あやぴーの成長日記
2006年1月(6歳5ヶ月 )

(黒板にチョークでお絵かき)
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1月2日(新学期前日) 1月3日(新学期初日) 1月10日(プール2回目) 1月15日(トリスタン1才10ヶ月、オラン3ヶ月) 1月16日(絵本を読む) 1月17日(プール三回目) 1月18日(陶芸教室) 1月22日(恋人発覚) 1月24日(プール四回目) 1月25日(陶芸教室と演劇) 1月27日(子供はいやだ) 1月28日(ランチ&エステバンの誕生日会) 1月31日(プール五回目) |
1月2日(新学期前日)
年末はイタリアで過ごし、昨晩、元旦の夜に帰宅した。ゆっくりとお風呂に入り、インスタントラーメンを夕飯に食べた後、テレビで放映していた「ハリーポッター2」を見た。11時半頃ようやく就寝。
という訳で、今朝は家族三人11時起床。こんな遅くに起きるのは久しぶりのことである。シリアルと牛乳といういつも通りの朝食を取った後、あやぴーはパパと一緒に庭仕事。よくパパのお手伝いをしたらしい。お昼ご飯には遅ればせながらお蕎麦を食べた。あやぴーの大好きなかき揚げを作ると、喜んでたくさん食べてくれた。午後は残っていた冬休みの宿題を一気に片付け、夕方、パパと一緒におじいちゃんの家に出かけた。ママはお留守番。数日とは言え、ずっと家族三人一緒だったので、別行動がうれしい。(ごめんね。笑)
明日から新学期。プールの授業が始まるので、あやぴーと一緒に支度をした。いつものビキニではなく、スクール水着っぽいものなので、着方を教え、濡れた水着や水泳帽子などはビニール袋に入れること、プールが終わったらちゃんと毛糸の帽子をかぶることなど、いろいろ説明しておいた。私は付き添わないのでちょっぴり心配だけど、頑張ってね。
1月3日(新学期初日)
今日から新学期。プール授業の初日でもある。ルイーズのママは「心配だから今日だけでもついていこうと思う。」と言っていたけど、あやぴーに聞いてみたら一人で大丈夫だと言うので、私は行かなかった。
今日はまだ栗がお休みだったので、昼のお迎えに行ってもらった。帰ってきたあやぴーに「プールどうだった?」と聞くと、「腕につける浮き輪なしで泳げたんだよ!」とうれしそうに話してくれた。良かった、良かった。学校にはプールがないので、スクールバスに乗って、旧市街にある温水プールに行ったそう。ちゃんと着替えも自分一人で出来たらしい。すごいなぁ。こうやって、どんどん親元から離れて行くのかなぁとちょっぴり寂しさを感じた。
お昼ご飯はキムチ・チャーハンとわかめスープ。あやぴーはキムチが大好きなので大喜び。三杯もお代わりをした。午後の送迎も栗に頼み、私は楽をさせてもらった。
ちなみに、担任の先生は冬休み中に背中を痛めたとかで、代理の先生が来ているらしい。女の先生なのだけど、「あんまり優しくないんだよ。」とあやぴーは口をすぼめて話してくれた。担任の先生から可愛がられているだけに、待遇の違いを感じてしまうのかもしれない。でも、優しくない先生もいるということを知るのは悪いことではない。「代わりの先生って言うのも、なかなか大変ものなんだよ。担任の先生はみんなのことをよく知っているけど、代わりの先生はそうじゃないもの。」とフォローすると、あやぴーもわかっているようで、頷いていた。新学期初日、なんとか無事に終わったようだ。
1月10日(プール2回目)
あやぴーは昨日から「明日はプール!」と大張り切り。忘れものがないか確認した後、パパに連れられて登校した。お昼のお迎えの時に、プールへの付き添いをしているクララのママに会ったので、水泳の授業の様子を聞いてみた。プールは午前中なのだ。クララのママによると、生徒を「泳げる子」、「まあまあ泳げる子」、「あまり泳げない子」、「全然泳げない子」と4つのグループに分けて授業をするらしい。あやぴーは腕の浮き輪なしではまだ泳げないので、「泳げない子」のクラスにいるのではないかと思う。本人に「誰と一緒のグループなの?」と聞いてみたら、「サンドリーヌとケテヴァン(以上女の子)、エステバンとアラン(以上男の子)」だと教えてくれた。仲良しの子達と一緒で良かったとホッとする。
お昼ご飯は和食。久しぶりに納豆を出したので、あやぴーは大喜びだった。友達が作ってくれたキムチを食べてみたら、メチャクチャおいしくて感動。辛いだろうにあやぴーも食べていた。栗もあやぴーもキムチが大好きなのだ。
午後一番で学校に連れて行く。夕方のお迎えには初めて遅れてしまった。ルイーズのパパとケテヴァンのママがあやぴーと一緒に待っていてくれたので助かった。何故遅れてしまったかというと、脳内出血で緊急入院していた近所のおばさんに道端で会ったからだ。普通に歩いていたので驚き、新年のあいさつをして、具合を聞いた。おばさんはガンではなかったことに喜びながらも、検査結果はまだこれからだし、脳内出血のせいで言語障害が出ることや、将来に不安を感じていることをぽつぽつと話し始めた。あやぴーのことを「この子は可愛い子だねぇ。」「賢いし、礼儀正しくて、良い子だねぇ。」といつも誉めてくれるおばさん。どうかこのまま小康状態が続きますようにと願いながら別れた。(そして、猛ダッシュで学校に向かった。)
代理の先生は今日でおしまい。怪我でお休み中の担任の先生がいよいよ復帰するそうだ。ルイーズとあやぴーは「Ouiiiii ! Le
maitre va revenir ! Super !」(先生が戻ってくる!)と叫びながら、いつものように坂道をかけ上って行った。ルイーズはいつもハイテンション。普通の声でしゃべらずに、何故かいつも叫んでいるし、よく走る。そのせいで、あやぴーもルイーズといる時は一緒に叫んだり、飛び跳ねたりしている。そして、ルイーズと別れると、ようやく普通に歩き始めるという。。。(笑)
家に帰ってから、りんごジュースを飲みながらクッキーをおやつに食べ、今日は私と一緒に宿題をした。教科書の復習と書く勉強。教科書に「karate」とか「kimono」と言った単語が出てきて、あやぴーが「これ日本語だよね。」と言った。フランスでは空手着や柔道着などのことも「kimono」と呼ぶのだ。あやぴーがどんどんフランス語が読めるようになってきていることに驚く。英語にも興味があるようで、担任の先生がお休みの間、英語の授業がなかったことが不満だったそう。算数にもこのくらいの気合いを入れてもらいたいものである。。。(笑)
明日は水曜日。学校がない日なので、今夜は特別に「X―MEN」の映画をテレビで一緒に見ることを許可した。あやぴーはアニメで「X―MEN」を見ているので、映画も楽めた模様。寝るのが夜10時半過ぎになってしまったが、たまには良いだろう。映画中に恐がることもなく、その晩悪夢にうなされることもなかった。
1月15日(トリスタン1才10ヶ月、オラン3ヶ月)
栗が風邪気味だったので、今日は家でのんびり過ごすことにしたのだが、義弟一家がお義父さんの家でランチをするというので、私達も食後のコーヒーにお邪魔することにした。
トリスタンがお出迎え。12月末に会ったばかりだが、また大きくなったみたい。徐々に赤ちゃんから幼児へと変身しつつあるのを感じた。トリスタンは早速あやぴーの後をくっついて回り、あやぴーは「しようがないなぁ。」と言った顔をしながらも、うれしそうによく面倒を見ていた。
お義父さんが煎れてくれたコーヒーを飲みながら、義弟は栗と話し、私は奥さんのアポちゃんと年末年始についてレポートし合った。お義父さんは私達の会話に加わったり、浴室で水遊びをするトリスタンとあやぴーを見に行ったり、うろうろしていた。トリスタンの洋服が水びたしになってしまったので、義弟が洋服を脱がせ、トリスタンはおむつ一丁になりながら、再び水遊びを始めた。お義父さんの家は暖房が効きすぎて暑いくらいなので、おむつ一丁でも大丈夫なのだ。あやぴーはと言えば、水遊び経験が長いため、さすがに洋服をぬらすことはなかった。
オランがお昼寝から目を覚ました。アポちゃんの授乳タイム。落ち着いてから抱っこさせてもらった。トリスタンも生まれた時から可愛かったが、オランは女の子なので、また違った可愛さなのだ。オランは食後の消化のせいなのか、時々奇声をあげていたが、おとなしく抱っこされていた。そのうち、おっぱいを探し始めたので、アポちゃんに「まだお腹空いてるみたいよ。」と声をかけた。アポちゃんは「最近授乳時間が短くて、足りているのか足りていないのかわからないのよね。」と言いながらオランを抱き、またおっぱいをあげ始めた。
オランが寝始めたのをきっかけに、義弟一家が帰ることになった。私達もその後を続いた。家に帰ってから、私は掃除や料理など家事に励んだ。栗とあやぴーは寒いというのにお庭でサッカーをしていた。夕飯はミネストローネスープ。寒い日は体を温めてくれるスープがうれしい。
1月16日(絵本を読む)
朝一番でフィットネスのクラスに行き、急いで買い物を済ませてから、一旦家に戻り、買ってきたものを冷蔵庫やら、食料棚などにしまってから、お昼のお迎えに行った。家までの道をあやぴーとおしゃべりしながら歩くのはとても楽しい。大好きな時間である。あやぴーも私も毎日同じ質問ばかりなのだけど。。。(笑)
私はいつものように「今朝は何をしたの?」と聞いた。あやぴーは、上級生が絵本の読み聞かせをしてくれたのだと教えてくれた。「あのね、『クマさんがお出かけ』って言う絵本なの。でも日本語じゃないんだよ。フランス語の本なんだよ。名前を聞きたい?」と言うので、「聞きたい!聞きたい!」と答えると、「あのね、『Un ours va se
promener』っていう本なの。」とあやぴーが教えてくれた。
月曜日はニースの伝統的なダンスをする日だと記憶しているので、「ダンスはやらなかったの?」と聞いてみたら、もう終わってしまったのだそうだ。そう言えば、先週、ニラニーが私のところへやってきて、今日は発表会だったと言っていたことを思い出した。そうか、もう終わりなんだ。一回は見てみたかったなぁ。。。
ニースの伝統を小さなうちから学ぶのは、とても良いことだと思う。特にあやぴーは、今ではニース市の人口の10%にも満たないという生粋のニース人の血を受け継いでいる。しかし、家の方針でニースの伝統にまつわることには一切関わっていない。貴重な体験となったことだろう。。。
今度はあやぴーの番。いつものように、「ねぇ、ママ、今日は何を食べるの?」と聞かれた。今日はご飯を準備する時間がなかったので、お義父さんが差し入れしてくれたミ−トソースでパスタだと言うと、ちょっとがっかりしていた。あやぴーは和食が好きなのだ。
お昼ご飯を食べ終えた後は日本語の勉強。今日は一緒に絵本を読むことにした。お友達が数年前に送ってくれた、福音館「かがくのとも」シリーズの『やまでひとばん』という本。あやぴーに一人で読ませると、途中からグズグズ言い始めるので、私と1ページずつ交代で読むという風にした。この本は1ページの文章が割と少なめで良い感じ。しばらくすると、あやぴーがもぞもぞし始めた。ちゃんと読み進んでいるので気にしていなかったが、ふと横を見ると、逆立ちをしながら読んでいるではないか!(驚)。思わずデジカメを出してぱしゃりと証拠撮影。さすがにあやぴーも変だとわかったらしく、大笑いしていた。
1月17日(プール三回目)
今日は雨が降っていたが、プールの日なので一応道具を持たせることにした。お昼に迎えに行った時、プールに行ったのかどうかあやぴーに聞いてみると、ちゃんと行ってきたらしい。確かに室内の温水プールだし、学校からバスに乗って行くので、考えてみれば雨でも影響はない。
ちょうど担任の先生が通り過ぎたので、あやぴーがちゃんとやっているかどうか聞いてみた。「問題ありませんよ。僕の担当グループではないけれど。確か、女性の先生か、プールのインストラクターかどっちかのグループだったと思います。真中のクラスですよ。」と教えてくれた。あやぴーに聞いてみると、担当は先生ではなくてインストラクターの方だそう。私はあやぴーは泳げないグループにいるのかとばかり思っていたので、真中のクラスだと聞いてちょっと驚いた。今日は一人で着替えはできたけど、水泳帽がかぶれなくて、付き添いに行っていたケテヴァンのママにかぶせてもらったそうだ。ちなみに、プールに行くのはあやぴーのクラスだけでなく、もう一クラスと合同。女性の先生と言うのは、そのクラスの担任の先生らしい。
夕方のお迎えの時に、ケテヴァンのママがいたのでプールの様子を聞いてみた。「あやぴー、すごいわよ〜。やる気満々。着替えもきちんと一人でできるし、大したもんよ。」と誉められた。それを聞いてちょっと驚いた。あやぴーは家族と一緒にいる時はかなりの慎重派。海に行く時は浮き輪なしでは水に入らないし、泳ごうよと言っても、ちょっとでも水が冷たいと中に入らない。やる気満々という姿が想像できず不思議な気分だったが、一人でもちゃんとやってると聞いてうれしかった。(そして、やはり私はこれからも付き添いに行かない方が良さそうだと思った。一人の方が頑張ってくれそうな気がするから。)
1月18日(陶芸教室)
今日は久しぶりに輪つぁ非ガあやぴーを陶芸教室まで送っていった。遅ればせながら先生のミッシェルに新年のご挨拶。あやぴーを託し、私は一旦家に帰った。
お昼に迎えに行くと、あやぴーは黄色いビニール袋を持っていた。中を見ると焼き上がった作品がいっぱい!無雑作に詰められていたため、割れてしまっては困ると思い、あやぴーの作業用エプロンを取り出した。エプロンを広げて、作品を一つ一つ包みながらグルグルと巻いていく。それをビニール袋に入れ、私のバッグの中にしまった。これで一安心。
ミッシェル曰く、今日のクラスではドアプレートを作ったらしい。テーブルの上にある作品を見るように言われた。あやぴーのも無事発見。作品棚の方にはネコの形をした素敵なペン立てがあった。これは展示会に使うので、すぐには渡してもらえないそうだ。
ミッシェルから、今日はあやぴーがドラという女の子(6才)と共に、作業中ずっとおしゃべりしていたことを聞かされた。クラスでも最年長のグループなので、おしゃまな発言が多いらしい。あやぴーがお姉さんぶる様子は、私も容易に想像できるので、思わず笑ってしまった。
陶芸教室を後にして、バスで移動。街中へ向かった。あやぴーのリクエストで、今日は歩行者天国にあるQUICKというハンバーガー・ショップでランチ。ここは、いつも2階にあるトイレを拝借するだけで、飲食はほとんどないのだが(笑)、思いのほか良かった。マクド〇ルドよりずっと空いているし、店内もきれい。お子様セットであやぴーが選んだホットドッグは悲しいほど小さかったが、本人的には満足だったようだ。
食事を終え、トイレを済ませてから(トイレもピカピカ!)、近くにある友達のパン屋さんで食後のエスプレッソを飲むことにした。エスプレッソはやっぱりカフェの方がおいしい。前から気になっていたチョコレートムースが今日もあったので頼むと、あやぴーがとても気に入り、ほとんど食べられてしまった。(涙)
その後、歩行者天国を歩いてマセナ広場に戻り、デパート「ギャラリー・ラファイエット」に入った。お目当てはキッチン用具だったのだが、私が探していたものは安くなっていなかったので、今度は子供服を見ることにした。来年用に10才用の長袖Tシャツを探してみたが(今は8才用を着用中。)、こちらも撃沈。既にあやぴーのサイズのものはなくなっていた。その代わり(?)、40%オフになっていたショートブーツを一足購入した。
エレベーターを降りて、今度は自分の洋服を見ようと思ったら友達発見。びっくり。早速声をかける。これからお茶するそうなので、私達もお邪魔させてもらうことにした。歩行者天国にまた戻る。お気に入りのイタリアンカフェに入ると、あやぴーは持参したお絵かきセットをテーブルに広げ、まずフランス語の筆記体で文章を書き(時々間違っていたが。苦笑)、それから、文章の下に絵を描いて、簡単な絵本調に作り上げていた。フエルトペンで塗り絵をしたり、ハンバーガーショップでもらったオモチャで遊んだり、意外と退屈することなく遊んでいた。しばらくすると席を立ち、カフェの中で一人鬼ごっこ。店内が混み混みじゃなくて良かった。。。
帰りはバスで。座席の一番後ろに座っていたら、若い男の子が二人乗ってきた。一人がMP3で音楽を聞いていて、もう一人がそれに合わせて喋り始めた。いや、喋っていたのではなくて、よく聞くとラップ!至近距離でラップをする人を見るのは初めてだったので、ちょっと感激。気がつくと、あやぴーもMP3のヘッドフォンから流れてくる音楽に合わせて首を動かしていた。かわいい(笑)。男の子達もそれに気が付いて、微笑んでいた。
1月22日(恋人発覚)
次の土曜日には、クラスメイトの男の子エステバンのお誕生日会に呼ばれている。そろそろ返事を出さないと行けないのだが、あやぴーは行くと言ったり、行かないと言ったり、心が揺れている模様。どうやら、あやぴーの天敵であるトフィックも招待されているのが気に入らないらしい。
しかし、今日あやぴー自らが「やっぱりエステバンのお誕生日会に行く!」と言った。そして、その後、「だって、エステバンは私のamoureux(アムルゥー=恋人)だから。」という文章が続いたのだ!!!私はびっくりした。一瞬、自分の耳を疑った。ア、アムルゥーって!?恋人って?!(ちなみに、この会話は日本語で行なわれました。あやぴーは「恋人」という日本語が見つけられず、フランス語を混ぜた様子。)
私はあわてて栗を呼び、ことの次第を説明した。栗は焦りを隠しながら、「本当にエステバンのお誕生日会に行くの?」とあやぴーに確認した後、「エステバンはあやぴーのボーイフレンドなの?」とも聞いてみた。あやぴーの返事は「ウィ。」だった。栗、愕然。。。(笑)
気を取り直して、「あやぴーがエステバンに恋をしているのか、それともエステバンがあやぴーに恋をしているのか。」と言う質問を続けて、さらに状況を把握しようとしていたのだが、文章が似ているためにあやぴーは混乱した模様。そのはずみか、「私たちキスだってするんだから。」というセリフがあやぴーの口をついて出た。キ、キスって!?!?!?栗と私は思わず顔を見合わせた。
栗はだまっていられず、「キスって、ほっぺにするの?それとも口?」と、すぐさまあやぴーに聞いた。すると、あやぴーが「ほっぺだよ。」と答えたので、栗も私もホッとした。そして、「そうそう、恋人同士のキスはほっぺで良いんだよ。口だと風邪とか病気が移ることがあるからね。」と栗があやぴーに説明した。衛生にうるさい栗らしい反応で、私は思わず微笑んでしまった。
いつかこういう日が来るとは思っていたが、これまであやぴーは全く男の子に興味を示さないどころか、女の子達としか遊ばないようだったので、その突然の変化に驚いた。親友ルイ−ズにもクラスに恋人がいるらしい。一種の遊びなのかな。。。とりあえず、栗の神経を逆なでしないように、「amoureux」という言葉は使うのは自粛することにした。(笑)
(amoureux(アムルゥー)....「恋をしている」という意味で形容詞として使われることが断然多いが、お子ちゃま達の間では「恋人」という意味の名詞としても重宝されている。)
1月24日(プール四回目)
あやぴーがお腹が痛いというので、プールはどうするか迷ったのだけど、本人が行きたいと言うので、行かせることにした。今日は、前のクラスが遅れたせいで、水に入る時間が少なかったとか。あやぴーはブーブー言っていたが、私はホッとした。ラッキー。あやぴーは平泳ぎができるようになったらしい。「浮き輪がなくても沈まないで前に進めるんだよ!今日はこないだよりもっとたくさん泳げたんだよ。」とうれしそうに報告してくれた。夏が待ち遠しい!
1月25日(陶芸教室と演劇)
午前中は陶芸教室。お昼に迎えに行くと、今日作った作品を見せてもらった。再来週は子供達の作品展。オープニング・パーティーの招待状を先生からもらった。楽しみ〜!今日焼きあがってきたのは羊。小さくてかわいい。割れないように私が持つことにした。
あやぴーが通っているのは4才から6才までのクラスなのだが、一番の仲良しは同い年のマルゴーとドラ。今日はドラがブレスレットをプレゼントしてくれたそうで、誇らしげに見せてくれた。念のためドラのお母さんに確認したところ、「ドラの気持ちだから受け取って。」と言われたのでホッとした。良い友達ができてよかったねー!
エステバンに誕生日プレゼントを買わなければいけないので、街中に繰り出す。ランチは友達のパン屋さんでパニー二を食べることにした。あやぴーはピザ。ホカホカでおいしい〜!デザートに前回食べておいしかったチョコレートムースがほしいとリクエストがあった。あっという間に完食。あやぴーは背はどんどん伸びるのに、体重が20キロから増えないので、現在、「食べたいものは何でも食べさせる」という方策を取っている。ちょっとうらやましい。(笑)
食事を終えた後、デパート「ギャラリー・ラファイエット」に行って、おもちゃをチェックした。エステバンのママから、エステバンは「POKEMON」と「YU-GHI-OH!」のファンだと聞いているので、そういうものを探した。案の定、あやぴーが「私にも何か買って〜!」とぐずり始めたので、早々にお店を後にした。
ちょっと早いけど旧市街へ。午後はお芝居を見に行くのだ。ブラブラと散歩をしながら旧市街の中を歩く。おしゃれなお洋服屋さんをのぞこうと中に入ったら、三つ編みの可愛いらしい女の子が顔を出した。ミオちゃん!・・・と言うことは!?と周りを見ると、レジに立っていた女性が振り返った。それはユリちゃんだった。キャ〜!会わない時は全然会わないけど、会う時は会うものですねぇ。。。
立ち話をしていると、子供たちは奥に入ってお絵かきを始めた。オーナーのお嬢さんもいたので、女の子三人。かわいい〜。ユリちゃんと私は日本語でばーっと話した後、オーナーと店員さんもいるので、フランス語にスイッチした。
お店を出てからユリちゃん親子と別れ、私達は坂を上った。お目当ては「La Semeuse」という劇場。水曜日の午後は、定期的に子供のためのお芝居が上演される。開演は3時だったのだが、2時半に来た方が良いと言われたのでそうした。既に人が集まっていたので、受付で予約名を告げ、チケットを2枚購入し、入口の列に加わった。1枚6ユーロ。800円位という気軽な値段はうれしい。
早目に行ったおかげで、三列目の真中に座ることができた。(小さな劇場なので、どこからもよく見えると思うが。)。大きな子もいたが、小さな子も多く、なかなか始まらないので段々と席が騒がしくなってきた。予定時間を5分過ぎてからようやく開演。
タイトルは「Les Sorcieres (魔女達)」。魔女達が、これからは優しく、美しく、清潔になろうと決意することから始まるドタバタ・コメディー。頭(かしら)は背の高くて気品のある魔女、子分その一が可愛くておしゃまな魔女、子分その二が下品で醜い魔女。三人の登場人物はどれもとても魅力的で、1時間あっという間だった。ときどき、「これって子供にはわかるのかしら。」というギャグもあったが、あやぴーはとても喜んでいたし、私も楽しんだ。
帰りはお散歩も兼ねて、旧市街から家まで歩いて帰った。途中で2ユーロショップで小物購入。(日本の100円ショップの方がずっといいんだけど。涙)。あやぴーがラメ入り絵の具セットがほしいと言うので買ってあげた。途中でお茶していこうかと思ったのだけど、もうちょっと頑張れば家なので、家に帰っておやつを食べることにした。ぐずるあやぴーを何とかなだめすかせつつ歩き、ようやく家に到着した。疲れたけど楽しい一日だった。
1月27日(子供はいやだ)
今日は学校帰りに私のママ友達を家に招待した。(詳しいレポートはこちらから。)。近所のクリスティ−ヌと娘のマイリー(幼稚園年中組)、仲良しのアニーとその息子達(年長組のルカと2才半のエンゾー)、そしてナタリーと息子の二コラ(年少組)。子供達はみんなあやぴーより年下である。気候が良い時期は、毎日学校帰りに一緒に教会の広場で遊ぶ仲間なのだが、外で遊ぶのと、家で遊ぶのは違うらしい。あやぴーはみんなが来る前から「子供ばかりでいやだ。」とブーブー文句を言っていた。。。
「ごめんね。でも、今日の主役はママ達なんだ。二コラのママはもうすぐ病院に入るの。しばらく会えなくなっちゃうから、うちに来てもらうことにしたんだ。悪いけどよろしくね。」とあやぴーに説明した。フランソワがいたら良かったんだろうけど、あいにくフランソワのママ(彼女もナタリー)は仕事。あやぴーは私に内緒で親友ルイーズに声をかけていたのだが、ルイ−ズのママに事情を話し、また今度にしてもらった。あやぴー、がっくり。。。
みんなでうちに入り、子供達にはまず手を洗ってもらった。そしておやつ。あやぴーは何もいらないと言って、ルカと二人で子供部屋に消えていった。すると、おちびさん達もおやつを食べずに子供部屋に行こうとするので、あやぴーとルカを呼び戻し、「とりあえずみんながおやつを食べるまではここにいて!」とお願いした。あやぴー&ルカ、ため息。。。(笑)
その後、子供達は全員で子供部屋に移動したのだが、ケンカが始まった。二コラの行いが悪いとルカが叱り、それが気に入らない二コラがあやぴーのテントに蹴りを入れたり、おもちゃを投げたりしたために、さらにみんなの怒りを買ってしまったのだ。大人が仲裁に入り、二コラのママは二コラを叱った。私達は私達で、「一人を仲間外れにするのはいけない。」と注意した。あやぴーは「だから子供はいやなんだよ。」とブツブツ言った。
一旦騒ぎがおさまると、子供達が黒板に興味を持ち始めた。二コラがチョークを持ち、絵を描こうとしたその瞬間、あやぴーが「二コラ!」と叫んだ。しかし、少し考えた後、「いや、なんでもない。いいよ、チョークを使っても。好きなように黒板に絵を描きなさい。」というセリフが続いた。「おもちゃをみんなに貸してあげてね。」とお願いしていたことを思い出したのだろう。成長したものだ。。。
二コラはルカと仲良く黒板でお絵かきをし、エンゾーは子供部屋と私達のところを往復しながらおやつを食べ続け、あやぴーは子供達を叱りつつベッドの上を飛び跳ね、マイリーはと言えば、テレビを見たり、みんなの様子を遠巻きに見たり、一人おとなしくしていた。それはそれで楽しんでいる様子。大人もその間おしゃべりを楽しむことができた。
7時近くにみんなが帰っていったのだが、子供部屋に入った栗が「あっ!」と驚いて、私を呼んだ。あやぴーの部屋が全てきれいに片付けてあったのだ!「TOMO、ママ達に「ありがとう。素晴らしいしつけだ。」と伝えておいてくれ。何て良い子達なんだろう。」と感動の声を発した。「遊び終わった後、子供が自分達で部屋の片づけをするなんて、今まで見たことなかったよなぁ。本当に良い子達だ。信じられないよ。」としみじみしていると、あやぴーが言った。「片付けたの、子供達じゃないよ。全部ママ達。二コラのママと、ルカのママが来て、全部片付けてくれたの。」・・・栗、あ然。「そ、そうか。ママ達だったんだ。いやー、ママ達えらいなぁ。さすが慣れてるなぁ。」と頭をかいていた。。。(笑)
1月28日(ランチ&エステバンの誕生日会)
午前中は学校。お昼に一旦家に戻ってきた後、栗の親友エリックとパートナーのカティと一緒にランチをする約束だったので、雨の中また出かけていった。彼らが最近お気に入りだというイタリアン・レストランに連れて行ってもらう。「あれ?こんなところにレストランがあったっけ?」という場所。新しいお店のようだ。一歩店内に入って驚いた。そこはまさにイタリアだったのだ!所狭しと色々なイタリア食材が山積みになっていて、でも黒を基調としたモダン・インテリアと調和している。かっこいい〜!デジカメを持ってこなかったことが大いに悔やまれた。。。
エリックが予約をしてくれていたので、私達は半個室のようになっている大きなテーブルに案内された。と言っても、この部屋にも食材が置かれている。ワインやオリーブオイル、ビネガーなど、素敵なものがいっぱい!イタリア人のお姉さんがメニューを持ってきてくれた。実はここはお総菜屋さんなので、お料理の種類はそれほどない。だけど、どれもおいしそう。
前菜はエリックと栗がアンティパスティの盛り合わせ、私はベジタリアン・ミックス、カティは水牛のモッツァレラチーズ&トマトをお願いした。大きなお皿にきれいに盛られた前菜。「わ〜!」という声が上がった。小皿を頂いてあやぴーに取り分け。私はイタリア風の野菜のマリネが大好きなので大満足だった。エリックと栗のお皿は野菜、生ハム類、チーズと色々なものが乗っていて、カティのもおいしそう。リコッタを一口もらったのだが、すごくマイルド。いや〜、素敵!
メインには、カティがチーズとくるみソースの生パスタ、あとは全員ラザニアを頼んだ。お客がどんどんやってきて、店員さんはてんてこ舞い。シェフもおろおろしながらサービスに回っていた。何でもウエイターさんが2人いっぺんに風邪に倒れてしまったのだとか。かわいそうに。。。ラザニアは思っていたよりずっと軽く、手作りならではの柔らかいソースが良い感じだった。あやぴーもよく食べていたし、大人もおしゃべりとお料理を楽しむことができた。何気なく頼んだdolcettoという赤ワインも料理に合っていた。
おなかいっぱい!私はデザートをパスしてエスプレッソをもらうことにした。栗はリモンチェロのサバラン、エリックはフォンダン・ショコラ(チョコレートケーキ)、カティはヌテラ(チョコペースト)味のパンナコッタをオーダー。カティにパンナコッタを一口もらったら、意外とくどくなくて驚いた。栗のサバランもおいしい。素敵なお店を紹介してもらって本当に良かった。二人に大感謝。お料理が抜群で、内装もおしゃれで、値段もリーズナブルで、その上サービスが良いお店って、ニースでは最近なかなかないから。。。
みんなを残し、あやぴーと私は一足先に店を出た。今日はボーイフレンドのお誕生日会に呼ばれているのだ。既に集合時間が過ぎていたので、雨の中速足で歩いた。ボーイフレンドことエステバンの家に到着すると、既に子供達が集まっていて、あやぴーを温かく迎えてくれた。親友のルイ−ズ、ケテヴァン、学年が上のリンゼイ、あと名前はわからないけどクラスの女の子が2,3人。「男の子はまだ来てないのかな?」と思っていたら、「今日は女の子だけなの。エステバン・ファンクラブのパーティーよ。」とエステバンのママが笑った。エステバン・ファンクラブって。。。(汗)
あやぴーからのプレゼントを置き、我が家の電話番号を書いた紙をママに渡してから、エステバンの家を後にした。私の頭の中には相変わらず「エステバン・ファンクラブ」という言葉がグルグルしていた。もしかしたら、エステバンとあやぴーの関係は「恋人同士」なのではなく、「アイドルとそのファン」なのかもしれないと思った。まぁ、どちらでもいいんだけど、栗は喜ぶだろうな。。。(笑)
家に帰ってしばらくすると、栗も帰宅してきた。その後、私は友達と電話でおしゃべりに励み、栗はPC作業をして過ごした。雨は相変わらず降りつづけていた。パーティーが終わる午後5時頃に、栗があやぴーを迎えに行った。お菓子が入った小袋といくつかの風船をおみやげにもらってきていた。
あやぴーに「どうだった?」と聞くと、「楽しかったよ!」と答えてくれたが、それ以上は話してくれなかった。(しかし、「どうだった?」という質問に、「うん、どうだった。」と答えるのは、とうとう卒業した模様。笑)
「プレゼント喜んでくれた?」「うん。」「ポケモンのガムを貼っておいたの、見てくれた?」「うん。」「「これは日本のガム?」とか聞かれなかった?」「ううん。」・・・質問を続けても、あまり情報が得られないため、質問を続けるのは止めにした。ただ一つだけ理解できたのは、「あやぴーはおなかいっぱいで、お誕生日ケーキを食べなかった。」ということ。確かにレストランでよく食べてたもんね。。。(笑)
あやぴーはパパと宿題をやってから、私と一緒にお庭のライムを入れたお風呂に入った。あやぴーはとても気に入ったようで、私がお風呂を上がった後も粘り続け、その後にやって来た栗と一緒に、更にゆっくりしたようだった。夕飯はレンズ豆のスープ。豆が好きじゃないあやぴーはブーブー言っていたが、しっかり完食し、デザートには昨日クリスティ−ヌが持ってきてくれたリンゴのカトルカールを食べていた。雨で肌寒い一日だったけど、とても楽しかった。
1月31日(プール五回目)
お昼前に迎えに行くと、今日はクララのママが犬を連れてきていた。「アンナ」と名付けられたその犬はビーグル犬を小さくしたような感じの犬で、まだ4ヶ月だか5ヵ月だか。初めて連れてきた時は震えていたが、今日は大はしゃぎ。私が近寄ると、ジャンプして飛びついてきた。かわいい〜!
あやぴーがプール用具が入ったリュックサックをしょって出てきた。クララも一緒。クララがアンナを抱きかかえると、あやぴーはクララのそばに行って、アンナを触らせてもらっていた。アンナがあやぴーの手を舐めるので、「くすぐったいよぉ!」と言って、笑っていた。あやぴーは道中「クララは犬を飼っていていいなぁ。」とつぶやいていた。(「うちにはジミ−がいるじゃない!」と反論したが、「ジミ−は猫だもん。犬じゃないもん。」と言われてしまった。確かに。。。笑)
帰り道でプールの様子を聞く。今日はすべり台で遊んだそうだ。あやぴーは誰よりも上手にジャンプしたらしい。でもプールでジャンプって、どういうことだろう。あやぴーはもう浮き輪なしでも泳げると言う。この夏が楽しみだ。
お天気が良かったので、家に着くとまず庭に行き、少し雑草を抜いたり、お庭の端の方に生ゴミを埋めたりした。日差しがポカポカと暖かい。あやぴーも楽しそうについてきて、お庭に咲いたヒヤシンスを見て二人で和んだ。
お昼ご飯は豚ひき肉と野菜のあんかけ乗せご飯と中華風スープ。普通に食べてくれたが、すごく気に入ったと言うほどでもないようだった。食後はいつものように日本語の勉強をして過ごした。
木曜日はストでクラスがないため、水、木と二連休になる。木曜日(2月2日)はChandeleurと言うキリスト教のお祭り(聖母お清めの祝日)。クレープを食べる日として有名なこともあり、親友ルイ−ズのママから夕方お誘いを受けた。しかし、木曜日はストなので、夕方ではなく午後3時集合となった。仲良しのケテヴァンやケテヴァンのママも来るらしい。楽しみ♪
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これまでの日記
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2000 |
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