーが泣きながらやってきた。担任の先生が呼んでいると言うので、守衛係にその旨を伝え、あやぴーを連れて校内に入った。話の内容は大したことではなかったのだが、あやぴーはここ数日クラスでの態度が悪いらしく、両親からも注意してほしいと言われた。あやぴーは優秀だし、良い子だと言うのはちゃんとわかってますからと何度も言われて、かえって恐縮してしまった。

 

今日は火曜日で、いつもは教会の広場に必ず寄る日なのだが、こんなことがあったので、罰として直帰。近所のおばさんに声をかけられてお庭のレモンを頂いた。あやぴーはしゅんとしていたが、こんな時に優しくされるのはうれしい。

 

家に帰ってから、あやぴーと学校のことについて話し合った。私は日本語教育に関してはメチャクチャ厳しいけど、学校生活は無難にやってくれればそれで良いと思っているので、先生に注意されても「困ったな。」くらいで、腹は立てていない。あやぴーの言い分を聞きながら、自分の考えを述べた。学校は学ぶ場所なので間違いがあって当然。そこで学んで前に進めるか、そのままでいるかは本人次第だということ。勉強が面白くなくても、これからの人生に必要なものなのでしっかりやらないといけないこと。納得が行かないことがあっても当然なのだということ。それが社会なのだから。大きくなったらもっと不条理なこともある。友達も、気の合わない子を無理に誘う必要はないけど、だからと言って仲間外れをしたり、意地悪をしてはいけない。「自分がやられたら嫌なことは人にはしない。」、これは大切なルールなのだと説明した。

 

一方、いつもより早く帰宅した栗は恐かった。事の次第を話すなり、「今日はWii禁止。夜の映画鑑賞も取りやめ。今から九九を全部三回ずつ紙に書くこと。間違ったら最初からやり直し。」とあやぴーに命令した。あやぴーはせっかく泣き止んだのに、大好きなパパに怒られて再び泣き出してしまった。しかし、すぐに紙を出して九九を書き始めた。私は心の中で、「これは復習にもなって一石二鳥だなぁ。」と思っていた。それが終わった後はLa farce est nulle.(ラ・ファース・エ・ニュル=イタズラはくだらない。)」という文章を50回紙に書かせた。栗は、「先生から呼び出しをくらうのは二度とご免だからね。よくわかったかい?次の罰はもっとひどいことになるよ。」とすごみ、あやぴーはおののきながら頷いていた。

 

あやぴーを寝かせた後、「君の負けず嫌いの性格と、僕の理で相手を追い詰める議論法、あやぴーは僕達両方の悪いところが似てしまったんだなぁ。」と栗はため息をついていた。私はあやぴーが花粉症らしいということがわかった時のことを思い出した。そのときも確か、「僕達の花粉症が遺伝してしまってなんて可哀相なんだろう。こんな世の中に生まれさせてしまって、本当に申し訳ない。」とうな垂れていたっけ。大げさだと思うんだけど。。。(汗)

 

 

26日(陶芸教室)

 

来週から二週間カー二バル休みなので、最後の陶芸教室だった。今日は作品展用のオブジェを色々作ったらしい。焼きあがった作品はなかった。先週たくさん作品を持ち帰って来たからかな。。。一旦家に帰ってきた後、近所を買い物がてらお散歩。公園に立ち寄って少し遊ばせた。普段は誰かしら学校の友達がいるのだが、今日は時間が遅かったせいか誰もいなかった。それでもあやぴーは遊具コーナーで思いっきり遊び、楽しそうにしていた。ここのところ夕飯が遅くなってしまうことが多かったので、今日は8時きっかりに食べ、いつものように本を二冊読んでから、850分にトイレ、歯みがきをさせた。9時就寝。あと2日、学校頑張ろうね。

 

 

28日(学校最終日)

 

呼び出し後の木曜、金曜日。その後、問題はない様子。持ち帰ってきたテストの出来も良かったし、話を聞くとちゃんとみんなと遊んでいるみたい。今はステファニーとティファニーが仲違いしているそうで、それを聞いて、子供って言うのはやっぱりそういうものなのだと思った。子供は可愛いだけではない。くだらないこともするし、どうでもいいことで頑固だったり、時として残酷なことをさらっとやってのけたりもする。友達とのいざこざも誰もが経験することで、場数を踏みながら、時には苦い思いをしながら、友情について、人との距離について学んでいくのではないかと思う。担任の先生が細かいところまで気を遣ってくれるのはありがたいことだけど、私はこれからも根本的には「子供のケンカには大人は出ない」という姿勢を続けると思う。もちろん、何かあった時はすぐに出て行くつもりだし、あやぴーの話はいつでもどんなことでも聞くつもりだけど。午後一番であやぴーを学校に送って行ったとき、担任の先生が、同じクラスのテオとお母さんと一緒に話し合っているのが見えた。みんな結構呼ばれているんだな。。。

 

学校への道では、カーニバルの仮装をしている子がたくさんいた。バカンス前の最終日なので、もしかしたら午後はカーニバルをするのかもしれない。あやぴーは何で仮装したいって言わなかったのかなぁ、照れくさいのかなぁ、、、と思っていたけど、既に学校に来てしまっていたのでそのまま見送った。

 

夕方、教科書やノートやバインダーなどをパンパンに詰めたランドセルを背負ってあやぴーが校門から出てきた。みんなと「Bonnes vacances !(ボン・バカンス!=良いバカンスを!)」と挨拶し合って別れた。あやぴーの友達は全員普段の格好だったが、仮装をして紙ふぶきが髪の毛にたくさん絡ませた子供もやはりたくさんいた。一つ年下の遊び仲間サミュエルは海賊になっていた。「あれ?あやぴーのクラスはカー二バルしなかったの?」と聞かれると、あやぴーは素っ気なく「なかった。」と答えた。どうやら、カーニバルをしたのは一年生と二年生だけで、三年生以上は普段の勉強だったらしい。確かに勉強がいっぱいあるもんね。。。(苦笑)

 

いつものように教会の広場に寄って放牧タイム。あやぴーが遊ぶ間、連絡帳やノートを一つ一つチェックした。勉強がどんな風に進んでいるか、出来はどうか、教科書を見るのも楽しい。自分が使っていたものとはやっぱり違うので。。。

 

あやぴーが戻ってきたので、先日リクエストされて買っておいたPEZ(ペッツ)を手渡した。近所のバスチャンが持っていたのを見て、欲しくなったらしい。キャラクターは何でもいいと言われていたので、ちょうど映画が公開されて再ブームになっている「アステリックスとオベリックス」のアステリックスのを買った。私の子供時代にもペッツがあったので懐かしい。あやぴーはペッツに大喜びで、遊ぶ間もずっと手に握っていた。

 

寒くなってきたので帰宅。今日はお義父さんの家でピザの日だが、お義父さんが転んでお尻を打ったとかであまり動けないので、今週は行かないことになった。夕飯はアンディーブとニンジンのサラダにして、デザートにクレープを焼いた。本当は22日がChandeleur(聖母マリアが赤ちゃんのイエスを連れて初めて教会に行った日、だったかな。)で、その日にクレープを食べるはずだったのだが、その日には食べれなかったのでリベンジ?!いずれにしても、クレープ好きのあやぴーは飛び跳ねて喜んでいた。今日彼女が一番気に入ったトッピングはハチミツで、そればっかり食べていた。寝る前、「ママ、またクレープしてね!」と言われた。うん、また食べようね!

 

 

29日(海)

 

カーニバルのバカンス第一日目はのんびりスタート。朝はゆっくり起きて、まず漢字の勉強。それから少しの間テレビタイム。栗が起きたので朝食。私はリンゴのタルトを焼いたり、ちょこまか家事をしながらPCを見ている間、あやぴーは栗とお庭に出て掃除のお手伝いをしていた。あっという間にお昼。今日も良い天気なので、ベランダのテーブルにランチの用意をした。用意と言っても、パスタをゆでるだけ。土曜日の定番はお義父さん特製のミートソースでパスタなのだ。そのままでもおいしいけど、オーガニックスーパーで買うお気に入りのパルメザンチーズをすりおろして入れると尚おいしい。デザートには焼きたてのリンゴのタルト。いつものごとく、形はいまいちながらお味はグー。栗もあやぴーも喜んでくれたのでうれしかった。

 

午後は近所のビーチへ行った。まず私が一人で沖まで出て、ゆっくり泳がせてもらった。いい気持ち!水は冷たいけど、十二分に泳げる冷たさである。水温は14,15度くらいだろうか。気温よりちょっと高めのようで、水の冷たさに慣れると、外には出たくなくなるほどだった。あやぴーは栗と一緒に砂の城ならぬ、小石の城を作っていたが(ニースのビーチは砂浜ではなく小石なので。)、しばらくすると泳ぎ始めた。そしてまた小石遊びに戻り、それに飽きると泳いで、、、という風に、ずっと水際で過ごしていた。栗が意を決して泳ぎに出ると、壁のぼりを始めた。岩のような壁なので、手と足を上手に食い込ませながら進んでいた。あやぴーは大胆ながら無鉄砲なタイプではないので、「これ以上は無理」と思う高さまで行くと、自分で戻ってくるから心配がない。

 

日が落ち始めたので帰り支度。家に着いてから、あやぴーのリクエストでホットココアを作り、リンゴのタルトと共におやつに食べた。夜はラベンサラローズマリーのエッセンシャルオイルを混ぜて作ったバスソルトを入れてお風呂。鼻がすっきり通る感じで気持ちいい。夕飯も体が温めるものがいいと思って、久しぶりに「鴨そば」を作った。これはモナコの友達ノリコさんに教えてもらったレシピ。私は鴨を煮るときにネギもたくさん入れる。すると野菜の用意も省けるのでさらに簡単。今回もとてもおいしくできて、家族からも大好評だった。ノリコさん、ありがとう!

 

 

210日(ミモザ祭り)

 

今日も良いお天気だったので、お隣サン・ラファエルのミモザ祭りを見に行った。町外れに車を停めて、会場となる海沿いの大通りまで歩いて行く。まずはランチ。天気が良かったので、テラス席で軽くサラダでもということで栗と話がまとまり、適当なお店に入った。栗はロックフォールチーズ入りサラダ、私はシェーヴル・ショーのサラダ(ヤギのチーズのホットサラダ)、あやぴーはクロックムッシューとフライドポテト。サンペリグリノをオーダーしたら、炭酸が抜けていたので栗が言って変えてもらった。私達のテーブル担当だった感じの良い男の子は、代わりの瓶と新しいグラスを持ってくると、「すみません。これはお店の方で払わせて頂きます。」と控えめに言った。ニースのお店だったら、新しい瓶はチャージされると思うので、好感度UP

 

人員が足りないらしく、お料理が出てくるまでものすごく待たされたが、あやぴーはクロックムッシューとフライドポテトをぺろりと平らげ、栗のサラダに手を伸ばした。そして、デザートは要らないからもっとサラダが食べたいなどと言い始めた。えええ〜っ?!・・・結局、サラダは売り切れとのことで、チョコレートアイスに変更したのだが、それはそれでうれしそうだった。栗と私が注文したお砂糖がけのゴーフルもとってもおいしかった。日向ぼっこをしながら食後のエスプレッソを飲んでお会計。ここまで来る間もかなり待たされたので、少し焦ったが、無事ミモザ祭りの見学場所を確保することができた。ホッ。。。

 

午後3時ちょうどにミモザのパレードが開始した。今年のテーマは「オリンピック」だそうで、まずは中国人グループの登場。北京オリンピックのマスコットはキッチュな感じだったが、ドラゴンや獅子舞、歌劇団のようなメイクをした女性達を見て、周りから「おおお〜っ!」という歓声が上がった。ブラジル人の色鮮やかな衣装やダンスを見て、太鼓のリズムを耳にすると、「カー二バルだな〜。」と思うけど、肝心のミモザの山車は年々小さくなっているような気がして、それは残念だった。

 

でも、あやぴーはそんなことお構いなし。係のおじさんにコンフェッティ(confetti紙ふぶき用に小さく切られた色紙)を一袋もらって大喜びし、持参したボンブ(bombe=ムースのような糸が出るスプレー。カーニバルの必需品)を昨年るいままにプレゼントしてもらったピストル型にはめると、パレードの人達に向けてアタックし始めた。ミモザの枝をくれようと近づく人は絶好の獲物。せっかく親切で寄ってきて来てくれたのに、あやぴーから集中攻撃を受け、なんだか申し訳ない気分だった。。。(苦笑)

 

パレードが二周して、ミモザがたくさん集まったところで、行列から離れることにした。栗とあやぴーはその間も二人で紙ふぶきのかけあいっこをしていて、そこからいつのまにか他の見物客との戦いに広がっていた。私はそんな二人を遠くから見ていた。いつもこのパターンなんだよね。。。(苦笑)

 

その後、あやぴーのリクエストで砂浜に行った。大きな山が作られていて、あやぴーはそこに上ると、グルグルと横になって転げ落ちた。大喜び。また上まで走っていってはグルグルと回りながら下りて来た。何度も何度もそうやって遊んでいた。いつのまにか大きな木の枝を見つけてきたあやぴー。それと一緒に転がろうとするので、栗とあわてて注意した。「あ、でも、これお庭の添え木にちょうどいい!」と栗が言い、家に持って帰ることになった。

 

帰り道は高速ではなく途中まで海沿いの道を走った。予想外の道路工事のせいで渋滞にはまってしまったが、きれいな景色を見ることができたのはうれしかった。夜ご飯には炊き込みご飯を作り、昨日の残りの鴨ネギそばをお汁にして、大根とニンジンのなますや、白菜の浅漬けと一緒に食べた。簡単だけどホッとする日本の味。栗もあやぴーも喜んでくれたのでうれしかった。

 

 

211日(バカンスの月曜日)

 

週末を経て月曜日。カーニバルのバカンス三日目である。今日はモナコの水族館にでも連れて行ってあげようかと思っていたんだけど、あやぴーに聞いてみたら「行きたくない。」とあっさり言われてしまった。トホホ(涙)。「じゃあ、どこか行きたいところある?」と聞いてみると、近所の公園がいいと言われた。ええ〜っ、歩いて10分もしないところにある公園ですか?陶芸教室の帰りに時々寄ってるところ?・・・バカンスの意味ないじゃん。(汗)

 

近所の公園がいいなら、お出かけは午後からで良いねという事で、午前中は家事などをしてノンビリ過ごした。少しお庭にも出た。お昼ご飯はカルボナーラのスパゲッティを作ってベランダで食べた。久しぶりだったせいかとてもおいしく感じられて、あやぴーも私と同じ量をぺロッと平らげた。食休みをしつつ、日本のババと電話で話してから、出かける準備。あやぴーのリクエスト通り、近所の公園へ行った。同じクラスのマルゴーが来ていたので、あやぴーは大喜び。早速二人でつるんで遊び始めた。私はベンチに座り、あやぴーの様子を見ながら持参した本を読んだ。しばらくすると、同じクラスのソフィアやステファニーもやって来たのだが、あやぴーとマルゴーは二人で遊ぶ方が良いようで、ソフィアとステファニーはまた別に遊んでいた。結局、午後2時から5時近くまで公園で過ごし、それから近くのマクド○ルドへお茶しに行った。すると、幼稚園の時に一緒だったソランジュ&ソフィー親子に遭遇した。

 

ソフィーはお母さんの職場に近い小学校に転校してしまったのだが、同じクラスだったときは仲良しだったし、家が近いので今でもときどき道端ですれ違うことがある。また、お母さんのソランジュと私は同じカルチャーセンターに通っていて、時々行きつけのカフェで会っておしゃべりすることがある。「せっかくだから一緒に座ろうよ。」と言われ、お邪魔することになった。あやぴーはお腹が空いたと言ってハッピーミール。おもちゃは今映画が公開されているアステリックスの小さなゲームで、ソフィーと交代しながら一緒に遊んでいた。

 

本当は帰り際、少し買い物をする予定だったのだが、あやぴーとソフィーがどうしても離れたくないと言うので、買い物は諦め、帰途につくことにした。途中パン屋に寄ってもらってパンを買った。そしてお別れの時が来た。子供達は当然「もっと遊びたい!」と言い始めた。あやぴーは「ソフィー、うちに来ちゃダメ?」と私に聞き、ソフィーも「ちょこっとだけでいいからあやぴーの家に行きたい!」とお母さんに言い始めた。ソランジュと「どうする?」と話し合った結果、一時間だけという約束でうちに来てもらうことになった。子供達、大喜び!うちに着くと二人は子供部屋に行き、リカちゃん人形やプレイモービルで遊び始めた。約束の一時間はあっという間で、ソフィーを送って行く時間になった。あやぴーは最初、「私は家にいるからママ一人で行ってきて。」と言ったけど、ソフィーに「一緒に来てよ〜!」と言われて、仕方なくついてくることになった。その割には、人形遊びを続けていたりして楽しそうだったのだけど。。。(苦笑)

 

ソフィーの家に行くと、「どうぞ、どうぞ。」と家の中に通された。ソフィーはあやぴーを自分の部屋に案内し、遊ぼうとし始めたので、「いや、今日は本当にこれで終わり。もう帰らなくちゃ。」と断った。ソフィーのママも、「そうだよー。一晩中遊ぶわけには行かないんだからさぁ。」と笑っていた。また一緒に遊ぼうねと言って、ソフィーの家を後にした。今日は「あやぴーと二人でガールズデー♪」の予定が大どんでん返しだったが、お友達とたくさん遊べたのであやぴーにとっては楽しい一日だったはず。良かった、良かった。

 

 

212日(二日連続)

 

昨日同様、午後から近所の公園へ行ったのだが、あいにくクラスメイトは一人もいなかった。しかし、二年前に陶芸教室で一緒だったマルゴーが遊びに来ていて、マルゴーも一人だったのか、二人は一緒に遊び始めた。後からソフィーもやってきたのだが、ソフィーとマルゴーが同じ学校の同じクラスの大親友だということが発覚し、世界は狭いねぇと驚いた。子供達は元気良く遊びまわり、私はソフィーのママとおしゃべりをして過ごした。マルゴーはお父さんと来ていたので挨拶だけ。ソフィーのママは今週は一週間お休みを取ったそうなのだが、来週は仕事に戻るので、ソフィーは学校での学童保育に毎日行くことになるらしい。そのせいか、帰り際、子供達が「もっと遊びたい!」と言い始め、今日もソフィーがうちに来ることになった。ソフィーはローラーブレードを履いていたので階段を上るのが大変そうだったが、手助けの必要はなく、大きくなったなぁとしみじみ思った。

 

二人は今日も子供部屋でリカちゃん人形やプレイモービルなどでお人形さんごっこをして遊んでいるようだった。私は焼いてみたいケーキがあったので、キッチンで作業。ケーキをオーブンに入れた段階でソフィーが帰る時間になった。あやぴーと二人で送って行くことにしたのだが、階段を下りるのにローラーブレードはきついかと思い、あやぴーの運動靴(ニューバランスのジョギングシューズ)を貸すことにした。人の靴は嫌がるかなぁと思ったが、そんなことはなかった。ソフィーはむしろ「履きやすい!」と喜び、そこら中をスキップして見せてくれた。

 

ソフィーの家に着くと、ソフィーはどこかに隠れて家の中に入ろうとしなかった。一足先にソフィーのママにローラーブレードを渡すと、「あれ?靴は?」とママのソランジュが驚いたので、「裸足がいいって言うから。」と答えると、「またまた〜!」と大笑い。あやぴーの靴を履いたソフィーがようやく出てきて、「日本から来た靴なんだって。」とママに説明していた。

 

ソフィーは今日もあやぴーを自分の部屋に案内し、お人形を見せてくれたり、気に入っている絵本を見せてくれたり、もっと遊ぼうという意思表示にあふれていたが、もう午後7時近くだったし、「ケーキを焼いている途中なので。」とおいとますることにした。今後のお互いのスケジュールを話し合ったが、今週はもう会えない感じ。学校が始まったら週末にでも会おうねと言うことになった。ソフィーはあやぴーにたまごっちのようなゲームを貸してくれた。あやぴーは大喜びだった。

 

 

213日(パパとの一日)

 

今日は栗がお休みだったので、私はお暇を頂き、友達とカンヌで楽しい一日を過ごしてきた。栗とあやぴーはと言えば、自転車三昧だったらしい。旧市街にある行きつけのクレープ屋さんでランチをした後、海岸通りを空港まで走り、空港の近くにある大きな公園へ行ったのだとか。「えええ〜っ、そこ、金曜日に行く予定なんだけど!」と私は憤慨した。栗は「そんなの聞いてないし。」とすっとぼけていたが、大きな公園だから何度行っても楽しいと思うし、金曜日は友達と行くからまた違うかな。。。

 

夕飯はるいぱぱのお店ラ・ターブルで買って来たトマトとズッキーニのファルシ(肉詰め)に、ピラフを作って食べた。るいぱぱが「おいしいよー。」と言っていたが、本当においしかった。オーブンで温め直したと言うのに、具もぱさつかず、しっとり良い感じで、栗も私も大感激だった。デザートは昨日焼いて「甘くない」と大不評だったスフレチーズケーキ。今日はキャラメルと生クリームを混ぜてソースを作ったものをかけて食べたのだが、あやぴーは要らないと言って食べなかった。栗と色々考えた結果、主たる敗因がわかった。それはクリームチーズを入れるところ、見つからなかったのでヤギのフレッシュチーズで代用したということ。クリームチーズには塩気があるからアクセントになるけど、ヤギのフレッシュチーズはあんまり特徴のない味なので、これでチーズケーキにするとぼやけてしまうのに違いない。次回はクリームチーズでリベンジしなければ。。。

 

いつものように日本語の絵本を二冊読んでから歯みがき。今日自転車三昧だったということを聞いて、「いや〜、あやぴーよく漕げるようになったなぁ。」と思っていたのだが、そうではなかったことがわかった。あやぴーは後部座席に座っていただけらしい。重量制限は25キロだそうなので、あやぴーの体重を計ることになった。26キロだった。今日栗は「そろそろ後部座席は卒業かなぁ。」と感じていたそうで、1キロオーバーしていたことに納得していた。あやぴーはショックを受けていたが、栗と私があやぴー用にギア付の大きな自転車を買いに行かないとねという話しているのを聞くと、笑顔になった。

 

 

214日(漢字とKAPLA

 

今朝の漢字勉強は散々だった。いよいよ二年生の分も後半で、字画数の多い漢字もあるし、読み方がいくつもあるのが当然で、難しいのはわかる。いまいち意味がわからないものがあるのもわかる。「交通」とか「用事」とか、私にとってごく当たり前の言葉でも、あやぴーにとっては聞きなれない言葉で、こういうものは改めて意味を説明するとなるとなかなか大変だったりする。昨年の夏、国語辞典を買ってきておいて良かったと思うけど、国語辞典の説明を読んでもピンと来ないことがある。そういう時は申し訳ないけど丸暗記。フランス語の意味を教え、日本語ではこう言うと教え、そのまま覚えてもらうことにしている。語彙の勉強にもなるしと思っていたら、その丸暗記の量が段々増えてきた。そうすると、漢字勉強の時間が結構かかる。その上、二年生の漢字を全て終了するためには、「毎日新しい漢字一つずつ」というリズムもくずせなくて、やることが多い。

 

学校が休みに入って気が緩んでいるせいか、あやぴーのミスも多く、それが難しい漢字なら仕方ないと思うけど、「なんでこんなの?!」と思うようなものばかりで、イライラ度MAX。私が怒鳴るとあやぴーはすぐに泣き出すから、なるべく穏やかにと思うのだけど、穏やかにできない日もある。それが今日だった。子供部屋からの怒鳴り声に、栗が心配して入って来た。「朝起きてすぐ勉強って言うのは辛いんじゃない?ご飯食べさせてからやりなよ。」と言われて考えてしまった。私はたかだか10分のことだし、あやぴーは学校のない時は朝ごはんを食べる時間が遅いので、起き抜けに勉強した方が、早く終わって本人にもいいだろうと思っていた。お昼だってご飯の前に勉強しているのだし。しかし、今日は何にでもすがりたくなるほどのスランプ状態だったので、やり方を変えてみることにした。あやぴーを連れて朝ごはんを食べ、少し食休みしてから改めて勉強を再開した。気持ちばかりましにはなったが、今日は全くダメ。読み書きがしっかり頭に入るようにと、漢字と読み仮名を何度も何度も書かせた。あやぴーは泣いていた状態から怒りへ変わっていた。

 

今日は午後から友達の家に行くことになっていて、だけど他に子供が誰もいないので、あやぴーが友達の家で退屈しないよう、中心街に行って工作の道具を買おうと話していた。二人でトラムに乗ってメインストリートへ向かう。私と母もそうだったけど、ケンカをしてもすぐに仲直りできる。ワイワイおしゃべりしながら、トラムを降りて、ショッピングセンターに入った。そこの最上階にある工作のお店ではラストバーゲンをしていたが、私はあやぴーに何でも好きなものを選ぶようにと言った。すると、あやぴーが狂喜の声をあげた。「カプラがある!カプラ、カプラ、カプラが買いたい!」

 

カプラと言うのは木のおもちゃで、自分でアイデアを考えながら、シンプルな木片を積み重ねて色々なオブジェを作るというもの。元々、私の美容師さんが息子に買って良かったと薦めてくれたものなのだが、双子のエンゾーとロイックの家に遊びに行ったとき、一人ずつ大きな箱を持っていて、みんなでそれを使って遊んだのが楽しかったらしい。そう言えば、カプラがほしいと言ってたっけ。。。あんまり数が少ないと何も作れないだろうし、かと言って大きな箱を持ち歩くのもイヤなので、100ピース入りを買うことにした。レジに行ったら何故か4ユーロほど割引になったのでうれしかった。

 

KAPLA(カプラ)。とりあえず100ピースのを買いました。

 

 

あやぴー大喜び!結構重いだろうに、カプラが入った袋を自分で持ち、「さぁ、ご飯食べに行こう!」と張り切って歩き始めた。歩行者天国にある友達のパン屋さんで、ハム、チーズ、トマトのパニーニを作ってもらって、ぺろりと平らげると、「早くTちゃんの家に行こう!早く行こう!早くTちゃんの家に行こう!」と大騒ぎ。Tちゃんの家に電話をかけ、早めに行ってもいいか聞くと、「いいよ、いいよ。早くおいで。」と言ってくれたので、お会計がてら明日のサンドイッチ用のバゲットを買って、パン屋さんを後にした。

 

友達の家に着くなり、あやぴーはカプラを袋から出した。箱が開かないと言うので、テープをはがしてあげた。箱の中には同じ形をした木片がたくさん入っていて、あやぴーは早速それを使って遊び始めた。「何か飲む?」と言われても、「ケーキ食べる?」と言われても、答えは全てノー。カプラ以外は目に入らないと言う状態だった。そんなこんなで、友達と私はあやぴーの作品を時々紹介されながらおしゃべりを楽しんだ。途中からは友達がニンテンドーDSを貸してくれたので、「どうぶつの森」で遊び始めた。初めてのソフトながら、すっと遊べてしまうのは今時の子供だなーと思う。(しかも、ニンテンドーDS持ってないのに。。。苦笑)

 

楽しい午後を過ごした後、帰途に着いた。トラムにトラブルがあったらしいので、バスに乗って帰ることにした。あやぴーが「お腹空いた!」と言うので、買って来たばかりのバゲットを少し切って渡すと、とても良い香りがしたので、私もちょっと食べた。家に着いてから、まずバレンタインデー用にと思ってチョコレートのブラウニーを焼いた。栗はブラックチョコレートよりミルクチョコレートの方が好きな人なので、今回初めてミルクチョコレートを使ってみた。オーブンに入れたところまでは良かったが、友達と電話で話している間に焼き時間を10分ほどオーバーしてしまった。固くなってそうだな〜。(苦笑)

 

またカプラ。二人で各々自分の塔を作っていると、栗が帰宅した。「これ、ママに買ってもらったの。」というあやぴーの話を受け、「今日あやぴーに怒鳴ったお詫びかい?」と言ってきたので超ムカついた。多分、これも彼特有のユーモアなのだと思うけど、未だにカチンときてしまう。「いや、Tちゃんちで遊べるようにと思って工作セットを買おうとしたら、これがいいって言うから。」とまじめに答えた。「ふ〜ん。これ、いいんだよね。ヨーロッパでは有名だけど、日本ではメジャーじゃないでしょ?」と言ってきたので、「アホ!日本にないものがあるわけないじゃん!日本人の友達も持ってるよ!」と思い切り突っこんだ。栗はうれしそうに笑った。

 

夜ご飯はまたピラフを作り、昨日るいぱぱのところで買ったチキンのエストラゴン風味を温めて食べた。と〜ってもおいしくて大満足。デザートには焼きあがったばかりのミルクチョコレート・ブラウニー。こちらは予想通り間の抜けた味だったが、栗とあやぴーはとても喜んで、お代わりまでしてくれた。

 

フランスのバレンタインデーはどちらかというと男性から女性にプレゼントを贈る方が主流だと思うのだが、「バレンタインデーなんて伝統じゃない。消費を促すための戦略。消費の波には乗りたくない。」と言う栗からは、当然何のプレゼントもなかった。あやぴーまでもが、「ママ、バレンタインデーはカトリックの行事だから、ママには関係ないよ。」と言う始末。世間のにぎやかな雰囲気から、なんとなく取り残されたような気分の私だった。。。

 

 

215日(パーク・フェニックス)

 

ピクニックの用意をして、友達と待ち合わせ。子供達を連れてニース空港の近くにあるパーク・フェニックスへ行った。本当は電車の方が速いかなと思ったが、ここのところ工事をしているらしく、電車が遅れることが多いので、今日はバスで行くことにした。おしゃべりしていたらあっという間に着いた。

 

休み中だからか、公園内は結構混んでいて、遊具コーナーのテーブルは満席だった。少し離れたところにあるテーブルが辛うじて一つ空いていたので、そこに荷物を置いて落ち着くことにした。子供達は芝生の方がいいと言って、テーブル前の芝生に移動。あやぴーに自分の分のサンドイッチとポテトチップスを渡した。ポテトチップスは大袋だったけど、みんなで食べるかなと思って。友達はピクニック調理セットを持参していて、その場で具沢山サラダを作り、私達もごちそうになった。デザートには私が持参した昨晩のミルクチョコレート・ブラウニーと、フルーツケーキ。みんな喜んでくれたのでうれしかった。友達の長女Iちゃんがリンゴを切ってくれた。みんなでワイワイ外で食べるとおいしいよね〜。

 

子供達は食事を終え、芝生の中央に特別設置された大きな遊具へ出かけていった。少し待った後、子供達の順番になり、すべり台を降りてきたり、走っているのが外から見えた。子供達は汗をかきながら戻ってくると、近くをブラブラ。笹の葉を見つけたと見せに来てくれた。友達がサッと笹舟を作ってくれたので、子供達大喜び。結局三人分作らされる羽目になった。(ありがとね〜!)。ちょうど小さな川のようなところがあったので、子供達はそこに笹舟を浮かべ、競争を始めた。川下まで来るとまた笹舟を広い、川上へ。舟の横を歩くのがまた楽しいらしい。こういう遊びができるのっていいよね〜と、友達と話した。

 

子供達が遊具コーナーで遊びたいと言い始めたのでテーブルを片付けて遊具コーナーに移動。日が当たる場所に座り、その辺を走り回る子供達を見ながらおしゃべりした。ここはポカポカしていいねと言っていたのに、また移動。笹舟に戻った。テーブルは既に他の人たちが座っていたので、芝生の上にシートを敷き、日向ぼっこを続けた。いつのまにか笹舟仲間がもう一人増えていた。

 

段々寒くなってきたので、温室に入ろうということになった。昆虫の館ではタランチュラや葉っぱのような虫で盛り上がり、水族館コーナーではネモやドリィで盛り上がり、イグアナを見たり、エイを見たり、亀を見たり、熱帯植物を見たりと思いのほか充実した時間を過ごした。「あと20分で閉園します。」というアナウンスが入って驚いた。時計を見るともう540分だった。温室を出ると日が暮れかけていた。

 

バスに乗って帰宅。仕事帰りの人で結構混んでいた上に、道路もなかなか進まず、時間が長く感じられた。港で乗り換えだったのだが、バスがなかなか来なさそうだったので、歩いて帰ることにした。頑張ってくれたあやぴーに拍手!

 

 

216日(イタリア)

 

朝起きたらお天気がいまいちだったので、イタリアに行くことにした。これまでに、ニースが曇っていても国境を越えると晴れているということが何度かあったので、今日もそうだといいねと話しながら出発。高速道路に乗って東に向かった。予想通りイタリアは晴れていたのだが、なんだか寒い!風がものすごく冷たくて驚いた。

 

友達に教えてもらったレストランに入る。土曜日だったのでお得なランチコースでもOKとのこと。栗と私はそのランチコースにして、あやぴーにはトマトソースのニョッキを頼んだ。前菜は栗がウサギ肉ソースのラビオリ、私はボンゴレのスパゲッティ。あやぴーはボンゴレが大好きなので、「ちょっとちょうだい!」と言って、横からアサリを取っていた。「変えてあげようか?」と聞いてみたが、ニョッキもおいしいとのこと。結構な量でお腹いっぱいだったが、メインがやってきた。メインは栗も私もカジキマグロとアーティチョークの煮込み。体が温まりそうなホックリした味だった。あやぴーにもお取り皿をもらったので少しわけようとしたら、付け合せのじゃがいものソテーだけでいいと言われた。アーティチョークは苦手だし、カジキマグロも特に食べたくないとのこと。おいしいのに!デザートは別腹。栗と私はパンナコッタを注文し、あやぴーはプリンを食べた。栗と私がエスプレッソを飲んでいる間、あやぴーは持参したプレイモービルで遊んだり、絵を描いたりしていた。

 

レストランを出た後は、海沿いを散歩した。途中で公園があり、あやぴーはブランコに大喜びだった。少し遊んだ後、砂浜の上を歩いた。白い砂浜だけを見ていると南の島のようだったが、やっぱり風が冷たい。あやぴーは靴下と靴を脱ぎたいと言ったが、風邪をひかれては困るので却下した。陸地に入るとあやぴーはむくれたが、黄色い野生の花をたくさん見つけて、ブーケを作り出した。丘を上るとまた公園があったので少し放牧。ブランコに乗ると動物の鳴き声のような奇妙な軋り音がして、あやぴーは大笑いしていた。太陽の下だと日差しが暖かい。静かで心地の良い午後だった。

 

そろそろ帰途につくことにした。帰りは途中で道を変え、昔は線路だった場所を歩くことにした。ずっと放置されていた土地だったが、しばらく来ない間に工事があったらしい。地元の人たちがたくさん舗装された道を歩いているのを見て、私達も行ってみようということになった。左右が塀だったり、トンネルがあったり、鉄橋の下をくぐったりと、なんだか電車になった気分でとても面白かった。あやぴーはと言えば、遊びつかれたらしく、「もう歩きたくない。肩車して!」とパパにねだり続けていたが、最後まで完歩。ご褒美にジェラート屋さんに行くことになった。

 

寒いので室内に入る。あやぴーはヨーグルトとチョコレートのダブル。栗はアイスを入れて作るシェイクのようなもの。私はチョコレートのアイスにメレンゲと生クリームを乗せたものを食べた。食べすぎかなと言う気もしなくはないけど、散歩の後に食べるアイスはとてもおいしかった。

 

最後にスーパーによってイタリア食材をたくさん買い込んでから車に乗った。途中、高速道路が工事のせいで3キロほど渋滞したが、その後はスムーズで一時間ほどで家に着いた。楽しい一日だった。

 

 

217日(ニースのカー二バル)

 

 

 

今日もどんよりしたお天気だったが時々晴れ間が見えたので、11時からのカー二バル寒中水泳大会に行ってみることにした。ところが、家を出るのが遅れてしまい、大慌て。トラムに乗って行こうかと話したが、わずかの時間で乗り過ごしてしまったため、次のを待つかどうか微妙となった。歩いていこうと予定を変更し、速度を速めた。途中、あやぴーがついてこれなくなってしまったので、私だけ様子を見に先に行き、栗とあやぴーは後から来ることになった。着いてみると、変なダンスやらファッションショーみたいなのやらをしていて、一向に始まる様子がない。こんなことならもっとゆっくり来ればよかったと後悔した。待ちきれなくなった栗がフライング。先頭を切って泳ぐことになり、珍しいもの見たさに寒空のなか集まった観衆から拍手喝采を浴びていた。結局、私達は大会が始まる前に泳ぎ(波がすごくて泳ぐとまでは行かなかったのだけど)、大会が始まる頃には温水シャワーの下だった。何のために大会に参加したのか全くわからない・・(苦笑)。友達が一人見に来てくれたので、私達が着替える間、あやぴーのお世話をお願いした。(とっても助かりました。どうもありがとう!)

 

係りのおばさんから「ホットワインがあるから飲んでね。」と言われて取りに行くと、黒山の人。全く関係ない人たちがわんさか群がっていて、私は全く列に近づけない。「なんだかな〜。」と思っていたら、栗が「そんなのおかしい。君がちゃんと頼まないからだ。」というので、一緒に来てもらった。やっぱり黒山の人だったのだが、栗が大声で「寒中水泳をした人が優先!この子が優先!」と叫ぶと、不思議と人並みがかきわけられ、私は無事ホットワインをもらうことができた。ビーチにはホットワインだけでなくあらゆる食べものも置かれていて、人々はそこにハエのように群がっていた。その中で寒中水泳をした人はごくわずか。がっついているのは何の関係もない人達や関係者ばかりで、その様子を見ても「なんだかな〜。」と思うところがあった。「フランス人は無料って聞くとすごいよね。」と話しながら、早々にビーチを後にした。

 

旧市街の韓国料理店でるいままファミリーと合流。あやぴーはるい君との再会を喜んだ。私は体を温めたかったのでキムチチゲ定食を頼んだ。あやぴーにはお気に入りのプルコギ定食、栗はイカと豚とキノコの鉄板焼きみたいなのを頼んでいた。大勢でワイワイ食べるのはとても楽しくて、あっという間にカーニバルのパレードが始まる時間になってしまった。るい君は仮装道具を持ってきていたが、私は自分の寒中水泳大会のことに夢中で、あやぴーの仮装道具のことはすっかり忘れていた。バカバカ、自分のバカ!あやぴーは「んも〜っ!」と怒っていたが、私のヨットパーカを着て帽子をかぶり、ラッパー(ラップをする人)の仮装をするかどうか聞いてみたら、速攻で却下された。。。

 

お店を出て会場に向かう。海岸通りまではすぐなので助かった。兵隊になったるい君と、とりあえず髪の毛を二つに結わいておしゃまな女の子になったあやぴーはそれぞれボンブ(ムース状の紐が出るスプレー缶)を手にし、攻撃を始めた。私達も色々な人からボンブやら、コンフェッティ(紙ふぶき)やら、たくさんの攻撃を受けた。適当な場所に立ってパレードを見学。偶然にも行きつけのお花屋さんファミリーに出会った。お母さんのドニーズが孫を連れて山車に乗るらしく仮装していた。また、補修校の方々にもお目にかかった。すごい人なのに知り合いに出会うってすごい偶然!

 

パレードの山車を見たり、外国から来ている人達の衣装に感心したり、練り歩く人達にからかわれたり、大人も大人で楽しんだけど、一番楽しんでいたのはやっぱりるい君とあやぴーで、二人の様子を見ているだけでもカーニバルに来た甲斐はあった。山車を一通り見たところで退散。旧市街のクレープ屋さんに移動した。おいしいクレープと温かい飲みもの(子供達はコーラ)でおやつタイム。途中から混んできたので早いうちに入って正解だった。

 

パーキングまでるいままファミリーを送りに行くと、そこでまた別の友達ファミリーに遭遇した。本当はパレードで合流するはずだったのだが、ものすごい騒音だったために私は携帯電話が聞こえなかったらしい。申し訳ないことをした。親同士が話をしている間、子供達は裁判所の階段を上り下りして遊んでいた。少しだったけど会えて良かった!みんなと別れての帰り道も歩きで。あやぴーはさすがに疲れたらしく、すこし栗に肩車をしてもらっていた。家に帰ると日が暮れていた。熱いお風呂に入ってから夕飯。今日も盛りだくさんな一日だった。

 

 

219日(マントンのレモン祭り)

 

朝ご飯を食べてから日課の漢字勉強。その後、10時前の電車に乗るべく、急いで支度をした。ところが、いざ駅についてみると、シミエのトンネルを工事中とかで、今日も電車が遅れた。15分程度だったからまだ許せたけど、周りの人はみんな怒っていた。電車に乗ってホッと一安心。今日は良いお天気で、車窓から見える海がとてもきれいだった。フリーペーパーに掲載されていたSUDOKUをしていたら(あやぴー、一人で中級レベルクリア!)、あっという間にマントンになった。駅を出て大通りに向かい、一番最初に見えたチケット売り場で入場券を購入すると、早速会場に入った。

 

マントンのレモン祭りの特徴は、レモンとオレンジをふんだんに使った巨大オブジェ。最初に見えたのは大型船だった。おおお〜っ、なかなか大きい!楽しそうだねぇと歩き進めて行くと、レモンやオレンジを売る売店があり、そこに試食コーナーがあった。あやぴー、モジモジ。食べたみたいらしい。「一つもらったら?」と言うと、「え〜っ、ママがもらってきて!」と言うので、「こういうのは子供の方がいいから。」と言い返すと、二人のやりとりを見ていたお店の男の子が、あやぴーにみかんを丸々一つくれた。あやぴーが私の後ろに隠れてしまったので、私が代わりに頂いた。お兄さん、ありがとう!

 

今年のレモン祭りのテーマは「世界の島」なので、イースター島のモアイとか、ポリネシア文化っぽい偶像とか、亀とか貝とか、素敵なオブジェがたくさんあったのだけど、例年より小道具が多く、肝心のレモンとオレンジは少ない感じ。私はちょっと残念に思ったけど、あやぴーは大喜びだった。「海賊がたくさんいる!」とか、「ママ、見てみて、サルがいるよ!」とか、「お花がきれいだね〜!」とか、とても楽しそうにコメントしながら見学していた。平日の午前中だったせいか、人もそれほど多くなく、マイペースで周れたのは良かった。会場を一周した後、売店で絵はがきを買ったら、おじさんがあやぴーにミモザをくれた。ちょっとしたことだけどとてもうれしかった。その後、栗の知り合いのおばさんに遭遇して少しおしゃべりした。別れ際にあやぴーがミモザの枝を折り、少しおばさんにあげたので、おばさんはとっても喜んでいた。

 

会場を後にして、イタリアン・カフェでランチ。あやぴーはハムとチーズのパニーニを食べ、私はカプレーゼ(トマトとモッツァレラチーズのサラダ)を食べた。と言っても、三分の一はトマト好きのあやぴーのお腹におさまったのだけど。。。せっかくなので、レモンのタルトをデザートに食べ、エスプレッソを飲んだ。あやぴーと二人でのガールズ・ランチはやっぱり楽しい♪

 

お店を出た後は、旧市街を歩き、にゃんこ先生から教えてもらった高台にある展望台を目指した。上り道だったというのもあるけど、日差しが強く、汗をかいてきたので、あやぴーも私も上着を脱いで長袖Tシャツ一枚になった。展望台からの景色はとっても素敵だった。お天気が良かったので、空も海も青く澄み渡っていて、旧市街の赤煉瓦の屋根や、周りの緑が鮮やかで、南仏らしい景色。来てみて良かった!せっかくなのでお隣にある小さな墓地の中も散策し(「お邪魔してスミマセン。」と謝りながら。)、帰りは小道を下りて再び旧市街に戻った。あやぴーが家に帰りたいと言うので、午後2時の電車に乗ろうと駅に急ぐと、次の電車は午後3時だった。ガガーン。一時間以上先じゃん。。。電車がなくなった理由を聞こう、理由によっては嫌味の一つでも言ってやらなくちゃ!と勇み足で窓口に行くと、係員の女の子から、「午後2時の電車は土日だけですよ。時刻表にそう書いてあるでしょ?」と言われた。よく見てみると、確かにそう書かれていた。落ち込み倍増。。。(苦笑)